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    元スレサーシャ「第一の解答ですが、私は既に上条当麻と付き合っています」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - ヤンデレ ×2+ - 麦野 + - とある魔術の禁書目録 + - アクィナス + - アニェーゼ + - アニューゼ + - ウメハラ + - エヴァ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 :

    >>50
    http://www12.atwiki.jp/index-index/pages/653.html
    亀かもだけど保管庫にあったぞ

    52 = 50 :

    >>51
    こっちが無事完結を迎えたら読みにいくわ
    ありがと

    54 :

    サーニャかとおもった

    55 :

    いまだにサーシャの正体と目的が分かっていないんだが
    サーシャは何したかったの?

    56 :

    支援してやンぜ

    57 = 6 :

    つい数分前。シスターは万国共通で腹ペこキャラなどと思ったことを軽く後悔しつつ、フレンチトーストにかぶりつく。
     甘すぎず柔らかすぎずもふもふとした触感が食欲をそそる。
     ところで、上条当麻は不幸な少年だ。
     不幸な少年がただただ美味しいものを頬張るだけで、物語が進むのなら昼ドラは30話とかもたないのだ。
     上条当麻が先に出されていたポットの冷水に手を伸ばした時だ。ガラス越しの店内に見知った顔を発見した。
    「うおぅ」
     反射的に頭をさげ、もう一度中の様子をうかがってみる。
     吹寄制理。

     背中まで届く長い黒髪に制服の上からでもわかる出るとこ出ている体。
    肢体もすらっと伸びていて美人といって差し支えないルックスの持ち主だが、なぜか上条には風当たりが強いような強くないような……
     クラスのまとめ役であり、よくよく見れば見知った顔がちらほらと。
     

    58 :

    しえん

    59 = 6 :

     そのちらほらの中にサーシャを知る土御門がいないあたりが上条当麻が不幸とされる所以ではなかろうか。
     そもそもよくよく思い出してみれば、昨日の昼休み吹寄制理がサーシャの持っている雑誌とよく似た雑誌を
    見ながらトーストがどうだのなんだの言っていたような気がしないでもない。
     上条当麻は昨日、例によって不幸に見舞われていたためイマイチクラスの輪に入れていなかった。
    「時間差不幸かよっ!!」
    「第七の質問ですが何を言っているのですか」
    「悪い。オレにもよくわからん……」
     いまだにサーシャが学園都市にいる理由も聞き出せていないというのに、フレンチトーストなどのんきに食べている場合ではないのだ。
    上条当麻はトーストに手を伸ばしまたかぶり付く。
     魔術サイドの人間が今まで学園都市に侵入してきて、何事もなかったためしなどない。
    おそらく何らかの魔術サイドがまた学園都市でとある魔術を発動させようとしている可能性がある。
     上条当麻は先ほど飲み損ねた冷水を注ぎ直しつつ吹寄制理を観察する。

    61 = 6 :

    吹寄制理はきょろきょろと辺りをうかがい、開いているテーブルを探している様子だ。
    ちょうどその時、一組のグループが食べ終わり席が空いた。吹寄制理は駆け寄るとクラスの仲間のほうへ顔を向け何やら言っているようだ。
    おそらく「この席でいいよね」とかそんなやり取りをしているのだろう。
    「ふぅ」
    上条当麻は一息つくと一気に冷水を飲み干した。サーシャが少し不思議そうな顔をしているが危機は回避した。
    あとはうっかり吹寄制理に見つかるといった愚行を避けるためになるべき目立たぬようにしていればいい。
    目の前の赤マント拘束具小学生をどう目立たなくするのか上条当麻にはわからなかったが。

    この時上条当麻は気がついていなかった。
    まだ昼間だというのに随分といろいろな学校の生徒が町にいることに。
    例えば先ほどのホットドック屋にしてもそう。カフェ店内にしてもそう。

    「おまたせいたしましたトーストとコーヒーでございます」
    三度目となった店員が額に汗を流しつつ皿とカップをテーブルに並べていく。
    「ごゆっくりどうぞ」
    三度目ともなるとさすがになれたのか笑みはなかった。

    63 = 6 :

    「第八の質問ですがよくそんなものが飲めますね」
    「ん? ああ。コーヒー?」
    「肯定」
    「なんだろうな。別にうまいって思って飲んでるわけじゃないっていうか……タバコとか酒なんかも飲み始めはそんなもんじゃねぇ?」
    「私はシスターですから」
    シスターだからその手の嗜好品は口にしたことがないということなのだろう。

    「まぁ甘い物食ってる時は結構いいと思うんだけど……こっちも一個質問いいか」
    「何でしょう」
    「その質問三とか四とかずーっと続いたら質問百三十四とかになんのか?」
    「第五の解答ですが初対面の人間にそこまで質問攻めすることもされることもありません。逆に親しい人間なら質問することなどありませんから」
     はむはむとサーシャは租借を再び開始する。

    64 = 58 :

    しえん

    65 = 6 :

    「で、さ。結局のところサーシャはなんで日本のしかも学園都市にいるんだ? まさかここのトーストを食いに来たってわけじゃないんだろ」
    そう。これを言いたいがために、奇異の目にさらされつつ食事をご一緒したのだ。
    吹寄制理という危機をとりあえず排除した以上次なる危機に挑まなくてはならない。
    「第六の解答ですが質問は一つということでした」
    だからもう答えませんとでも言うようにフレンチトーストをもぐもぐさせるサーシャ。
    上条当麻も租借中に話しかけるほど野暮ではない。
    「確かに、先ほどはそう言ったんでせうが上条さんとしてはですね、
    租借が終わったら是非どのようなことで学園都市に来たのかをですね話してもらえると、力になれるのではないかなと」 

    66 :

    ほっしゅ

    67 = 6 :

    「第九の質問ですが、なぜあなたは一般人なのに魔術に関わろうとするのですか?」
    サーシャの声色が若干変化したように上条当麻は感じた。
    今まで、幾度となくいろんな人間から同じような質問をされてきた。諭されてきた。
    曰く、上条当麻は一般人であると。
    曰く、上条当麻は背負い過ぎると。
    曰く、上条当麻は無茶をし過ぎると。
    曰く、曰く、曰く。

    「うーん。あんまりマジにとられても困るんだけどさ」
     ポリポリとこめかみあたりを書きながら上条当麻は続ける。
    「別に関わろうとして関わってきたわけじゃないんだよ。どういうわけか科学側と魔術側は争ってる。
    化学側でそのこと知ってるのはそうはいない。そんなとき魔術側がなんかしてきたら何とかするのは当たり前だろ?」
    上条当麻は博愛主義者でもなければお涙頂戴の美化された自殺願望の持ち主でもない。
    ただ、目の前に困っている人がいたら助けねばならない。それをやるべきことに分類することができる人間なのだ。

    ただ、その考え方を素直に理解できる人間は科学サイド、魔術サイド両方ともそうはいない。
    何時だったか海原光貴が言っていた時以上に上条勢力は大きくなっていた。

    69 = 6 :

    例えば、二つの国が争っていたとしよう。
    その中でも異質な人間の周りになぜか両国の人間が集まってくる。
    方や、その国でも二十人しかいない実力者とその集団。
    方や、その国でも七人しかいない実力者の第三位。
    上げ出したら切りがないほどの錚々たる面々と面識を持っていながら自分はやるべきことをやっているだけだ。
    こんな戯言が通るはずがない。
    「第七の解答ですが……」
    サーシャの無表情な顔全体がぷるぷると震える

    「あなたが、そんな、ことだからっ! 私が、ここに、きたんで、しょうがっ」
    言葉を区切るたびにガツンガツンとテーブルを叩くものだから、食器が音を鳴らす鳴らす。
    一通り叩いて満足したのか今度は泣きそうな声になる。
    「超機動少女カナミンのドレススーツを着て戦場を走りまわるか、この服を着て貴方の監視をするか……
    第十の質問ですが私はどちらを選択するのが正解だったんでしょうね」
    「ええっ! おれのせい? いや、すっごく申し訳ないけどその二択なのは多分アナタ様の上司に難があるのではないかと……」
    心底恨めしそうな顔でそう言われ上条当麻としても申し訳なくはあるのだが訳のわからない二択なのはまぎれもなく彼女の上司がアレなのだ。
    ロシア成教の特殊部隊『繊滅白書《Annihilatus》』に属する戦闘修道女であるサーシャ=クロイツェフにいったいどういった葛藤があり、
    結果上条当麻の監視の任に就いたのかはわからない。わからないが、よほどドレススーツがいやだったに違いない。

    70 = 51 :

    ワシリーサwww
    支援あげ

    71 = 6 :

    「そうです。そもそもあのクソ上司ときましたら、職権乱用でこんなわけのわからない服を着せられて、
    私に何をさせるつもりなのでしょうか。いっそgo to hell してくれたほうが――」
    「ストーップ! サーシャ。オレが悪かったから帰ってきてくれ」
    上条当麻の声に、フォースの暗黒面から脱出したのか、サーシャは最後の一切れを口に入れる。
    「それで、ちゃんと学園の許可とかは取って入ってきてるのか? 上条さんちはすでにシスター属性は余っているのですよ」
    「第八の解答ですがその辺は上司が都合をつけやがりまして……学校にも通っても――」
    「へぇ。いい上司じゃねぇか」
    「……」
    上条当麻は知らない。サーシャの上司が「サーシャちゃぁん♪ ここのぉ学校の制服がぁとっても可愛いのぉ。
    日頃からそんなヘビーな拘束服を装着しているサーシャちゃんには物足りないかもしれないけど、たまには制服もいいんじゃない?」
    等々の理由で都合をつけたことを。
    100%の善意などこの世に存在しないのである。
    どこの世界でも、部下は上司に玩具にされるのだ。

    72 = 6 :






    ぺーす。上がる太陽

    73 = 50 :

    頑張れ

    74 = 58 :

    応援してるぞ

    75 = 6 :

    「おれの監視ってことは内の学校にくるのか?」
    「正答。しかし、その限りではない。現在の段階は見。是即ち様子見」
    「様子見ねぇ。じゃあ今日明日中にどうこうしなきゃならねーわけじゃないんだ」
    なるほどと上条当麻は納得する。
    ガイドブックを持っているあたり、建前では下見ということだが、実際は多少遊びたいという気持ちがあるわけだ。
    そうでなくても学園都市は物珍しいものが多く、外部の人間にとっては魅力的な場所のはずだ。
    外国人であるサーシャならばなおさらそうだろう。まるで、計ったかのように学校は休みで時間はある。
    問題は……服だ。
    幾らなんでも拘束具をきた小学生くらいの女の子と歩いていたらアンチスキルやジャッチメントに何を言われるかわからない。
    というか、サーシャは今まで何も言われなかったのか?
    「えーと。よかったら学園都市見て回るか? 地理関係は頭に入ってたほうがいいだろ」

    76 = 6 :

    朝まで付き合ってもらって悪いが
    朝までには終わるだろうという安直な考えだったせいか
    どうにも終わりそうにない。
    親戚の集まりに参加せねばならんので落としましょう

    78 :

    それはない

    79 :

    ブヤチッチかと

    80 = 56 :

    ならば保守するまで

    81 = 7 :

    こんな良スレを落とすなんてもったいない!

    82 :

    続きに期待
    保守

    83 :

    この世界の日本語習得率は異常だとおもうの

    86 :

    >>83
    まあ世界の科学の最先端という設定だし

    87 :

    これはいい保守

    91 :

    美琴さんって美人設定や美人描写はなかった気がする

    92 :

    化粧が要らない程度に整った顔立ちとか書いてなかったっけ

    93 = 91 :

    中学生は元々化粧なんて要らない気がするけどな
    まぁ中の上ってとこか

    そんなビリビリが好きです
    一巻のビリビリが雰囲気的に一番好き

    94 = 11 :

    もしかして初春と佐天さんのほうが美琴よりも美少女?

    95 = 91 :

    佐天さんは漫画だからわからん
    美人設定持ちって姫神とねーちん、インデックスぐらいじゃね

    97 :

    容姿がわかんね

    98 = 11 :

    しかし、ねーちんの見た目は適齢期を過ぎている

    100 = 78 :

    それはない


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