私的良スレ書庫
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元スレ佐天「ほら前さ、レベル0が第一位を倒した、って噂あったじゃない」
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無茶な、話。
一歩前に出るのと、走るのとは、違う。
その、はず。
上条「踏み出したんなら、もう少し頑張れば踏み切れるだろ。
踏み切ったなら、後は走るだけじゃねえか」
佐天「簡単に、言いますね。すごく難しいと思いますよ、それ」
上条「でも、できないことじゃない」
ああ、だめだ。
なにを無茶苦茶なこと言ってるんだ、この人。
そんなこと言われたら、できるような気がしてきちゃうじゃない。
俺は寝ない
最後まで読み続ける
だって……久しぶりの良SSだから
最後まで読み続ける
だって……久しぶりの良SSだから
佐天「無理、です。無理ですよ。無理なんです」
認めたくないのか、あたしは。
この、胸の内に、芽生えた気持ちを。
上条「なんでだよ。できない理由こそないだろ」
やめてください。やめてくださいよ。
さっきまで、あたしは完っ璧うつむいて生きてたのに。
なんで今、前を見そうになってる気がしてるんですか。
上条「やってみりゃ、できると思うぞ」
無責任だなあ、この人は。
勝手に、人の背中を押さないで下さい。
前を見るように、顔を上げさせないでくださいよ。
俺男だけどJKとヤるかKJさんとヤるかって聞かれたら悩む
本気で
本気で
理想の主人公すぎて眩しすぎる
等身大(笑)の主人公とかやっぱダメだわ
等身大(笑)の主人公とかやっぱダメだわ
佐天「ギガアアアァアアアドリルウウウウウウ、ブレイクゥゥゥゥッ!」
>>360
空条承太郎と誰だ
空条承太郎と誰だ
その人は、あたしの答えを待っている。
あたしはなんだかもう、笑うしかない。
佐天「……降参です。こりゃ完璧にあたしの負けですね」
あきれてしまう。
こんなバカみたいにまっすぐなこの人に。
そして、そんな人にまいってしまったバカなあたしに。
佐天「そうですね。普通になれてなかったのは……あたしです」
心の底から、笑う。
その人も、笑った。
左天「あいつとおいらのピラミッド どちらがデカいかさあ勝負~♪」
上条さんが初春の頭をガシガシ撫でたらどうなりますか?
これってトリビアになりませんか
これってトリビアになりませんか
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「う・い・は~るっ!」 ピランッ
「わあっ!?」
「あはははは! なになに、ニューカラーじゃないの!
気分一新? なにか面白いことでもあった?」
「もうっ! 佐天さん!」
「あははっ! ごめんごめん」
>>367
訳ありあいつにゃ負けられないな
訳ありあいつにゃ負けられないな
「あれ? 髪形変えたんですか?」
「ん? うん、ちょっとねー。似合う?」
「なんだか新鮮ですねー。佐天さんといえばロングでしたし。
あ、でもすっごく似合ってますよ」
「でしょでしょ。あたしにはどんな髪型でも似合うのだ。なんせ元がいいからっ」
「あははっ。
でも結構大胆なイメチェンですねー」
「イメチェンっていうか、ちょっと実用性にこだわっただけなんだけどね」
「実用性ですか?」
「ほら、髪長いと走るとき邪魔じゃない」
「そうみたいですねー。あれ、ということは佐天さん、スポーツとか始めたんですか?」
「ん。体鍛えよっかなーと思ってさ。
それに、踏み切るのに邪魔なものは少しでもどかしとこうかな、ってのもあったり」
「踏み切る??」
「あとはまあ……誓いみたいなものかな」
「……佐天さん?」
「ん?」
「何かあったんですか?」
「あったよ」
「……なんか、よかったです」
「ん? なにが?」
「佐天さんが、楽しそうで」
「あははっ! あたしはいつだって楽しんでるよ」
ババアの魅力に打ちのめされかけたがやっぱり佐天さんが一番です(^q^)
「ね、初春」
「はい?」
「あたしさ、自分が普通だと思ってたんだ」
「え?」
「でもさ、全然だった。全然普通になんか届いてなかった」
「そう、なんですか?」
「そう。だからあたしは、これからちゃんと、普通になる」
「普通になる、ですか」
「あたしってやっぱり、超能力の才能とかないわけよ」
「え、そ、それは」
「でもさ、」
「でも?」
「普通にぐらい、なれると思うのよ」
「超能力者になんかなれなくていい。
スーパーマンにだって、なる必要なんかない。
あたしはただ、普通になるの」
「当たり前のことを、当たり前にやれるように。
できるできないじゃなくて、やれることをやれるように。
バカみたいにまっすぐに。バカみたいに前を見て」
「簡単じゃない普通になって。ヒーローみたいな普通になって」
広く広い、青く青い、空を見て。
佐天涙子は、楽しげに、宣言する。
「――― あたしはいつか、あの人に届いてやる 」
~ fin ~
これにてこの物語は完結とさせていただきます。
長い中断時間失礼しました。
この拙筆を最後まで読んでいただいた方々、ありがとう。
佐天さん。
前を向いたこの子はかわいい。
ではまた、機会があれば、お願いします。
長い中断時間失礼しました。
この拙筆を最後まで読んでいただいた方々、ありがとう。
佐天さん。
前を向いたこの子はかわいい。
ではまた、機会があれば、お願いします。
>>391
他にもSS書いたことあったら教えて
他にもSS書いたことあったら教えて
みんなの評価 : ★★★×5
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