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    元スレ人識「あぁ?」   一方通行「あン?」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 零崎 + - + - いーちゃん + - アクセラレータ + - 一方通行 + - 人類最強 + - 恋愛白書 + - 戯言 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 :

    かみじょーさんが作者の幻想SSをぶち壊し中

    202 :

    上条さんなら仕方ない

    204 :

    ナッシングイズバッドだっけ
    戯言なんて何年振りかだからいーちゃんの能力?名を忘れちまったよ

    206 :

    しょあす

    209 = 206 :

    いーちゃんの名前については結論出てるの?

    211 = 205 :

    ぎりぎしきしき

    213 = 206 :

    ほす

    215 = 202 :

    >>204
    イフナッシングイズバットだった希ガス

    216 :

    「なるようにならない最悪」(イフナッシングイズバッド)


    厨二ってレベルじゃねえwwwwwwwwwそこがいい

    217 :

    早く帰ってこねぇかな
    みいこさん帰ってきちゃうよ

    219 = 202 :

    新キャラだろう?

    220 = 206 :

    ほす

    221 :

    いーちゃんと上条さんの戦いが見たいなー

    222 = 217 :

    無為式で上条さん説教中に論点ずれたり噛んで白けたりするな

    223 = 206 :

    やっぱ人識と一方さんの戦いが見たいな

    224 = 216 :

    一方「どォしたよ、ぜろりん」

    人識「ん?アクセロリータがなんか喋ってるな」

    一方「・・・てめェ」

    225 = 216 :

    人識「俺、女装癖あるんだわ」

    一方「あァ?マジかよ」

    人識「お前は逆みたいだな」

    一方「・・・はァ?意味がわかりませんねェ」

    人識「なんでもない」

    226 :

    「だからさ、崩子ちゃん。一々、九渚のところまで行くのに同行しなくても良いんだって」
    僕がそう言うと、崩子ちゃんは首を振った。
    「いいえ。これは同行ではありません。警護、です。奴隷として当然の」
    「その、奴隷っていうのはダメだ」
    僕はキメ顔でそう言った。
    「僕と崩子ちゃんは、友達だよ。そうだろう?」
    「……それは、命令、ですか、お兄ちゃん」
    ……どうしよう。命令と言っても良いんだけど、それはそれで後々に禍根を残しそうだ。
    「命令であるならば、私は従います。どうしようもなく、従わざるを得ません」
    彼女の顔が少しだけ曇る。そんな顔は、させたくはないけれど。したいようには決してならないのが、僕のパーソナリティ。
    「私は、闇口ですから」
    闇口。年端もいかない少女を縛る、その言の葉。
    「主と定めたお兄ちゃんの命令は、絶対です。それが、例え、どんなものであろうと」
    僕は考える。対等の友達になって貰いたいのもそうだけれど、それよりも。
    ランプの魔人が三つ目の願いでその役割から解放されたように。
    彼女をその呪縛から解き放つ事は、出来ないのだろうか。
    出来ないのならば。
    僕の戯言は、それこそ本当に、ただの戯言だ。
    「崩子ちゃん」
    「はい、お兄ちゃん」
    「僕からの命令だ」
    「はい」
    キラキラと目を輝かせる少女。ヤバい。可愛い。
    ……でも、きっと彼女の望む言葉は僕の口からは出ては来ない。
    僕は、戯言使いだから。
    「崩子ちゃんは今後、闇口を名乗らないで。もし必要なら僕が苗字を用意してもいい」
    「お兄ちゃん、それって……」
    結構キビしい事を言った僕に対して、なぜか崩子ちゃんは顔を真っ赤にしていた。どうしてだろう?

    227 = 216 :

    女たらしの鑑ですね

    228 = 206 :

    いーちゃんと上条さんの共通点といえば天然で女たらしって所だな

    229 = 226 :

    「しっかし九渚のヤツは本当に……なんだろう。あいつはこういう変な所に惹かれる習性でも有るのかな?」
    僕が向かっているのは、いつもの高層マンションじゃない。いや、高層マンションなのは間違いないけれど、建っている場所が違う。
    京都ですらない。
    「学園都市……かぁ」
    「申し訳ありません、お兄ちゃん」
    突然に崩子ちゃんが僕に対して頭を下げる。けれど、僕には意味が分からない。
    「崩子はお兄ちゃんの警護を今、一瞬忘れてしまっていました」
    そう呟く彼女の視線は、けれど僕の方を向いてはいない。ぐるりと首を動かして少女の目線をトレースすると。
    ……喫茶店。
    ……いや、ケーキショップといった方が妥当だろうか。
    ……うん、納得。
    「崩子ちゃん、甘い物好きだからね」
    「いえ、決して苺のミルフィーユに心を奪われてしまっていた訳ではありませんっ!」
    断言された。
    「崩子はただ、この学園の空気に少しだけ酔ってしまっただけですっ!」
    宣言された。
    「ですが、お兄ちゃん。あのお店はこの学園都市にしかない、日本に一店舗限りのスイーツショップなんですっ!」
    しかも、宣伝されてしまった。
    ……しっかりチェック済みな所が彼女の可愛い点と、言って言えない事も無いけれど。
    ……そのくせ、僕が入店を打診すると経済的な理由をこれでもかと並べて拒絶するんだよなぁ。
    けれど。
    甘いものの誘惑に勝てる年頃では、彼女はないのだから。
    最終的には僕に押し切られる形で彼女は、その小さな口いっぱいに苺のミルフィーユを頬張る事になるんだろう。
    「ああ、九渚に手土産を忘れちゃったな」
    白々しくそう言って、僕は崩子ちゃんの手を引く。
    「僕も歩き疲れちゃったし、でも、男一人じゃああいうお店は入りにくいんだよね」
    なんて。彼女のキラキラとした瞳を見るためだけに僕は戯言を吐くんだ。
    だけどさ。僕の大好きな、お気に入りの抱き枕のはにかんだような笑顔は、零崎じゃないけれど、それこそ傑作だったのだから。
    嘘と戯言は使いようじゃないか?
    まぁ、そうは言っても……結局全部、戯言だけどね。

    230 = 217 :

    巧い

    231 = 226 :

    僕と崩子ちゃんがのんびりとお茶をしている。
    こんな風に一文を書くと、いーちゃんが普通の人みたいな「何でもない」時間を享受出来る訳無いよね、などと。
    九渚を筆頭に色んな人から言われてしまいそうだけれど。
    ……いやまぁ、自覚はないけれど変態誘引体質ではあるらしい僕だから、確かにそう言われてしまうのも仕方ないのかも知れないしね。
    この時も、凄く気分は悪いけれど、それでも「やはり」と言うべきなんだろう。僕と少女の蜜月は邪魔された。
    「おひいひゃん」
    苺のミルフィーユを口に含んだままで、それでも剣呑な口調で、少女は言う。
    「ひょうこはおひいひゃんにりょうひょうしてへいかいでひた。ひゃひゃりふろのふれーやーれす」
    ……ゴクン、と。彼女は口いっぱいの至福を飲み下す。
    「プロのプレーヤーの気配です」
    「……僕の体質は京都限定じゃないんだね……」
    なんかもう、泣きそう。
    ほら、今までの舞台が京都だった事も有ったけれど。っていうか「だから」京都からさえ離れてしまえばと思う所も無かった訳ではないけれど。
    土地柄、ってヤツ?
    あんな感じで。
    っていうかさ。エンカウント率高いよね。
    RPGならそれだけでクソゲー認定されてもおかしくないくらい。
    思わず溜息が出る。
    「……崩子ちゃん、えっと、視線は向けないで、どの方向に居るのかだけ教えてくれないかな?」
    「はい。お兄ちゃんから見て前方右斜め。私の背後……15mくらいでしょうか」
    崩子ちゃんが言うその先をチラリと盗み見て……彼女に誰がそのプレーヤーなのかを問うまでもなかった。
    ソイツは。そこにいた。
    2m近い、大男でロングコート。目の下にバーコードの刺青をして、特徴的なのは燃えるような赤の長髪。
    ……うん……うん。
    アレは、言われるまでもなくパンピーじゃないなぁ。

    232 = 216 :

    戯言は人の為に

    233 :

    玖渚だろ?

    234 = 226 :

    「……殺気こそ放ってはいませんが、間違いありません」
    僕だってあんなの見たら間違えないよ、崩子ちゃん。
    僕がエンカウントする類の人間で、あんな特徴的なシルエットをしていたら。
    それは「物語」の登場人物で間違いないと。経験から養われた僕の第六感がそう言ってる。
    ……その内に、セブンセンシズに目覚めちゃったらどうしよう。
    本気で考え込んでしまう僕だった。
    「ねぇ、崩子ちゃん。『人類最弱』の聖闘士ってどう思う?」
    「心配しなくても、お兄ちゃんには音速の拳は振るえません」
    いや、まぁ……そうだけどさ。
    僕なんかはカシオス辺りが関の山だろうけれど。
    でも、カシオスって結構格好良い最期なんだよなぁ。
    「お兄ちゃんに守護星座なんて有りません。お兄ちゃんは不幸の星の下に産まれていますから」
    上手い事言われても、凄く嬉しくないよ、崩子ちゃん。
    「ご安心を。お兄ちゃんは私が守ります」
    闇口さんちの崩子ちゃんはそう言って、にっこりと凄惨に僕に笑いかけた。
    「お兄ちゃんに何か有るような事態になれば私が――人肌脱ぎましょう」
    安心はしてしまえるけれど、でも、けれど僕は僕の体質も棚に上げて、そんな事態には遭いたくないな、などと。
    考えてしまった。
    人類最悪と双璧を成す人畜唯害が。
    何を勘違いしたのか、そんな事を考えてしまっていた。

    235 = 217 :

    こまけぇこたぁいいんだよ
    名称より文体を見ろよ

    237 = 226 :

    変態誘引体質、絶賛発動中。
    ちなみに崩子ちゃんは戦闘体勢、絶賛継続中。
    何をどう間違ったのか。僕が悪いのか。やっぱり僕が悪いのか。
    生きているだけで迷惑を世界に持ち込むのか、僕は。
    ……生まれてすみません。
    「店に入ってきたね」
    「入ってきましたね」
    大男は、似合っていない事甚だしい、いかにも女の子好みしそうなケーキショップに何の躊躇もその表情に抱かず侵入した。
    ……この店の天井はあんなに低かったっけ?
    僕らがチラチラと伺う、その向こうで赤髪の大男は真剣な顔つきでケーキを選ん……。
    「ねぇ、崩子ちゃん?」
    「何ですか、お兄ちゃん」
    「凄い絵だね」
    「そうですね。神父さんが、しかもあんな奇抜な刺青をした方がケーキを選んでいるという画は、少なくない修羅場を潜った私でも少し引きます」
    「あれ、神父さんなんだ?」
    まぁ、言われてみたら確かにそう、見えない事も……ううん、やっぱ無理。
    身長に罪は無いし、髪の色もお国が違えば自然なのかもしれないけれど。
    目の下のバーコードは……流石に教義に反しそうな気がするなぁ。
    「まぁ、神父の格好を好むプロのプレーヤーというのもいない訳ではありません」
    「殺し名だっけ。なんか変なヤツ多いしね。あ、崩子ちゃんは例外」
    僕の可愛い女の子は、特例。
    「崩子ちゃんは、とっても可愛いよ」

    238 = 226 :

    赤髪の神父(?)はショーケースを前にして困惑していた。見るからに、困っていた。
    「プロのプレーヤーなんだよね?」
    「はい。ですが、殺し名ではありませんね。私達の場合はもっと直接的で攻撃的な気配を持っています」
    崩子ちゃんにそういう気配を僕は感じた事など無いけれど。これはやっぱり、僕みたいな一般人とは違うセンサーみたいなものが発達してないと感じ取れないものなのだろうか。
    ……一般人?
    ……この期に及んで僕は一般人であるつもりなのか?
    「ねぇ、崩子ちゃん」
    「はい、何でしょう」
    「ステイ」
    僕は言い放って、席を立った。
    「え? え? お兄ちゃん、どこへ?」
    「アイツ。困ってるみたいだから、話し掛けてくる」
    迷惑は、僕一人で十分だ。
    困惑は、僕一人で沢山だ。
    「殺し名じゃないなら、呪い名かな。大丈夫。そっちなら、僕は」
    僕は大丈夫。
    戯言使いは、ああいった類に対しては。
    傑作なくらいに、天敵なのだから。

    239 = 226 :

    読んだら過去ログにいーちゃん登場パート無かったからつい書いちゃった。
    後、魔術サイドがまるで出て来ないのは>>1の趣味ですか。そうですか。

    240 = 216 :

    続けてほしい

    241 = 217 :

    これは戯れ言シリーズへの愛だ!続きを書いて>>1がかえってきたらクロスして!

    242 = 202 :

    続けてもいいんじゃよ?

    243 :

    いきなり消えてごめんなさいでした。
    レイニーデビルにやられてしまったもので。

    再開させていただきます。

    244 = 216 :

    萌太「僕の出番は無いんですかね・・・」

    245 = 202 :

    レイニーデビルなら仕方ないな

    246 = 243 :


    黒子「さて、 匂宮出夢……」

    黒子「ジャッジメントの機材をあんなにボコボコにして、 初春をあんなに怖がらせて」

    黒子「……許すまじ、 ですわ」


    *********************************************


    哀川「さてな……」

    哀川「最初に答えてもらってた方は大丈夫そうだが……」

    哀川「途中から会話に加わってきたヤツ、 ありゃあ復讐を考えてるヤツの目だ」

    哀川「“匂宮” は表の人間が関わるとこじゃねえよなぁ。 それに……」

    哀川「(いくら超能力があろうと、 “匂宮” に一介の中学生が手ぇ出したら間違いなく死ぬ)」

    哀川「そうなる前に……、 今回はあたしが何とかしなきゃなんない、 か……」

    哀川「んじゃあまずは……、 その匂宮出夢ってのを探さなきゃな」

    247 = 217 :

    レイニーデビル・・・駿河ちゃん?

    248 = 202 :

    >>244
    人身事故でバラバラじゃないアンタ

    249 = 226 :

    哀川潤。
    赤い髪の、人類最強。
    なぜか、彼女が僕の中でソイツとダブった。
    髪の色が似ているから?
    ただそれだけだとしたら、戯言にも程が有る。
    戯言に遊ばれていては、僕の二つ名に面目が立たない。僕は、戯言で遊ぶ側だ。
    言葉と、戯れるのが、僕。
    言葉で遊んで。
    言葉と遊んで。
    世界が全て言葉に変換置換交換出来るのならば。
    世界という世界が全て、僕の玩具だ。
    ――なんて。戯言だけどさ。
    「すいません」
    僕の掛けた言葉に男が振り向く。ギロリと睨む。上からの視線は圧力として僕に圧し掛かるけれど。
    けれど、こんなもの。
    人類最強にも、人類最悪にも及ばない。彼らの前じゃ、プレッシャーと言うのすらおこがましい。
    「先刻から、どうも困ってるみたいに見えて。いえ、僕じゃなくて僕の連れがそう言ったんですけど」
    そう言って背後を目だけで指す。崩子ちゃんは指示通りにテーブルに着いていた。……口の周りにクリームが付いてるよ?
    「そうか」
    低い声。しかし声からは威圧感は感じない。なぜだろう?
    ……もしかして、ちょっと奇抜な格好をした普通の人だったり?
    ……変態誘引体質がどうとか、僕の自意識過剰だったりするの?
    うわっ、恥ずかしい!
    「その……とても言いづらいんですけれど、彼女が怯えてまして」
    「……ああ、僕はこの身長でこの外見だからな」
    自覚有ったのかよ!?

    250 = 243 :

    **********************************************

    *学園都市 能力開発施設前*


    人識「あー、 っああぁー……」

    人識「ふぃー」

    人識「出夢から逃げて女一人殺した後のここ襲撃っつーのは、 流石に堪えんなぁ……」

    人識「まぁ、 ともあれ」

    人識「能力は手に入った」

    人識「まぁ手に入った “能力” には若干好みと違うところがあるが……、 そりゃ仕方ねぇってもんだ」
     
    人識「そしてこれで、 俺とアイツの優劣がひっくり返る」

    人識「さて、 後は出夢を探して……、 くっくっくっく」

    人識「ぶっっっっ飛ばしてやるぜ」ニヤリ


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