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元スレ上条「寮監……ですか」

みんなの評価 : ★★★×12
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美琴「あん? 別に私は落ち着いてるわよ」
黒子「すごい帯電っぷりですけど!?」
生徒B「た、確かにちょっと優しそうな方でしたよね」
美琴「…………」バチン
黒子「おね!?」
生徒A「てか能力とかで脅したらあっさり開放してくれそうじゃない?」
美琴「…………」バチバチ
黒子「ひいィィィィいいいい!?」
黒子「すごい帯電っぷりですけど!?」
生徒B「た、確かにちょっと優しそうな方でしたよね」
美琴「…………」バチン
黒子「おね!?」
生徒A「てか能力とかで脅したらあっさり開放してくれそうじゃない?」
美琴「…………」バチバチ
黒子「ひいィィィィいいいい!?」
──19時40分
寮監室
上条「人前に出るってのは慣れないなー。それも女の子ばっかりだし」
上条(やたらと熱視線送ってくるあのキモチワルイ坊主刈りのおっさんは何だったんだ?)
上条(あと吹き飛ばされていく青髪ピアスの姿が思い浮かぶんだけどなぜだろう……)
上条(しかし作り置きがなかっただなんて不幸だ。いやバナナがあっただけマシか……)
上条「さて、資料資料っと。いや先に名簿見といたほうがいいかな?」
上条「いや先にやることを確認するために資料か?」
上条「くそ、時間ねーのにやること多すぎる」
寮監室
上条「人前に出るってのは慣れないなー。それも女の子ばっかりだし」
上条(やたらと熱視線送ってくるあのキモチワルイ坊主刈りのおっさんは何だったんだ?)
上条(あと吹き飛ばされていく青髪ピアスの姿が思い浮かぶんだけどなぜだろう……)
上条(しかし作り置きがなかっただなんて不幸だ。いやバナナがあっただけマシか……)
上条「さて、資料資料っと。いや先に名簿見といたほうがいいかな?」
上条「いや先にやることを確認するために資料か?」
上条「くそ、時間ねーのにやること多すぎる」
──20時10分
上条「仕事内容って指定が細かいだけで結局やることは門限破りのチェックと決められた時間の見周りくらいなんだな」
上条「んー、日誌? いや日誌書けって代理が書いてもいいもんなのかコレ?」
上条「これか、日誌……。うわー綺麗な字だなオイ。これに俺の字並べるってすごい抵抗があるんですけど」
上条「こっちはブラックリスト? そういや面接ん時に208号室の連中に気をつけろって言ってたな」
上条「208……って御坂と白井かよ!?」
上条「主に白井が何かした時は別室に隔離、か。……効果絶大そうだな」
コンコン ガチャ
上条「にしても風紀委員が目つけられてるだなんて」
黒子「悪いことをしてるつもりなんてないんですが、どうも間が悪いというか」
上条「いつも突然だなお前!?」
黒子「あら、わたくしは空間移動の使い手ですのよ?」
上条「寮則第九条──」
黒子「普通にノックして入ってきましたのよ!?」
上条「仕事内容って指定が細かいだけで結局やることは門限破りのチェックと決められた時間の見周りくらいなんだな」
上条「んー、日誌? いや日誌書けって代理が書いてもいいもんなのかコレ?」
上条「これか、日誌……。うわー綺麗な字だなオイ。これに俺の字並べるってすごい抵抗があるんですけど」
上条「こっちはブラックリスト? そういや面接ん時に208号室の連中に気をつけろって言ってたな」
上条「208……って御坂と白井かよ!?」
上条「主に白井が何かした時は別室に隔離、か。……効果絶大そうだな」
コンコン ガチャ
上条「にしても風紀委員が目つけられてるだなんて」
黒子「悪いことをしてるつもりなんてないんですが、どうも間が悪いというか」
上条「いつも突然だなお前!?」
黒子「あら、わたくしは空間移動の使い手ですのよ?」
上条「寮則第九条──」
黒子「普通にノックして入ってきましたのよ!?」
上条「都合のいいことを言って……」
黒子「ノックしましたわよね!? 音聞いてましたわよね!?」
上条「したっけ……? まぁいいけどさ」
黒子「それで寮監代理様? 何かお仕事はありまして?」
上条「大体やることはわかった。常になんかしてなきゃいけないわけでもないんだな。」
黒子「まぁ寮の規律を守らせるというのが大事なわけですし」
上条「そっか。あとは時間忘れないように気をつけなきゃいけないけど」
上条「それと名簿をチェックしとかないといけないくらいか」
黒子「名簿? なぜまた名簿ですの? もしも流出なんてさせたら」
上条「しねーよ。ここって能力者だらけなんだろ? 罰の内容考えたりするのに情報がいるんだよ」
上条「反抗されたりしたら面倒だし」
黒子「ああ、それはありますわね」
上条「やっぱあるのか。否定してほしかったんですが」
美琴「つーかアンタ、結構ナメられてるみたいよ」
上条「どう見たってただの男子高校生だし無理もねーよな……。ていうかお前も突然だな!?」
黒子「ノックしましたわよね!? 音聞いてましたわよね!?」
上条「したっけ……? まぁいいけどさ」
黒子「それで寮監代理様? 何かお仕事はありまして?」
上条「大体やることはわかった。常になんかしてなきゃいけないわけでもないんだな。」
黒子「まぁ寮の規律を守らせるというのが大事なわけですし」
上条「そっか。あとは時間忘れないように気をつけなきゃいけないけど」
上条「それと名簿をチェックしとかないといけないくらいか」
黒子「名簿? なぜまた名簿ですの? もしも流出なんてさせたら」
上条「しねーよ。ここって能力者だらけなんだろ? 罰の内容考えたりするのに情報がいるんだよ」
上条「反抗されたりしたら面倒だし」
黒子「ああ、それはありますわね」
上条「やっぱあるのか。否定してほしかったんですが」
美琴「つーかアンタ、結構ナメられてるみたいよ」
上条「どう見たってただの男子高校生だし無理もねーよな……。ていうかお前も突然だな!?」
美琴「あの寮監に比べたら確かにヌルそうに見えるわよね」
上条「人様のことをじろじろ見ながらその上ボロクソ言いやがって……」
黒子「あの寮監と比べること自体が間違ってるのでは?」
上条「……あの寮監そんなにスゴイのか?」
黒子「わたくしの記憶の限りだと大能力者3人相手にしても余裕そうでしたわよ」
美琴「やったことはないけど、多分私でも無理ね」
上条「第3位の超能力者で無理ってどういうことだよ!?」
美琴「殺る気で行かないと殺られるって感じよ」
上条「想像できないくらい恐ろしい世界を感じるな。まぁとにかくあの寮監に比べて俺はヌルそうってわけか」
黒子「殿方というだけで、あとは歳も大して違わないような方をあの寮監と比較してしまったら……」
黒子「まぁなんというか当然といった感じですわね」
上条「なんつーか、不幸だ……」
上条「人様のことをじろじろ見ながらその上ボロクソ言いやがって……」
黒子「あの寮監と比べること自体が間違ってるのでは?」
上条「……あの寮監そんなにスゴイのか?」
黒子「わたくしの記憶の限りだと大能力者3人相手にしても余裕そうでしたわよ」
美琴「やったことはないけど、多分私でも無理ね」
上条「第3位の超能力者で無理ってどういうことだよ!?」
美琴「殺る気で行かないと殺られるって感じよ」
上条「想像できないくらい恐ろしい世界を感じるな。まぁとにかくあの寮監に比べて俺はヌルそうってわけか」
黒子「殿方というだけで、あとは歳も大して違わないような方をあの寮監と比較してしまったら……」
黒子「まぁなんというか当然といった感じですわね」
上条「なんつーか、不幸だ……」
美琴「まぁどうしようもなくなったら私が止めてやるわよ」
上条「いやー、いいよ」
美琴「いいよってアンタ……」
上条「俺に手を貸したら、お前の立場がまずくなったりしねーか?」
美琴「な、何でアンタが私の立場を気にするのよ!?」
黒子「まぁまぁお姉様。ここは風紀委員のわたくしが」
上条「白井も同じだ。別に能力が優れたってだけでそれ以外の部分はただのお嬢様なんだろ?」
上条「だったら2~3人くらいなら何とかなるかもしれないし」
黒子「だ、大丈夫ですの? ってその右手の動きは何です? 犯罪の香りが……」
美琴「その手だけで何とかなるのかしら?」
上条「まぁ大丈夫だろ。つーか結構良い時間だし、お前らはもう部屋に戻れ」
上条「いやー、いいよ」
美琴「いいよってアンタ……」
上条「俺に手を貸したら、お前の立場がまずくなったりしねーか?」
美琴「な、何でアンタが私の立場を気にするのよ!?」
黒子「まぁまぁお姉様。ここは風紀委員のわたくしが」
上条「白井も同じだ。別に能力が優れたってだけでそれ以外の部分はただのお嬢様なんだろ?」
上条「だったら2~3人くらいなら何とかなるかもしれないし」
黒子「だ、大丈夫ですの? ってその右手の動きは何です? 犯罪の香りが……」
美琴「その手だけで何とかなるのかしら?」
上条「まぁ大丈夫だろ。つーか結構良い時間だし、お前らはもう部屋に戻れ」
上条「寝る時間までこんなとこいても仕方な……ってベッドどこだ? 俺どこで寝るんだ!?」
黒子「寮監ならよくロビーのソファーに座ったまま寝てるようですけど」
美琴「座ったまま? たまに立ったまま寝てない?」
上条「それは寝てないんじゃないのか……?」
黒子「たまに立ったままの時もありますわね……」
上条「それは寝てないんじゃないの!?」
黒子「いろんな意味であの寮監に常識は通用しませんのよ」
上条「俺、なんかあの寮監のことがよくわからなくなってきた」
美琴「まぁ空き部屋使えばいいんじゃない?」
上条「いいんかね? 勝手に使っちまって」
黒子「メイドの実習生が定期的にメンテナンスしてますから問題ないと思いますわよ」
上条「ふーん、じゃあちょっと見てくるか。まぁお前らは帰れよ」
黒子「寮監ならよくロビーのソファーに座ったまま寝てるようですけど」
美琴「座ったまま? たまに立ったまま寝てない?」
上条「それは寝てないんじゃないのか……?」
黒子「たまに立ったままの時もありますわね……」
上条「それは寝てないんじゃないの!?」
黒子「いろんな意味であの寮監に常識は通用しませんのよ」
上条「俺、なんかあの寮監のことがよくわからなくなってきた」
美琴「まぁ空き部屋使えばいいんじゃない?」
上条「いいんかね? 勝手に使っちまって」
黒子「メイドの実習生が定期的にメンテナンスしてますから問題ないと思いますわよ」
上条「ふーん、じゃあちょっと見てくるか。まぁお前らは帰れよ」
黒子「わかりましたわ、ではお姉様?」
美琴「あ、ちょっと!」
ガチャ
生徒C「あ、あの!? 寮監代理様!」
上条「ん?」
美琴「あら? どうしたの?」
生徒C「御坂様も! ロビーの方で先輩方が言い争いを……」
黒子「寮監がいなくなった初日からこれですのね……」
上条「ううー、やっぱり平和のまま終わってはくれないのですね……」
美琴「何を現実逃避してんのよ。ホラ行くわよ黒子」
上条「ちょっと御坂サンそれ俺の仕事なんですけどー!?」
美琴「あ、ちょっと!」
ガチャ
生徒C「あ、あの!? 寮監代理様!」
上条「ん?」
美琴「あら? どうしたの?」
生徒C「御坂様も! ロビーの方で先輩方が言い争いを……」
黒子「寮監がいなくなった初日からこれですのね……」
上条「ううー、やっぱり平和のまま終わってはくれないのですね……」
美琴「何を現実逃避してんのよ。ホラ行くわよ黒子」
上条「ちょっと御坂サンそれ俺の仕事なんですけどー!?」
──20時30分
生徒B「で、ですがこんな時間にわざわざ行かなくても!」
生徒D「せっかく寮監がいないんだから細かいことは言わないの!」
生徒B「で、でも!」
黒子「はいはい、そこまでですの」
生徒D「あら、白井さん? 何か御用かしら?」
黒子「そんなに派手に口論していては止めに入ってもおかしくはないでしょう?」
上条「一体こんな時間にどこに行こうってんだ?」
生徒D「あら、よく見たら頼りにならなそうな寮監代理様までひきつれちゃって」
美琴「…………ッ」ズイ
上条「ちょちょちょストップ御坂! 何でお前キレてんの!?」
美琴「だ、だって!」
上条「いやいやなんでお前が涙目なの!? もういいから、俺の仕事だし!」
生徒B「で、ですがこんな時間にわざわざ行かなくても!」
生徒D「せっかく寮監がいないんだから細かいことは言わないの!」
生徒B「で、でも!」
黒子「はいはい、そこまでですの」
生徒D「あら、白井さん? 何か御用かしら?」
黒子「そんなに派手に口論していては止めに入ってもおかしくはないでしょう?」
上条「一体こんな時間にどこに行こうってんだ?」
生徒D「あら、よく見たら頼りにならなそうな寮監代理様までひきつれちゃって」
美琴「…………ッ」ズイ
上条「ちょちょちょストップ御坂! 何でお前キレてんの!?」
美琴「だ、だって!」
上条「いやいやなんでお前が涙目なの!? もういいから、俺の仕事だし!」
生徒D「失礼、寮監代理。ちょっと急用がありますので」
上条「急用? どんなの?」
生徒D「お友達から呼び出しがありまして」
黒子「寮監だったら瞬殺されてますわね……」
上条「さすがにそれじゃ認められないな」
黒子「というか後で寮監に報告すればいいんじゃ?」
生徒D「!? と、とにかくこっちは急いでるんです!!」
上条「何か随分焦ってるな? もしかしてその友達の命が危ないとか?」
美琴「はぁ? アンタの基準で物事考えんなよ……」
生徒D「・・…? そ、そうなんです! だから急がないと!!」
黒子「うわー、脆い嘘ですわね……」
生徒D「う! どうせ嘘は下手よ!!」
上条「嘘なのかよ!?」
美琴「アンタ馬鹿か!?」
上条「急用? どんなの?」
生徒D「お友達から呼び出しがありまして」
黒子「寮監だったら瞬殺されてますわね……」
上条「さすがにそれじゃ認められないな」
黒子「というか後で寮監に報告すればいいんじゃ?」
生徒D「!? と、とにかくこっちは急いでるんです!!」
上条「何か随分焦ってるな? もしかしてその友達の命が危ないとか?」
美琴「はぁ? アンタの基準で物事考えんなよ……」
生徒D「・・…? そ、そうなんです! だから急がないと!!」
黒子「うわー、脆い嘘ですわね……」
生徒D「う! どうせ嘘は下手よ!!」
上条「嘘なのかよ!?」
美琴「アンタ馬鹿か!?」
上条「んじゃ、止めるしかないんだな」
生徒D「くっ……」
美琴「結局こうなるのね……」
上条「白井、あの娘の能力わかるか?」
黒子「発火能力でしたわね」
上条「なるほど」
上条(何か得体のしれない能力とかじゃなくてよかった。右手使ってハッタリかませば……)
上条「ま、嘘ついただけなら罰はないから、すぐに部屋に戻れよ」
上条「変なこと考えるなよ。俺だって伊達に寮監代理に選ばれたわけじゃねえんだ」
生徒D「どいてください!!」 ボウッ
上条「ってうおーい!?」
美琴「何で避けてんのよ……」
生徒D「くっ……」
美琴「結局こうなるのね……」
上条「白井、あの娘の能力わかるか?」
黒子「発火能力でしたわね」
上条「なるほど」
上条(何か得体のしれない能力とかじゃなくてよかった。右手使ってハッタリかませば……)
上条「ま、嘘ついただけなら罰はないから、すぐに部屋に戻れよ」
上条「変なこと考えるなよ。俺だって伊達に寮監代理に選ばれたわけじゃねえんだ」
生徒D「どいてください!!」 ボウッ
上条「ってうおーい!?」
美琴「何で避けてんのよ……」
上条(よく見ればコイツなかなかの上玉だな…)
生徒D「この炎で!」ボウッ
上条「…ふん」ジュッ
生徒D「え…?」
上条「グヘヘ…悪い女の子だなぁ…」グイッ
生徒D「この炎で!」ボウッ
上条「…ふん」ジュッ
生徒D「え…?」
上条「グヘヘ…悪い女の子だなぁ…」グイッ
上条「いやいや何だあの出力!?」
黒子「強能力ですし、多少手加減したところであんなものでしょう」
生徒D「あら、口だけだったんですか?」
上条(つーか防ぐ防がないよりも大火傷しそうなんですけどー!?)
生徒D「まだまだ!」ゴッ
上条「ぬおっ!?(よけれねぇ!)」 バキン
生徒D「え?」
上条(あれ、思ったほど熱くねーや)
美琴「はー? ホント不思議なもんねー」
黒子「炎まで叩き消すだなんて……お姉様? あれって一体どういう能力ですの?」
黒子「強能力ですし、多少手加減したところであんなものでしょう」
生徒D「あら、口だけだったんですか?」
上条(つーか防ぐ防がないよりも大火傷しそうなんですけどー!?)
生徒D「まだまだ!」ゴッ
上条「ぬおっ!?(よけれねぇ!)」 バキン
生徒D「え?」
上条(あれ、思ったほど熱くねーや)
美琴「はー? ホント不思議なもんねー」
黒子「炎まで叩き消すだなんて……お姉様? あれって一体どういう能力ですの?」
上条「ふぅ……」
生徒D「くっ!!」ボッ
上条「うおい!? っと悪い! け! ど!」バキン
上条「俺はそういうの効かないから、大人しくしてくれな?」
生徒D「そんな、はずは!?」ボン
上条「ちょ!? 効かないって言ってんだろッ!? (こえええ! はやく止めてー!?)」バキン
美琴「まーいろいろあるのよ。いろいろね」
黒子「説明が面倒なだけですのね。にしてもいつまで続ける気ですのアレ……」
上条「ちょ、いい加減に!? やめ!? (誰か助けてくれえええ!!)」バキン
生徒D「くっ!!」ボッ
上条「うおい!? っと悪い! け! ど!」バキン
上条「俺はそういうの効かないから、大人しくしてくれな?」
生徒D「そんな、はずは!?」ボン
上条「ちょ!? 効かないって言ってんだろッ!? (こえええ! はやく止めてー!?)」バキン
美琴「まーいろいろあるのよ。いろいろね」
黒子「説明が面倒なだけですのね。にしてもいつまで続ける気ですのアレ……」
上条「ちょ、いい加減に!? やめ!? (誰か助けてくれえええ!!)」バキン
──21時00分
黒子「あんなこと言ってしまって大丈夫ですの?」
上条「なにがだ?」
美琴「しかも自覚なしか……。アンタさ、さっきの生徒の罰はどうする気よ?」
上条「だから考えとくって言ったろ?」
黒子「それが甘いんですのよ」
上条「そうなのか?」
黒子「そうですの。ただでさえ甘そうだとか思われてるのに実際にあんな判断下したら……」
美琴「この1週間、どんだけ規則破り出す気よ?」
上条「いやいや、明日ちゃんと罰与えればそれでいいだろ?」
黒子「それでは、明日になったら厳しい罰を与えるつもりでいますの?」
上条「うーん……」
黒子「あんなこと言ってしまって大丈夫ですの?」
上条「なにがだ?」
美琴「しかも自覚なしか……。アンタさ、さっきの生徒の罰はどうする気よ?」
上条「だから考えとくって言ったろ?」
黒子「それが甘いんですのよ」
上条「そうなのか?」
黒子「そうですの。ただでさえ甘そうだとか思われてるのに実際にあんな判断下したら……」
美琴「この1週間、どんだけ規則破り出す気よ?」
上条「いやいや、明日ちゃんと罰与えればそれでいいだろ?」
黒子「それでは、明日になったら厳しい罰を与えるつもりでいますの?」
上条「うーん……」
美琴「甘っちょろいわね。あの寮監なら即締め落とし。で何時間もかかるような掃除とか押し付けてくるのに……」
上条「お前、そんなの食らったことあんのか?」
美琴「門限破りで無駄に広いプールを2人で掃除したりしたわね」
黒子「しかもその掃除が原因で門限を破ってしまい罰を追加……」
上条「ひでえ……」
黒子「ただの門限破りでそれだけやらされますのよ?」
上条「ちなみに最初の門限ってどんだけ時間オーバーしたんだ?」
黒子「…………」
美琴「…………」
上条「……相当やらかしたようだな」
上条「お前、そんなの食らったことあんのか?」
美琴「門限破りで無駄に広いプールを2人で掃除したりしたわね」
黒子「しかもその掃除が原因で門限を破ってしまい罰を追加……」
上条「ひでえ……」
黒子「ただの門限破りでそれだけやらされますのよ?」
上条「ちなみに最初の門限ってどんだけ時間オーバーしたんだ?」
黒子「…………」
美琴「…………」
上条「……相当やらかしたようだな」
黒子「しかし! 寮監への攻撃だなんて、門限破りより大問題ですの!」
美琴「それにアンタ、一方的に攻撃防いでただけでしょ?」
黒子「まぁ女性に手を上げないというのは殿方としては立派だと思いますけど」
黒子「あの生徒が無傷でいることで『あの寮監代理は強くない』だとか」
黒子「とにかく余計に甘く見られることになりますのよ」
美琴「まぁ普段はあの寮監の一撃が待ってるわけだしね。」
美琴「それに能力が効かないだなんて、その身で体験したって納得するまでには時間かかるわよ?」
上条「何!? そんな理由で俺は低温火傷しかけたの!?」
美琴「低温火傷って何か意味違わない?」
黒子「あの生徒がなかなか攻撃を止めなかったのはそういうことでしたのね」
美琴「それにアンタ、一方的に攻撃防いでただけでしょ?」
黒子「まぁ女性に手を上げないというのは殿方としては立派だと思いますけど」
黒子「あの生徒が無傷でいることで『あの寮監代理は強くない』だとか」
黒子「とにかく余計に甘く見られることになりますのよ」
美琴「まぁ普段はあの寮監の一撃が待ってるわけだしね。」
美琴「それに能力が効かないだなんて、その身で体験したって納得するまでには時間かかるわよ?」
上条「何!? そんな理由で俺は低温火傷しかけたの!?」
美琴「低温火傷って何か意味違わない?」
黒子「あの生徒がなかなか攻撃を止めなかったのはそういうことでしたのね」
美琴「本気を出してないだとかそういう風に自分で理由づけちゃえば『気のせいかも』ってことになったりするかもしれないし」
黒子「そうなると余計に面倒ですわね」
上条「んー? あの娘は自分の能力が効かなかったって誰かに言ったりしないかな?」
美琴「はぁ? ……アンタ人の話聞いてた?」
上条「あの生徒の口から、能力が全然通用しなかったって広まったら、それでいいんじゃね?」
黒子「何か突拍子もない話ですが、確かにそれが広まったら……」
美琴「でもあの人確か強能力よね……。大能力の人は『自分は違う』ってなるんじゃないの?」
上条「よし、罰としてそういう風に広めてもらうか!」
美琴「さっきからアンタ話聞いてんの!?」
黒子「そうなると余計に面倒ですわね」
上条「んー? あの娘は自分の能力が効かなかったって誰かに言ったりしないかな?」
美琴「はぁ? ……アンタ人の話聞いてた?」
上条「あの生徒の口から、能力が全然通用しなかったって広まったら、それでいいんじゃね?」
黒子「何か突拍子もない話ですが、確かにそれが広まったら……」
美琴「でもあの人確か強能力よね……。大能力の人は『自分は違う』ってなるんじゃないの?」
上条「よし、罰としてそういう風に広めてもらうか!」
美琴「さっきからアンタ話聞いてんの!?」
──22時20分
上条「これで雑務関係は終わりか?」
上条「しっかし疲れた…………」
上条「つーか夕飯にもらったバナナのことを忘れていた……」
上条「どこいっちまったんだ? まさかこの資料の山の中か?
上条「御坂と白井がいろいろ動かしてたからわかんねえな……」
上条「すごいデジャヴュを感じるんですけど。くっそ、夏休み最後の日もこんなだったよな……」
上条「これで雑務関係は終わりか?」
上条「しっかし疲れた…………」
上条「つーか夕飯にもらったバナナのことを忘れていた……」
上条「どこいっちまったんだ? まさかこの資料の山の中か?
上条「御坂と白井がいろいろ動かしてたからわかんねえな……」
上条「すごいデジャヴュを感じるんですけど。くっそ、夏休み最後の日もこんなだったよな……」
──22時50分
上条「結局見つからねえ。紛失というより消失じゃねえかコレ……」
上条「しかももう消灯時間来てるし!?」
上条「見周り行かなきゃな……」
上条「結局見つからねえ。紛失というより消失じゃねえかコレ……」
上条「しかももう消灯時間来てるし!?」
上条「見周り行かなきゃな……」
──23時00分
上条「消灯時間だから寝てるはずだよな。ならうっかり着替え中とかにはならないよな……」
上条「と、とにかく行こう。とっとと済ませよう」
コンコン ガチャ
上条(暗ッ!? って当たり前か。よし、二人とも寝てるな)バタン
上条(時間通りきっちり寝てるだなんて流石お嬢様だなぁ……っと次だ次)コンコン
?『ちょ!?』
上条「ん?」ガチャ
生徒B「き……」
上条「あ」
生徒B「きゃあああああああ!!!」
上条「失礼しましたー!!」
上条(何だ何だよ何最初の部屋でまんまと油断させられてるんですか俺ー!!)
上条「消灯時間だから寝てるはずだよな。ならうっかり着替え中とかにはならないよな……」
上条「と、とにかく行こう。とっとと済ませよう」
コンコン ガチャ
上条(暗ッ!? って当たり前か。よし、二人とも寝てるな)バタン
上条(時間通りきっちり寝てるだなんて流石お嬢様だなぁ……っと次だ次)コンコン
?『ちょ!?』
上条「ん?」ガチャ
生徒B「き……」
上条「あ」
生徒B「きゃあああああああ!!!」
上条「失礼しましたー!!」
上条(何だ何だよ何最初の部屋でまんまと油断させられてるんですか俺ー!!)
──23時10分
(きゃああああああ!!)
美琴「3度目ねー……」
黒子「たった10分で3回とはとんでもない野郎ですわね」
美琴「どうせこうなるだろうとは思ってたけど……」
黒子「ていうかわざとなんじゃありませんの?」
コンコン
?『あー、見周りの者ですが今このドアを開けたりしても大丈夫でございましょうか?』
美琴「どんだけビクビクしてんのよ!?」
(きゃああああああ!!)
美琴「3度目ねー……」
黒子「たった10分で3回とはとんでもない野郎ですわね」
美琴「どうせこうなるだろうとは思ってたけど……」
黒子「ていうかわざとなんじゃありませんの?」
コンコン
?『あー、見周りの者ですが今このドアを開けたりしても大丈夫でございましょうか?』
美琴「どんだけビクビクしてんのよ!?」
ごめん、さるったので書き込みテスト
つーかさるさんってどんくらいのペースで書けばいいんだ
つーかさるさんってどんくらいのペースで書けばいいんだ
ガチャ
上条「ああ、ここお前らの部屋だったっけ」
美琴「アンタ、夕方までここにいたじゃない……」
上条「てかお前ら全然寝る感じじゃねーな」
美琴「別に騒いだりしてるわけじゃないしいいでしょ?」
黒子「わたくしは風紀委員の仕事で徹夜しないといけないので」
上条「てかお前全然仕事する感じじゃねーな」
黒子「当然お姉様とお話する時間の方が大事ですの」
美琴「つーかアンタが一方的にしゃべってるだけでしょ……。私は普通に寝たいんだけど」
上条「白井、とりあえず御坂は寝たいそうだから、お前も仕事があるならそっちに集中しろって」
黒子「寮監代理だからって偉そうに! わたくしたちの憩いの時間をぶち壊そうたってそうはいきませんのよ!」
上条「ああ、ここお前らの部屋だったっけ」
美琴「アンタ、夕方までここにいたじゃない……」
上条「てかお前ら全然寝る感じじゃねーな」
美琴「別に騒いだりしてるわけじゃないしいいでしょ?」
黒子「わたくしは風紀委員の仕事で徹夜しないといけないので」
上条「てかお前全然仕事する感じじゃねーな」
黒子「当然お姉様とお話する時間の方が大事ですの」
美琴「つーかアンタが一方的にしゃべってるだけでしょ……。私は普通に寝たいんだけど」
上条「白井、とりあえず御坂は寝たいそうだから、お前も仕事があるならそっちに集中しろって」
黒子「寮監代理だからって偉そうに! わたくしたちの憩いの時間をぶち壊そうたってそうはいきませんのよ!」
上条「あのなぁ、風紀を守るとか何とか言ってた風紀委員がそんなんで……」
黒子「キィィィィ! これ以上ごちゃごちゃ抜かしたら変な噂ばらまいてやりますわよ!?」
上条「やめろよ!? てか何で逆ギレしてんだよ!?」
御坂「眠いんですけど?」
黒子「ま、風紀委員と言われては仕方ありませんわね。寮監に報告されても困りますのでオフザケはこれくらいにしておきますわ」
上条「テメェさっきまで本気で暴れ回ってたじゃねぇか……」
美琴「寝たいんですけど?」
上条「何で!? 俺が悪いの!? もう! 上条さんだって早く寝たいのでアナタタチも早く寝てください!」
バタン
美琴「初日からあんなんで1週間も持つのかしら?」
(きゃああああ!!)
黒子「あら、4度目……」
美琴「あ…の野郎……」
黒子「キィィィィ! これ以上ごちゃごちゃ抜かしたら変な噂ばらまいてやりますわよ!?」
上条「やめろよ!? てか何で逆ギレしてんだよ!?」
御坂「眠いんですけど?」
黒子「ま、風紀委員と言われては仕方ありませんわね。寮監に報告されても困りますのでオフザケはこれくらいにしておきますわ」
上条「テメェさっきまで本気で暴れ回ってたじゃねぇか……」
美琴「寝たいんですけど?」
上条「何で!? 俺が悪いの!? もう! 上条さんだって早く寝たいのでアナタタチも早く寝てください!」
バタン
美琴「初日からあんなんで1週間も持つのかしら?」
(きゃああああ!!)
黒子「あら、4度目……」
美琴「あ…の野郎……」
黒子「ていうかわざとなんじゃありませんの?」
美琴「ま、まさかねぇ……」
(きゃああああ!!)
美琴「ちょっと黒子!? 寮の風紀を守るためにあの痴漢野郎を撃退してきてもいいかしら!?」バッ
黒子「ちょ! おおおおおねおねえさま! あんなに眠そうにしていらしたのに!?」
美琴「いいわよねッ!?」バチバチ
黒子「おねおねおねえさま!? その電撃はひっこめてくださいですのー!?」
美琴「ま、まさかねぇ……」
(きゃああああ!!)
美琴「ちょっと黒子!? 寮の風紀を守るためにあの痴漢野郎を撃退してきてもいいかしら!?」バッ
黒子「ちょ! おおおおおねおねえさま! あんなに眠そうにしていらしたのに!?」
美琴「いいわよねッ!?」バチバチ
黒子「おねおねおねえさま!? その電撃はひっこめてくださいですのー!?」
23時20分
上条「これはきっと不幸なんだろうな。ノックしたり声かけたりしてんのに……」
上条「でもやっと3階も半分だ。もうすぐ終わりだ!」ガチャ
美琴「オラ待たんかあああああァァァァああ!!」
上条「ふげっ!?」
生徒A「あら御坂様……華麗なとび蹴りですわ」
美琴「やっぱり着替え中か、危ないところだったわね」
生徒A「えっと、寮監代理様、大丈夫でしょうか?」
上条「不幸だ……」
美琴「平気ですよー、消灯時間なんで早く寝てくださいねー」バタン
美琴「ホラ、いつまで寝てんのよ?」
上条「これはきっと不幸なんだろうな。ノックしたり声かけたりしてんのに……」
上条「でもやっと3階も半分だ。もうすぐ終わりだ!」ガチャ
美琴「オラ待たんかあああああァァァァああ!!」
上条「ふげっ!?」
生徒A「あら御坂様……華麗なとび蹴りですわ」
美琴「やっぱり着替え中か、危ないところだったわね」
生徒A「えっと、寮監代理様、大丈夫でしょうか?」
上条「不幸だ……」
美琴「平気ですよー、消灯時間なんで早く寝てくださいねー」バタン
美琴「ホラ、いつまで寝てんのよ?」



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