元スレ綾波「お…お…おっぱい…」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
451 = 435 :
ほ
454 :
ちん
455 :
なるほどなるほど
456 = 452 :
ざ
457 = 455 :
くっ、俺はここまでのようだ
459 :
方
462 = 459 :
寝
465 :
ほせ
466 :
ほそ
467 = 465 :
ずさー
469 :
ほっほ
470 :
472 :
起床ほ
474 :
まだあったのか
475 :
携帯小説みたいでいやになった
476 :
た
だ
いま、再開
477 = 476 :
しかし、最後の使徒、か。
…どんな敵が来るんだろうか?
この間の使徒は綾波が自爆することで辛うじて勝てた。
使徒は数を重ねる事に強くなる。
最後の使徒を倒せば、綾波にまた…会える。
アスカだって…
ゲンドウ「………とりあえず今日は仕事がある」
ゲンドウ「先に帰るぞ」
綾波「……」
ゲンドウ「……どうした」
綾波「……いや」
478 = 476 :
どうしたんだろう…
胸が、ドキドキする。
綾波「な、なんでもないよ」
ゲンドウ「……そうか」
父さんは少しは多めに代金を払った後、ラーメン屋を後にした。
……僕もスープを一通り飲み終えた後、外へ出た。
どこかがおかしかった
上手く説明はできないが…。
自分の裸を見ても何とも思わなかったり。
父さんの話を聞いて、大変だなとは思ったが、どこか真剣になりきれない自分がいたり
父さんを見ると…もう怖くもないのに
ドキドキしたり。
479 = 476 :
……帰るためにはこの世界を壊す。
綾波が死んでアスカが壊れて。加持さんもリツコさんも死んだ。
何一つ良いことがないのに…
「元の世界に戻る必要があるのか」ひたすら自分に問いかけてしまっていた。
そんな事を考えながら歩いていると、湖の方まで来てしまっていた。
水面が赤色に染まる。
まるで…
「ふんふんふんふん……」
綾波「………!」
岩の上で誰かが歌っていた。
480 = 476 :
「歌はいいねぇ。」
綾波「……」
「歌は心を潤してくれる。リリンが生み出した文化の極みだよ。そう感じないか?」
「……」
少年は僕の顔をじっ、と見つめた
「僕は君を……どう呼べばいいか分からないな」
綾波「あの…」
綾波「……あなたは?」
「……『君』じゃなくて『あなた』、か」
銀髪に水面をそのまま写したかのような目を持った少年は溜め息をついた。
481 = 476 :
……整ったその顔の口もとがゆるむ。
「何はともあれ。また君に会えてよかった。」
綾波「………あの」
「……なんだい」
綾波「どこかで…会ったこと、ありました?」
口にした後、はっ、となった。
全く無意識のうちにそれを口にしてしまっていた。
「……そうか。」
「まだ、間に合ったみたいだね」
奇妙なことをブツブツ呟いている。
……関わっちゃいけない人だったの…か?
482 = 476 :
「おっと…自己紹介がまだだったね」
カヲル「僕はカヲル。渚カヲル。」
カヲル「新しくネルフに送られてきたフィフスチルドレンさ。」
フィフス…チルドレン
綾波とアスカの代わりか
綾波「あの…カヲル君……」
綾波「ってあっ、いきなり名前で……ごめん」
カヲル「ううん。名前でいいよ。」
綾波「あの、わ……私は綾波レイ……」
綾波「………!」
無意識のうちに一人称が「私」になってしまっていた。
484 = 476 :
カヲル「……ここまで来るのに些か苦労したよ」
カヲル「しかし…厄介なことになったな」
綾波「……厄介?」
カヲル「本来…こんなことはあるべきことじゃないんだ。だから……」
恐怖感を覚えた。
少年…渚カヲル君は今のネルフの状況に対して言っているのだろうが
それがピッタリ僕の状況に当てはまってしまう。
何なんだ…何なんだよ。
加持さんの時にも感じたが、全てを見通しているような
……ちがう。それよりもっと強烈だ。
全てを、知っている…?
カヲル「僕は君を……」
カヲル「助けに来たんだよ」
485 :
私怨
486 = 476 :
車内
日向「フィフスチルドレンが、今到着したそうです。」
ミサト「フィフスチルドレン?……んなの聞いてないわよ」
日向「委員会が先ほどこちらへ送ってきたらしいです」
ミサト「……渚カヲル。過去の経歴は抹消済み。レイと同じくね。」
日向「ただ生年月日は、セカンドインパクトと同一日です。」
ミサト「……セカンドインパクト?」
日向「委員会が…直に送ってきた子供ですから…」
ミサト「怪しいわね」
日向「……シンクロテストは」
ミサト「ま、小細工なしでいきましょ」
ミサト「……まずは実力を見せてもらうわ」
487 :
>どうしたんだろう…
>胸が、ドキドキする。
>
>綾波「な、なんでもないよ」
>ゲンドウ「……そうか」
まさかのホモ展開かと思って焦ったwww
488 :
ホモじゃないだろ
そっち路線じゃないの?
489 = 487 :
>488
外見はレイだしね。確かにホモじゃないか
490 = 476 :
ネルフ・第3実験室
カヲル「………」
綾波「……」
冬月「後、0コンマ3下げてみろ。」
冬月「このデータに間違いはないな?」
日向「全ての計測システムは、正常に作動しています。」
日向「MAGIによるデータ誤差、認められません。」
冬月「よもや、コアの変換も無しに弐号機とシンクロするとはな。この少年が。」
青葉「それもおかしいと言えばおかしい…ですけど」
青葉「零号機のシンクロ率も…」
ミサト「どうしたの?」
青葉「昨日までは通常の半分程だったんですが…」
青葉「急激に上がっています」
491 = 476 :
病室
ピッ……ピッ……
アスカ「………」
綾波(……何なんだろう)
綾波(あの少年…は)
アスカ「………」
綾波「………」
綾波「………」ニヤッ
アスカ「………」
綾波「………!」
ガラッ
綾波「………」
綾波「……はぁ…はぁ…」
492 = 476 :
おかしい。おかしい。おかしい。
僕はアスカを見舞うためにここへ来た。
本当に心配で…アスカに応えられなかったことを申し訳なく思って……
なのに。何故?
……僕は動けないアスカを見て気持ちが良かった。
優越感を感じていた。
無意識のうちに口元が緩んでしまった。
……何故?
493 = 476 :
ゲンドウ「……シンジ」
綾波「………ッ!」
綾波「と…父さん」
ゲンドウ「お前がここにいる…と言うのでな。心配して見に来たんだよ。」
綾波「………」
何故だ。何でだ。
父さんを見ていると涙が止まらない。
ゲンドウ「……どうした。シンジ?」
父さんは僕の肩を触った。
………あの時リツコさんに背中を触られた時と同様、ゾクッと言う感覚が身体を支配した。
綾波「………!」
ゲンドウ「……シンジ?」
咄嗟に僕は父さんの手を払ってしまった。
494 = 476 :
…父さんが嫌いだからじゃない。
でも……
綾波「……」
ゲンドウ「し…シンジ?」
ゲンドウ「な……何があった?」
綾波「……何でもない」
綾波「……ごめん」
………その場から逃げるようにして去ることしか僕には出来なかった。
495 = 476 :
綾波「………」ハァハァ
何でだ。何でだ。
綾波「………」ハァハァ
おかしい。おかしいよ。
綾波「……」ハァハァ
父さんを見ると…
胸が、苦しくなるんだ。切なくなるんだ。
綾波「………」ハァハァ
こんなのおかしいじゃないか!こんなの…こんなの……
カヲル「まるで、恋する女の子みたいだよ?」
綾波「………!」
綾波「か……か……」
カヲル「ふふっ」
カヲル君は手を後ろにやりながら実にいい笑顔で僕の前に立ちふさがった。
496 = 476 :
そんな…まるで僕が父さんを…
……そんなわけないじゃないか!
まずいなんてもんじゃない。
確かにあの事件以降僕は父さんが少し好きになった
けど、勿論恋愛感情なんかじゃない。
なんかじゃ……
カヲル「嫌だな。冗談だよ」
綾波「じょ……冗談」
そうだよな。冗談だよな。常識的に考えれば…
何をムキになっているんだ。僕は…
497 = 476 :
カヲル「それよりさ、シンクロテストが終わってね。食事でもしようかと思ったんだけど」
カヲル「…ここはまるで迷路だ。迷ってしまったよ。」
綾波「……いくらなんでも病院まで…来る?」
カヲル「いやあ。僕、極度の方向音痴でさ」
綾波(……そういえば『ここまで来るのに苦労する』って言ってたっけな)
カヲル「案内、してくれないかい」ニコッ
綾波「………」
498 = 476 :
食堂
カヲル「じゃあ僕はカレー南蛮で」
カヲル「……君は?」
綾波「え?」
綾波(そう言えば微妙にお腹が空いて来たかもしれない)
綾波(……最後の使徒がいつ来るかも分からないしな。力をつけとかなきゃ。)
綾波「じゃあ……焼肉定食で」
カヲル「おや。顔に似合わず焼肉定食かい?」
そっちこそ、顔に似合わずカレー南蛮なんて。
…と言い返してやりたかったけれど、どうにも面倒なのでやめた。
頭では色々と考えてしまう割りにそれを実際に口にすることがどうにも少なくなってきた。
499 = 476 :
おばちゃん「はい、カレー南蛮に焼肉定食お待ちぃ!」
綾波「……んっ」
綾波の身体は細い。
そのせいか物がどうにも持ちにくかった。
カヲル「…持つよ?」
カヲル君は返事を聞くまでもなくスッと僕の腕からお盆を取り、テーブルへ運んでいった。
…何もしないのはどうにもシャクなので二人分の水を汲み、持って行く。
カヲル「………」ズルズル
カレー南蛮を顔に似合わずズルズルと勢い良くすする。
こっちにカレーのつゆが飛んできてどうにも危なっかしかった。
カヲル「……あ、ごめん。飛んだ?」
500 = 476 :
綾波「……大丈夫」
とは言いつつも気を付けるよう、一応睨んで置いた。
……しかしそんなことはお構いなしに
カヲル君はまたズルズルとすすり出した。
このままカヲル君に気を取られていても仕方ないので、焼肉定食に箸をつける。
僕はここの焼肉定食が大好きだった。
甘辛いタレに程よく絡んだ肉と脂身。
それをほかほかのご飯に乗せて食べるのがすごく好きで
ミサトさんが食事当番の日は、変える前にここへ立ち寄って焼肉定食を食べてから家に戻った。
カヲル「………」
一口、口に含む。
美味しい。
みんなの評価 : ★★
類似してるかもしれないスレッド
- 美琴「とうま…好きだよ…」 (383) - [56%] - 2010/1/31 19:30 ★★
- 古泉「なんてこった…」 (206) - [55%] - 2009/9/6 7:31 ★★
- 狐娘「おなか……へったなぁ」 (458) - [55%] - 2013/12/11 13:15 ★
- 男「え…お、女になってる…」 (128) - [55%] - 2012/10/5 13:00 ☆
- 食蜂「んっ…またおねしょ…」 (181) - [55%] - 2013/8/15 14:00 ☆
- 夏奈「ハルカがおかしい…」 (120) - [53%] - 2013/9/9 15:15 ☆
- 結衣「ご…ごがつあめ…?」 (348) - [53%] - 2011/12/21 10:00 ☆
- 幼馴染「う、うかつだった…」 (184) - [53%] - 2012/12/26 17:15 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について