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元スレ禁書「今夜はすき焼きなんだよ!」
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神裂「失礼、チャイムを鳴らしても返事がないので勝手に上がりました」
ステイル「僕達はインデックスと同じ教会所属の魔術師さ」
上条「魔術師…? 救急車の必要がないってどういうことだ?」
神裂「インデックスは明日の日付が変わるまでに記憶を消去しなければ…死にます」
ステイル「ちょっと早いけど、その兆候が現れたんだ。…幸か不幸か、今はまだ死なないよ」
上条「ちょっと待て、記憶とインデックスの命に何の関係が…」
ステイル「完全記憶能力…、知ってるだろ?」
ステイル「僕達はインデックスと同じ教会所属の魔術師さ」
上条「魔術師…? 救急車の必要がないってどういうことだ?」
神裂「インデックスは明日の日付が変わるまでに記憶を消去しなければ…死にます」
ステイル「ちょっと早いけど、その兆候が現れたんだ。…幸か不幸か、今はまだ死なないよ」
上条「ちょっと待て、記憶とインデックスの命に何の関係が…」
ステイル「完全記憶能力…、知ってるだろ?」
上条「インデックスが10万3000冊の魔術書を記憶できるのは、完全記憶能力のおかげで…」
ステイル「そう。それ故に彼女は魔術書の莫大な情報に脳を圧迫され、一年毎に記憶を消さなければパンクしてしまう…」
上条「そんな…」
神裂「これは紛れもない事実です。貴方とインデックスの関係を思うと、少々心苦しいのですが…」
ステイル「彼女を救う為に記憶を消す、わかってくれるね?」
上条「…」
禁書「…だめ、だよ」
上・神・ス「え!?」
ステイル「そう。それ故に彼女は魔術書の莫大な情報に脳を圧迫され、一年毎に記憶を消さなければパンクしてしまう…」
上条「そんな…」
神裂「これは紛れもない事実です。貴方とインデックスの関係を思うと、少々心苦しいのですが…」
ステイル「彼女を救う為に記憶を消す、わかってくれるね?」
上条「…」
禁書「…だめ、だよ」
上・神・ス「え!?」
禁書「とうま…そんなの、信じちゃ駄目…なんだよ…」ググッ
上条「インデックス!無理するな!」バッ
神裂「貴女は覚えていないと思いますが、私達はこの方法で幾度も貴女の命を救ってきました」
ステイル「僕達の記憶を失う時もそう言ったよ…「忘れたくない」って…」
禁書「なら…わかってよ…」
神裂「できません…ッ、私達は貴女に生きていて欲しい、その為なr」
禁書「とうまを忘れてまで生き長らえたくないんだよ!!」
ステイル「!」
神裂「!」
上条「…」
上条「インデックス!無理するな!」バッ
神裂「貴女は覚えていないと思いますが、私達はこの方法で幾度も貴女の命を救ってきました」
ステイル「僕達の記憶を失う時もそう言ったよ…「忘れたくない」って…」
禁書「なら…わかってよ…」
神裂「できません…ッ、私達は貴女に生きていて欲しい、その為なr」
禁書「とうまを忘れてまで生き長らえたくないんだよ!!」
ステイル「!」
神裂「!」
上条「…」
ステイル「くッ」
スタスタスタ バタンッ
神裂「…今日は引き上げます。明日の夜また来ます」
スタスタ
神裂「邪魔をすれば…殺します」
パタン
禁書「ふう…」ガクッ
上条「あ!インデックス!」
スタスタスタ バタンッ
神裂「…今日は引き上げます。明日の夜また来ます」
スタスタ
神裂「邪魔をすれば…殺します」
パタン
禁書「ふう…」ガクッ
上条「あ!インデックス!」
…
上条「魔術師達は記憶を消せばインデックスは助かると言った…」
上条「でも、インデックスは忘れるぐらいなら死ぬと言う…」
上条「俺は…どうすればいい」
上条「インデックス…」サラッ
上条「魔術師達は記憶を消せばインデックスは助かると言った…」
上条「でも、インデックスは忘れるぐらいなら死ぬと言う…」
上条「俺は…どうすればいい」
上条「インデックス…」サラッ
…
上条「…なんでだよ」
上条「なんでインデックスが苦しまなきゃなんねーんだよ…」
上条「不幸なら俺の身に降りかかればいいんだ」
上条「不幸が見えるならこの右手でぶち抜いてやるのに…」
上条「クソッ!」ギリッ
上条「そうだ!科学的に記憶を消せば!」
上条「…なんでだよ」
上条「なんでインデックスが苦しまなきゃなんねーんだよ…」
上条「不幸なら俺の身に降りかかればいいんだ」
上条「不幸が見えるならこの右手でぶち抜いてやるのに…」
上条「クソッ!」ギリッ
上条「そうだ!科学的に記憶を消せば!」
……
ピッ
上条「ちっ! 記憶を消さなきゃ死ぬ話をした途端切られちまう」
禁書「スー…スー…」
上条「容態は落ち着いてるみたいだ…」
上条「時間がない。医者が駄目なら学者はどうだ!」
チャーチャーチャーチャーチャチャチャー
小萌「ぐがーっ…ういっく」
上条「流石に深夜は出ないか…」ピッ
ピッ
上条「ちっ! 記憶を消さなきゃ死ぬ話をした途端切られちまう」
禁書「スー…スー…」
上条「容態は落ち着いてるみたいだ…」
上条「時間がない。医者が駄目なら学者はどうだ!」
チャーチャーチャーチャーチャチャチャー
小萌「ぐがーっ…ういっく」
上条「流石に深夜は出ないか…」ピッ
上条「明日、朝一で小萌先生に相談しよう」
上条「もし駄目でも、研究所や大学も繋がるだろうし…」
上条「今は耐えるんだ……明日が勝負だ」
禁書「スー…スー…」
上条「インデックス…必ず守ってやるからな」
上条「もし駄目でも、研究所や大学も繋がるだろうし…」
上条「今は耐えるんだ……明日が勝負だ」
禁書「スー…スー…」
上条「インデックス…必ず守ってやるからな」
……
上条「ん…」
上条「あれ!?インデックス!」
禁書「スー…スー…」
上条「ああ…ベッドをインデックスに明け渡して床で寝たんだった」
上条「時間は…8時か。起きててくれ!」
上条「ん…」
上条「あれ!?インデックス!」
禁書「スー…スー…」
上条「ああ…ベッドをインデックスに明け渡して床で寝たんだった」
上条「時間は…8時か。起きててくれ!」
チャーチャーチャーチャーチャチャチャー
小萌「うっ…気持ち悪いです…」
上条「まだ起きてないか…」ピッ
上条「こうなれば駄目元で研究機関に電話だ!」
上条「俺は諦めないぞ…」
小萌「うっ…気持ち悪いです…」
上条「まだ起きてないか…」ピッ
上条「こうなれば駄目元で研究機関に電話だ!」
上条「俺は諦めないぞ…」
それでもカエル先生なら・・カエル先生ならきっと何とかしてくれる・・(AA略
…
上条「だっ、駄目だ…!」
上条「アイツら完全記憶能力とインデックスの病状を研究対象としてしか見てねぇ!」
上条「科学側は危険だ…」
禁書「ハァ…ハァ…」
上条「インデックス…」サスサス
上条「だっ、駄目だ…!」
上条「アイツら完全記憶能力とインデックスの病状を研究対象としてしか見てねぇ!」
上条「科学側は危険だ…」
禁書「ハァ…ハァ…」
上条「インデックス…」サスサス
上条「もう昼なのか…」
上条「小萌先生…着歴に気づいてないのか?」
チャーチャーチャーチャーチャチャチャー
小萌「うー、二日酔いなんですから寝かせて下さい…響いてますぅ」ズーン
上条「頼むよ先生…」
上条「小萌先生…着歴に気づいてないのか?」
チャーチャーチャーチャーチャチャチャー
小萌「うー、二日酔いなんですから寝かせて下さい…響いてますぅ」ズーン
上条「頼むよ先生…」
上条「こうなりゃ小萌先生ん家に直接…」
禁書「…ゃ」
上条「インデックス!?」
禁書「ひとりに…しちゃ……や」
上条「でも、記憶を消さずに済む方法を…」
禁書「大丈夫…私、忘れない…から」
禁書「…くぅ」
上条「くそ…そんな顔されたら…離れらんねぇだろ」
禁書「…ゃ」
上条「インデックス!?」
禁書「ひとりに…しちゃ……や」
上条「でも、記憶を消さずに済む方法を…」
禁書「大丈夫…私、忘れない…から」
禁書「…くぅ」
上条「くそ…そんな顔されたら…離れらんねぇだろ」
……
…
上条「あと1時間で今日が終わる…」
上条「結局、何もできなかった…ッ」
上条「畜生…!」ギリッ
チャッチャッチャッチャーチャチャチャチャ
上条「ん…? 小萌先生!?」
ピッ
上条「もしもし!」
小萌「あ、上条ちゃん。電話くれました?」
…
上条「あと1時間で今日が終わる…」
上条「結局、何もできなかった…ッ」
上条「畜生…!」ギリッ
チャッチャッチャッチャーチャチャチャチャ
上条「ん…? 小萌先生!?」
ピッ
上条「もしもし!」
小萌「あ、上条ちゃん。電話くれました?」
上条「電話したなんてモンじゃないですよ!」
上条「先生、聞きたいことがあります」
小萌「なんですか?」
上条「完全記憶能力で大量の情報を記憶した場合、脳がパンクする事ってありえるんですか?」
小萌「それは絶対にあり得ませーん」
小萌「そもそも記憶には種類があってー」
上条「先生、時間がないんだ。結論的にはNOでいいんだな?」
小萌「ええ、でも急にd」
上条「ありがと先生!」
ブツッ
小萌「っ! もう、上条ちゃんたら」
上条「先生、聞きたいことがあります」
小萌「なんですか?」
上条「完全記憶能力で大量の情報を記憶した場合、脳がパンクする事ってありえるんですか?」
小萌「それは絶対にあり得ませーん」
小萌「そもそも記憶には種類があってー」
上条「先生、時間がないんだ。結論的にはNOでいいんだな?」
小萌「ええ、でも急にd」
上条「ありがと先生!」
ブツッ
小萌「っ! もう、上条ちゃんたら」
上条「容量オーバーは有り得ない…」
上条「だとすれば、インデックスは何故苦しんでる…?」
上条「アイツらが何か仕組んだのか…?」
上条「待て、アイツらの目的は記憶消去だ。わざわざ邪魔が入るスキを作るか…?」
上条「アイツらが犯人ならこのシチュエーションがまずおかしい」
上条「犯人はあの二人以外だ…」
上条「だとすれば、犯人探しよりもインデックスを苦しめてる仕組みを見つけるのが優先だ!」
上条「だとすれば、インデックスは何故苦しんでる…?」
上条「アイツらが何か仕組んだのか…?」
上条「待て、アイツらの目的は記憶消去だ。わざわざ邪魔が入るスキを作るか…?」
上条「アイツらが犯人ならこのシチュエーションがまずおかしい」
上条「犯人はあの二人以外だ…」
上条「だとすれば、犯人探しよりもインデックスを苦しめてる仕組みを見つけるのが優先だ!」
上条「しかしその仕掛けって一体何なんだ?」
上条「そもそも何でインデックスを苦しめる…」
上条「あ…」
上条「インデックスの命が危険になればあの二人が消す。それを一年毎に繰り返せば、インデックスは何もわからないまま生きなければならない」
上条「10万3000冊の魔術書は籠の鳥って訳か…教会ッ!」ギリッ
上条「そもそも何でインデックスを苦しめる…」
上条「あ…」
上条「インデックスの命が危険になればあの二人が消す。それを一年毎に繰り返せば、インデックスは何もわからないまま生きなければならない」
上条「10万3000冊の魔術書は籠の鳥って訳か…教会ッ!」ギリッ
上条「教会が黒幕なら、仕掛けは十中八九魔術の類だ」
上条「そうと分かればこの右手で…」
上条「あれ、待てよ」
上条「さっきまでも散々触ってたのに、インデックスに変化はない…」
上条「どういうことだ…!?」
上条「そうと分かればこの右手で…」
上条「あれ、待てよ」
上条「さっきまでも散々触ってたのに、インデックスに変化はない…」
上条「どういうことだ…!?」
ガチャッ
ステイル「時間だ。もう十分だろ?」
神裂「あと10分で零時です。時間がないので速やかに儀式を行います」
上条「待ってくれ!あと少しでインデックスを救えそうなんだ!」
ステイル「駄目だ、時間がない」
神裂「貴方がいると神殿を形成できません。出て行ってもらえますか」
上条「くっ」
上条(考えろ!何故魔術を打ち消せない…)
ステイル「時間だ。もう十分だろ?」
神裂「あと10分で零時です。時間がないので速やかに儀式を行います」
上条「待ってくれ!あと少しでインデックスを救えそうなんだ!」
ステイル「駄目だ、時間がない」
神裂「貴方がいると神殿を形成できません。出て行ってもらえますか」
上条「くっ」
上条(考えろ!何故魔術を打ち消せない…)
禁書「と…ま…」
上条「インデックス!」
禁書「やだ…わたし…」
上条「大丈夫だ!今助けてやる!」
禁書「と…まの…憶……ひと…けらも……わすれ…たく……い」ツー
上条「インデックス……忘れさせるもんか!」
禁書「忘れ…くらい…なら……死な…せ」ポロポロ
上条「馬鹿野郎!死なねえよ!」
上条「インデックス!」
禁書「やだ…わたし…」
上条「大丈夫だ!今助けてやる!」
禁書「と…まの…憶……ひと…けらも……わすれ…たく……い」ツー
上条「インデックス……忘れさせるもんか!」
禁書「忘れ…くらい…なら……死な…せ」ポロポロ
上条「馬鹿野郎!死なねえよ!」
身体の内部…ゴクリ…
って本編にあったよね
結構シリアスなのに
って本編にあったよね
結構シリアスなのに
禁書「ヒュー…ヒュー…」
上条「インデックス!!」
ステイル「時間だ、出ていけ」
神裂「後は我々に任せて下さい。命は保証します」
上条「あれ…?これ」
バチッ
上条「うわっ!?」ドカッ
上条「インデックス!!」
ステイル「時間だ、出ていけ」
神裂「後は我々に任せて下さい。命は保証します」
上条「あれ…?これ」
バチッ
上条「うわっ!?」ドカッ
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