元スレ美琴「あなたに逢えて良かった」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
101 = 95 :
美琴は打ち上げられたのか
104 = 79 :
美琴「ったく・・・・あいつ・・・いったい何やってんのよ・・・。」
午後九時時計台前にて、
私は彼と待ち合わせをしていた。
上条「おーい美琴ー!こっちだこっちー!」
106 = 79 :
美琴「あ!当麻っ!・・・・・・
じゃなくて、遅い!!!!!!!!!!!!!
何やってたのっ!!!!!!!!!」
上条「いやぁ、悪い悪い。インデックス寝かしつけてたら遅れちまったーナハハ。」
ビリビリと少量の電撃が体から発せられる。
美琴「遅れといて・・・第一声が私じゃない女の子の話?
さすがね。もうさすがとしかいいようがないわ。」
107 :
私怨
108 = 95 :
こっちこそ揚げ足取ってすまんwwww
109 = 79 :
フラグ体質の彼だとわかっていても皮肉がでてしまう。
これは・・・・私が悪かったのかな?
上条「だから、悪かったって美琴。
そのかわりこれから朝までずっと二人きりだ。」
彼が私の手を握る。
美琴「なっ・・・・!」
110 = 79 :
当麻はこれを照れずに言う。
いや、意識しないで・・・と言うべきかな。
その割には鈍感で。
女の子の浴衣姿を見てもなにもなし。
ホントに・・・まったく・・・
上条「花火まで・・・少し時間があるな・・・
ちょっと屋台見てまわるか?」
美琴「うーん・・・そうね。そうしましょ。」
112 = 79 :
実は彼と会うまでに
いつもの四人で屋台と言う屋台全部まわったのだけど・・・
それは言わないでおこうっと。
美琴「じゃあ、遅れてきた分何か奢ってね♪」
上条「まじかよ・・上条さんのお財布は今月ピンチなのに・・・不幸だ・・・」
美琴「えーそんなに私にアーンしてもらうのイヤ?」
113 = 79 :
歳を重ねて得た技。
上目遣い。
正直、これが怒るよりも彼に効くと
いうのは最近知った。
上条「い、いやいやいやいや、そんな事はありませんよ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ・・奢りますよ・・・」
美琴「♪」
ちょろいもんよ。フフッ。
114 = 79 :
それから私達は色々まわった。
金魚すくい、射的、綿飴など・・・
全部一度やったやつだったけど
彼とまわることによってもう一度楽しめた。
一時間程たった時、
上条「そろそろ時間だな・・・」
時刻午後十時になる。
ちょっと遅めの花火だが、
これはこれで良いもので・・・
115 = 79 :
美琴「・・・そうね。じゃあ花火みよっか。」
上条「フッフッフッフッ・・・・・・・」
美琴「?」
上条「上条さんがとっておきの場所を教えてあげましょう・・」
美琴「とっておきの場所・・・?」
116 = 95 :
っしえん
117 = 79 :
上条「ああ。まぁ良いからこいよ!」
美琴「あっ!ちょっ・・・!」
彼が私の手を引っ張る。
数年前までは私が引っ張る方だったのに・・・
すっかり成長しちゃって。
しばらく、彼に連れられて歩いていくと、
山の中間地点ぐらいにある、駐車場っぽい所にでた。
118 = 79 :
そこは見晴らしの良い場所で、
下の屋台を見下ろす事が出来た。
夏祭り特有の様々な光がとても綺麗。
美琴「わー・!!すごーい!!」
上条「だろ?今日遅れてきたことへのお詫びですよ。」
美琴「・・・・・・・・・」
119 = 79 :
上条「・・・・・なんですか?」
美琴「・・・・・・・・別に。」
こういう場所も良いけど、
正直もっとちがう言葉が欲しかった。
上条「?・・・・・・・
・・・・・・・・・・・あ、見ろよ花火始まった!」
美琴「!」
120 = 79 :
夜空に様々な色の花火が咲いた。
従来の花火と違う点。
それは特殊合金による色の時間差変化だった。
本来、花火は金属による炎色反応によって彩られるものなのだけど、
この学園都市の花火は、その炎色反応を起こす金属と金属を混ぜ、
そこに特殊加工を加えることによって、一個の花火玉で様々な色の変化が見られる
花火が作られるとか・・
とか、と言うのはさっき私も聞いたばかりのことだから。
122 = 79 :
上条「へぇー・・・そうなんだー・・・。
ようは学園都市は凄いって事だろ?」
美琴「・・・・・・・・・・・・・・・まぁ、そうね。」
彼の脳はもしかしたら想像以上に小さいのかもしいれない。
上条「ちなみに誰に聞いたんだ?」
美琴「初春さん」
123 = 79 :
上条「初春・・・?
あーあ!あの白井と一緒にジャッチメントやってた子か!」
美琴「そうそう、頭にお花がのってる子。
あれ、花が本体だったっけ・・?」
上条「おいおい・・・・。」
美琴「冗談よ、じょーだん。
あの子以外にこういうことに関しては特に博識なのよねー・・・」
124 = 79 :
上条「へー・・・確かに頭良さそうだもんなー・・
誰かさんと違って・・・・」
美琴「アンタに言われたくないわよ!!!!!!!」
上条「冗談だって。お前は頭良いもんな。
俺が高校生の頃何回宿題手伝ってもらった事か・・・」
美琴「そーよ。感謝しなさい。」
上条「へーへーありがとございます。
あーあ、感謝で思い出した。」
美琴「?何?」
125 = 79 :
上条「お前の浴衣姿、すげー綺麗だぞ。」
彼が得意の不意打ちだった。
美琴「・・・・・・・・・・バカ」
相も変わらず、赤面する私を当麻がそっと抱きしめた。
126 = 79 :
上条「美琴。来年も、そのまた来年もまたここにこような。」
美琴「・・・・・うん。約束する。絶対に来ようね」
上条「ああ。約束だ。」
そうして、私たちは真夏の夜の元
口付けを交わした。
――――――それは遠い夏の記憶。
もう決して戻ることは出来ない。
3・5章完
127 = 92 :
何章までの予定?
128 = 79 :
NEMUI・・・・・
すいません最初は四章構成だったのに、なんかはいっちまいました・・
四章でホントに最後です。
129 = 91 :
乙
130 = 79 :
>>128
四章+エピローグの予定です
>>129
ありがとう・・・
131 :
このまま最後まで投下してくれるの?
132 :
続きが気になるんだぜ
133 = 79 :
>>131
すいませんもうそろそろマジで眠いんで寝ます
明日、残りを投下したいと思います
こんな夜中まで付き合ってくださってありがとうございました
134 = 92 :
>>133
乙
明日がんばれ
135 = 79 :
このスレは保守してくれるとありがたいですが、
落としてくれてもかまいません。
そしたらまた建て直します、はい
じゃあ、もう規制くらわないように願って・・
おやすみ
136 = 131 :
乙
明日楽しみにしてる
137 = 91 :
まあ落としてもかまわないなんて言われたら保守するんだけどな
140 :
またスレ立ててもいいけど
ちゃんと完結させろよな
なんにちまってるとおもってるんだ!!!!
142 = 92 :
ね・・・む・・・い・・・
143 = 92 :
もう・・・限・・・・界・・だ・・・・・・
ね・・・・・る・・・・・・・ ・・ ・・・・ ・・・
145 = 131 :
>>144
規制状況とかで結構変わるんだっけ?
146 :
保
147 = 81 :
捕手
150 = 95 :
おはようぽまいら
みんなの評価 : ★★★
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