私的良スレ書庫
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>>152
「寸鉄殺人-ペリルポイント-」は爆弾魔じゃなかった?手榴弾を曲識に渡してたし
「寸鉄殺人-ペリルポイント-」は爆弾魔じゃなかった?手榴弾を曲識に渡してたし
*病院 入り口前 広場*
黒子「……それで、 初春は脱兎のごとく逃げ出してきた、 と」
初春「はい…………」
黒子「いや、 別に責めてるんじゃないんですのよ? いきなりそんな異常な “力” を見せ付けられたらそりゃ、 恐怖を感じるのも致し方無いというものですし」
初春「……何だか、 それだけじゃなかったような気がするんです……」
黒子「と、 いいますと?」
初春「その人の、 その、 殺気というかが、 凄まじくて……」
黒子「殺気、 ですか……」
黒子「(幻覚系の能力者? いえ、 なら、 機材を破壊する力はどこから……)」
黒子「(なら、 筋力か何かを強化するタイプ、 もしくは自分の体を硬化させるか周りに纏わせるかの能力者……ですかね)」
黒子「(けど、 ここは学園都市。 強大な能力を持つ人間がいても所詮は学生の器。 殺気なんてそんな大層な物誰が……)」
黒子「……それで、 初春は脱兎のごとく逃げ出してきた、 と」
初春「はい…………」
黒子「いや、 別に責めてるんじゃないんですのよ? いきなりそんな異常な “力” を見せ付けられたらそりゃ、 恐怖を感じるのも致し方無いというものですし」
初春「……何だか、 それだけじゃなかったような気がするんです……」
黒子「と、 いいますと?」
初春「その人の、 その、 殺気というかが、 凄まじくて……」
黒子「殺気、 ですか……」
黒子「(幻覚系の能力者? いえ、 なら、 機材を破壊する力はどこから……)」
黒子「(なら、 筋力か何かを強化するタイプ、 もしくは自分の体を硬化させるか周りに纏わせるかの能力者……ですかね)」
黒子「(けど、 ここは学園都市。 強大な能力を持つ人間がいても所詮は学生の器。 殺気なんてそんな大層な物誰が……)」
黒子「(そんな物、 “殺し屋” などといった非現実的な輩でも無い限り……)」
初春「あっ……、 そうだあの人、 匂宮出夢、 って名乗ってました」
黒子「匂宮……、 珍しい名前ですわね……」
「なぁ、 そこのお嬢ちゃんたち」
黒子「はい? ……っっっ!」
初春「(うわぁー、 綺麗な人……)」
「今の話、 詳しく聞かせてくれねぇか?」
「特に、 “匂宮” って奴の話について」
初春「あっ……、 そうだあの人、 匂宮出夢、 って名乗ってました」
黒子「匂宮……、 珍しい名前ですわね……」
「なぁ、 そこのお嬢ちゃんたち」
黒子「はい? ……っっっ!」
初春「(うわぁー、 綺麗な人……)」
「今の話、 詳しく聞かせてくれねぇか?」
「特に、 “匂宮” って奴の話について」
黒子「(この人、 この威圧感……。 只者じゃ、 ないですわね)」
黒子「詳しくも何も、 こちらの方の前にいきなり現れた人物が “匂宮出夢” と、 そう名乗った。 それだけのことですわ」
「へぇー。 んじゃ、 こっちの嬢ちゃん、 その “匂宮出夢” の外見的特長は何があった?」
初春「えぇっとー、 そうですね。 腰ほどまで伸ばした黒髪に、 服は大きいマント。 その下は多分、 何も来てなかったと思います」
「他には?」
初春「あぁ後、 眼鏡を掛けてました。 こう、 額の上に乗せて、 前髪を掻き上げる感じで」
「ふむふむ成程。 そっかそっか。 分かった。 ありがとな」
初春「あっ、 いえいえ別にそん……」
黒子「いえ、 別に。 ……それより、 失礼ですが……、 何でいきなりそんなことを聞こうと?」ズイッ
「んー、 いや、 病院の前にいる普通の中学生から “匂宮” なんて何かヤバめな名前が出てきたんで、 ちょっと気になっただけ」
黒子「詳しくも何も、 こちらの方の前にいきなり現れた人物が “匂宮出夢” と、 そう名乗った。 それだけのことですわ」
「へぇー。 んじゃ、 こっちの嬢ちゃん、 その “匂宮出夢” の外見的特長は何があった?」
初春「えぇっとー、 そうですね。 腰ほどまで伸ばした黒髪に、 服は大きいマント。 その下は多分、 何も来てなかったと思います」
「他には?」
初春「あぁ後、 眼鏡を掛けてました。 こう、 額の上に乗せて、 前髪を掻き上げる感じで」
「ふむふむ成程。 そっかそっか。 分かった。 ありがとな」
初春「あっ、 いえいえ別にそん……」
黒子「いえ、 別に。 ……それより、 失礼ですが……、 何でいきなりそんなことを聞こうと?」ズイッ
「んー、 いや、 病院の前にいる普通の中学生から “匂宮” なんて何かヤバめな名前が出てきたんで、 ちょっと気になっただけ」
黒子「……そうですか」
「んじゃ、 あたしもう行くわ。 ありがとな、 二人とも」
黒子「ちょっとお待ちください」
「……なんだよ?」クルッ
黒子「あなたのお名前を、 聞いてもよろしくて?」
「名前。 名前か。 ……あたしは」
「哀川潤っていう」
黒子「(哀川、 潤……)」
哀川「あぁあと、 呼ぶときがあればその時は名前で呼んでくれ」
黒子「はぁ……。 ありがとうございます」
哀川「こんくらいなんでもねぇだろ。 んじゃ、 今度こそじゃあな、 お二人さん」
哀川「縁があったら、 また会おう」
「んじゃ、 あたしもう行くわ。 ありがとな、 二人とも」
黒子「ちょっとお待ちください」
「……なんだよ?」クルッ
黒子「あなたのお名前を、 聞いてもよろしくて?」
「名前。 名前か。 ……あたしは」
「哀川潤っていう」
黒子「(哀川、 潤……)」
哀川「あぁあと、 呼ぶときがあればその時は名前で呼んでくれ」
黒子「はぁ……。 ありがとうございます」
哀川「こんくらいなんでもねぇだろ。 んじゃ、 今度こそじゃあな、 お二人さん」
哀川「縁があったら、 また会おう」
初春「ふわぁー。 すっごい綺麗な人でしたねー」
黒子「そうですわね」
初春「赤尽くめで!、 身長こんな高くて!」
初春「デキる女、 って感じです」
黒子「馬鹿っぽいですわよ、 初春」
初春「……ぶー」
黒子「(にしてもあの哀川潤と名乗った方……、 “匂宮”について相当知ってる風でしたわ……)」
黒子「(危険な、 とも言ってましたし)」
黒子「(これは “ジャッジメント“ のデータベースで少し調べて見る必要がありますわね)」
初春「……なんにせよ、 あの人は只者じゃないですよ! …………って、 白井さぁん??」
黒子「えっ? あぁ、 私もそう思いますわ」
初春「聞いてくださいよ、 もう……」
黒子「(まぁ)」
黒子「(彼女の登場で初春の調子が戻ったのは、 予期せぬ幸福、 といったところでしょうか)」
黒子「(それにしても、 お姉さまのご容態が心配ですわ……)」
黒子「(あの医者に限って、 万が一、 は無いと思いますけれど)」
黒子「(……そろそろ、 ロビーに戻りませんと)」
黒子「初春」
初春「はい?」
黒子「私はもうロビーに戻ります」
初春「あっ、 はいじゃあ私も……」
黒子「あなたは」
初春「?」
黒子「あなたは、 もうお帰りなさい。 今日は色々あって疲れましたでしょう?」
初春「そんな…………、 私は別に……」
黒子「いいえ。 自分で思っている以上に、 あなたは疲れているだろう。 と進言させて頂きます」
初春「…………っ」
黒子「私は単に心配なのです。 お願いだから初春、 今日はどうか、 帰ってゆっくり休んで頂けないかしら」
初春「……えぇー」ブスッ
黒子「いまここであなたに疲労を蓄積させては、 後に響きますので」
初春「はい?」
黒子「私はもうロビーに戻ります」
初春「あっ、 はいじゃあ私も……」
黒子「あなたは」
初春「?」
黒子「あなたは、 もうお帰りなさい。 今日は色々あって疲れましたでしょう?」
初春「そんな…………、 私は別に……」
黒子「いいえ。 自分で思っている以上に、 あなたは疲れているだろう。 と進言させて頂きます」
初春「…………っ」
黒子「私は単に心配なのです。 お願いだから初春、 今日はどうか、 帰ってゆっくり休んで頂けないかしら」
初春「……えぇー」ブスッ
黒子「いまここであなたに疲労を蓄積させては、 後に響きますので」
初春「…………」
初春「……わかりました。 帰って休みます」
黒子「その代わり、 ……というのも微妙な話ですわね。 これは私からのお願いです」
初春「……何ですか?」
黒子「“匂宮” について、 出来うる限りの情報を、 手段、 行動、 方法……、 貴女の全能力を最大限に駆使して、 出来うる限り迅速に、 且つ正確に集めておいてくれませんこと? ……勿論、 体は壊さない程度に」
初春「…………」
初春「……了解ですっ、 やらせていただきます!」
黒子「ふふっ、 ありがとうございます」
初春「ではっ! 新しい仕事が入りましたので、 私はこれで失礼しますね!」
黒子「えぇ」
初春「さよーならー!」タッタッタッタッタ
黒子「……ふぅ」
黒子「私ってば本当に、 いい友人に恵まれたものですわね」
初春「……わかりました。 帰って休みます」
黒子「その代わり、 ……というのも微妙な話ですわね。 これは私からのお願いです」
初春「……何ですか?」
黒子「“匂宮” について、 出来うる限りの情報を、 手段、 行動、 方法……、 貴女の全能力を最大限に駆使して、 出来うる限り迅速に、 且つ正確に集めておいてくれませんこと? ……勿論、 体は壊さない程度に」
初春「…………」
初春「……了解ですっ、 やらせていただきます!」
黒子「ふふっ、 ありがとうございます」
初春「ではっ! 新しい仕事が入りましたので、 私はこれで失礼しますね!」
黒子「えぇ」
初春「さよーならー!」タッタッタッタッタ
黒子「……ふぅ」
黒子「私ってば本当に、 いい友人に恵まれたものですわね」
>>1
お帰りー
お帰りー
>>1どこいった
俺、これが完結したら去年諦めた戯言クロスSSの続き書くんだ…
いーちゃん出てきたら、全てうまく行かなくなっちまうじゃねーかw
私怨
私怨
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