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元スレ唯「ぎゃるげ!」

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律「だからレイプってのは……その……」
唯「うんうん」
言いづれぇ……。
これほどまでに説明に困る単語があるのか?
律「だから女の子が男に、その……」
唯「んもう! りっちゃん! 私はそんな話をするためにここに来たんじゃないんだよ!」
律「へ?」
プリプリと怒り出す唯。
じゃあなんのためにここに来たのか。
唯「うんうん」
言いづれぇ……。
これほどまでに説明に困る単語があるのか?
律「だから女の子が男に、その……」
唯「んもう! りっちゃん! 私はそんな話をするためにここに来たんじゃないんだよ!」
律「へ?」
プリプリと怒り出す唯。
じゃあなんのためにここに来たのか。
律「そういえば唯、背中のナップザックはなんだ?」
唯「ん……」
唯が悲しそうな顔をしたのを私は見逃さなかった。
唯はナップザックを肩から外し、それをテーブルの上に置いた。
律「何が入ってるんだ?」
唯「……」
唯は無言でそれを開ける。私は唾を飲み込んだ。
中には……若干古臭くて可愛い亀のぬいぐるみが入っていた。
可愛いが……前足が壊れている。
律「な、なにこれ」
ありゃー、唯とうとうレイプされてメンヘラなっちゃったか……。
唯「ん……」
唯が悲しそうな顔をしたのを私は見逃さなかった。
唯はナップザックを肩から外し、それをテーブルの上に置いた。
律「何が入ってるんだ?」
唯「……」
唯は無言でそれを開ける。私は唾を飲み込んだ。
中には……若干古臭くて可愛い亀のぬいぐるみが入っていた。
可愛いが……前足が壊れている。
律「な、なにこれ」
ありゃー、唯とうとうレイプされてメンヘラなっちゃったか……。
唯「壊れた……」
律「あ、ああ……え? えっと、ぬいぐるみが?」
唯「うん……」
律「~~~~~ッ!?」
誰だよ、唯がレイプされたって言った奴。
ふざけんなよ。
つーか唯もぬいぐるみが壊れたくらいでガタガタ言いすぎなんだよ。
1 それは可哀想だったな。私が直してやるよ。
2 新しいの買えば?
3 いちいちそんなことで私の大切な時間を奪おうとするな。タイムイズマネー、時は金なりだ。わかったらとっとと私の前から去ることだなボンクラ。
律(どうしていつも3は毒舌なんだろう
律「あ、ああ……え? えっと、ぬいぐるみが?」
唯「うん……」
律「~~~~~ッ!?」
誰だよ、唯がレイプされたって言った奴。
ふざけんなよ。
つーか唯もぬいぐるみが壊れたくらいでガタガタ言いすぎなんだよ。
1 それは可哀想だったな。私が直してやるよ。
2 新しいの買えば?
3 いちいちそんなことで私の大切な時間を奪おうとするな。タイムイズマネー、時は金なりだ。わかったらとっとと私の前から去ることだなボンクラ。
律(どうしていつも3は毒舌なんだろう
何時に戻るかわかんないけど保守しとけってことですねわかりました
どんくらいで落ちるんだろうね
昔と比べて過疎ってるから余裕はあるだろうが、油断してると何時の間にか落ちてるんだよなぁ…
昔と比べて過疎ってるから余裕はあるだろうが、油断してると何時の間にか落ちてるんだよなぁ…
>>165
まぁ面白くなければ落ちるだけだよ
まぁ面白くなければ落ちるだけだよ
律(まあ心情的には3なんだけど……現実世界に戻る可能性は少しでも残しておきたいしな)
律「いちーーーーー!」
私はガバッと勢いよく立ち上がり、天を指差しながら叫んだ。
唯「りっちゃん? 急にどうしたの? 暑さでおかしくなっちゃった?」
律「……」
私は恥ずかしさを押し隠しつつ、その場にストンと座った。
律「そ、それは可哀想だったな。私が直してやるよ」
唯「ホントに!?」
日本一の笑顔で喜ぶ唯。
まあこの笑顔を見れたから、さっきのことは許してやるか。
律「いちーーーーー!」
私はガバッと勢いよく立ち上がり、天を指差しながら叫んだ。
唯「りっちゃん? 急にどうしたの? 暑さでおかしくなっちゃった?」
律「……」
私は恥ずかしさを押し隠しつつ、その場にストンと座った。
律「そ、それは可哀想だったな。私が直してやるよ」
唯「ホントに!?」
日本一の笑顔で喜ぶ唯。
まあこの笑顔を見れたから、さっきのことは許してやるか。
律「ん? ていうかちょっと待てよ。別に私が直してもいいけどこういうのは憂ちゃんの方が得意じゃないか?」
唯「……」
不意に唯の表情が曇る。
こりゃあ、憂ちゃんと何かあったな。
唯「このぬいぐるみね、実は憂のなんだ」
律「ふーん」
机の中から裁縫セットを取り出しながら返答する。
唯からぬいぐるみを受け取る。
ありゃー、腕がプランプランだ。
それに近くで見るとその古さが際立つ。
唯「……」
不意に唯の表情が曇る。
こりゃあ、憂ちゃんと何かあったな。
唯「このぬいぐるみね、実は憂のなんだ」
律「ふーん」
机の中から裁縫セットを取り出しながら返答する。
唯からぬいぐるみを受け取る。
ありゃー、腕がプランプランだ。
それに近くで見るとその古さが際立つ。
唯「憂の部屋でお喋りしてた時たまたまこのぬいぐるみが目に入ってね、憂に聞いたんだ。
どうしてこんな古いぬいぐるみを置いてるのかって」
律「はぁ」
チクチクと縫い物をしながら唯の話に耳を傾ける私。
ちなみに私は大抵のことは要領良くこなしてしまう才女である。あはっ。
ぶっちゃけこういうチマチマしたものは苦手なのだが。
唯「そしたらね、憂がすごく悲しそうな顔をしたんだ。
その時はどうしてそんな顔をしたのかわからなくって……」
律「そうか」
唯「よくよく考えてみたらこのぬいぐるみ、私が初めて自分のお小遣いで憂にプレゼントしたものだったんだよね」
どうしてこんな古いぬいぐるみを置いてるのかって」
律「はぁ」
チクチクと縫い物をしながら唯の話に耳を傾ける私。
ちなみに私は大抵のことは要領良くこなしてしまう才女である。あはっ。
ぶっちゃけこういうチマチマしたものは苦手なのだが。
唯「そしたらね、憂がすごく悲しそうな顔をしたんだ。
その時はどうしてそんな顔をしたのかわからなくって……」
律「そうか」
唯「よくよく考えてみたらこのぬいぐるみ、私が初めて自分のお小遣いで憂にプレゼントしたものだったんだよね」
なるほど、そういうことか。
唯「それを思い出してからすぐに憂に謝りにいったんだ。その時は憂も許してくれたんだけど……」
律「けど?」
唯「久しぶりにそのぬいぐるみに触りたくなってさ~。腕のところ持ったら壊れちゃった!」
律「壊れちゃったじゃねーよ……」
憂ちゃんの心情を考えると……。
唯からの初めてのプレゼント、自分の命ほども大切だろうに。
だからこんなボロボロになっても大切に持っていたんだ。
なんだかこの姉妹が少しだけ羨ましく思える。
唯「謝ったら許してくれるかと思ってたんだけど……憂……泣いてた」
唯「それを思い出してからすぐに憂に謝りにいったんだ。その時は憂も許してくれたんだけど……」
律「けど?」
唯「久しぶりにそのぬいぐるみに触りたくなってさ~。腕のところ持ったら壊れちゃった!」
律「壊れちゃったじゃねーよ……」
憂ちゃんの心情を考えると……。
唯からの初めてのプレゼント、自分の命ほども大切だろうに。
だからこんなボロボロになっても大切に持っていたんだ。
なんだかこの姉妹が少しだけ羨ましく思える。
唯「謝ったら許してくれるかと思ってたんだけど……憂……泣いてた」
律「当たり前だろ! 憂ちゃんにとってこれがどれほど大切なものか考えればすぐにあだぁ!」
格好よく唯にお説教をかまそうとしたのだが、針を自分の指に突き刺してしまった。
唯「わかってるもん……そんなことわかってるもん……」
律「わかってないだろ! 自分がプレゼントしたことも忘れてたくせに!」
涙目で熱く語る私。
指を咥えながらなので格好がつかないのが残念でたまらない。
唯「……」
シュンと落ち込む唯。
しまった、言い過ぎたか。
格好よく唯にお説教をかまそうとしたのだが、針を自分の指に突き刺してしまった。
唯「わかってるもん……そんなことわかってるもん……」
律「わかってないだろ! 自分がプレゼントしたことも忘れてたくせに!」
涙目で熱く語る私。
指を咥えながらなので格好がつかないのが残念でたまらない。
唯「……」
シュンと落ち込む唯。
しまった、言い過ぎたか。
律「あーっと、それで憂ちゃんとケンカになっちゃったってことか?」
唯「んーん、ケンカにはなってないよ。ただそれからずっと元気ないんだ」
律「憂ちゃん、このぬいぐるみを自分で直そうとはしなかったのか?
憂ちゃんならちょちょいのちょいだろうに」
唯「ん~、それが不思議なんだよねえ。いつまでたっても直そうとしないから私が直そうと思ったんだ!」
律「ふーん」
ああ、なんとなくわかった気がする。
唯「それで昨日徹夜で直そうと思ったんだけど全然うまくいかなっくて~」
えへへ、と恥ずかしそうに笑う唯。
だから今日は一日中学校で寝てたわけか。
唯「んーん、ケンカにはなってないよ。ただそれからずっと元気ないんだ」
律「憂ちゃん、このぬいぐるみを自分で直そうとはしなかったのか?
憂ちゃんならちょちょいのちょいだろうに」
唯「ん~、それが不思議なんだよねえ。いつまでたっても直そうとしないから私が直そうと思ったんだ!」
律「ふーん」
ああ、なんとなくわかった気がする。
唯「それで昨日徹夜で直そうと思ったんだけど全然うまくいかなっくて~」
えへへ、と恥ずかしそうに笑う唯。
だから今日は一日中学校で寝てたわけか。
唯の話を聞いた後私は糸きりハサミを取り出し、たった今縫い付けていた部分をチョキチョキと切り裂いた。
唯「ちょっとりっちゃん! なにしてんの!?」
律「うるせー! こんなもんこうしてやる!」
さらにぬいぐるみの腕をジャキジャキと切る。
やべえ、なんかノッてきた!
唯「や、やめてー!」
唯は私からぬいぐるみを奪い取り、全身全霊の力を込めて私を押し倒した。
おかげでテーブルに後頭部をぶつけた。
死にます。
唯「ちょっとりっちゃん! なにしてんの!?」
律「うるせー! こんなもんこうしてやる!」
さらにぬいぐるみの腕をジャキジャキと切る。
やべえ、なんかノッてきた!
唯「や、やめてー!」
唯は私からぬいぐるみを奪い取り、全身全霊の力を込めて私を押し倒した。
おかげでテーブルに後頭部をぶつけた。
死にます。
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