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    元スレ最愛「だ、ダメです浜面・・・・・・ん・・・浜面ぁ・・・」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - 麦野健康ランド + - ナッパ + - フレンダ + - ムッツリーニ + - リュウ + - 一方通行 + - 上条乱 + - 上麦 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    452 = 417 :

    453 = 417 :

    454 :

    浜面支援

    455 :

    まだかよ待ってんだから早くしろ

    456 = 417 :

    458 = 417 :

    規制てす

    461 :

    ただいま。遅くなってゴメン。
    母に怒られない程度に頑張る。



    振り返ると、そこには鬼がいた。
    「私と買い物に来ているというのに、私を放っておいて別の女の子とお楽しみとは超いいご身分ですね、浜面…」
    腕を組み、こめかみを引くつかせながら彼女は言った。
    「…いや、お楽しみっつーか」
    ただ話を聞かされていただけなのだが。
    「言い訳など超結構です。大体浜面はですね…ん?」
    人差し指を立て、説教を始めようとしたところで彼女は近くにいた少女に気がついた。
    水玉模様の淡い色のワンピースに、ピョコンと跳ねたアホ毛。肩から下げたピンクのポーチ。そして、首から下げた暗視ゴーグル。
    (……)
    絹旗は浜面と少女を交互に見ると、浜面の肩に手を置いた。
    てっきり『窒素装甲』でぶっ飛ばされるのものだと思っていた浜面はビクっとしたが、
    「…超よくやってくれました。流石ですね、浜面」
    いきなりそう褒められて、絹旗風に言うのなら、超戸惑った。

    462 :

    超待ってた!

    463 :

    怒られない程度に超頑張ってください

    464 = 461 :

    「案外早く見つかって良かったです、とミサカは心から貴方がたに感謝してみます」
    お嬢様は妹さんから暗視ゴーグルを剥ぎ取り、ポーチからハートを模ったペンダントを取った。
    ゴーグルをおでこにつけ、ペンダントを首にかけると彼女は妹の頭に手を置くと、二人に感謝した。
    「むー…、こんなにあっさり捕まるとは、ってミサカはミサカは悔しがってみたりぃ…」
    この特徴的なしゃべり方は姉譲りなのか、と浜面は妙な関心をしつつ二人を見ていた。
    (…しっかし、スッゲー似てんな、この二人)
    怒気を全身に纏った絹旗の後には、一人の女の子が付いてきていた。
    制服を見たところ、どうやらあの名門常盤台の学生らしい。なるほど、確かにお嬢様っぽい上品(ただの無表情だが、品性とは縁のない浜面はその辺りに疎い)な顔をしている。
    どうやら自分にぶつかってきた女の子の姉らしく、詰まる所ゴーグルの所有者であった。
    「いえいえ、見つかって超何よりですよ」
    お礼を言ってきた二人に、絹旗は笑顔でそう返した。こういうときの絹旗の笑顔は結構可愛い、と浜面は密かに思っている。
    「ほら、お二人に迷惑を掛けたのですから、貴女も謝るべきです、とミサカは姉の貫禄を見せ付けつつ促します」
    「むー…ゴメンなさい」
    そう言ってペコリ、と女の子は頭を下げた。
    「いいよ、気にすんな。たまたまぶつかったのが俺だっただけなんだからよ」
    浜面は自分の出来る限り優しく言った。素直に謝れる子は、嫌いではない。
    「…で、謝ったところで聞きたいんだけど、ってミサカはミサカは恐る恐る話しかけてみたり」
    「はい?何ですか?」
    浜面が答えるより早く、絹旗が妹さんに答えていた。…結構、子供好きなのかもしれない。
    「うん、それじゃあ…」
    妹さんは一拍置いてから、言った。

    「二人はお付き合いしてるの?ってミサカはミサカは大胆に聞いてみたり

    466 = 461 :

    「え゛?」
    それまで終始笑顔だった絹旗の笑顔が固まった。
    「休日に二人でお買い物なんて素敵だよね、ってミサカはミサカはある人を思い出しながら憧れてみたり。そういうことってカップルがすることなんでしょう?ってミサカはミサカは確認してみたり」
    妹さんは手のひらを祈るように組み、好奇心でキラキラと輝いている瞳で二人を見つめた。
    「…いや、俺らはそんなんじゃ」
    「ちちち、超、超、超違います!!」
    自分が否定する前に、絹旗が否定してしまった。
    「私は、その、浜面なんかとは超付き合っていません!!私は浜面なんか超眼中にありませんし、第一浜面には滝壺という女の子がっていや今超関係ないか、じゃなくてそうじゃなくてとにかく!」
    ここまでを一息でまくし立てると、絹旗は止めを刺すように強く言った。
    「…私と浜面は、超そんな関係ではありません!」
    はぁはぁ、と息を荒げ絹旗は言い切った。
    いやそこまで言わなくてよくね?と浜面は思ったが、(恐らく酸素不足で)顔が真っ赤な絹旗を見ていると、そんな言葉は引っ込んでしまった。
    妹さんはというと、絹旗の突然のシャウトに面食らっていた。が、急に笑顔になると、
    「なるほど!これが『ツンデレ』ってものなんだね!ってミサカはミサカは感心してみたり!!」
    「なっ―――!」
    と言って、更に絹旗を真っ赤にさせた。

    468 :

    超まってる

    469 :

    超まっていたので超支援します。

    470 :

    見てて超楽しい
    絹旗愛してる

    472 :


    違います私は超そんなんじゃありません!と妹さんに方を掴みながら力説している絹旗を見ていた浜面なのだが、突然声をかけられた。
    「あの、どうもありがとうがとうございました、とミサカはもう一度お礼の言葉を述べてみます」
    声をかけてきたのは常盤台のお嬢様だった。…そう言えば、名前を聞いていない。
    「いや、何度も言わなくてもいーよ。ホントに俺はなんもしてねーんだって」
    頭をポリポリと掻きながら、浜面は答えた。
    「いえ。ゴーグルはともかく、このペンダントは、安物ですがとても大事なものなのです、とミサカはペンダントを見せながら恩人へと伝えてみます」
    片手でペンダントを持ち、それを愛おしそうに見ながらお嬢様は言った。
    中学生にこんな表情ができるのか、と思えるほど大人びた微笑だった。
    「…恋人からのプレゼントとかか?」
    思わず、浜面はそう尋ねた。
    お嬢様は、「いえ…」と首を振ると、
    「…片想いです」
    何か複雑な事情でもあるのだろうか、その声は悲しげだった。
    何と言い返せしていいかわからず、しばしの沈黙が流れる。
    (…やっべ、会話止まっちまった)
    浜面は逃げるように視線をずらす。未だ妹さんと絹旗はギャアギャアと言い合っていた。
    何か話題ねぇかなー、と考えていると、
    「…しかし」
    と、お嬢様が呟いた。
    「?」
    「…しかし、年頃の女というものにとっては」
    彼女は先ほどの悲しみも飲み込んだ表情で言い切った。
    「好きな人からの贈り物とは、どれ程安っぽくても何より大切な物なのです、とミサカは独白してみます」

    474 :

    今日終わったのかと思った

    475 :

    すごく、面白い

    476 = 472 :

    「……」
    イキナリ何の話なのかと疑問に感じた浜面だったが、お嬢様が「さて、ケンカをそろそろ止めなくては」と妹さんの方へ向かったのでそれ以上は考えることをやめた。
    「…俺もそうすっか」
    と浜面は呟くと、顔を真っ赤にして、気のせいか若干涙目に見える絹旗を止めにいった。

    「じゃあねー!ってミサカはミサカは手を振ってみたりー!」
    そう言うと、手を繋いで二人は歩いていった。一人っ子の浜面にはその光景が少しだけうらやましく思えた。
    「…で?どうするよ?これから」
    隣では絹旗が二人の背中に手を振っていたが、浜面がそう声をかけると、に少し大げさに反応しながら言った。
    「あ、え、ええと…とりあえず買い物を超続けようと思います…」
    「…?」
    何だろう、急に絹旗がしおらしくなっている。先ほどの言い合いで疲れたのだろうか?
    まぁ、何にせよやることは決まった。
    二人は微妙は、それでもいつもより近い距離を保ちながら、洋服店へと戻った。

    477 :

    どなたか最愛ちゃんの画像をください

    478 :

    479 = 472 :

    気の済むまで手を振った後、打ち止めは姉へと告げた。
    「ねぇねぇ、これで大丈夫だった?ってミサカはミサカは尋ねてみたり」
    10032号はポケットから携帯電話を取り出すと、それを操作しながら言った。
    「ええ、グッジョブです、とミサカは惜しみない賞賛を贈ります」
    そして電話をかける。
    Prrrrr……prrrrrr…ガチャリ
    「こんにちは、とミサカはとりあえず定型文を述べてみます」
    すると、電話の相手は返答を返してきた。
    「はい。指示通りに浜面仕上・絹旗最愛両名と接触、各自に伏線を仕込んでおきました」
    『…?…、…。』
    「はい。第二作戦へと移行ですね。了解しました」
    『……。』
    「はい。…では」
    とても簡潔な言葉だけで通話を終了させると、10032号は携帯の電話帳から別の人物の番号をだし、呼び出した。
    Prrrr…prrrr…
    「行きましょう、打ち止め。第二作戦の始まりです、とミサカは開戦をここに宣言します」
    Prrrr…ガチャリ
    「あぁ、こんにちは、とミサカは挨拶をしてみます」
    10032号は相手の相槌を聞いてから、告げる。
    「今日は貴方にお願いがあって電話を差し上げました、とミサカは正直に告げてみます」
    すると電話の相手は言った。

    「…俺に出来ることなら、どんな頼みだって聞いてやるよ。…御坂妹」



    今日はここまでだぜ…。
    また母がご立腹だ。
    明日(つーか今日だが)にテストがあるんだが、それとはきっと関係ないと思う。

    480 :

    超乙。

    続きが超楽しみだけど、今日のテストも超ガンバレよ!w

    481 :

    こんなの見つけた

    482 :

    母に弱いなwwwwwww
    超乙!

    483 = 475 :

    センター前なのに読んでる俺もいるから安心しろって

    >>481
    絹旗可愛いよ絹旗

    484 = 477 :

    >>481
    まじGJ
    最愛ちゃんかわいいよおおおおおおおおおお
    愛してる

    485 :

    きぬはた>>>>>>>>センター

    486 = 473 :

    ほああ

    487 = 473 :

    ほああ

    488 :

    きぬはた>>>>>>>>センター

    489 :

    超乙
    そして保守

    490 :

    かわいい

    491 :

    はまづらって誰?

    492 :

    一週間も立ってんのすげえな保守

    493 = 489 :

    >>491
    原作15巻辺りから主人公格になる元不良のレベル0

    494 = 492 :

    ほっしゅ

    495 = 492 :

    腹減った

    496 = 492 :

    498 :


    499 = 498 :

    500 = 492 :

    ほっしゅ


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