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    元スレ上条「おい一方通行、帰りにゲーセン寄って行こうぜ!!」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×8
    タグ : - 一方通行 ×2+ - 黒子 + - とある魔術の禁書目録 + - アイテム + - エイワス + - キレイな一方通行 + - シークレットゲーム + - ゼロの使い魔 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 = 95 :

    そういえば上条さん記憶なかった

    202 = 1 :

    ―男子寮―

    上条「うわぁ!一方通行!何故ここに!はっ、まさか上条さんにボコられた復讐に…」

    一方「ボコられてねェよ、ほぼ相討ちだッたろォがァ!ッつーかこッちは手加減しまくりだッつの」
    一方「あと俺ンちはオマエの部屋の隣だろォが」

    上条「あ、ああ!そうだったそうだったな!ハハ、しばらく帰ってこないもんだから、忘れてたぜ」

    一方「……」

    上条「……」ヒヤヒヤ

    203 = 1 :

    一方「…なァ、オマエひょッとして…」

    ガチャ
    禁書「とーまおかえりー!おなかが減ったんだよ、早くご飯ご飯!」

    一方「!?」

    上条「ああ、悪いインデックス。じゃ、じゃー、またな」ガチャバタン

    一方「……」

    205 :

    そーいや記憶なかった

    207 = 1 :

    ―次の日の朝―
    アサダヨー トーマオキルンダヨ オナカスイタオナカスイター ガブ! ギャー! メザマシガワリニカミツクンジャナイ インデックス!

    一方「だァァァァうッせェェェェ!朝ッぱらから痴話喧嘩してンじゃねェ!!」ガンガンガン!

    上条「ほらインデックス!怖いお隣さんがベランダから文句言ってるぞ。静かになさい!」

    インデックス「ぶー、とーまがお寝坊さんなのがいけないんだよ。おなかとせなかがくっつきそうなんだよ」

    208 = 1 :

    ベランダ越しに会話中
    一方「よォ、上条、一体なァーンなンですかァ、そのチビはよォ」

    上条「うーん…話すと長くなるんだが…。まぁ、親戚の子みたいなもんだよ。しばらくここで預かることになっててさ」

    一方「オマエの頭の問題も関係あンのか?」

    上条「……!」バッ

    一方「あァ、あのチビには聞こえやしねェよ。心配すンな。…どッかの小娘と同じ感じだなァと思ッてたら、やァッぱり記憶トンでやがッたかよ」

    上条「お見通しか…。随分、『前の』俺と仲良かったんだな、お前」

    一方「べ、別に仲良いとかンなんじゃねェよ!オマエらがしつこく絡ンできてたッつーだけで」

    上条「?…とにかく、少し外へ行こう。詳しく話しといた方が良さそうだ」

    209 = 113 :

    一方さんかわいい

    210 = 1 :

    一方「はァ、魔術ねェ……」

    上条「ま、その話にしたって、『今の』俺からしたら伝聞なんだけどな」

    一方「なるほどなァ。オマエにはッきり分かンのは、オマエが7月の終わり頃に、それ以前の記憶をスッパリ失くしてることだけッてわけだ」

    一方「馬鹿だ馬鹿だたァ思ッてたが、大概だなァヒャハハハハハ!」

    上条「ぐ、他人事だと思いやがって!…まーいいや、それで、お前に聞きたいことがあるんだが、」

    一方「記憶を失う前のオマエについて、かァ?」

    上条「ああ、教えてくれないか」

    211 = 182 :

    そういや美琴と上条さんは勘違いで橋の上でのやり取りをしたのか・・・

    212 = 1 :

    一方「の前に一ついいかよ?」

    上条「ん?」

    一方「どうして俺に向かッてきた?」
    一方「俺がLV5ッつーのは知らされてたはずだろうがよォ。知り合いッてのは忘れてたなら、下手したら殺されるかも知れねェとは思わなかッたのかァ?」

    上条「…勝てる勝てないは問題じゃないさ。放っておけない、助けたい、俺が考えてたのは、それくらいだ。…まぁ、勘違いだったんだが…」マッタクモッテモウシワケナイ

    一方「……」

    213 = 1 :


    ―――

    上条「んー…そうだな、お前が道を間違えたそのときは…」

    上条「よし、俺がブン殴って止めてやる」

    ―――

    上条「確かに相手のが強かった。数がいたしな。でもほら、上条さんは男の子で、襲われてた女の子よりは強いんですよ。だったら助けてやらないと」

    ―――

    214 = 1 :

    上条「なぁ、前の俺は」

    一方「フッ、クククク…変わってねェよ」

    上条「え?」

    一方「あァ、びッくりするほど変わッてねェ。相ッ変わらず暑ッ苦しい馬鹿野郎だよ、オマエは」ニヤニヤ

    上条「…そうなのか?」

    一方「あァ、保証してやらァ」

    上条「そうか。…お前、見た目よりずっと良いやつだな!」

    一方「ばッ、ンなわけねェだろ急に何言ッちゃッてるンですかァこのポンコツ頭はァ!」

    上条「照れんな照れんな。ははは」

    215 = 1 :

    ―一方通行の部屋―
    ピンポーン

    一方「はいはいどちらさンですかァ、(ガチャ)…と」

    00001号「被験者一方通行、計画の今後について伝言をお持ちしました」

    一方「…あァ、上がれよ」

    217 = 1 :


    一方「凍結、なァ。それだけならメールで知らせりゃァいいことなのに、何でオマエを寄越したンだ」

    00001号「機密上の問題から、空中波の使用を嫌ったのではないでしょうか、とミサカは推測を述べます」
    00001号「また芳川博士に、『いつまでも研究所の中じゃ気が滅入るでしょうから、ついでに少しお出かけしてらっしゃい』と」
    00001号「つまり精神衛生的及び身体的健康のための、開放系への接触と軽度の運動を行って来いとの指示を受けました、とミサカは追記します」

    一方「……」


    一方「…堅ッ苦しィなァ全くよォ。遊びに行くような所とかねェのかよ?」

    00001号「遊びに行くところ、ですか?とミサカは全く予想外のことを聞かれ問い返します」

    218 = 1 :

    一方「あとはツルむ相手とか…はいる訳ねェか。同じ顔の『妹達』と連れ立ッて歩いてたら大騒ぎだろうしなァ」

    一方「よォ、時間はあるんだろうがよ。ちょうど昼時だ、メシ食いに行こうぜ」

    00001号「食事ですか?定時の栄養補給には少し時間が」

    一方「いいから来い」

    00001号「お金も持ってませんし…」

    一方「この場面で出せとか言わねェよ。奢ってやらァ」

    00001号「……」


    しばし離席。

    219 :

    ええ話やぁ

    220 = 95 :

    222 :

    これはうるうるせざるを得ない

    223 = 51 :

    なんという良スレ
    がんばれ

    224 :

    ―道中―

    00001号「…もしや」テクテク

    一方「あァ?」スタスタ

    00001号「初期化される前、私は被験者と、今と同様に一緒に行動したことがあるのですか?とミサカは尋ねます」

    一方「……さァな」

    00001号「私達は親しかったのでしょうか?とミサカは重ねて尋ねます」

    一方「……」

    226 = 224 :

    00001号「だとしたら申し訳ない、と」

    一方「…俺ァオマエの他にも、記憶無くした馬鹿を知ッてるンだがよォ」

    00001号「はい、とミサカは続きを促します」

    一方「ソイツは記憶無くしてはいても、何にも変わッちゃいなかッたぜ。多分オマエも心配いらねェよ」ニッ

    00001号「…あなたのそんな顔、初めて見ました、とミサカは一瞬呆けてしまいました」

    一方「フン」

    227 = 224 :

    00001号「……」

    一方「……」

    00001号「……」

    一方「…今オマエ、『初めて』ッつッたか?」

    00001号「ギク!とミミミミサカミサカは」

    一方「普通初対面に近い相手の表情に、そンなに驚きゃァしねェよなァ…!」

    00001号「イイイイメージ的に似合わなかったとミサカは視線を逸らしてキョドりながら苦しい言い訳をしてみます」

    一方「……」ガシ!

    00001号「!!」

    一方「吐け。」

    229 :

    ほう…

    231 = 17 :

    アーハン…

    232 = 224 :

    00001号「…ええと、じ、実は私達『妹達』はその電撃使いの能力と、クローンゆえに全ての個体が完全に同じアーキテクチャからなるという特性を利用し、MNW(ミサカネットワーク)という共有情報網を持っていまして…」
    00001号「初期化前にあらかじめ記憶をMNWにアップロードしておき、第10001次プログラム終了後にそれをダウンロードすることで…」

    一方「記憶を取り戻せる、と」

    00001号「こくり、とミサカは肯定のしぐさをして見せます」

    一方「てンめェェェェ!!」

    00001号「(ビクッ)…!」

    一方「……」

    00001号「……?」

    一方「…俺が、俺がどンだけよォ…」

    00001号「はぅ…(きゅうううん)」

    235 = 224 :

    00001号「ご、ごめんなさい!」ギュ

    一方「うォ!?」

    00001号「つい私に対するあなたの心象を聞きたくて、とミサカは衝動に任せて抱きつきながら釈明します!」ギュー

    00001号「自分ばかりでなく、忘れられてしまう側の心境も想像してしかるべきでした、とミサカは反省しています!」ギュー

    一方「分かッたから離しやがれアホがァ!」

    236 = 229 :

    アクセラロリータさんは本当にロリコンだな

    237 = 194 :

    打ち止めェ…

    238 :

    一方さんかわいい

    239 = 224 :

    00001号「……本当に嫌なら反射なり何なりで振りほどけば良いのに、とミサカはちょっと意地悪を言ってみます」ギュウウ

    一方「う」

    00001号「あああ可愛い一方通行かわいい!!とミサカは愛しさのあまりぐりぐりぐり…」グリグリグリ

    カキーン

    00001号「あう!」ベシャ

    一方「調子乗ンなクソボケ」パッパッ

    240 = 51 :

    ごめんすごく萌えるかわいいよどっちも

    241 = 224 :

    00001号「うー、とミサカは座り込んだまま不満をあらわにしますー」

    一方「置いてくぞォ」

    00001号「ちぇ、とミサカは立ち上がり追いかけます」タタタ

    一方「…あァ?」

    00001号「これくらいなら、構わないでしょう?とミサカはあなたの手を握ります」キュ

    一方「…フン」



    続く?

    242 = 140 :

    続いてほしいようなここで終わっていいような

    243 = 224 :

    一旦終わり!

    一応続き、打ち止め編の構想はあるんだが、書き溜めが尽きた
    誰だよ書き溜め投下しながら書き進めればいいとか考えたやつ

    それに、なんとなくもう後は蛇足な気がしてきた

    244 = 147 :

    ロリコンじゃない・・・?

    245 = 219 :

    とっても幸せな気分になるSSでした

    246 :

    これは一方目録以来のすさまじい一方さんスレだなと思いつつ読みふけってたら終わってただと……?

    247 :

    上条さんとかは出なくていいから
    もう少しこの二人を見せてほしい

    248 :

    続いた先が頭をパーン!だからな……。
    複雑だな

    249 = 221 :

    乙です
    出来れば続けてほしいな

    250 = 246 :

    終わり方が完璧すぎるからこれで完結でも特に悔いはない


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