元スレ日向「俺がしてやんよ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
201 :
ラスボスが時風で、死にかけのみんなが作った虚構世界
あれ?違和感ないな……
202 :
補修
203 :
あれって、成仏じゃなくて満足して目覚めてるだけ…
ならハッピーエンドはあるのか?
204 = 194 :
高松がざんねん
206 :
>>203
岩沢さん目覚めた方が辛いなおい
207 :
影、日向に咲く
208 :
サッカー事件から数日がすぎた
あれからも俺たち戦線は特に変わりなく過ごしている
ただ、一つだけ変わった事があった。
日向「最近空き教室に来ないな。ユイのやつ。」
あの日のサッカー事件以来ユイが空き教室にこないのだ
日向「なにしてるんだろうな…あのアホは…。」
結局今日も空き教室で待ち伏せしてたがユイは来なかった。
日向「…はぁ。」
気分がめいってしまう。これじゃダメだ。
たまには運動でもするか
そうときまれば、行動あるのみだ。
久しぶりに、壁を相手に野球の球でも投げるか。
209 = 208 :
軽く汗を流そうと野球のグラウンドに来たがそこには先客がいたようだ。
音無「もっとしっかりふれよ!」
ユイ「やってますって…」キィン!
日向「…」
また二人で何かしてるな。
サッカーの次は野球とは
音無もいったい何を考えてんだ…
なんとなく、見つからないように隠れつつ練習の風景を眺める。
ユイは楽しそうにバットを振っている
いい笑顔だ
音無は楽しそうな顔でもなくつまらなそうな顔でもなく、
何故か使命感をもったような顔で球を投げていた。
ほんとに何やってんだか…
210 :
先週の話書いてるの?
211 = 208 :
翌日もユイと音無は野球をしていた
音無に少し嫉妬を覚え、そんな自分に自己嫌悪する
…
日が沈みかけ夕方になった。
音無「よし、今日はここまでだ。」
音無が叫んだ。
ユイ「はい。それじゃ、また明日。」
ユイはそう言ってグラウンドから去っていった。
212 = 208 :
日向「お前ら何やってんの?」
ユイが帰ったのを見計らって音無に話しかける。
音無「日向。」
日向「よっ。」
ユイが投げ捨てたバットを拾い軽くスイングをした。
やっぱバットを振るのはいいな
こう…スカッとする
214 = 208 :
音無「お前もやるか?本気の野球。」
日向「フルスイングか…最近してねえや。」
バッターボックスに立ち構える。
日向「そういうのも…悪くねえかもな。」
音無「ふっ!」
音無が球を投げた
ストレートだ
日向「…!」
タイミングを合わせバットを振る。
カキィン!!
と爽快感のある音がグラウンドに響いた。
215 = 208 :
音無「くっそ~、ホームランか…。悔しいな。」
日向「ま、俺も元野球部だからな。」
音無「ユイもお前くらい運動神経があればなぁ…。」
日向「あいつ酷いからな…。」
音無といつものように話す。
だけど…聞かなきゃならない。
216 = 208 :
日向「なあ、お前さ、ユイと何してるんだ?」
音無「…」
グラウンドが静まる。
音無は言葉を詰まらせている
それは俺に後ろめたい事をしてると自覚しているからだろう。
やっぱり何か企んでるんだな
音無「ホームランを一度打ってみたいって言われてな。それで協力してるんだよ。」
日向「それだけか?」
音無「それだけだよ。」
日向「ならこの前のサッカーは?」
音無「ユイに五人抜きをしたいと頼まれたんだ。」
日向「なるほどね…」
217 = 208 :
音無はお人好しだ。
頼まれれば大体の事には応える性格である。
だけど…それだけでここまではしないはずだ。
日向「なんでそんな事してるんだ?わざわざお前があいつの我がまま聞く事はないだろ?」
音無「…」
日向「お前…あいつをさ、満足させてどうするつもりなんだ?」
音無「それは…」
218 = 208 :
日向「…」
たぶん
ユイをこの世界から去れるようにしているのだろう
だからユイの頼みをこなしている
それならば、最近音無とユイが色々している事に説明がつく
日向「…」
この世界から消える
自らの意思で消えるなら、悪いことではないと思う
それは、生前出来なかった事をした時、または後悔を断ちきった時だからだ。
219 = 208 :
日向「…」
だけど…
それでも俺は、もっと、あいつとこの世界で過ごしたい。
日向「悪い、変な事聞いちまったな。片づけ、手伝うよ。」
音無「日向…。」
二人で球を集める。
日向「明日もやるのか?」
音無「ああ、そのつもりだ。…日向も一緒にやるか?」
日向「俺は…いいや。」
音無「そっか…わかったよ。」
日向「悪いな。」
音無「いいって。」
220 = 208 :
その日の夜
部屋にて悩む
日向「なあ…大山。」
大山「どうしたの?日向君。」
日向「好きな子の願いってさ、叶えてやるべきだよな。」
大山「突然どうしたのさ?」
日向「ちょっとな、お前はどう思う?」
大山「僕は…好きな子の願いなら、自分に出来る事なら叶えてあげたいな。」
日向「そうだよな。それが普通だよな」
大山「?」
221 = 208 :
俺も…協力してやるべきなんだろうか…
あいつがこの世界からされるように
協力するべきなのだろうか
答えはまだ出せなかった
翌日、結局ユイが心配でこそこそと様子を見にきてしまった
ユイと音無は午後になってからはずっとグラウンドで練習をしていた
一心不乱に頑張る二人をみて少し嫉妬してしまう
やっぱり俺もつきあえばよかったかな…。
今更後悔した
222 = 208 :
飲み会があるのでここで中断
日付が変わる辺りか深夜に再開予定
次の再開で最後まで投下するお
保守たのんだ
223 :
たもつまもる
224 :
どうでもいいけど11話の野田は格好よかった
225 :
>>224
同意
野田好きには嬉しかった
226 = 202 :
保守はまかせろー
228 :
>>224
ゆりの写真見ながら笑う野田を見て野田×ゆりに目覚めた
229 = 195 :
いいぞ
230 :
白眼!!!
231 :
大山いいキャラだよなあ
あのメンバーの中だと個性が無いという個性が輝く
234 :
TKに惚れ直したやついないの?
俺だけど
236 :
直井が女って展開はないのかな
なんで男ばっかフラグたってんだよ音無
237 :
二丁拳銃をひれ伏せとか言いながら打ち続ける直井かうぃい
241 :
寝る前保守
245 :
ゆっさゆさ
247 = 234 :
BSのを見て待ってるか
250 :
椎名が一番好き
みんなの評価 : ★★★×4
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