元スレ上条「孫・・・悟空さん?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×5
1 :
道着姿で体格の良い見慣れない男が道で困っていたので、ついつい話かけてしまったのが事の発端だった。
上条「あの~、なにかお困りですかぁ?」
道着姿の男はこちらに気付き満面の笑顔で近づいてきた
悟空「わりぃわりぃ、なんか道に迷っちまったみたいなんだwww」
上条「えぇと…、どこに行こうとしてたんですか?」
悟空「それが何かわかんねぇうちにここに来ちまってて仲間の気もまったく感じねぇし一体どうなっちまってんのかサッパリなんだwww」
男は、困りながらも明るく笑って答えた。
2 = 1 :
上条(この人記憶喪失かなんかか?気とか意味わかんないこと言ってるし、もしかして、頭があちら側の人とか?この学園都市で道着姿ってのもなんか変だし。学生ってことは絶対ないだろうし)
上条「えと、じゃあとりあえずID見せてくれます?」
悟空「ん??IDってなんだ?」
上条(この人やべぇ!)
上条「じゃ、じゃあ名前教えて貰えます?」
悟空「オラ、孫悟空ってんだ!よろしくなwwwおめぇはなんて名前なんだ?」
3 = 1 :
上条「すいません、俺、上条当麻って言います。この学園都市の学生です。」
悟空「学生?じゃあ悟飯と一緒だなwww」
上条「悟飯?…って誰ですか?」
悟空「オラの息子だwww将来えれぇ学者さんになるって言って頑張ってんだwww」
上条「子供いるんですか!?」
「それじゃぁその息子さんに連絡とって迎えに来て貰いましょうよ」
悟空「それが、さっきから全く気が感じられねぇし困ってんだ」
上条「気??まぁそれじゃあ普通に警察に行ってなんとかしてもらいましょう」
そう言いかけた瞬間、後方から激しい爆発音が聞こえてきた。
4 = 1 :
~爆発現場~
白井「観念しなさい!あなた達はもう完全に包囲されていますのよ!」
強盗A「うるせぇ!ジャッジメント風情が偉そうに!お前一人に何ができる!?」
強盗B「お前さえやっちまえば逃げ出すことくらいワケねぇぜ!」
強盗は脱出路を事前に用意していたらしく建物内には地下に繋がる穴が空いていた。シャッターは閉められ外から中の様子が分からない以上この穴から逃げられたら少々厄介なことになりそうだ。
白井「あなた達程度にやられるこの白井黒子ではありませんわ!」
強盗A「舐めやがって!」
その瞬間に右手から炎の塊が白井黒子目掛けて放たれる。
5 = 1 :
~建物外~
上条たちが到着したのは通りの銀行前だった。爆発音はこの銀行内かららしい。周囲には人だかりが出き、すでにジャッジメントやアンチスキルが周りを囲っている。
上条「銀行強盗みたいですね」
悟空「わりぃやつらか?」
上条「えぇ、でもなんかもう囲まれてるみたいだし大丈夫でしょう」
6 :
のくす牧場転載禁止
7 :
支援するが遅筆は困る
8 = 1 :
~銀行内~
強盗の視線からジャッジメントの女の姿が消える。炎の塊は標的を失い壁を破壊、大きな音をたてる。周囲では数名の怯えた客が床に身を伏せている
白井「そんなもの効きませんわ!」
テレポートで背後に周り強烈な蹴りを強盗に繰り出す。直撃した強盗は横転する
強盗A「ぐはぁっ!」
間髪いれずにもう一人の強盗への腹部への肘鉄。これも直撃し強盗は腹を抑えながら前のめりに倒れこむ
白井「…ふぅ。終わりましたわね」
一息ついた次の瞬間信じられないことが起きた。
白井「ぐふっ!」
背後から急に何か強い力に押され、その尋常ではない力で銀行のシャッターごと外に弾きとばされた
白井「なんですの…?一体?」
ダメージが大きく虫の息で振り返った銀行内では、銀行員姿の眼鏡の男が片腕をこちらに向けながら笑っている。
9 :
これ見た事あるんだが
10 = 1 :
~銀行外~
野次馬「おい、女の子が中から飛び出してきたぞ!」
空気が騒然となる
銀行の中からゆっくりと一人の男が外にでてくる
銀行員風の男「やれやれ、あなたのせいで計画がまる潰れだ…」
「おい、お前たちいつまで寝ている!」
強盗A、B「すいません、アニキ…」
銀行員風の男「…全くつかえないやつらだ。ともかく姿を見られてしまった以上計画は変更ですね。あまり頭の良い方法とは言えませんが強行突破しかありませんね」
ジャッジメント・アンチスキル「お前たちは包囲されている。大人しく投降しなさい」
銀行員風の男「うるさい連中だ」そう言うと右手を前に出した。
瞬間、銀行を取り囲んでいる装甲車の一台が跡形もなく消し飛んだ。
それを皮切りに銀行員風の男に対して激しい弾丸の雨が降る。
銀行員風の男「…騒がしい限りだ」
11 = 1 :
だが銃弾はなぜか全て男の足元周辺に着弾し、一発たりとも男を捉えていない。
アンチスキル「ば、馬鹿な…!」
そして、男はまた右手を差しだす
~少し離れた場所~
上条「おいおい、なんだあいつ!?銃弾が効かないなんて!」
上条(あいつみたいに全て反射しますってなとんでも能力か?それに白井のやつもやられちまったみたいだし、どうする!?)
悟空「…やっぱオラが行って懲らしめてこようか?」
上条「!?無理ですよ!相手は能力者だし多分レベル4以上の高位能力者だと思いますから!」
悟空「でも、このままにはしておけねぇだろ?あそこにいる連中じゃ気の大きさから考えてもみんなやられちまうぞ?」
上条「……俺が行ってきます。」
悟空「…おめぇじゃ無理だ。オラには分かる」
上条「あそこに倒れてる女の子、知り合いなんです。だから、、、すいません!!」
途端に強盗目掛け駆け出す
悟空「おい!?ちょっと待て!」
12 = 1 :
~銀行前現場~
男の能力に為す術なく包囲網は破壊されあたりがめちゃくちゃになっている。
白井「……この能力は一体?」
銀行員風の男「重力波だよ。まぁレベルは計ったことないから分からないが自称としては4だよ」
白井「…まさか登録されていない能力者がいたとは…」
男「君には計画を潰された恨みもあるし楽には殺さないよ。」
そう言って白井の腹部周辺を何度も丁寧に蹴りあげる
強盗AB「そろそろその女やっちまってズラカリましょうぜ!」
男「分かりましたよ。…それではサヨナラです」ニヤリと笑い右手を向ける
「やめろぉぉぉ!!」
声と同時に少年の右拳が油断していた男の顔面に刺さる
男「っっつうっ!?」
男は多少ヨロケはしたが体勢を戻し攻撃された方向を睨む
男「なんだ?私の重力壁を破ってダメージを与えただと?」
13 :
シェーン
14 :
悟空が草生やすと激しく違和感が・・・
15 = 1 :
そこには一人の少年が立っていた。
上条「白井、もう大丈夫だ。安心しろ」
白井「……上条さん?っっっ早く逃げて下さい!殺されてしまいます!」
上条「いいから、ゆっくり休め」上条は白井を抱き抱え少し離れたところに寝かせる
上条「お前ら、一体なんの権限があってこんなヒデェことしてんだよ?」
男「お前一体なにものだ?」
上条「うるせぇよ、お前らが能力に溺れてこんなことしてるんだったら、まずは、そのふざけた幻想をぶち壊す!!」
一気に距離を詰め男目掛けて右拳を繰り出す。
しかし、かわされ逆に男の右手から何かが上条へと放出される。かわす事が許されないタイミングで。
だが、これも何も起きない
男「なぜだ!?」
右手をこちらに向けたままで上条が喋る
上条「俺にはあんたのお気に入りの能力は効かねぇぜ!」
上条の右拳が再び男の顔を狙う。
16 = 1 :
「ぐふっ」
だが、倒れたのは上条。先に男の右膝がミゾオチを捉えていた。
男「能力がダメなら力を使うまでだ。まさか能力が無ければ私に勝てるとでも思っていたのか?」
男の攻撃はさらに続き全てが的確に上条の急所を捉えていく。
上条「強い…」
もはや虫の息の上条が男を見上げる
強盗AB「当たり前だwww!アニキはムエタイのナショナルチャンピオンだったこともあるんだ!素人のガキが勝てるかよwww」
男「…そういうことです。能力が効かないのには多少驚きましたが結果はこの通りです。あの世で自分の行動の浅はかさを呪いなさい」
体も能力も使えなくなりそれでも白井は抵抗しようとしている
白井「…せめて上条さんだけでもっ!」
上条「…ちっ畜生っ!」
もう完全に体に力が入らない絶望の状況でその声は響いた
「おめぇら!もうその辺にしとけ!」
17 = 1 :
男「今度はなんだ?」
道着姿の男が歩いて近付いてくる
男「なにかね君は?邪魔しないでくれるかね?いいところなんだ」そう言って上条の頭を踏みつける
悟空「やめろって言ってんだ」
その声と同時に男は上条の頭をサッカーボールのように蹴りとばし、上条の体はまるでボールのように無残に飛ばされていく
男「ハハハハハハハハっ!」
悟空「てめぇはもう許さねぇ!」
強盗AB「だったらどうした!?」二人はマシンガンを手に持ち悟空へと無数の銃弾を撃ち出す
さらに男も右手で攻撃する
男「死ねよ」
激しい攻撃に悟空がいた場所は噴煙に支配されている
そして土煙が消えた
18 = 1 :
男「な、なんだと!?」
悟空「こんな攻撃じゃオラは倒せねぇぞ!」
そして男の視界から一瞬にして悟空が消えた
さらに両隣の子分二人が後方の建物の壁にめり込んでいる。
悟空「次はおめぇの番だ」
すでに男の真横に悟空はいる
男「貴様、一体なにものだ!?」
悟空「おめぇを倒すものだ」
男「ふざけるなぁぁぁ!!」
男の右手が発動する
男「はぁはぁはぁ」
「なぜだ!?なぜ効かない?今のは100倍以上の重力波だぞ!?」
悟空「その程度じゃオラはなんも感じねぇぞ!」
悟空の右拳が直撃する
20 = 1 :
男は後方へ吹き飛ぶ
男「ぐはぁっ!」
「っまさか貴様レベル5か!?」
悟空「なんのことか知らねぇけど、オラなれるのは3までだ。」
男「ふざけるな!レベル3がこんなに強いワケ…」
男の意識はここまでだった。
悟空「ふぅ…。終わったぁ、とりあえず当麻とあの嬢ちゃん連れて病院行くか」
21 = 1 :
~時間がいくらか経ったあと~
目が覚めたら見覚えのある天井だった。いつもと違うのは隣のベッドに白井が寝ていることだった。
上条「…また振り出しか」
蛙顔の医者「目が覚めたかね?相変わらず大変な目にあってるようだね?」
意識が混濁していたがはっきりとしてきて記憶が一気によみがえった。
上条「!先生!?あいつらはどうなりました!?」
医者「あいつら?あぁ強盗のことかね?捕まったよ。」
上条「捕まった?一体どうやって?」
医者「君たちを連れてきたあの男が一人で倒したらしいよ。目撃者の話では全員一発で」
上条「えぇぇぇっ!?」
病室のドアが開く
悟空「よっ!wwwでぇじょうぶか当麻www?」
22 = 1 :
上条「悟空さん!?」
「あなた一体なにものですか!?」
悟空「オラか?」
「オラは孫悟空だwww」
上条「いや、そうじゃなくてっ」
医者「まぁまぁ落ちつきなさい」 「ゆっくり話したらいいじゃないか」
上条「はい、、 悟空さん。さっきの強盗は悟空さんが倒したんですよね?」
悟空「あぁ、大したやつらじゃなかったwww」
上条「……そうですか。悟空さん無茶苦茶強いんですね。先に言って下さいよ」
悟空「わりぃわりぃwww当麻がすげぇ勢いでいっちまうからwww」
上条「不幸だ…」
23 :
面白いです。
支援
24 :
支援
こういうの好きだぜ
25 = 1 :
上条「そういや悟空さん。話かなり戻りますけど悟空さんはどうやってこの学園都市に来たんですか?」
悟空「それがな?カリン様んとこへ仙豆もらいにいって帰りに空の変な割れ目に吸い込まれて気付いたらここにいたんだ。たしかなんとか海峡とかいう海の上を飛んでる時だ」
上条「空の割れ目!?なんですかそれ?」
悟空「オラわかんねぇwwwまぁそのうち帰れるだろうし心配いらねぇwww」
上条「…そうですか(苦笑)」
上条(マジでなにもの??まさか宇宙人とかじゃないよな?この科学の時代に。まさかな(笑))
悟空「でも、当分は当麻の世話になるだろうから特にメシのこと頼むなwww」
上条「えぇ!?」
医者「まぁこれも何かの縁だ。面倒みてあげなさい(笑)」
上条「不幸だぁぁぁぁぁっ!!!!」
第一部完
26 :
何かドラゴンボールはよく知らないんだろうなって感じがする
27 :
一方通行に悟空は勝てるのだろうか
28 :
支援
しかし悟空が草生やすとDQNにしか見えんな
俺たちにとっちゃ悟空の表情やしゃべり方くらい想像するの余裕でできるんだぜ!
29 :
ごくうが無双する話しと聞いてとんできましたwwwwwwww
30 :
>>27
いやむしろ一通さんがどうやって悟空に勝つんだよw
31 = 24 :
>>27
カメハメハとか打つんだったら負けそうだけど
気づかれる前に旬殺できそう
32 :
上条が北条にみえた
名乗るまで沙都子でも違和感なかった件
33 = 29 :
>>31
耐久力に定評があるDBキャラ
34 :
第二部は何時から?
35 = 24 :
>>33
単純火力が永遠と反射されたら負けそうな気がするけど
36 = 13 :
一通が気を理解する事出来るのか?
37 :
最近クロスの幅が広い
38 :
DBキャラってにらむだけで相手爆発させれるよね
39 = 29 :
悟空「くそっ!勝てねぇ!こうなったら地球ごと破壊して界王様のとこに瞬間移動するしかねぇ・・・!」
悟空「地球の皆すまねぇ!ドラゴンボールで必ず生きけぇらせてやっからな!」
どかーん
これで一方通行しぼう
40 :
パワーが桁違いすぎて反射できない気がする
41 :
>>39
末期悟空ならやりかねないwwwww
42 :
一通は気で終わる
43 :
とりあえず学園都市の世界なら残像でやりすごせる
44 :
一通さんの能力は詳しく知らないけど、銀河系吹っ飛ばせるレベルの人間に勝てるわけない
45 :
えーガキの悟空じゃないのかよ・・・
46 = 24 :
ベクトル操作に大きさ関係なくね?
桁溢れとか起きるとも思えないし
47 :
オーバーフローもしく跳ね返ってくる前に移動してるだろうから持久戦になる
48 = 29 :
>>38これで話し終了してんだろ
49 = 40 :
>>45
確かにな、少年時代なら力が拮抗してて面白いと思うけど
Z以降じゃ無双すぎるよなぁ、イジメになっちまう
50 :
クジラの気を探って瞬間移動で海に置き去り無双
みんなの評価 : ★★★×5
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