元スレ美琴「あなたに逢えて良かった」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
51 = 1 :
これから、二人は永遠になるのだから。
第二章完
52 = 1 :
すいませんちょい落ちます
54 = 17 :
またかよw
55 :
三章できてないと見る
56 :
p
57 = 19 :
>>55
前はこのかなり後まで続いてたぞ
58 = 56 :
まちます。
60 :
まえ規制食らってたのか
支援
61 :
おお、この前の人か
オチ無しで生殺しだったわ
62 = 1 :
>>61
ホントにすいませんマジすいません
今から再開いたします
63 = 1 :
上条「・・・・美琴」
美琴「・・・何?」
上条「好きな季節ってあるか?」
美琴「はぁ?・・・・・・うーん・・夏。」
上条「夏?何でだ?」
美琴「だってカキ氷うまいじゃん。」
64 = 1 :
上条「それだけですか・・・・」
美琴「当麻は?」
上条「俺?俺はー・・・・冬かなー。」
美琴「えー・・何でよ。寒いじゃん。」
上条「いやまぁそうだけど・・・・
なんか趣があるじゃん?」
美琴「趣ねぇ・・・・
よくわかんないわ。」
そんな会話を昔したような気がする。
その冬を選んだのは正解だった。
65 = 1 :
的地に着いた。
綺麗な湖だ。
上条「綺麗だな・・・・。」
美琴「・・・・・そうだね・・・。」
ここが最期の場所。
・・・・相応しいと思う。
彼が選んだ場所だ。
66 = 1 :
上条「船があるはずなんだが・・・・
お、あったあった。」
小さい小船が岸につけてあった。
美琴「・・・・・これで行くの?」
上条「不満か?」
美琴「いや・・・」
不満はない。
ただ、不安だった。
68 = 1 :
上条「美琴。今ならまだ引き返せる。
・・・まだ、戻れる。・・・アイツと結婚して・・・
幸せに暮らせる未来があるかもしれないんだぞ?」
美琴「今さら何言ってんのよ。好きじゃない男と幸せに
なれるわけないでしょ。」
上条「・・・・・・でも・・・」
美琴「それに、私は当麻以外ありえない、。
それは昔からそう。・・・アンタは違ったみたいだけど。」
69 = 1 :
上条「そ、そんな事ねぇよ!上条さんも美琴一筋だ。
昔も、今も、それから・・・・・」
言葉に詰まった。
何が言いたいのかはわかる。
だから・・・・
美琴「あーはいはい。早く行くわよ、もう。」
上条「お、おい!」
そう言って私は船に乗りこんだ。
これでもう地上の土を踏むことはない―――。
70 = 1 :
――政略結婚。
それが私たちを二つに引き裂いた。
私の父は小さな会社の社長だった。
それ故、生活を保つために必死だった。
それでも私が小さい頃は頑張って会社を支えてた。
私もお母さんと一緒によく仕事場に行ったなぁ。
そのうち私が学園都市に住むようになり、
その頃から会社は安定してきたようだった。
71 = 56 :
ほp
73 = 1 :
最近までは。
だが、そんな会社も数年前から経営が困難になり、
最近では倒産寸前まで追い込まれてしまった。
そして飛び込んだのが政略結婚。
在り来りな話だ。少し前の父な断っていただろう。
しかし、父は変わってしまった。
会社を維持するために利益を優先するようになった。
74 = 1 :
そうだ、初めて見る方ひ一言。
このssは設定をレイプしてお送りします
どうぞお気をつけくださいまし
75 = 23 :
うるせえ黙れ早く書け
また生殺しする気かこのやろう
77 = 1 :
母も最初はこの結婚に反対してくれた。
だけど、ダメだった。
小さいながらも数百人いる会社一人一人の
生活と私のこれからの人生を天秤にかけ
私を選んではくれなかったのだ。
私は絶望した。
見方だと思っていた母にまで裏切られてしまった。
もう、私には何も残ってなかった。
いや、そう思っていた。
79 :
そんな私に一点の光が差した。
それが彼、恋人の上条当麻だった。
彼は高校卒業後、そのまま普通の大学に進学
相変わらずのレベル0だった。
が、
彼は側にいると言ってくれた。
私が他の男と一緒になろうが関係なく、
彼は、私だけの側にいてくれると言ってくれた。
ずっと、ずっと。
80 = 79 :
それでも、私の隣はアンタしかいない。
他の男と結婚なんて考えられない――。
81 :
前も思ったが、数百人いる会社は小さいのか?
82 :
http://www.youtube.com/watch?v=PveA39_7NOY
とりあえず今回もBGM貼っておきますね
83 = 79 :
私たちは駆け落ちした。学園都市を離れ外国に隠居しようとした。
しかし――私はレベル5として有名になりすぎてしまった。
飛行機に乗る直前で父が雇った組織に見つかってしまい
当麻が人質に取られてしまった。
彼は右手を除けばただの無能力者であり、
集団に対する術は持ち合わせていなかった。
私も、そのまま掴まる他なかった。
その後、私たちは無理やり学園都市に連れ戻され、
別々の生活を強いられた。
84 = 79 :
またこの生活に戻ってきてしまったと言うことと、
当麻に会えないと言う事が私を押しつぶした。
私が反抗する気力もないまま
結婚の話はどんどん進んで行きった。
結婚相手は財力抜群のお坊ちゃん。
何度か話をしてみたけど、別に悪い人じゃない。
むしろ良い人だった。この人と結婚する人は幸せになれるだろうな。
86 = 79 :
それでも私にはあの人しかいない。
あの人しかいなかった。
結婚を一ヶ月後に控えたその日、
彼は現れた。現れてくれた。
心のどこかで諦めてた自分と
彼を信じ続ける自分。
後者が勝った瞬間だった。
87 = 79 :
――――――――――――――――――――
そんな彼が考えたのが``これ``だった。
まったく、不器用な彼らしい。
でも私は反対しなかった。
それどころかすんなり受け入れた。
だって、これが二人の道なんだもん。
本望よ。
88 = 79 :
結局最後まで両親は私たちを認めてくれなかった。
でも、もう良いの。
これが本当に、本当に最期だから。
そうして、船は岸から離れた。
第三章完
89 :
ここからか
90 :
よし期待してるぜ
91 :
この前中断した奴か
93 :
わっふる
94 = 79 :
前回スレ立てたときにはここまでしか投稿できませんでした。
ここから新しいやつです
95 :
みなぎってきたよ俺は
97 :
ミコト「何がクニだよッ!!クンニしろオラァァッァ!!!!」
98 = 92 :
99 = 90 :
>>98
かわいい
100 = 79 :
――――――――――――ある夏の夜――――
その日、学園都市では夏祭りが行われていた。
学園都市でいっせいにおこなわれるもので、
その規模は第覇星祭にも匹敵するほどである。
屋台はもちろん、様々な店がおかれ
何より一番の目玉は学園都市ならではの
科学技術をいた花火だった。
その中に私はいた。
みんなの評価 : ★★★
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