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    元スレ一方通行「超えてやンよ、レベル5の壁ってヤツをな…」

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    みんなの評価 : ★★
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    201 = 136 :

    小萌「私の上条ちゃんが……どこで育て方を間違えたんでしょうか」ブツブツ

    上条「だ、だから誤解なんですよ小萌先生!」

    神裂「それで、どうなのですか修行の仕上がりは…、勝てそうなのでしょうか」

    御坂「んー、そんな事言われてもねぇ。私、アイツの顔一回も見てないし、…ちょっと会ってくるわ」

    ステイル「会ってくる…だって?」

    御坂「久し振りにお願いしていい?黒子」グイッ

    黒子「はぅん!…それは勿論喜んで引き受けますが…、ツインテールを引っ張るのは止めてくださいまし」ブォン

    シューン!

    202 = 136 :

    フルチューニング「……………」

    シューン

    御坂「よっ……と」スタッ

    フルチューニング「オリジナル…御坂美琴か、不思議なものだな、貴様とはこれが初対面なのだな」

    御坂「それは私も同じよ…、フルチューニングだっけ?長ったらしい名前になったわね」

    フルチューニング「そうか…、私は気に入っているのだがね。…どうだこのリングは、一週間後に学園都市の運命を決めるリングだ」

    御坂「運命を決めるにしちゃ、セコいリングね…。一週間、私は必ずアンタをぶちのめす!…だからそれまで誰一人殺すんじゃないわよ」

    フルチューニング「……………」

    御坂「それじゃ帰るわよ、黒子お願い」グイッ

    黒子「はぅん!…だからツインテールを引っ張らなくとも分かりましたのよぉ」ブォン

    シューン!

    フルチューニング「……御坂美琴か思ったよりも面白い余興になりそうだ。フ…フフフ…」

    203 = 136 :

    ―翌日―

    インデックス「当麻ー、お腹空いたんだよーご飯ないのー?」ジタバタ

    上条「仕方ねぇだろ、フルチューニングのヤツがテレビで大々的に武道大会の事宣言しちまったんだから。これから死ぬって時に働くヤツなんていねぇだろ」

    インデックス「そんなの私には関係ないんだよーその前に私がお腹すいて死んじゃうんだよー」ジタバタ

    上条「まったまた、一食抜いたくらいじゃ死にはしないって」ポン

    ドガァァーーン!

    インデックス「が…餓死の前に…当麻に殺されちゃうんだよ…」ピクピク

    ダッダッダッ

    上条「す、すまねぇインデックス!俺強くなり過ぎちまって力の調整が…!」

    204 = 136 :

    一方通行「で、どうなんだ…華は枯れちゃいねェのか」

    芳川「幸い命に別状はないけど、……ミサカネットワークのコアとなる部分がナノミクロン単位で剥離されてるわね…とても人間の仕業とは思えないわ…」

    一方通行「そりゃそうだろうよ、アイツは人間じゃねェ…バケモンだからな…」

    芳川「フルチューニングね…。打ち止めから上位個体、ネットワークを吸収…まさに言葉通り完全体になったわけね」

    一方通行「それで、もう一つ俺の頼ンでたもンは出来てンのか?」

    芳川「重量発生装置の事ね、勿論出来てるけど本当にいいのね…。三百倍だなんて自分の体重がいくらになるか分かっているの?とても普通の人間じゃ耐えれないわよ」

    一方通行「分かってるさ…だが相手ァバケモンだ。俺もバケモンになるしかねェンだよ」

    206 = 135 :

    ついセル編を見直してしまったぜ

    207 = 136 :

    佐天「それにしても残念だよねぇ、折角チケットが取れたのに中止になっちゃうなんて」

    初春「仕方ないですよ、学園都市がこんな状況なのに格闘技だなんて」

    黒子「あら?そうなんですの。わたくし達もテレビ中継を楽しみにしてましたのに」

    御坂「チャンピオンの名前って何だっけ…?確か」

    佐天「まぁ、私の回りには、凄腕ジャッジメントと常盤台のエースがいるから我慢、我慢…っと」

    御坂黒子「まったまた、佐天さんったら。煽てても何もでない(ません)わよ」ポン

    ドッカーン!

    佐天「…………」ピクピク

    初春「さ、佐天さぁぁん!大丈夫ですか!?」

    黒子「あ…あらぁ、御坂さん、まだ力のコントロールが出来てませんの?」ダラダラ

    御坂「は…はは、やだなぁ、黒子、あんたも出来てないじゃないの」ダラダラ

    208 = 136 :

    小萌「これを打ったら逆転のチャンスです!上条ちゃん、頑張って下さいよ」

    土御門「頼んだでカミやん、ウチのチームが勝つのに千二百円賭けてるんだからな!」

    青髪「打ったら今日の昼飯は僕らのおごりやでー」

    上条「全く…好き勝手言ってくれて」

    インデックス『当麻がいきなりレベル5になっただなんて知られたら面倒な事になるからね。学校じゃバレないように力を抑えるんだよ。分かったのかな』

    上条「んな事言われてもなぁ…レベル5になったはなったで、不幸だぁ…」

    209 = 136 :

    姫神「危ない上条くん…そのコースじゃデッドボールに…」

    上条「ラッキー、デッドボールかよ、それなら目立つに出塁でき…」バキィ!

    ゴロゴロ!

    青髪「デッドボールかいな、大丈夫かカミやん!」

    上条「(ぐぉぉぉぉッ!ボールが気で覆われてねぇ、レベル0の右手に!やっぱり不幸だぁぁ)」

    210 = 136 :

    土御門「ついてるなカミやん、デッドボールで送り出しなんてな」

    青髪「あぁ、お陰で昼飯は豪華やで」

    『ここで緊急特別番組をお送りします。あのアンタスキルの軍隊を一瞬で消滅させた悪魔、フルチューニングミサカ。しかし皆さんはその恐怖に怯える必要はなくなりました!学園都市ではあの悪魔に唯一対抗できる人物…」

    上条「緊急番組?なんだってんだよ」

    土御門「なんだ…、あの人どっかで見たことあるぜよ」

    211 = 132 :

    送り出しってなんぞ…w
    支援支援

    212 = 136 :

    アナウンサー『悪魔払いのエキスパート上条刀夜氏が立ち上がってくれました!』

    『カ・ミ・ジョー!カ・ミ・ジョー!!カ・ミ・ジョー!』

    刀夜『私の目は誤魔化せないさ。あのアンチスキルを壊滅したのも、事前に爆薬を仕込んでいたトリックだ、低級能力者の常套手段だね』

    上条「な…なにやってやがんだ、あのクソ親父!?」ガタッ

    刀夜『学園都市の皆さん、もう安心したまえ。この上条刀夜が三十秒で地面に沈めてやろうじゃないか』

    『それでは次は上条氏による瓦割を…』

    青髪「か、カミやん……?」

    上条「俺、早退するから…小萌先生に伝えておいてくれ」フラフラ

    213 = 136 :

    一方通行『超えてやる…フルチューニングを…、そして俺自身を。そしてもう一度咲かせてやンだよ、ラストオーダーってェ華をな!芳川ァ、重量を三百倍まで引き上げろォ』ブォン!シュバ!

    芳川『アクセラレータ……。あの子が死に急いで見えるのは私の思い過ごしならいいんだけど…』


    インデックス『当麻ぁー。なんでカップ麺つくるのに、ポット壊しちゃうんだよ!』

    上条『ゆっくり押したつもりなんたが…、だから俺に噛み付くのは止めろって!』


    黒子『あら、御坂さん…わたくし自販機を壊すのこれで五台目ですわよ…』

    御坂『そうなんだ…、私は今で八台よ…』


    それぞれの思惑を胸に瞬く間に一週間が過去り、運命の八月二十七日。ついにミサカゲームが開幕したのだった

    214 :

    もう、これ原作でいいやwww

    215 = 136 :

    ―学生寮前―

    上条「よし、それじゃ行くか、みんな!」

    インデックス「私はここで皆の無事を祈る事しかできないけど…頑張ってね」

    ステイル「大丈夫さ、キミが祈ってくれるならそれだけで百人力だよ」

    神裂「必ず勝って帰ってきます、インデックス…」

    小萌「学校は違えども貴方たちは皆先生の可愛い生徒ですよ。それを忘れないで下さい」

    御坂「はい、有り難うございます小萌先生!」

    216 = 136 :

    上条「ん?一方通行はどうしたんだ」

    黒子「お兄様なら先に行っている、とメールが返ってきましたわ」

    上条「そうか、ウデを上げたんだろうなアイツも」

    小萌「そういえば…上条ちゃんは勿論闘わないんですよね?」

    上条「え……?えぇー…っと」

    小萌「ちゃんと先生と約束して下さい、闘わないって」

    上条「し、白井、早く皆を連れて瞬間移動してくれ!」

    黒子「な…なんですのいきなり」ブォン

    シュバーン!

    小萌「た、闘うかもしれないんですね…上条ちゃんも」

    インデックス「大丈夫だよ小萌…当麻はもうレベル5なんだからね」

    217 = 132 :

    お出かけ前の保守

    218 :

    ドラゴンボールすぎww

    219 = 136 :

    一方通行「ッたく……下らな過ぎて欠伸がでるぜ」

    黒子「あ、お兄様ぁ、やっと見つけましたのよ!」ガバッ

    一方通行「だからくっつくンじゃねェよ、うっとうしィ」

    御坂「私達の他にも出場者がいたんだ、全く物好きなヤツがいたもんね」

    ステイル「ほぅ…どうやら今、瓦を十二枚割ったようだよ。凄いよね神裂」

    神裂「確かに無能力者ならば大したものですが、私達が闘おうとしているのはレベル5…とてもじゃありませんが…」

    ステイル「あぁ、分かった、ストップ、ストップ。キミに話をふった僕が悪かったよ」

    上条「おい、青髪…土御門…分かってんだろうな…」

    土御門「あぁ、分かってるさ、アイツがカミやんの親父だって事はバラさんぜよ」

    221 = 192 :

    神裂も知ってなかったっけ?

    222 :

    >>221
    知らないフリしてくれてるんだよ、きっと

    223 = 136 :

    しまったwそういえばそうでした、補足しておこう。


    神裂「しかし、彼は秘めたる力を持っている可能性も否定できませんね」

    ステイル「ほぅ、僕にはただの無能力者の中年男性にしか見えないがね…。何故そう思うんだ」

    神裂「何故と言われても、彼は上条当……あ、いえなんでもありません」

    ステイル「ん?どうしたんだい、フルチューニングを前に緊張してるのかな」

    神裂「いえ…別にそういう訳では」

    上条「(危ねぇよ…!神裂さん天然気味だから危ねぇよ!)」ガンッ!ガンッ!

    御坂「ね、ねぇ当麻…アンタ何してんのよ……」

    上条「あ、いや自分の頭を殴って気合いを入れようかと…」

    224 = 136 :

    アナウンサー『おや、崖の上に何名かの人影が見えますが。見物客でしょうかね、ミスター・トウヤ?』

    刀夜「やれやれ私がここに居るから良いものを…、自分の命はもっと大切にしないといけないな」

    ステイル「なんだか無償に腹が立ってきたのは僕だけかな…?」

    黒子「ご心配なさらず、ここにいる全員がそう思ってますわよ」

    刀夜「これだから最近の若い者は……ん、あれは当麻じゃないか?」

    アナウンサー『トウマ…?ミスター・トウヤのお知り合いですか』

    刀夜「いや、知り合いも何も当麻は私のむす…」


    上条「イマジン波ぁぁぁッ!」バシュー

    ドガァァァァン!!

    225 = 136 :

    御坂「と…当麻、アンタ今一体なにを…」

    上条「聞かないでくれ…上条さんには、こうするしか方法は無かったんだ……」

    一方通行「へェ、いっつも正義の味方面してるテメェも、やる時はやンだな。見直したぜ」

    アナウンサー『い、いきなりミスター・トウヤの足元が爆発してしまいした!?まさかフルチューニングの仕掛けた地雷か何かでしょうか…なんて卑劣な』

    フルチューニング「………………」

    アナウンサー『も、もしかして…学園都市はこれでおしまいなのでしょうか』

    刀夜「痛だだだ……、当麻のヤツ。さては照れてるんだな、まぁあの年頃なら仕方ないか、父さん分かってるからな」

    226 = 136 :

    アナウンサー『学園都市の皆さん、ご安心下さい、ミスター・トウヤは健在です!休憩を取りしだい再び闘うとの事です』
    カエル医師「さ、さすがミスター・トウヤだ。一瞬、心臓が止まるかと思ったよ」

    看護師「あら…先生、ミサカゲームを見てらしてるんですか」


    フルチューニング「……さて、十二時ジャスト。時間だ、始めようか」

    御坂「さてさて、それじゃ私から闘わせてもらおうかしら」ザッ

    黒子「い、いきなり御坂さんからですの…!?」

    一方通行「好きにさせろ、黒子。別に誰が最初にやろゥが関係ねェ…、どうであれヤツに止めを刺すのは俺だ」

    227 = 214 :

    DBと混ぜて違和感があまりないのが笑えるわ

    228 = 136 :

    フルチューニング「いきなり貴様からか。オリジナルを殺し、真のミサカとなる…、お楽しみは最後にとって置きたかったのだがな」サッ

    御坂「おあいにく様、私は好きなものは一番最初に食べるタイプなのよ」サッ

    アナウンサー『ミスター・トウヤが休憩中に、勝手に先程の冷やかしの客が闘うようですが…』

    刀夜「まぁ若い頃は多少の無茶をしたがるものさ、なぁに大丈夫。いざとなれば私が止めに入るさ」

    フルチューニング「…いくぞっ!」ダッ

    御坂「はぁぁぁぁッ!」ダッ

    ガギィィィン!

    229 = 136 :

    御坂「だッだッだッだァァァ!」

    ガガガガッ!

    フルチューニング「はぁぁぁぁっ!」ブォン

    上条「危ねぇ、ビリビリ、距離を詰められすぎだ!」

    御坂「くっ、超……電磁砲ッッ!」ブォン

    フルチューニング「この超電磁砲は囮……、本命は」ダッ

    ドゴォーン!

    御坂「だぁぁぁぁッ!」ブォン

    フルチューニング「…煙幕に乗じて上空からの攻撃ッ!」

    ドガァァ!

    御坂「ちぃッ!」ドサッ

    230 = 136 :

    佐天「あぁん、惜しい!もうちょっとで踵落としが決まったのに」

    初春「でも大丈夫ですよ、この調子ならきっと御坂さんが勝つのも時間の問題です!」

    寮監「…惜しくなどは無い」

    佐天「えっ?どういう事ですか寮監…現に今も」

    寮監「ミサカは始めるから全力近い力で闘っている…、それに比べてフルチューニングのヤツはまだ余力を残しているように見える。恐ろしい相手だよ」

    佐天「そ、それじゃ御坂さんは?」

    寮監「確実に負けるだろう…」

    初春「そ、そんな事って」

    寮監「だが…、御坂のあの瞳、それをも全て見越して闘っているように見える。…どういうつもりなんだ」

    231 = 192 :

    寮監なら普通に勝てそうな気がする

    232 :

    さすが寮監だ

    233 = 136 :

    フルチューニング「はぁ…はぁ……はぁ…、そうだ戦いとは両者の実力が均衡していなければ面白くない。
    そうは思わんか、御坂美琴」

    御坂「それは同感ね、でも残念ながら私はここで降参よ。アンタの力は良く分かったわ」

    フルチューニング「降参だと…、その言葉の意味が分かっているのか」

    御坂「勿論よ、次に闘う相手がアンタを必ず倒す…、だから私は降参するのよ」

    フルチューニング「ほぅ、その者の名前を聞かせて頂きたいな。もっとも存在するはずもないと思うが」

    黒子「一体どういうつもりなんですの……、フルチューニングに勝てる者など御坂さん以外に」

    御坂「アンタの出番よ、当麻!」

    234 :

    一方さん舐められ過ぎワロタw

    235 = 136 :

    上条「……は!?おいビリビリ、嫌がらせも時と場合を考えろ!お前で勝てないヤツに俺が勝てるわけねぇだろうが!」

    一方通行「はン…手の込んだ冗談すンじゃねェよ。フルチューニングの強さにビビったってェンならさっさとそこから消えろ」

    御坂「じゃあ、アンタに一つ質問。私と相手の戦いを見てどう思った?」

    上条「どうって…、お前ら本気じゃないんだろ。まだ分からならねぇよ」

    ステイル「なんだって…彼は一体何を言っているんだ」

    御坂「フルチューニングはどうか分からないけど、アタシは全力を出してたわ。それを当麻は本気じゃないって思ったんでしょ」

    236 = 136 :

    一方通行「バ…バカ言ってンじゃねェよ。おい上条、ハッタリかましてンなら冗談じゃすまねェぞ!」

    上条「悪い…一方通行。フルチューニングの恐ろしさは良く分かってるつもりだ…、でも本当に感じちまったんだよ『大した事無い』ってな」

    一方通行「な…なンだとォ…」

    御坂「それで充分過ぎるわよ、これで私から教えられる事はおしまい」バッ

    上条「み…御坂、お前…」

    御坂「これからは師弟じゃなくて、戦友として頼りにするわよ。レベル5さん」

    上条「へっ…そうだよな、いつまでも誰かに頼ってばかりじゃ駄目だよな…」

    御坂「そういう事よ。アンタの右手は幻想殺しなんだから…フルチューニングのふざけた考えを、その手でぶち壊してきなさい!」

    237 = 192 :

    こんなかませな一方さんは初めてだぜ

    238 = 136 :

    フルチューニング「後悔するんだな、御坂美琴。お前の勘違いで人が一人死ぬ事になるんだ」

    上条「はぁぁぁぁぁぁッ!」バッ

    ゴゴゴゴゴッ!

    一方通行「な…、アイツ一体いつの間にこンな強力な戦闘力を…」

    上条「だぁぁッ!」ブォン

    ドガァ!!

    フルチューニング「ぐっ…!」ドサッ

    ステイル「なっ、ヤツが尻餅をついただって」

    240 :

    一方さんwww

    241 = 136 :

    フルチューニング「こ…この私が血だと…、馬鹿な…私は完全体になったはず」

    上条「お前程のヤツなら分かっただろう、もうお前に勝ち目は無いって…」

    フルチューニング「抜かすなぁぁぁ、三下がぁ!」ブォン!ブォン!

    シュ、シュッ

    上条「もう止めようぜ…クローンだからって関係ねぇ。俺は誰一人殺したくない…誰一人傷付かずに終わらたいんだ」

    一方通行「上条…テメェ…」

    フルチューニング「ふん…その余裕面もそこまでだ…、この技からは逃れられん!」バッ

    御坂「全ての指の間にコインを……ま、まさかアイツ」

    243 = 136 :

    フルチューニング「四指超電磁砲ッッ!!」ブォン

    ドゥーンッ!

    黒子「上下、左右すべての方向からレールガンが…!?なんて操作技術なんですの」

    上条「イ・マ・ジ・ン………」バッ

    フルチューニング「無駄だ、せいぜい貴様にかき消せるのは一本が限度!」

    上条「波あぁぁぁぁぁッ!!」ブォン

    ドゥゥゥゥゥンッ!

    244 = 136 :

    ステイル「なっ…広範囲に広がった超電磁砲を全てかき消すほどの巨大な気を放出したというのか…彼は」

    上条「もう一度言う…、もう誰も殺したく無いんだ…。止めにしようぜ、フルチューニング」

    フルチューニング「認めない…絶対に認めるないぃ!データリンク開始、妹達全機起動」

    ザッザッザッ

    黒子「な、なんですね!岩場の影から沢山の御坂さんが」

    御坂「くっ…不味いわね、妹達を予め配置していたなんて!」

    フルチューニング「完全体でないとはいえ、私のデータを同期している妹達だ。絶対に勝てんぞ…」

    上条「……………」

    フルチューニング「恐らく、一本通行、白井黒子で同等の戦闘力だ、体力を消耗している御坂も危ないかもしれ…」

    ドゴォォォ!!

    上条「言ってろ…誰も傷付かせねぇってな」

    神裂「命令を送信する前に攻撃を…?しかしなんというスピード」

    245 = 136 :

    ステイル「やれやれ…どうなる事かと思ったが、まさかこうもアッサリ片が付くなんてね」

    御坂「アッサリじゃ無いわよ…当麻は皆と同じくらい、ううん。それ以上に努力したんだから」

    黒子「これでお終いですわね、フルチューニング…、ジャッジメントですわ!」

    フルチューニング「……あぁ、確かに終わりだ…。引き分けというのは残念な結果だがね…」ブォン

    ゴゴゴゴゴゴッ!!

    青髪「引き分け…何を言ってるんや?」

    フルチューニング「私の身体の体組織を暴走させ、全てを吹き飛ばす…私も死ぬがオリジナルを道連れならばそれも良い結末だろう…」

    上条「勝手に納得してんじゃねぇよ!そんな事俺がさせねぇ、また中断を」バッ

    246 = 136 :

    フルチューニング「おっと、止めておいた方がいい。もはや暴走は始まっている…、衝撃を加えれば爆発を早めるだけだ」

    一方通行「ク…クソッタレ!ここまで来てこんな結末なンて納得できっかよ!」ガンッ

    黒子「………………」

    御坂「黒子…どうしたの?まさか…」

    黒子「どう考えてもこれしか皆さんを救う方法は、思い浮かびませんでしたのよ」ブォン

    シュン

    フルチューニング「白井黒子……お前、一体何を」

    一方通行「馬鹿な考えはやめやがれッ!黒子、にぃにぃの言う事は絶対だ!そうだろうが、黒子ォ!」

    黒子「こればかりは、いくらお兄様の言う事は聞けませんの…、お兄様と一緒にいた一年余り、悪くありませんでしたのよ」

    247 :

    にぃにぃwwwwww

    248 = 214 :

    まさかのにぃにぃww

    249 = 136 :

    御坂「きっと何か方法があるはず、…それを探すのよ!」

    黒子「残念ながら、時間がありませんのよ。それに皆さんを救って死ぬだなんて…ジャッジメントにとってこんな光栄な結末はありませんの…。ねぇ、お姉様」

    御坂「く…黒子…あんた今お姉様って……」

    黒子「素敵なお姉様とお兄様に囲まれて黒子は幸せでしたのよ……」ブォン

    フルチューニング「馬鹿な…止めろ、止めろォォッ…」

    シュンー!

    250 = 234 :

    ドラゴンボールないからなぁ……
    南無


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