元スレ上条「幽霊?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
103 = 83 :
ほ
104 = 83 :
ほ
105 = 75 :
10039号「………………」
13577号「………………」
19090号「………………」
御坂妹「あなた達……!」
13577号「……今夜は身体検査の日ですが、とミサカは10032号をにらめつけます」
10039号「交信も切って一体どういうつもりなのですか、とミサカは10032号を問いただします」
御坂妹「え、えっと……」
19090号「てめえ抜け駆けしやがってこの野郎、とミサカは10032号の捕縛を実行します!」
御坂妹「わああああああああああああああああああ」
106 = 75 :
上条「やっぱ同じ顔の人間が集まって取っ組み合いしてるのは壮絶だな」
打ち止め「忍者楽しみにしてたのに正体は自分だったなんて……ってミサカはミサカは落ち込んでみたり……」
一方通行「これで二つ目の七不思議完了かァ?ンじゃ次の行こうぜ」
上条「でも案内役の御坂妹があれじゃあ……」
打ち止め「場所ならミサカが全部分かるよ、ってミサカはミサカは胸をはってみたり」
一方通行「はっ、ガキにガイドなんて出来るのかねェ!?」
打ち止め「それぐらい出来るもん!」
107 = 75 :
一方通行「………………」
打ち止め「………………」
上条「まあまあ。それで次の七不思議は何だ打ち止め?」
打ち止め「うん!四つ目はここでーす!ってミサカはミサカは大発表!」
一方通行「今度こそ知らない奴だよなァ?」
打ち止め「風紀委員詰所で見た!『植物に寄生された少女』!!」
一方通行「おォ……」
上条「都市伝説っぽい!」
108 :
触れてはならんとこに触れるのか
110 :
>>109
何のことですか?
111 = 90 :
>>49の顔文字が二人の特徴捉えまくってて吹いた
113 = 75 :
――――――――
黒子「さあ、吐きなさい。あんな暗い路地裏で一体何をしていたんですの!?」
初春「正直に言っちゃった方が楽ですよぅ。この人、こんな見た目でも怒ったらすごく恐いんですから」
黒子「……初春。こんな見た目ってどういう意味ですの?」
初春「言葉通りに受け取ってください。白井さんはツインテールで童顔で幼児体型で、萌ポイントを詰め合わせた完璧な……」
黒子「あなたにそっくりそのまま返しますのーっ!」
初春「きゃー!!頭の花をむしらないでー!」
黒子「色気溢れるフェロモン淑女・黒子を評価しようなんて百年早いですのよちんちくりんがぁぁぁぁぁ!!」
初春「その蛾みたいなキャッチコピー嬉しいですか?……って痛い痛い!」
114 = 75 :
打ち止め「ここが植物少女の現れる場所……なんだけど」
一方通行「オイ、花が散っていくンだが……」
上条「止めた方が良い気もするし、一種のコミュニケーションな気もする。どっちにしろ巻き込まれたくないなぁ」
初春「あっ!白井さんお客様ですよ!お茶出さなきゃお茶!」
黒子「実はそのお花畑はハゲ隠しなんでしょう!やーい、つるっつるー!」
初春「他の人の前で嘘でっち上げないでください!」
上条「話し掛けない限りこのままでいそうだ……白井!」
黒子「ん?あら、あなたは……」
上条「よっす、風紀委員大変そうだな」
115 = 83 :
ほ
116 = 75 :
黒子「ぶしつけにもお姉様に近付く殿方ではありませんの」
初春「わー、ラブコメー」
一方通行「……テメエの相関図は女絡みしかねェのか?」
上条「ひ、酷ぇ!それじゃあ上条さんがタラシみたいじゃないですか!!」
打ち止め「そういえば今までの七不思議は皆あなたの女友達繋がりだったような……ってミサカはミサカは思い出してみたり」
黒子「本当は女性なら誰でも助けに行くのでしょう?」
上条「……もうやめて!その女に弱いイメージで推すのはもうやめて!」
サーシャ「第一の質問ですが、助けてください!」
118 = 75 :
上条「……………………」
一方通行「………………」
打ち止め「………………」
黒子「……お呼びですわよ」
初春「え?もしかして知り合いですか?」
上条「……うん。えーとサーシャ、何故こんな所にいるの?」
サーシャ「第一の解答ですが、調査を進めていたらいきなりこの方々が現れ私を捕まえて……」
初春「通報があったんですよー。『怪しい場所で怪しい服装の人が怪しい動きをしている』って」
上条「……目立たないように夜まで仕事を遅らせたんじゃなかったの?」
119 = 75 :
サーシャ「第二の解答ですが、そのつもりだったのですけどどうやらまだ人の多かったみたいで……学生に危害を加えるのは上から止められていたし」
上条「それであっけなくここに連れてこられた訳だ」
黒子「私でも身に付けないその水着……恐るべき露出補正ですの!」
サーシャ「第二の質問ですが、あなたは何で戦っているのですかっ!」
初春「証明書がなく身元不明でこっちも困ってました。不法侵入なら面倒くさいですね」
サーシャ「第三の質問ですが、許可証ならロシアから届いていませんか!?」
黒子「そんなものどこにもありませんの」
サーシャ「くそぅ……くそぉぉぉぉぉおおおお!!ワシリーサぁぁぁぁぁああああああああああ!!」
上条「サーシャ……お前苦労してるんだな……」
121 = 75 :
黒子「ではサーシャさんは警備員に送るとして」
サーシャ「!!?」
初春「アホ毛ちゃん達は何しに来たんですかー?」
打ち止め「アホ毛じゃないってば!」
初春「本日もまた見事な螺旋ですね。天元突破出来ちゃうんじゃないですか」
打ち止め「ミサカのこれはドリルじゃないよ、ってミサカはミサカは髪を押さえてみる……」
一方通行「俺達は学園都市の七不思議を回っていてよォ、その中の一つがここで見れるっつうンで来た」
初春「楽しそうですねぇ。白井さん、私達も七不思議探しませんか?」
黒子「はあ……風紀委員の自覚を持ちなさい。それにあなた達、ここは観光スポットではないですのよ」
122 = 75 :
初春「むー、じゃあここに出る七不思議だけでも!」
黒子「仕事はたくさん、これから徹夜ですのー」
初春「えー!」
黒子「せっかく来ていただいて悪いですけど、今日の所はお引き取りくださいませ」
初春「うー、ゴメンねアホ毛ちゃん達。七不思議見せられなくて」
上条「いや、俺達はもう充分見たよ」
初春「?」
黒子「あー!!」
初春「ど、どうしたんですか!?」
黒子「少し目を離した隙に変態装束に逃げられましたの……!」
123 = 75 :
上条「大丈夫。おそらくアイツは問題みたいなのは起こさないと思うぞ、多分」
黒子「まったく安心出来ませんが……まぁ仕事が減って喜ばしいですし、お姉様のご友人という事で信じますの」
上条「サンキュー白井!」
打ち止め「良かった!無事に七不思議巡りを続けていられるね、ってミサカはミサカは安堵してみたり」
黒子「ちちちちちちちち小さいおおおお姉様ぁんっ……!」
初春「白井さんが問題を起こさないでくださいね!」
黒子「わかってますの……わかってますの!」
上条「よだれよだれ」
一方通行(コイツ……やべェ!!!)
125 = 75 :
打ち止め「それじゃあえーと、次の場所は……」
「闇を引き裂く叫び声……『空飛ぶテケテケ』!」
上条「御坂妹!戻ってきたのか!」
御坂妹「自らの幸せを勝ち取る為に死闘を乗り越え、得たものは仲間の犠牲でした……とミサカは悟りをひらいてみます」
一方通行「オイ、どこ見てンだ?」
打ち止め「醜い争いはもう起こってほしくないね、ってミサカはミサカは胸を痛めてみたり」
上条「そうそう、皆で来れば良かったのに。今日が検査なら別の日にさ」
一方通行(そしたらお前を独り占めできねェだろ)
126 :
テケテケ…
フレ ンダか
127 = 75 :
御坂妹「ある廃ビルの上で体の一部を欠如した人間が奇声を発しながら飛び回るそうです……とミサカは地図を見せます」
一方通行「へェ、ここが……」
打ち止め「ねぇねぇ、ここには『空飛ぶターミネーター」がいるんじゃなかった?ってミサカはミサカは首をかしげてみたり」
御坂妹「そうでしたか?」
上条「俺もこの廃ビルの噂知ってるわ。確か『空飛ぶ白骨死体』じゃなかったっけ」
御坂妹「……全員話が異なりますね」
上条「一方通行は?このビルの噂聞いた事ある?」
一方通行「…………あァ。俺は……『空飛ぶ冷蔵庫』だった」
128 = 75 :
御坂妹「共通点は空を飛ぶらしい事だけ……」
打ち止め「ますます気になってきた!それじゃミサカ探検隊!レッツゴー!」
上条「んじゃあ、仕事中邪魔したわ」
黒子「初春、そこの書類を……ええ、お気をつけてくださいましー」
打ち止め「あ、そうだ!最後に質問良いかな?ってミサカはミサカはお花畑さんに話し掛けてみたり」
初春「いいですよー」
打ち止め「………………どっちが本体?」
初春「……………………」
打ち止め「………………」
初春「……………………」ニコッ
129 :
面白いんだけどちょっと遅いぜ
131 = 75 :
――――――――
(あの時ここで倒されてから人生が変わった)
(進み始めたのか壊れたのかは分からないけど、少なくとも救われたわけじゃない)
(……でも誰かに頼むなんて柄じゃないわ。それに私には守るべき人達がいる)
結標「…………待っててね、絶対に私の手で助けだすから……」
打ち止め「あああー!!!露出魔ー!!」
一方通行「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
御坂妹「私の手で助けだすッ!」キリッ
132 = 75 :
結標「あ、あなた達は……!っていうか誰が露出魔よ!?」
打ち止め「ターミネーターもビックリの肌見せっぷりだね、ってミサカはミサカはこの人の目を塞いでみたり」
一方通行「wwwww大ww丈ww夫wwwwwwwwwババァに欲情しないからwwwwww」
御坂妹「その格好でカッコ付けても面白いだけですよ、ってミサカは彼の目を塞ぎます」
上条「ねぇ!何が起きているんだ!?この声は誰なんだ!?」
結標「……私から見たらあなた達も相当面白いわよ」
打ち止め「風紀委員に変質者が出たって通報しなきゃ!」
一方通行「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
上条「本当にどうしたの!?何で一方通行は大爆笑なの!!?」
133 = 75 :
一方通行「なwwンwwかwwツボwwwwwwったwwwwwwwwwwwwwww」
結標「ムカつくわ……この間抜け顔にコルク抜きぶち込みたい」
一方通行「ショタコンに何言われても怖くありませンwwwwww」
御坂妹「しかしこのセロリは私もムカつきます、とミサカは手元の銃が彼に通じない事を悔やみます」
結標「空間移動が効いたらこんな奴……!」
一方通行「ひひwwwwwwwww無wwww駄wwwwwwwwwww」
打ち止め「あ、それなら首元の電極をテレポートしてみて、ってミサカはミサカは助言してみたり」
結標「えい」
一方通行「ひひひwwwwwあgnか0tさゆrbつ@♯ぱk」
135 = 75 :
御坂妹「一方通行敗れたり!」
一方通行「………………」
上条「えっえっ」
結標「しかし無抵抗の人間に金物ぶっ刺すのは気が引けるわね……」
御坂妹「抵抗すれば刺しちゃうんですか?」
打ち止め「あ、ポッケの中にマジック入ってた!ってミサカはミサカはペン先を近付けてみたりっ」
御坂妹「ぐふっwwww」
一方通行「………………」
結標「せっかくだしズボン降ろしちゃお」
上条「ああ……憐れ一方通行……」
136 = 75 :
一方通行「………………」
御坂妹「じゃあ私は×××××を×××××に×××××て……」
結標「えー!そんなことまでしちゃうのー?」
打ち止め「きゃー!頑張れー!」
上条(逃げてくれ一方通行……っ!俺にはもう止められない……!)
一方通行「………………」
御坂妹「ではいざ!アクセルさん覚悟!」
一方通行「………………ォ」
御坂妹「ん?」
一方通行「オオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!」
結標「黒翼発動!?
137 = 75 :
一方通行「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
上条「とうとう一方通行がキレたー!やり過ぎだ馬鹿者共ーッ!」
御坂妹「私はまだ何もしていませんが、とミサカは一人安全策を」
打ち止め「ず、ずるい!」
結標「命令されたから従っただけであって……いやまあ実行犯なんだけど!」
一方通行「アアアアアァァァァァアアアアアアアアアア!!」
上条「喧嘩してる場合じゃねぇ!とにかくコイツを止めるぞ」
結標「ええ、私も手伝うわ!」
上条「当ったり前ぇだ!」
138 = 75 :
上条「俺達の戦いはこれからだ!」
完
139 = 90 :
おいふざけんな
140 :
>>138が見えない
141 :
えっ
143 = 75 :
――――――――
上条「ハァ……ハァ……」
一方通行「………………」
結標「……やっと終わったわね……」
御坂妹「あまりの白熱の戦闘と怒濤の展開に諦めそうになりましたが無事に止める事ができて良かった、とミサカは溜息をつきます」
上条「今回は俺の力だけじゃ止められなかったよ」
結標「やっぱりあの時にばらまいた打ち止め……だっけ?その子の腿チラ写真が良かったわね」
御坂妹「あとは打ち止めの胸チラとか」
上条「そして最後の打ち止めモロパンがトドメだったな!ありがとう打ち止め!」
打ち止め「…………何か大事なモノを失った気がするってミサカはミサカはうなだれてみたり」
144 = 75 :
一方通行「………………」
上条「結局戦闘に必死で七不思議見れなかったなぁ」
打ち止め「あんなに頑張ったのに残念かも、ってミサカはミサカは落ち込んでみたり」
結標「七不思議?」
御坂妹「ええ、『空飛ぶテケテケ』です」
打ち止め「違うよ!『空飛ぶターミネーター』でしょ?」
上条「『空飛ぶ白骨死体』だろ』
一方通行「………………『空飛ぶ冷蔵庫』……」
結標「ああ……、廃ビルの都市伝説ね」
145 = 75 :
御坂妹「あなた、知ってるのですか?」
結標「勿論よ。だってその都市伝説は私が作ったんだもの」
打ち止め「ええー!?じゃあその七不思議て一体どれが本物?ってミサカはミサカは訊いてみる」
結標「正解は『空飛ぶ白骨死体』かな」
上条「おお、やっぱり」
打ち止め「ターミネーターじゃなかったんだ……」
御坂妹「それは本当にいるのですか?それともデマ?」
結標「ふふふ……」
御坂妹「……?」
147 = 75 :
結標「特徴その一、全身真っ白」
上条「白骨だしな」
結標「特徴その二、ガリガリ」
御坂妹「白骨ですしね」
結標「特徴その三、地上からビルを越える垂直ジャンプ。もしも死体でなく生きているなら、これが可能な人物は限られてるわよね」
打ち止め「まさか……」
結標「はい、あなた達の期待していた妖怪の正体はコイツでした」
一方通行「……………………………」
148 = 75 :
上条「何というか……知らない間にここまで酷いあだ名を付けられているとは」
御坂妹「生きてさえいませんからね、とミサカは頷きます」
結標「仕方ないでしょ?噂を流した時は本当コイツにムカついてたのよ」
一方通行「………………」
上条「さりげなく的を射ているのがな……フォローし辛い」
御坂妹「ともあれちゃんと見れて良かったです、とミサカは先ほどの戦闘を思い出します」
上条「目に宿る赤い光……狂気の笑顔」
打ち止め「まさに『空飛ぶ白骨死体』!五つ目の七不思議、確認終わり!」
一方通行「………………」
149 = 75 :
打ち止め「いたたた……」
御坂妹「どうしましたか?とミサカは上位個体を心配します」
打ち止め「うん……さっきの騒ぎで怪我しちゃったみたい」
上条「じゃあ一度家に帰るか?一方通行はもう歩けないだろうし」
御坂妹「それがいいかもしれませんね、とミサカは同意します」
150 :
空飛ぶ冷蔵庫に期待してたのにwwww
みんなの評価 : ★
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