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元スレ妹「ただいまぁー……って、えっ……誰‥‥?」
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>>105
第三次世界大戦だ
第三次世界大戦だ
──隠れ家
男(や、やめてくれ……俺は妹が欲しかっただけで……)
男(ち、違うっ! 頼むから、信じてくれよっ!)
男(うぅ……うあああああああああ)
男「──はっ」
男「……ゆ、夢か……」
男「はは……そりゃそうだよな……そんなことに巻き込まれるわけ……」
女「──目が覚めたか?」
男「え……」
女「少々荒っぽかったが、あの場ではああするしかなくてな」
女「一応、すまなかったと謝罪しておこう」
男「……ゆ、夢じゃない……?」
女「どうした? どこか具合でも悪いのか?」
男(や、やめてくれ……俺は妹が欲しかっただけで……)
男(ち、違うっ! 頼むから、信じてくれよっ!)
男(うぅ……うあああああああああ)
男「──はっ」
男「……ゆ、夢か……」
男「はは……そりゃそうだよな……そんなことに巻き込まれるわけ……」
女「──目が覚めたか?」
男「え……」
女「少々荒っぽかったが、あの場ではああするしかなくてな」
女「一応、すまなかったと謝罪しておこう」
男「……ゆ、夢じゃない……?」
女「どうした? どこか具合でも悪いのか?」
男「…………」
男「……なぁ、一つだけ聞いてもいいか……」
女「構わない。私でよければ、何でも聞いてくれ」
男「これは……」
男「──本当に現実か……?」
女「…………」
男「俺は……あの施設で……」
女「そうだ、我々がお前を助けた」
男「…………」
男(嘘だ……頼むから、嘘だと言ってくれよ……)
女「そのことでお前に……いや、男だったな、聞きたいことがある」
女「今度はそちらが答えてくれ。何故、あの場にいた?」
男「…………」
女「どうした、黙ってても分からないぞ」
男「……なぁ、一つだけ聞いてもいいか……」
女「構わない。私でよければ、何でも聞いてくれ」
男「これは……」
男「──本当に現実か……?」
女「…………」
男「俺は……あの施設で……」
女「そうだ、我々がお前を助けた」
男「…………」
男(嘘だ……頼むから、嘘だと言ってくれよ……)
女「そのことでお前に……いや、男だったな、聞きたいことがある」
女「今度はそちらが答えてくれ。何故、あの場にいた?」
男「…………」
女「どうした、黙ってても分からないぞ」
男「どうせ言ったところで、信じてくれないだろ?」
女「……初めからそう言ってくれるな」
女「これでも、一応、理解するように努めてみるよ」
男「…………」
女「……そうか」
女「なら、私の想像だけでも伝えさせてくれ」
男「……ああ」
女「男、お前は最後のあの瞬間、私に向かってこういった」
女「『俺の所属は無職だッ』と」
女「あの真剣な眼差しと力の籠った言葉」
女「それで、確実にそのことが真実であると確信した」
男「ほ、本当か?」
男(こ、こいつは分かってくれるのか……っ)
女「……初めからそう言ってくれるな」
女「これでも、一応、理解するように努めてみるよ」
男「…………」
女「……そうか」
女「なら、私の想像だけでも伝えさせてくれ」
男「……ああ」
女「男、お前は最後のあの瞬間、私に向かってこういった」
女「『俺の所属は無職だッ』と」
女「あの真剣な眼差しと力の籠った言葉」
女「それで、確実にそのことが真実であると確信した」
男「ほ、本当か?」
男(こ、こいつは分かってくれるのか……っ)
女「ああ、本当だ」
女「男、お前は……」
女「──フリーの殺し屋だな」
男「……へっ?」
女「ふふ……良いんだ、お前が否定するのは分かっている」
女「あの場でわざと弱き振りをして、我らの敵意を逸らし」
女「見事、MYKとの接触に成功した……その機転は凄まじい」
男「ちょっ、ちょっと待て」
女「分かっている。お前が立場上、肯定が出来ないことぐらい」
女「この世界は常に暗黙の了解で成り立っているからな、私にでも分かるよ」
男「ええとな……その……」
女「歓迎しよう、男。お前を我々は雇うことに決めた」
女「報酬は規定の口座へ振り込んでおこう。いや……現金渡しのほうがいいのかな?」
女「男、お前は……」
女「──フリーの殺し屋だな」
男「……へっ?」
女「ふふ……良いんだ、お前が否定するのは分かっている」
女「あの場でわざと弱き振りをして、我らの敵意を逸らし」
女「見事、MYKとの接触に成功した……その機転は凄まじい」
男「ちょっ、ちょっと待て」
女「分かっている。お前が立場上、肯定が出来ないことぐらい」
女「この世界は常に暗黙の了解で成り立っているからな、私にでも分かるよ」
男「ええとな……その……」
女「歓迎しよう、男。お前を我々は雇うことに決めた」
女「報酬は規定の口座へ振り込んでおこう。いや……現金渡しのほうがいいのかな?」
女「まあ、どちらにせよ変わりない。お前の力が我々には必要だ」
男「…………」
男(こいつ……何言ってんだ?)
女「しかし、あの機転。実際の腕は、相当なものなのだろうな」
男(あーだめだ……もう分かっちまう)
男(何言っても、この女は俺のことを理解しないだろう)
女「一度、手合わせをお願いしたいところだが……ハハ、私では敵いそうもない」
男(はは……慣れって怖いな……確信しちまってるよ……)
女「……どうだ? 返事を聞かせてくれないか?」
男(……だから、もう何言っても無駄って決まってるなら……)
男「──いいだろう。俺が助けになってやるさ、フフフ」
女「ほ、本当かっ!」
男(とことん自分を騙すしかねぇよなぁ……)
男「…………」
男(こいつ……何言ってんだ?)
女「しかし、あの機転。実際の腕は、相当なものなのだろうな」
男(あーだめだ……もう分かっちまう)
男(何言っても、この女は俺のことを理解しないだろう)
女「一度、手合わせをお願いしたいところだが……ハハ、私では敵いそうもない」
男(はは……慣れって怖いな……確信しちまってるよ……)
女「……どうだ? 返事を聞かせてくれないか?」
男(……だから、もう何言っても無駄って決まってるなら……)
男「──いいだろう。俺が助けになってやるさ、フフフ」
女「ほ、本当かっ!」
男(とことん自分を騙すしかねぇよなぁ……)
──数年後
女「思い出せ」
女「辛く苦しく、朋の死に涙した日々を」
女「思い出せッ」
女「国を変えたいと、我らが立ち上がった日の心を」
女「思い出せッ!」
女「変えられぬものなど、何一つ有りはしないと誓ったあの日をっ!」
女「……今日だ」
女「今日で、全ては終わるっ!」
女「この愚鈍に満ち溢れたこの国を、ついに変えることが出来るのだっ!」
女「先立った朋達に、成功の報せを伝えることが出来るのだっ!」
『うおおおおおおおおおおぉぉぉぉッ!!!』
女「思い出せ」
女「辛く苦しく、朋の死に涙した日々を」
女「思い出せッ」
女「国を変えたいと、我らが立ち上がった日の心を」
女「思い出せッ!」
女「変えられぬものなど、何一つ有りはしないと誓ったあの日をっ!」
女「……今日だ」
女「今日で、全ては終わるっ!」
女「この愚鈍に満ち溢れたこの国を、ついに変えることが出来るのだっ!」
女「先立った朋達に、成功の報せを伝えることが出来るのだっ!」
『うおおおおおおおおおおぉぉぉぉッ!!!』
女「……やろう、やり切ろう」
女「決して我らは、諦めない。挫けない」
女「それが、我らMYKたる所以なのだから」
男「…………」
女「男、上がってくれ」
男「ああ……」
女「皆、知っているだろう。彼が、本作戦の指揮を取る者だ」
女「彼の手腕で、我らが幾つもの難所を乗り越えてきたか」
女「彼抜きでは……正直、今日という日を迎えることは出来なかっただろう」
女「しかしッ、これだけは言えるっ!」
女「我らには、彼がついているのだっ! 何も恐れることなどないッ!」
『うおおおおおおおおおおぉぉぉぉッ!!!』
女「決して我らは、諦めない。挫けない」
女「それが、我らMYKたる所以なのだから」
男「…………」
女「男、上がってくれ」
男「ああ……」
女「皆、知っているだろう。彼が、本作戦の指揮を取る者だ」
女「彼の手腕で、我らが幾つもの難所を乗り越えてきたか」
女「彼抜きでは……正直、今日という日を迎えることは出来なかっただろう」
女「しかしッ、これだけは言えるっ!」
女「我らには、彼がついているのだっ! 何も恐れることなどないッ!」
『うおおおおおおおおおおぉぉぉぉッ!!!』
女「男、君の番だ」
男「はは、盛り上げるのがいつもうまいな」
女「お前に褒められるとは……光栄だよ」
男「…………」
女「…………」
男「……期待していろ。俺が、変えてやるよ」
女「……男」
男「……ん……」
女「……あ、ん……」
男「はは、盛り上げるのがいつもうまいな」
女「お前に褒められるとは……光栄だよ」
男「…………」
女「…………」
男「……期待していろ。俺が、変えてやるよ」
女「……男」
男「……ん……」
女「……あ、ん……」
女「……お、お前というヤツは……もう……」
男「はは、景気付けだ」
男「…………」
男「……愛してる」
女「ふふっ、やはり私達は気が合うな」
女「私もだ……男」
女「行ってこい、皆が待ってる」
男「……おう」
タンタンタン。
男「すぅー…………はッ」
男「みな、聞いてくれっ! 本作戦は本日早朝──」
男「はは、景気付けだ」
男「…………」
男「……愛してる」
女「ふふっ、やはり私達は気が合うな」
女「私もだ……男」
女「行ってこい、皆が待ってる」
男「……おう」
タンタンタン。
男「すぅー…………はッ」
男「みな、聞いてくれっ! 本作戦は本日早朝──」
スレタイを読んで誰がこの展開になると予測したであろうか
どうしてこうなった
どうしてこうなった
ラスボス手前の今までと比較にならない強敵を相手に闘う前夜に
男「俺には無理だよ!俺ホントはただの無職だったんだよぉ」
↓
女「それでもアンタは今まで私たちを支えてくれた!アンタのお陰で皆ここまで来れたんだよ
今のアンタは無職の男なんかじゃないよ!」
↓
男「女ぁぁぁぁ」
↓
セクロス
までは補完した
男「俺には無理だよ!俺ホントはただの無職だったんだよぉ」
↓
女「それでもアンタは今まで私たちを支えてくれた!アンタのお陰で皆ここまで来れたんだよ
今のアンタは無職の男なんかじゃないよ!」
↓
男「女ぁぁぁぁ」
↓
セクロス
までは補完した
> ラスボス手前の今までと比較にならない強敵を相手に闘う前夜に
> 男「俺には無理だよ!俺ホントはただの無職だったんだよぉ」
> ↓
姉「そうか、じゃあ氏ね」
> 男「俺には無理だよ!俺ホントはただの無職だったんだよぉ」
> ↓
姉「そうか、じゃあ氏ね」
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