私的良スレ書庫
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元スレ上条「いつもお前と一緒にいる白井って子可愛いよな」
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御琴「…………」ボショーン
上条「こ、今度の休日にでも着ればいいじゃねえか、なあ?」
黒子「ですから一体どこで着ろとおっしゃいますの」
上条「そりゃ、やっぱり……自分の部屋? とか」
黒子「……はぁ。ちょっと見なおしたと思ったらすぐコレですわ。寮で誰に見せつけるっていうんですの」
上条「見直した?」
黒子「そっちには反応しなくても結構ですわ!」
御琴「…………」ボショーン
上条「こ、今度の休日にでも着ればいいじゃねえか、なあ?」
黒子「ですから一体どこで着ろとおっしゃいますの」
上条「そりゃ、やっぱり……自分の部屋? とか」
黒子「……はぁ。ちょっと見なおしたと思ったらすぐコレですわ。寮で誰に見せつけるっていうんですの」
上条「見直した?」
黒子「そっちには反応しなくても結構ですわ!」
御琴「…………」ボショーン
御琴「…………」ボショーン
黒子「ほぉらお姉様、いつまでも落ち込んでないで、クレープでも食べに行きましょうか?」
御琴「うう……だって、せっかく、せっかく、」
黒子「せっかくも結核もありませんの! ほら、アナタも何か言いなさいな」
上条「お、俺? えー……」
黒子「ほぉらお姉様、いつまでも落ち込んでないで、クレープでも食べに行きましょうか?」
御琴「うう……だって、せっかく、せっかく、」
黒子「せっかくも結核もありませんの! ほら、アナタも何か言いなさいな」
上条「お、俺? えー……」
>>107
頑張れ
頑張れ
上条「(そうかここはさっきの経験を生かすべき時ッ!)えーと……制服姿のビリビリも、か、可愛いぞー……みたいな?」
黒子「最後のと呼び方で完っ全にアウトですの! それからアナタはすぐそうやって誰にでも愛をまき散らすんですわね!」
上条「言えって言われたから言ったのに言ったら怒られましたよ!?」
黒子「もう、知りませんの! ほら、見なさい、お姉様だって怒って、」
御琴「…………へへへ。黒子っ、クレープ食べにいこ! 御琴さんおごったげる」
黒子「こうかばつぐんですの!?」
御琴「ほらあんたも。あと少しぐらい気きかせなさいよぉー私も黒子も荷物持ってんじゃんー」
上条「それってさっきお前らが買ったやつ」黒子「ギヌロ」「わかりました持てばいいんでしょ持てばいやむしろ持たせてください!」
黒子「最後のと呼び方で完っ全にアウトですの! それからアナタはすぐそうやって誰にでも愛をまき散らすんですわね!」
上条「言えって言われたから言ったのに言ったら怒られましたよ!?」
黒子「もう、知りませんの! ほら、見なさい、お姉様だって怒って、」
御琴「…………へへへ。黒子っ、クレープ食べにいこ! 御琴さんおごったげる」
黒子「こうかばつぐんですの!?」
御琴「ほらあんたも。あと少しぐらい気きかせなさいよぉー私も黒子も荷物持ってんじゃんー」
上条「それってさっきお前らが買ったやつ」黒子「ギヌロ」「わかりました持てばいいんでしょ持てばいやむしろ持たせてください!」
御坂と美琴が混ざってるぞ
>114
早く続きを!
早く続きを!
@
美琴「はい、お待たせっ」
上条「おう、サンキュな、ビリビリ。どれが誰のだ?」
美琴「それがあんたので、そっちが黒子の。で、これが私の」
上条「両手ふさがってる状態で指示語を使うんじゃありません」
美琴「あはは、ジョーダン。そっちのチョコにしたけど、甘いのダメだったりする?」
上条「上条さんは貧乏ですから貴重なカロリーを無駄にしたりはしないのです。ていうか甘いもの大好きです」
美琴「このビンボーがくせいめっ! うりゃっ!」
上条「のわっ! 顔にチョコがつくからやめろって」
黒子「(お姉様……地面から2センチくらい浮いてる気がしますわ)」
上条「(そういやリニアってあったよな)」
美琴「はい、お待たせっ」
上条「おう、サンキュな、ビリビリ。どれが誰のだ?」
美琴「それがあんたので、そっちが黒子の。で、これが私の」
上条「両手ふさがってる状態で指示語を使うんじゃありません」
美琴「あはは、ジョーダン。そっちのチョコにしたけど、甘いのダメだったりする?」
上条「上条さんは貧乏ですから貴重なカロリーを無駄にしたりはしないのです。ていうか甘いもの大好きです」
美琴「このビンボーがくせいめっ! うりゃっ!」
上条「のわっ! 顔にチョコがつくからやめろって」
黒子「(お姉様……地面から2センチくらい浮いてる気がしますわ)」
上条「(そういやリニアってあったよな)」
>>120
ヤンデレは俺がムリ
黒子「ところで……アナタ」
上条「ん? 仕方ないな一口だけだぞ」
黒子「なに盛大な勘違いをしてますの! まあ、頂けるというならありがたく頂戴しますけどってそうじゃなくて!」
上条「なんだ、いらないのか?」
黒子「……いただきますわ」
ヤンデレは俺がムリ
黒子「ところで……アナタ」
上条「ん? 仕方ないな一口だけだぞ」
黒子「なに盛大な勘違いをしてますの! まあ、頂けるというならありがたく頂戴しますけどってそうじゃなくて!」
上条「なんだ、いらないのか?」
黒子「……いただきますわ」
黒子「ま。チョコもなかなか……」
上条「そうでしょうそうでしょう。おごりだけどな」
黒子「この甲斐性ナシ」
上条「だってコイツがおごるってきかねえんだもんよ」美琴「ん?」「ナンデモナイデース」
上条「ほらアレですよ、今日はたまたまです。上条さんだって普段はもっとこう……お金はないけど夢はある! みたいな?」
黒子「余計駄目じゃないですの」
上条「ぐぐ……」
美琴「この貧乏学生めっ!」
上条「二回言われた!」
黒子「そこまで言うのなら、今度はその甲斐性のある上条当麻というのを見せてくださいな。期待しないでお待ちしてますわ」
上条「……それ、次もあるってことか?」
黒子「ふふ。さあ、どうでしょう? お姉様、黒子にも少し分けてくださいなー」
上条「…………」
上条「そうでしょうそうでしょう。おごりだけどな」
黒子「この甲斐性ナシ」
上条「だってコイツがおごるってきかねえんだもんよ」美琴「ん?」「ナンデモナイデース」
上条「ほらアレですよ、今日はたまたまです。上条さんだって普段はもっとこう……お金はないけど夢はある! みたいな?」
黒子「余計駄目じゃないですの」
上条「ぐぐ……」
美琴「この貧乏学生めっ!」
上条「二回言われた!」
黒子「そこまで言うのなら、今度はその甲斐性のある上条当麻というのを見せてくださいな。期待しないでお待ちしてますわ」
上条「……それ、次もあるってことか?」
黒子「ふふ。さあ、どうでしょう? お姉様、黒子にも少し分けてくださいなー」
上条「…………」
うどんうめえ
イチャイチャを期待してた人には申し訳ないがそろそろ終わらせます。
イチャイチャを期待してた人には申し訳ないがそろそろ終わらせます。
エピ
「それじゃあ、またな」
「ええ。またですわ」
今日はそれなりに楽しめましたわと、そう目の前の男に告げる黒子の顔はいつもより二割増で明るい。……気がする。紙袋――昼間に買った服が入っている――を胸元でぎゅっと抱きしめて微笑む私の後輩は、なんだかいつもよりも年相応に見えた。
「お前も、またな。ビリビリ」
「その呼び方、そろそろやめなさいってば」
「いやまあ、その」
「今日はそればっかりね」
仕方ないなあ、という顔をすると、彼はそれに釣られるようにして苦笑いした。
「またね」
そんなに暗くないし二人だから平気だって言ったのに、彼は私たちを送って帰ると言ってきかなかった。
ここから彼の家がどれだけ離れてるか知らないけど、きっと彼が家に着くころにはもう真っ暗になっているだろう。
「ほんとうに、お人好しなんだから」
「なんか言ったか?」
「なんでもない」
きょとんとして首を傾げる。その仕草がまたぜんぜんかわいくなくて、私はうっかり笑ってしまった。
首を傾げたまま、彼の眉根が寄せられる。
黒子は私を見て苦笑いしていた。
あとちょっとだけ続きます
「それじゃあ、またな」
「ええ。またですわ」
今日はそれなりに楽しめましたわと、そう目の前の男に告げる黒子の顔はいつもより二割増で明るい。……気がする。紙袋――昼間に買った服が入っている――を胸元でぎゅっと抱きしめて微笑む私の後輩は、なんだかいつもよりも年相応に見えた。
「お前も、またな。ビリビリ」
「その呼び方、そろそろやめなさいってば」
「いやまあ、その」
「今日はそればっかりね」
仕方ないなあ、という顔をすると、彼はそれに釣られるようにして苦笑いした。
「またね」
そんなに暗くないし二人だから平気だって言ったのに、彼は私たちを送って帰ると言ってきかなかった。
ここから彼の家がどれだけ離れてるか知らないけど、きっと彼が家に着くころにはもう真っ暗になっているだろう。
「ほんとうに、お人好しなんだから」
「なんか言ったか?」
「なんでもない」
きょとんとして首を傾げる。その仕草がまたぜんぜんかわいくなくて、私はうっかり笑ってしまった。
首を傾げたまま、彼の眉根が寄せられる。
黒子は私を見て苦笑いしていた。
あとちょっとだけ続きます
お姉様が笑っている理由をついぞ教えてもらえなかった上条さんは、不可思議な表情のまま帰っていった。
門限もすぐそこまで迫っているので私たちはそそくさと寮の中に入っていった。その間もずっとお姉様はくすくすと笑っていて、自室の扉を開いた時、結局私も耐えきれず一緒に笑い出した。
「あはは……ねえ、黒子」
「なんですの、お姉様……ふふ」
お姉様はニコニコ顔のまま、自分が今日買った服を紙袋から取り出し、自信の身体にあてた。
「私、似合ってるって。似合うって言われたよ」
「私なんか、可愛いって言わせましたわ!」
「えー、アレはノーカンじゃない?」
「そんなことありませんわー」
そう言ってお姉様に飛びつく。二人してベッドに倒れ込んで、やっぱり二人で馬鹿みたいに笑いあった。
服がしわくちゃになっちゃうよ、と、彼に褒められた服を脇に置いたこの尊敬すべき先輩が、ちょっとだけ小憎らしかった。
門限もすぐそこまで迫っているので私たちはそそくさと寮の中に入っていった。その間もずっとお姉様はくすくすと笑っていて、自室の扉を開いた時、結局私も耐えきれず一緒に笑い出した。
「あはは……ねえ、黒子」
「なんですの、お姉様……ふふ」
お姉様はニコニコ顔のまま、自分が今日買った服を紙袋から取り出し、自信の身体にあてた。
「私、似合ってるって。似合うって言われたよ」
「私なんか、可愛いって言わせましたわ!」
「えー、アレはノーカンじゃない?」
「そんなことありませんわー」
そう言ってお姉様に飛びつく。二人してベッドに倒れ込んで、やっぱり二人で馬鹿みたいに笑いあった。
服がしわくちゃになっちゃうよ、と、彼に褒められた服を脇に置いたこの尊敬すべき先輩が、ちょっとだけ小憎らしかった。
わおやっと繋がった。
続き書いていきます
「お姉様」
「なあに、黒子」
「わたくし、負けませんわよ」
「私だって。言っとくけど付き合いは私の方が長いんだからね?」
「そういう台詞はとりあえず、名前を呼んでもらってからおっしゃってくださいまし」
「言ったな? そんなこと言うのはこの口か」
いふぁいいふぁいへすわ、と情けない声しか出てこない。お姉様はしばらくそうして弄ばれていると、不意に力が緩んだ。好機とばかりに手を振り落とす。
「痛かったのですわ、おねえ、さ、ま?」
お姉様がなんだか寂しそうに私を見つめている。顔が近い。こんなに近付いたのは今朝お姉様に軽い目覚めのキス(未遂)をした時以来かしらってそうではなく。
「……お姉様?」
「……そっか。黒子もライバルなんだ」
困ったな、また増えちゃった、と言ってお姉様は寂しそうに微笑んだ。
たおやかな指が私の頭を撫でる。
少し、くすぐったい。
「…………黒子、どっちが勝っても恨みっこナシね」
「当然ですわ」
自慢じゃないけど、いつまでも昔の男を思って、とか、振られた相手を逆恨み、とか、そういうのは苦手なのだ。
どうせなら気持ちの良い恋がしたい。相手を想って取り合ったら、きっと誰かが傷つくのだろうけど。それでも、私はお姉様のこともこの上なく大切なのだ。
そう、だからできるなら、右手と左手で。いつまでも手をつないでいられたら良い。
それは途方もなく馬鹿な考えなのだろうけど、子供の今くらい、幸せな恋を夢見てもいいじゃない。
続き書いていきます
「お姉様」
「なあに、黒子」
「わたくし、負けませんわよ」
「私だって。言っとくけど付き合いは私の方が長いんだからね?」
「そういう台詞はとりあえず、名前を呼んでもらってからおっしゃってくださいまし」
「言ったな? そんなこと言うのはこの口か」
いふぁいいふぁいへすわ、と情けない声しか出てこない。お姉様はしばらくそうして弄ばれていると、不意に力が緩んだ。好機とばかりに手を振り落とす。
「痛かったのですわ、おねえ、さ、ま?」
お姉様がなんだか寂しそうに私を見つめている。顔が近い。こんなに近付いたのは今朝お姉様に軽い目覚めのキス(未遂)をした時以来かしらってそうではなく。
「……お姉様?」
「……そっか。黒子もライバルなんだ」
困ったな、また増えちゃった、と言ってお姉様は寂しそうに微笑んだ。
たおやかな指が私の頭を撫でる。
少し、くすぐったい。
「…………黒子、どっちが勝っても恨みっこナシね」
「当然ですわ」
自慢じゃないけど、いつまでも昔の男を思って、とか、振られた相手を逆恨み、とか、そういうのは苦手なのだ。
どうせなら気持ちの良い恋がしたい。相手を想って取り合ったら、きっと誰かが傷つくのだろうけど。それでも、私はお姉様のこともこの上なく大切なのだ。
そう、だからできるなら、右手と左手で。いつまでも手をつないでいられたら良い。
それは途方もなく馬鹿な考えなのだろうけど、子供の今くらい、幸せな恋を夢見てもいいじゃない。
「お姉様がそうしたいかどうかは、また別ですけど、ね」
「んー? なんの話よ」
「お慕い申し上げております、ということですわ。……さあさ、お姉様。ひとまずお夕飯でも食べに行きませんこと?」
「そうね。私、お腹すいちゃった」
ベッドから私を転がして、ぱんぱんと裾を払うお姉様。私もそれに倣って軽く身支度を整える。
「それじゃ、行きましょうか。……って、なあに」
「いいじゃありませんの、たまには」
お姉様の手を軽く握る。そういえば、こういった慎ましいスキンシップは今までしてこなかったように思う。
しょうがないなあ、と握り返すお姉様の手があたたかい。それだけのことが、なんだか無性に嬉しかった。
いつか私の両手を、私の好きなもので塞いでしまおう。
そんな未来を想像しながら、私はみっともないと知りつつも、開いた右手をそっとスカートのポケットに差し込んだ。
「それにしてもお姉様の手、なんてすべすべでやわらかいんでしょ」「調子に乗るなっ!」
了
「んー? なんの話よ」
「お慕い申し上げております、ということですわ。……さあさ、お姉様。ひとまずお夕飯でも食べに行きませんこと?」
「そうね。私、お腹すいちゃった」
ベッドから私を転がして、ぱんぱんと裾を払うお姉様。私もそれに倣って軽く身支度を整える。
「それじゃ、行きましょうか。……って、なあに」
「いいじゃありませんの、たまには」
お姉様の手を軽く握る。そういえば、こういった慎ましいスキンシップは今までしてこなかったように思う。
しょうがないなあ、と握り返すお姉様の手があたたかい。それだけのことが、なんだか無性に嬉しかった。
いつか私の両手を、私の好きなもので塞いでしまおう。
そんな未来を想像しながら、私はみっともないと知りつつも、開いた右手をそっとスカートのポケットに差し込んだ。
「それにしてもお姉様の手、なんてすべすべでやわらかいんでしょ」「調子に乗るなっ!」
了
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