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    元スレ上条「幽霊?」

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    1 :

    上条「科学の最先端、学園都市にねぇ」

    御坂「元はこの街で噂される七不思議の一つでしたが最近になって風紀委員や警備員に目撃情報が入っています、とミサカは報告します」

    上条「どうせ能力者のイタズラだろ?」

    御坂「それを確かめる為にあなたに手伝ってほしいのです、とミサカはここまで依頼にやって来ました」

    上条「俺に?」

    御坂「正確に言うとあなたの右手の力をお借りしたいのです、とミサカは視線を送ります」

    4 = 1 :

    上条「幻想殺しで触れてみて消えれば能力、それ以外なら科学現象って訳か」

    御坂「ええ。もし消えた後も現れるなら警備員が動員されるようです、とミサカは予定を教えます」

    上条「わざわざそこまで動くなんて大げさすぎやしないか?別に害があるんじゃないだろ」

    御坂「実際に被害が起きているんです、とミサカは手に持ったノートパソコンを開きます」

    上条「これは……都市伝説のサイトか」

    御坂「幽霊はもうネットでは相当の知名度になっています、とミサカは掲示板をクリック」

    上条「へぇ、その話で持ちきりだ。見たって奴も結構いるし」

    御坂「何割が本当か分かりませんがね……おっとコレです、とミサカは画面を指差します」

    上条「ん?見たところ他の話とは変わらないけど」

    5 :

     リボルテックのゾイド欲しいわ

    6 = 1 :

    御坂「この人が見たという場所は、事故が発生した道路と同じなんです、とミサカは手持ちの書類を渡します」

    上条「……他にも目撃場所と事故現場が一致してるのか」

    御坂「物が落下、マンホールがズレたりと小さい原因が重なり大きく発展する事があるようです」

    上条「確かにこんなたくさんあると悪質だな」

    御坂「何かあるように思いませんか、とミサカは問い掛けます」

    上条「ああ……まるで幽霊が引き起こしているみたいだ」

    御坂「上位個体はこのままだと一般人が危険だと判断しました、とミサカは真相解明の調査に至った理由を説明します」

    上条「……わかった。俺でよければ手伝うよ」

    御坂「ありがとうございます、とミサカはペコリと頭を下げます。それでは本日の夜に再びこちらへ来ます」

    7 :

    支援します

    9 = 1 :

    御坂「あ、それと連れが数人居ますがお気になさらず、とミサカはあらかじめ言っておきます」

    上条「別に大丈夫だけど……そいつらってやっぱり正式な部隊?俺みたいな素人が混じってもいいの?」

    御坂「あなたは勘違いをされているようですが、今回は妹達の私的な用事ですよ?とミサカは間違いを訂正します」

    上条「……?でも風紀委員や警備員の情報とか知ってたよな」

    御坂「電撃使いには様々な手段があります。その中に非合法なものが含まれている、かも、とミサカはハッキングを示唆しました」

    上条「オイオイ」

    御坂「便利な能力を持ったものです、フフフ……とミサカはブラックな一面を見せます」

    上条「……順調に個性を伸ばしているみたいで上条さんは安心しましたよ」

    10 = 1 :

    御坂「おや。ブラックなミサカが宜しいのなら、本日を機に検体番号10961号は黒ミサカということで」

    上条「軽っ!?そんな単純に決めちゃうの!?」

    御坂「きっかけとは案外ちょっとしたものから生まれるのですよ、とミサカは薄ら笑いを浮かべます」

    上条「いやいやそんな楽にキャラが立ったら姫神は苦労しないぞ!?」

    御坂「残念ですが彼女は……」

    上条「巫女サン……」

    御坂「あ、黒がいるなら白もいますね。ピュアなミサカは10461号です、とミサカは暗黒微笑」

    上条「勝手にいいのか?」

    11 = 1 :

    御坂「まぁ私、10032号には関係ありませんから」

    上条「とにかく、どうして御坂妹達がわざわざそこまでして幽霊調査なんかするんだ?機関に任せておけばいいのに」

    御坂「……ハァ」

    上条「……?」

    御坂「先ほど申した通りこれは上位個体の意向です、とミサカはあのちびっこを思い出して溜息をつきました」

    上条「め、珍しく疲れてるっぽいけど何かあった?」

    御坂「上司の事情に振り回されるのも結構大変なのです……」



    ――――――――

    一方通行「幽霊だァ?」

    12 = 1 :

    打ち止め「そう!さっき向こうの公園で見たのちょっと来て見て!ってミサカはミサカは腕を掴んで引きずる!」

    一方通行「科学の街で何言ってンだ。見間違いだ、見間違い」

    打ち止め「絶対いたもん人が向こうで浮かんでたもん!ってミサカはミサカは引きずられてるー!」

    一方通行「わかったわかった、打ち止めはお化けと遭遇してしまったンだよなァ…………起きたか?」

    打ち止め「夢の話をしてるんじゃないの!」

    一方通行「立ったまま睡眠なンて器用なこった」

    打ち止め「もー何で信じてくれないの!?ってミサカはミサカは憤慨してみたり!」

    一方通行「さっさと行こォぜ」

    13 = 1 :

    打ち止め「絶対いたもん!ってミサカはミサカは全力疾走!」

    一方通行「あっテメこら」

    打ち止め「確かこの辺りに……ってきゃあ!」

    一方通行「ッ!?打ち止め!!」

    打ち止め「いたたた……ってミサカはミサカは高さ一メートルの落とし穴にハマりながら救助を求めてみたり……」

    一方通行「ったく、何やってンだ」

    打ち止め「タスケテー、ってミサカはミサカは手をブンブン」

    一方通行「オラ掴まれ」

    打ち止め「よいしょ……ありがとう、ってミサカはミサカはお礼を言ってみる」

    14 = 1 :

    一方通行「……怪我はねェか」

    打ち止め「うん。ちょっと擦り剥いちゃったけど大丈夫、ってミサカは服についた泥を払ってみたり」

    一方通行「チッ」

    打ち止め「心配かけてごめんね?」

    一方通行「心配なンざしてねェ。つうか最近のガキは砂場でここまで張り切っちゃうのかよ」

    打ち止め「まさかこんな所にあるとは思わなかった、ってミサカはミサカは辺りをキョロキョロ」

    一方通行「平気なら早く帰るぞ」

    打ち止め「でも幽霊……」

    15 = 1 :

    一方通行「まだ言ってンのかァ?馬鹿みてェにはしゃぐからこォなンだよ」

    打ち止め「むっ。だって見たもん!」

    一方通行「それで結果がコイツだ。くだらねぇ、幽霊なンかいるわけねェだろ」

    打ち止め「ぬぬ……」

    一方通行「家に救急箱があるからそれで手当てを」

    打ち止め「……実際に見れば信じるよね」

    一方通行「あァ?」

    打ち止め「自分の目で確かめればあなただって信じざるをえないよね!ってミサカはミサカは指を突き付けてみる!」

    一方通行「ハァ?」

    16 = 1 :

    打ち止め「幽霊を探しだして、あなたにみせてあげる!」

    一方通行「……ヘェ」

    打ち止め「そのでっかちな頭に思い知らせてやるんだから!ってミサカはミサカは宣言してみたり!」

    一方通行「だからよォ、仮に幽霊だか何だかがいるとしてどォやって見つけンだ?」

    打ち止め「それは……」

    一方通行「言ってみろよ。ガキの小細工なんてたかがしれてるけどなァ!」

    打ち止め「……えっと……その……」

    一方通行「あン?聞こえませンけどォ?いつからそンなに引っ込み思案にィ?」

    打ち止め「………………」

    一方通行「ヒャハハハハハハハハハハハハ!」

    17 = 1 :

    打ち止め「…………その幻想をぶっ殺す!」

    一方通行「ハハハハハ?」

    打ち止め「ミサカネットワーク発動ぉぉぉぉぉ!!」

    一方通行「うおォ!!?」

    打ち止め「世界中に散らばる妹達よ!ミサカに力を分けてくれ!幽霊を見つける方法とこの人に一泡吹かせる知恵を!」

    一方通行「面白ェ……やれるモンならやってみろ!一万人ぽっちでこの俺に勝てるかなァ!?」

    打ち止め「最強の称号を剥ぎ取って、ギャフンと言わせてやるんだから!ってミサカはミサカは宣戦布告!!」

    一方通行「くかきくくけこかきけきこかくきけくこ」

    打ち止め「ミサミサミサカミサミサミサミサカミサ」

    19 = 1 :

    御坂(本当のことなんて言えませんね……情けなくて)

    上条「御坂妹?」

    御坂「何でもありません。それではそろそろ失礼します」

    上条「おう、また後でな」

    御坂「(ガチャッ)……ん?」

    「あなたはこの家の方ですか?」

    御坂「いえ、ミサカは違いますが……」

    「客人がいるならばこの家の主人は在宅中ですね」

    御坂「はあ……ってあの?」

    20 = 1 :

    上条「さーて、用事の前に洗濯でも済ませましょうかねっと」

    御坂「――いきなり――何を――ッ」

    上条「……何だ?この叫びは。御坂妹ー、まだ帰ってなかったの?」

    御坂「むー!もがもが」

    上条「御坂妹!?」

    「第一の解答ですが、この女性の名前が『みさかいもうと』なら帰ってはいない事になります」

    上条「……み、ミーシャ!!?」

    サーシャ「第二の解答ですが、私の名前はミーシャではなくサーシャ=クロイツェフです」

    上条「ああそうか……ってかどうしてここに!?」

    21 = 1 :

    サーシャ「疑問に答える前に第一の質問ですが、あなたが上条当麻ですか?」

    上条「そうだけど」

    サーシャ「初めまして、私はロシア成教の『殲滅白書』です」

    上条「あ、初めまして」

    サーシャ「第三の解答ですが、本日は仕事の協力を依頼しに来ました」

    上条「あー、悪いんだけどインデックスは出掛けてるんだ」

    サーシャ「第四の解答ですが、私が用のあるのはあなたです」

    上条「……俺?あいつじゃなくて?」

    サーシャ「はい」

    22 = 1 :

    サーシャ「補足ですが、私は彼女の知識よりも、学園都市で多少容易に動ける立場が欲しかったので」

    上条「それで事情を理解してくれそうで、住人である俺の所に来たと。で?どんな仕事?」

    サーシャ「第五の解答ですが、現在ネットで話題になっている学園都市の幽霊に関する物です」

    上条「……海外にまで広まってたのね」

    サーシャ「第六の解答ですが、『殲滅白書』は『人であらざる者』への対処を行っています。出来るなら科学サイドで表沙汰にする事なく終わらせたいのです」

    上条「幽霊ってオカルトだし、そっちが出ない筈がない訳か」

    サーシャ「ええ。まぁ簡潔に言うと幽霊退治ですね」

    上条「じゃあ俺は何をすればいい?」

    サーシャ「……?」

    24 :

    支援したいけど書き溜めとかしてないわけ?

    25 = 1 :

    サーシャ「第二の質問ですが、あなたは何を言っているのですか?」

    上条「え?だってお前、俺に協力をしろって……」

    サーシャ「第七の解答ですが、こちらはプロです。私が欲しいのは立場のみ、あなたが魔術サイドに口出すなど……」

    上条「……あっー!ストップストップ!!」

    サーシャ「何ですか?」

    御坂「…………………」

    上条(御坂妹のこと忘れてたー!)

    御坂「……むがむが」

    上条「ま、待ってろ今すぐその猿轡と縄を解いてやるから!」

    26 :

    お前らに聞きたいんだが幻想殺しで幽霊て消える?

    27 :

    生き物は消せないし幽霊が起こした現象ポルターガイストとかは消えても
    幽霊本体は消せない気がするがどうなんだろう?
    幽霊は生き物じゃねーだろと言われたら終わりだがwww

    28 = 1 :

    御坂「ぷはぁっ」

    上条「大丈夫か?」

    御坂「まさかお姉様のようにスルーされ続けるとは思いませんでした、とミサカは恨めしそうに睨み付けます」

    上条「ごめん……サーシャのインパクトが強くて」

    御坂「これが御坂一族の宿命でしょうか、とミサカは自嘲します」

    サーシャ「第三の質問ですが、猿轡には魔術がかかっていた筈なのにどうやって解いたのですか?」

    上条「え?ああ、俺の右手はどんな異能の力を打ち消すんだよ」

    サーシャ「成る程、それが話に聞く『幻想殺し』ですか」

    上条「次はその縄も外して……うっ」

    29 = 1 :

    御坂「どうしたのですか?顔を真っ赤にして」

    上条「あ……いや」

    御坂「瞳孔が開き汗も流れだしていますが、とミサカは突如様子がおかしくなったあなたを心配します」

    上条「な、何でもない!」

    御坂「ならばお願いですから早くして下さい、とミサカはこの屈辱的な格好に耐え切れません」

    上条「はい!」

    上条(身体に食い込んだり胸が強調されたりで、変なプレイみたいだ……)

    御坂「……?」

    上条「…………」チラッ

    ミーシャ「ん?」

    30 = 1 :

    上条(こんな格好をしてるぐらいだから、こんなマニアックな縛り方も知ってるんだな……きっと趣味で覚えたんだ)

    サーシャ「第四の質問ですが、今私を見て失礼な事考えませんでしたか?」

    上条「よし、じゃあ触るぞ!」

    サーシャ「第八の解答ですが、あなたは誤解しています。待ってください!話を聞いて」

    御坂「やっと解放されます」

    サーシャ「お願いです!こっち見て、私の沽券に関」

    上条「ほいっと」パキィン

    御坂「……ふぅ、あの体勢は疲れました」

    上条「はは」むにゅっ

    32 = 1 :

    御坂「…………………」

    上条「……………………」もみもみ

    サーシャ「………………あの」

    上条「えーと……申し訳ありませんでしたー!!」ぷにゅん

    御坂「土下座はいいのでその手を胸から離してください、とミサカはこのままだと快楽に溺れ……いえ」

    サーシャ「成る程、それが話に聞く『ラッキースケベ』ですか」

    上条「上条さんはロシアで何と言われているのですかッ!!?」ぱふぱふ

    御坂「どうやらあなたはミサカの慎ましやかな胸が好ましい、とミサカは過去の出来事を思い出します」

    サーシャ「ほう……第五の質問ですが、kwsk」

    上条「やめなさい!」

    33 = 1 :

    御坂「あれは彼が入院していた時に……」

    サーシャ「wktk」

    上条「はい話を続けない!サーシャも興味を持たない!」

    サーシャ「第六の質問ですが、病院で何があったのですか」

    上条「それよりも重要なのはどうしてサーシャは御坂妹をぐるぐる巻きにしたかとだろ!」

    御坂「そういえばそうです、ワケが分かりません」

    上条「何でこんなことしたんだ?」

    サーシャ「第九の解答ですが、活動するにあたって学生服の方が都合が良いと思ったんです」

    御坂「……衣類を剥ぎ取るつもりだったのですか、とミサカは驚愕を露にします」

    34 = 1 :

    上条「確かにその服(?)じゃあ目立つな……そうだ、前インデックスに買ったワンピースがあった気が」

    ミーシャ「第六の質問ですが、それは私に着替えろということでしょうか」

    上条「あ、ダメだった?」

    ミーシャ「……ワンピース……普通の衣装……」ブツブツ

    上条「サーシャ?」

    御坂「……嫌なのでは?この衣装が仕事に関係するとは思えませんし、趣味なのでしょう」

    サーシャ「」

    上条「そっかー、無理して悪かったなあ」

    サーシャ「……ます」

    上条「え?」

    36 = 1 :

    サーシャ「……第十の解答ですが、着替えます。服を貸してください」

    上条「サーシャ……無理しなくていいんだぞ?嫌なら嫌とはっきり言ってくれても」

    サーシャ「私は着替えたいです。宜しくお願いします」

    上条「……おお、ちょっと待っててくれ。出してくる」

    サーシャ(これは仕事で必要だからオッケー……やっとこの変態衣装とおさらばできる!)

    御坂(やだ……この人1人で笑いながらガッツポーズしてる……)

    上条「はい、持ってきた」

    サーシャ「ありがとうございます。では風呂場をお借りして、そこで着替えを……」

    「何をしているの?」

    37 = 1 :

    御坂「こんにちは、お邪魔しています」

    禁書「こんにちはなんだよクールビューティ!」

    上条「あれ?もう帰ってきたのか?」

    禁書「もうごはんの時間だから。それでとうま、私の洋服を取り出して何をしているの?」

    上条「いや、サーシャに貸そうと思って……」

    禁書「さーしゃ?」

    サーシャ「初めまして、禁書目録」

    禁書「……まーた女の子」

    38 = 1 :

    禁書「もういい加減にしてほしいかも。どうしたらその女の子吸引体質が治るのかな?」

    上条「違うぞインデックス!これには訳が」

    禁書「はあ……噛み付く気にもならないんだよ」

    上条「呆れないで!そんな目で俺を見ないで!」

    御坂「……痴話喧嘩もそこまでにしてください、とミサカは仲裁の為に懐から武器を取り出します」

    上条「御坂妹も何で不機嫌そうなの!?」

    御坂「目の前でイチャつかれたら誰でも不機嫌になります」

    上条「周りに味方がいない!?不幸だ……ッ!」

    サーシャ「第七の質問ですが、お取り込み中申し訳ありません」

    39 = 1 :

    サーシャ「早くその服を私に……」

    禁書「……あなた、私の名前を知ってるってことは魔術師?」

    御坂「魔術師?」

    上条「インデックスー!」

    禁書「わあ!!何するのとうま!?私の口にシュークリームはそんなに入らないんだよもぐもぐ」

    上条「それでも食って静かにしていてれ!」

    禁書「もぐもぐ……でもとうま、魔術師にその服を着させようとしているなら黙って見てられないかも」

    上条「どういう意味?」

    40 = 1 :

    禁書「その衣装にも魔術的な役割があって、少しでもパーツが増えたり、模様が欠けたりしたら本人の魔術にも影響が出るの」

    サーシャ「いやそんな深い意味なんて……」

    禁書「他人が差し出した服を着るなんでもってのほか!全てが狂っちゃうんだよ」

    上条「へぇー」

    禁書「一人前の魔術師だったら自分の衣類に責任を持てって事だね!」

    サーシャ「ッ!!!」

    御坂「……先ほどとは打って変わって、暗いですね」

    サーシャ「……元凶はアイツなんだ……帰ったら潰してやるクソ上司……」

    御坂「何やら不穏な言葉が聞こえます、とミサカは上司に不満を持っているらしい彼女に親近感が沸きました」

    42 = 1 :

    御坂「では、今度こそ失礼します」

    上条「ああ、じゃあ今日の夜にな」

    禁書「とうまも今夜出掛けるの?」

    上条「もしかしてインデックスも約束したのか?」

    禁書「うん!」

    上条「じゃあサーシャは?今から幽霊退治に出るのか?」

    サーシャ「第十一の解答ですが、この格好だと昼間は怪しまれてしまうので、日が沈んでから調査します」

    上条「うん……まあ夜でも怪しいけど」

    43 :

    サーシャとか俺得すぎる
    支援

    44 = 1 :

    サーシャ「しかし、それまで何をするのかは決めていません」

    上条「そうか。じゃあ家で時間つぶす?」

    サーシャ「第十二の解答ですが、ご厚意に甘えさせてもらいます」

    禁書「そうと決まったらとうま!お客さんの為に今日の昼食はご馳走なんだよ!」

    上条「そんな余裕ある訳ありません」

    禁書「ぶー。なら早く作ってほしいかも。私は空腹で胃がぺっちゃんこなんだよ」

    上条「出来上がるまで時間が空くし……じゃ繋ぎに、はい」

    サーシャ「?」

    上条「ガム食べる?」



    ――――――――


    飯食ってくる

    47 = 18 :

    今俺食い終わったのに>>1はまだなのか

    48 = 1 :

    御坂「という訳で七不思議☆ミステリーツアー!いえーい!」

    打ち止め「どんどんぱふぱふー♪」

    一方通行「………………」

    上条「……………………」

    御坂「野郎共、テンション低いですよーっ!?とミサカはノリノリで話し掛けます」

    一方通行「………………チッ」

    上条(ひぃぃぃぃいいい!?隣の方がすっごく苛々していらっしゃるんだけどー!?)

    打ち止め「もー、萎えるなー、ってミサカはミサカは頭の堅い白アスパラさんに失望してみたり」

    一方通行「あァ!?」

    49 = 1 :

    一方通行「こンな夜に連れ出されて誰がテンション上げろって!?つーか幽霊探索じゃねェのかよ!?」

    打ち止め「はぁ、細かい事をグチグチと……、ってミサカはミサカは視野の狭いあなたを哀れんでみたり」

    一方通行「勝敗決める大事な所だろうが!」

    打ち止め「勝ち負けにこだわるなんてこれだから野蛮な人は~」

    一方通行 (゚皿`゜#)
           ノ
    打ち止め (*^ω^)

    上条「何でこんなにぎすぎすしてんだ……?」

    御坂「色々あったんです」

    50 = 1 :

    御坂「まあまあそこまでにして、とミサカは火花散る二人の間に割り込みます」

    打ち止め「ふんっ!」

    一方通行「ふン」

    上条「そ、それでどうするんだ?」

    御坂「これからみんなで学園都市の七不思議スポットを巡っていきます」

    打ち止め「めぼしい場所に行けば会えるかも、っていうのが妹達の考えなの!ってミサカはミサカは結論を発表してみたり」

    一方通行「火のない場所に煙は立たない、てことか」

    御坂「居なかったらいないで今回は娯楽として受け止めてください」


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