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元スレ佐天「ほら前さ、レベル0が第一位を倒した、って噂あったじゃない」
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佐天「くらえ、第四波動!!」
初春「ひゃぁっ!?さ、佐天さん。寒いからって冷たくなった手を私の体温で温めないでください!!」
佐天「仕方ないなぁ。熱を返さばいいんでしょ?」
初春「だ、だからって抱きつかないでください!?」
レベル0第四波動の脅威
初春「ひゃぁっ!?さ、佐天さん。寒いからって冷たくなった手を私の体温で温めないでください!!」
佐天「仕方ないなぁ。熱を返さばいいんでしょ?」
初春「だ、だからって抱きつかないでください!?」
レベル0第四波動の脅威
>>253
ここは俺に任せろ!
ここは俺に任せろ!
アニメの次の次の次くらいで茶店さんはレベルアッパー使って能力使えるようになるよ!
>>257
そのくらい本編が進んだら俺が書こうと思ってたんだぞ!
そのくらい本編が進んだら俺が書こうと思ってたんだぞ!
百合少女を振り向かせる男っていうのはツンデレを超えた新ジャンルだと思うんだ
佐天「39度の~体温抱いて~」
初春「カラオケなんて久しぶりですね~」
包帯の男「よっと、失礼するぜお嬢ちゃん達。そっちの黒髪嬢ちゃんがミルクティでお花の嬢ちゃんがハチミツレモンだったな?」
初春「はいっありがとうございます」
包男「よっとぉ?」
カチンコチーン
初春「!?」
包男「失礼したな、ごゆっくり」
初春「…何であんな能力者がカラオケなんかで?」
佐天「生き抜けよカウボ~イ~」
左天「吸いっぱなしは暑いな」
客「うわぁ!なんでこのコーラ沸騰してんだ!?」
駄文保守
初春「カラオケなんて久しぶりですね~」
包帯の男「よっと、失礼するぜお嬢ちゃん達。そっちの黒髪嬢ちゃんがミルクティでお花の嬢ちゃんがハチミツレモンだったな?」
初春「はいっありがとうございます」
包男「よっとぉ?」
カチンコチーン
初春「!?」
包男「失礼したな、ごゆっくり」
初春「…何であんな能力者がカラオケなんかで?」
佐天「生き抜けよカウボ~イ~」
左天「吸いっぱなしは暑いな」
客「うわぁ!なんでこのコーラ沸騰してんだ!?」
駄文保守
・・・・・・・・・・
佐天「………はぁぁ……」
傘から滴る雨水を見るだけでも憂鬱になれるぐらい憂鬱な気分。
いつも通り、能力テストの結果は虚しくなるものだった。
結果を見て落ち込んでしまうのはいつものことなのだが、やっぱり昨日のこともあって今日はいつも以上だ。
朝は晴れてたのに、テストの最中に降りだして、今はどしゃ降り。
あたしの気分とリンクでもしてんのかこのやろう。
初春はジャッジメントの仕事とかで先に行っちゃったし、もう憂鬱に向かう以外どこに行けというのか。
佐天「………あたしってこんなキャラだったかなあ…」
佐天「やっぱり、御坂さんと知り合ったのが一番の原因だよね……」
自分とは全く違う、才能と力にあふれてて、しかも才色兼備という完璧超人。
普通ならあたしなんかと関わるはずもないような人。
友達の同僚の知り合いとかいう近いのか遠いのか分からない関係だったせいで、知り合ってしまった。
すごい人だと思う。レベル1から学園都市第三位までのぼりつめたという、一種の伝説の人。
憧れているのは間違いないし、かっこいいし綺麗なお姉さんだと思う。
でも、あの人を見るたびに自分の情けなさを自覚しちゃうのも確かなんだ。
佐天「………忘れる。忘れたほうがいい、んだけど」
そう簡単には忘れられない。
佐天「……ううん。なめてもらっちゃ困るよ? あたしは佐天さんだよ?」
だから何かっていえば。
佐天「何が何でも忘れてやるわ!!!」
我ながら変な方向に情熱が。
佐天「はっ。女々しい女々しい。佐天さんともあろう者が一体何をうじうじと」
これは、だめじゃないかなあ。
佐天「変なことにこだわっちゃって。まけるな佐天涙子。前を見て生きるのよ!」
いや、絶対後ろ向いてるわあたし。
佐天「よっし! まずはおいしいものを食べて気分転換! 先に行っちゃった初春を悔しがらせてやるわ!
初春のかわいい泣き顔が目に浮かぶっ」
ああ、本格的に、あたしは―――
―――少年が、駆け抜ける。
佐天「うんうん、じゃあまずは第6学区の…」
―――傘を差していない、小学生の男の子。
佐天「おっ、元気だねえ。やっぱ男の子は」
―――雨から顔を守りながら、早く帰るためだろう、見向きもせずに突っ走って。
佐天「ちょ、」
―――車道、へ。
佐天「だ、め」
―――赤い、スポーツカー。
佐天「だめ―――!」
一歩、踏み出す。
間に合わない。
―――――追い抜いていく、ブレザーの背中。
佐天「、」
―――――叫びながら飛び込む、男の人。
佐天「きゃ――」
―――――男の子を抱きしめて、その人は。
佐天「、…あ」
―――――泥水で濡れた、ツンツン頭の少年は。 向かいの歩道に、転がり込んだ。
上条「し、ししし、死ぬかと思ったマジでさすがに今のは死ぬかと思った」
雨に降られながら、その人は息を切らしていた。
上条「ってっか、大丈夫か? 怪我とかは?」
固まっている男の子に、心配の声をかける。
上条「つーか、あぶねーだろ! 今のは本当に死ぬとこだったんだぞお前!」
怒っている。いや、叱っている。
上条「……おい。大丈夫…」
反応しない男の子を、また心配して。
いきなり大声で泣き出した男の子に、慌てはじめた。
あれ?俺のイメージブレザーだった。
そか。じゃあ借りたってことで。むしろ見なかったことで。
そか。じゃあ借りたってことで。むしろ見なかったことで。
まあ上条さんは車と衝突したのと同等の衝撃受けても死ななかったんだけどね
上条「……ったく…。
そうだよな、恐かったよな。でももう大丈夫だ。だから泣くなって」
上条「あああ、いやだから、泣くなって! 男だろ!?」
上条「ああくそ、こんな雨の中じゃカゼひくぞ。とりあえず雨宿りできるところに……」
男の子とその人の上に、傘を差し出す。
佐天「大丈夫、ですか?」
上条「あ、ああ。さんきゅ。怪我はないみたいだ。だよな?」
佐天「いえ、あの…その子もですけど…あなたは?」
上条「へ?」
佐天「………いえ、大丈夫なら、いいです」
佐天「……ね、少年。名前は?」
佐天「泣いてちゃわかんないぞー、名前だよ、名前」
佐天「へえ、タクヤくんか。よろしくタクヤくん。あたしは佐天さんだっ。お姉ちゃんと呼ぶがいいっ」
佐天「かーっ! いいねぇこの響き。遠い弟を思い出すねっ」
佐天「そうそう、あたし弟いるのよ。タクヤくんぐらいのやつなんだけど…」
上条「……おお、泣き止んだ」
男の子と話して、男の子の家という施設まで送っていった。
施設の人は感謝の言葉を繰り返しながら、あたしたち、特にずぶ濡れの彼を引きとめようとしたけど、
この人は大したことじゃない、と言わんばかりにさっさとその場を去った。
あたしも、ひとつの傘の下で、一緒に歩く。
上条「でもすごかったな。佐天…だっけ? 簡単に泣きやませちゃってさ」
佐天「いえ、あたし弟がいるので、あれくらいの子の扱いに慣れてるだけですよ」
佐天「……でも本当に、大丈夫なんですか?」
上条「へ? なにが?」
佐天「あなたですよ。あんなことして。怪我とか……」
上条「ああ、いや。全然大丈夫だ」
佐天「そう、ですか……」
佐天「……やっぱり、すごいですね」
上条「? …なにが?」
佐天「いえ、なんていうか、全部というか。
やっぱり、違う人は違うんですよね」
上条「………?」
佐天「あ、ごめんなさい。
でも、あなたがいてくれてよかったです。
あたしじゃ、何もできなかったから」
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