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    元スレ最愛「だ、ダメです浜面・・・・・・ん・・・浜面ぁ・・・」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - 麦野健康ランド + - ナッパ + - フレンダ + - ムッツリーニ + - リュウ + - 一方通行 + - 上条乱 + - 上麦 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    306 = 279 :

    遅くなった。スマン。




    スクリーンには絹旗の想像の遥か上を行く行為が続いていた。
    自分の目で見ているというのに、その光景がとても理解できない。
    (…くくく、くわえてます!超くわえてますよ!!)
    (は、さむ…?あ、アレをですか!?)
    (自分から超上に乗って超動くなんて…!)
    もはやそこにはいつもの絹旗最愛はいなかった。自分の事ではないのに恥ずかしさがこみ上げ、頬が朱に染まる。
    スクリーンではさらに行為が激しくなっていくが、絹旗はふと我に返った。
    (…そう言えば、浜面はあ、あんなことを超させるんでしょうか…?)
    例えば、滝壺と。
    (く、くわえさせたり、超上に乗せたり…挟むのは、まぁ、彼女では超無理っぽいですが…)
    間接キスでウジウジと考えていた彼女はどこへやら。知ってしまった知識があまりにも強烈で、今ではそんな事などどーでもいいと言える勢いである。
    チラリ、と横を向く。
    すると、浜面と目が合った。
    (!)
    バッ、と顔を元に戻す。
    気のせいではない。確かに今、浜面はこちらを見ていた。
    (…何故、超何故このタイミングで私の事を超見ているんですか浜面は!)
    スクリーンでは未だ情事が続いている。
    滝壺は、隣を気にせずにはいられなくなってしまった。

    308 :

    挟むのは、まぁ、彼女では超無理っぽいですが…

    何気にひでぇwww

    309 :

    > 滝壺は、隣を気にせずにはいられなくなってしまった。

    どっから出てきた

    310 = 279 :

    >>309ほんとだミスってる。
    滝壺→絹旗だな。
    一応修正ver


    スクリーンには絹旗の想像の遥か上を行く行為が続いていた。
    自分の目で見ているというのに、その光景がとても理解できない。
    (…くくく、くわえてます!超くわえてますよ!!)
    (は、さむ…?あ、アレをですか!?)
    (自分から超上に乗って超動くなんて…!)
    もはやそこにはいつもの絹旗最愛はいなかった。自分の事ではないのに恥ずかしさがこみ上げ、頬が朱に染まる。
    スクリーンではさらに行為が激しくなっていくが、絹旗はふと我に返った。
    (…そう言えば、浜面はあ、あんなことを超させるんでしょうか…?)
    例えば、滝壺と。
    (く、くわえさせたり、超上に乗せたり…挟むのは、まぁ、彼女では超無理っぽいですが…)
    間接キスでウジウジと考えていた彼女はどこへやら。知ってしまった知識があまりにも強烈で、今ではそんな事などどーでもいいと言える勢いである。
    チラリ、と横を向く。
    すると、浜面と目が合った。
    (!)
    バッ、と顔を元に戻す。
    気のせいではない。確かに今、浜面はこちらを見ていた。
    (…何故、超何故このタイミングで私の事を超見ているんですか浜面は!)
    スクリーンでは未だ情事が続いている。
    絹旗は、隣を気にせずにはいられなくなってしまった。

    311 = 303 :

    ほほう

    313 = 279 :

    (今思いっきりこっち見たよな…)
    絹旗観察をしていた浜面であるが、つい先ほど絹旗がこちらを向いたかと思えば、速攻で顔を背けられた。
    艶かしい声が響く映画館の中、この場所には彼女と自分の二人しかいない。
    ひょっとして彼女は、自分のことを意識してくれたのであろうか。
    (…んな訳ねぇよな。そんな都合主義なんかありえねぇ)
    一緒にいた男が偶然自分だっただけの話だ。ここに別の男が座っていても彼女はこちらを見ただろう。
    何たって彼女は未だ中学生。こういったシーンを見て異性が気になるのは仕方ないことなのだと思う。
    (さて…)
    腕時計を見ると、映画はあと20分ほど。
    退屈な映画を見るには長いが、照れた絹旗を堪能するには短すぎる、と彼は思った。

    314 = 305 :

    期待してます

    315 = 298 :

    おっと

    316 :

    バッ

    317 :

    じらしますなぁ

    318 = 279 :

    >>317
    遅筆なだけなんだぜ…



    映画が終わった。
    絹旗はぽーっとした足取りで映画館を出ると、近くの壁に手を付いてため息を吐いた。
    (や、やっと終わりました…)
    浜面と目が合ってからの時間は、ほとんど拷問みたいなものだった。
    チラチラと隣を見れば浜面は決まって自分を見ているし、C級映画ゆえの二人っきり。その緊張感と圧迫感は凄まじいものがあった。
    (…超ダメですね。気を超取り直さないと…)
    胸に手を当てて、深呼吸。
    これから友人の恋路を掛けた仕事が待っているのだ。
    出だしは躓きかけたが、ここからが今日のメインディッシュ。前菜を気にしてなどいられない。
    出てきたばかりの映画館へ向き直る。丁度浜面があくびをしながら出てきたところだった。
    (…よし)
    浜面に近づく。さっきの今で浜面に話しかけるのは恥ずかしいのだが、仕方が無い。
    大丈夫、自分は『窒素装甲』の大能力者。そうそう防壁を突破されたりはしない。
    「…で、では超次行きましょうか、浜面」
    …不覚。声が上ずった。

    319 = 293 :

    絹旗はビショビショに違いない

    320 = 279 :

    >>319
    やっぱりエロ要素欲しい?

    321 = 308 :

    好きに書いてくれ

    322 = 305 :

    期待して待ってる

    323 :

    >>320
    ニヤニヤさせてくれればそれでイイ

    324 :

    >>320
    あってもなくてもいい
    好きなように書いてください

    325 = 278 :

    >>320
    おっきよりニヤニヤ

    326 :

    浜面さんがそういう行為する相手は滝壺だけでいいと思うんだ
    ニヤニヤできればいい

    327 = 279 :

    「…?次があんのか?」
    浜面はついそう聞き返した。普段絹旗と映画に行くとき、大概は映画を見た後はそのまま解散することが多いからだ。
    まぁ、そんなことより彼女の声が上ずった理由が気になるところだが。
    「ええ、まぁ。ちょっと買い物に超付き合ってください」
    ちょっとなのか超なのかどっちなんだよ、と心中で思いながら彼はそれに承諾した。

    さて、ここからが勝負だ。
    (まずは一緒に行動して、浜面の様子を超監視します。その後家に帰って、真相を超聞きだしてやります…!)
    彼女は計画をもう一度脳内で復唱し、軽く拳を握り締めた。
    では行きましょうかと思ったところで、映画館のガラスに映る自分の姿を見た。
    いつもと同じ、スカートの中が見えないように計算されたワンピース。
    中は見えないのだが、太ももから先はバッチリ見えてしまっている。
    「……」
    絹旗は、先ほどの映画でたしか主人公が太ももに興奮するだの何だの言っていたようなことを思い出すと、
    「…まずは服を買いに行きましょう、浜面」
    そう言って早足で歩き出した。

    328 = 317 :

    太ももになにか垂れてるのかと思った・・・

    329 = 279 :

    >>328
    その発想はなかった。
    そっちのが面白かったかも。
    でも続けるぜ。



    学園都市第七学区には、セブンスミストという店が存在する。
    お子様からお年寄りまで、老若男女全ての服装がこの店で買えるほどの豊富な品揃えとお手ごろな価格が売りの巨大な衣服販売店である。
    なんとあの名門常盤台中学のお嬢様方も御用達という話だ。
    絹旗と浜面の二人は、その中でもティーン女性向けの店にいた。
    (…超場違いじゃねぇ?俺スキルアウトの元リーダーよ?)
    ピンクやイエローといったやたらと目がチカチカするようなファンシーな壁紙の囲まれながら浜面はそう思った。
    キョロキョロと見渡せば周りにいるのは女の子ばっかりだし、みんなしてちゃんとした服装をしている。浜面のようにパーカーにスウェットという、○ーコにダメだしされまくること間違いない服装をしている人はいなかった。
    絹旗はと言えば、先ほどから店員と話したり服を手に取ったりと大忙し。とてもこちらを気に掛けているようには見えない。
    (…どうすっかな)
    と浜面が頭を悩ませ始めたとき。
    ドン、と。
    後ろから何かがぶつかってきた。

    331 = 279 :

    「うおっと…」
    一瞬ふらつく浜面だったが、ぶつかって来た勢いがそれほど強くは無かったので一歩で踏みとどまった。
    彼が振り返ると、そこにはしりもちをついた女の子がいた。
    年は10歳前後といったところだろう。水玉模様の淡い色のワンピースを着て、頭頂部からピョコン、と可愛らしく髪が一本はねていた。
    そこまで見れば普通の女の子なのだが。
    (…なんで暗視ゴーグルなんかぶら下げてんだ?)
    その子の首からは、軍用のゴツイ暗視ゴーグルがぶら下がっていた。小さな体に合わないことこの上ない。
    「いたた…」
    不意に女の子がそう呟いて、浜面はそんな疑問を引っ込めた。
    「悪ぃ、大丈夫か?」
    彼はしゃがむと、女の子と目線を合わせるようにした。
    女の子は微笑みながら顔を上げると、
    「うん、大丈夫だよ。それよりぶつかってゴメンなさい、ってミサカはミサカは謝ってみたり」
    と、そう言った。

    333 = 279 :

    (…あれ?)
    その顔を見たとき、浜面は一瞬デジャブに襲われた。
    正確に言うのなら、それはデジャブとは少し違う感覚だった。この子本人でなく、この子の姉や母を見たことがある気がする、とそんな気がしたのだ。
    (…あー…?)
    その女の子は打ち止めと言い、実は以前に浜面が命を狙ったとある女性の間接的な血族に当たる少女だった。
    だが浜面は気がつかない。思い出したいのだが、頭がそれを拒んでいるような気がした。
    「あなたのほうは大丈夫?ってミサカはミサカは尋ねてみたり」
    そんなことを考えていると、不意に少女が尋ねてきた。
    「ん?あぁ、大丈夫だ。…ほら」
    そう言って浜面は手を差し出し、少女を立ち上がらせる。
    「ありがとう、ってミサカはミサカは感謝してみたり。あなたは見かけと中身が反比例、ってミサカはミサカは覚えたての言葉で賞賛してみたり」
    「いや、別に大したことしてねぇよ」
    つーか変なしゃべり方する子だなー、等と思いつつ浜面は女の子をもう一度見る。
    そして先ほどの疑問を思い出すと、それを口にした。
    「…ところで、そのゴーグルは何で首にかけてんだ?」
    すると女の子は得意げに胸を張って言った。
    「へっへーん。実はこれは戦利品なの!ってミサカはミサカは自慢してみたり!お姉さんから取ったんだ、ってミサカはミサカは更に自慢してみる!」
    いやそれは自慢にならねぇ、と浜面は心の中で呟いた。

    334 = 286 :

    アクセロリータがアップを始めたようです

    335 = 279 :

    (さっきから超何をしているんですか浜面は…!)
    絹旗は服を掴みながら怒りに震えていた。
    というのも、入店して以来浜面が全く自分の相手をしないのだ。あまつさえ、他の女の子を物色するようにキョロキョロと見渡している。
    (超紛いなりにも私と買い物に来ているというのに…!)
    ここに来た本来の目的は、太ももを隠せる服を買うためと、滝壺の話の前に彼と気楽な話しやすい雰囲気を作るためなのだが。
    他の女の子を見ている(ように見える)彼を見ていると、そんなことも忘れて彼を睨みつけていた。すると。
    トントン、と肩を叩かれ、声をかけられた。
    「すみません、少々よろしいですか?とミサカは見知らぬ方に声をかけてみます」
    振り返ると、そこには常盤台の制服に身を包んだ少女がいた。




    今日はここまでだ。
    すげー長引いてスマン…。

    337 = 308 :

    乙、頑張ってくれ

    338 = 326 :

    また保守がんばるぜ
    絶対終わらせろよ、すっげ期待してるんだからな!

    339 = 293 :

    乙&ほっしゅ

    340 :

    死んでも落とさせんよ・・・・!

    343 :

    会話形式じゃないから地の文あるし
    1レス辺りの文字数が多いんだな

    346 :

    347 :

    このスレまだあったのか
    立ったの5日前だぞ

    348 :


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