元スレ佐天「ほら前さ、レベル0が第一位を倒した、って噂あったじゃない」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×5
351 = 276 :
無茶な、話。
一歩前に出るのと、走るのとは、違う。
その、はず。
上条「踏み出したんなら、もう少し頑張れば踏み切れるだろ。
踏み切ったなら、後は走るだけじゃねえか」
佐天「簡単に、言いますね。すごく難しいと思いますよ、それ」
上条「でも、できないことじゃない」
ああ、だめだ。
なにを無茶苦茶なこと言ってるんだ、この人。
そんなこと言われたら、できるような気がしてきちゃうじゃない。
352 = 310 :
俺は寝ない
最後まで読み続ける
だって……久しぶりの良SSだから
353 :
上条△
354 = 275 :
これは惚れるわ
355 :
おまえらKJさん大好きだな
356 = 303 :
だって上条さんだもの
357 :
私男だけど濡れた
358 = 302 :
掘られてもいいレベル
359 = 276 :
佐天「無理、です。無理ですよ。無理なんです」
認めたくないのか、あたしは。
この、胸の内に、芽生えた気持ちを。
上条「なんでだよ。できない理由こそないだろ」
やめてください。やめてくださいよ。
さっきまで、あたしは完っ璧うつむいて生きてたのに。
なんで今、前を見そうになってる気がしてるんですか。
上条「やってみりゃ、できると思うぞ」
無責任だなあ、この人は。
勝手に、人の背中を押さないで下さい。
前を見るように、顔を上げさせないでくださいよ。
360 = 319 :
俺男だけどJKとヤるかKJさんとヤるかって聞かれたら悩む
本気で
361 = 310 :
理想の主人公すぎて眩しすぎる
等身大(笑)の主人公とかやっぱダメだわ
362 = 283 :
長い
363 :
佐天「ギガアアアァアアアドリルウウウウウウ、ブレイクゥゥゥゥッ!」
364 :
>>360
空条承太郎と誰だ
365 = 276 :
その人は、あたしの答えを待っている。
あたしはなんだかもう、笑うしかない。
佐天「……降参です。こりゃ完璧にあたしの負けですね」
あきれてしまう。
こんなバカみたいにまっすぐなこの人に。
そして、そんな人にまいってしまったバカなあたしに。
佐天「そうですね。普通になれてなかったのは……あたしです」
心の底から、笑う。
その人も、笑った。
366 = 357 :
ここから上条さんと佐天さんの第四波動が始まるんですね
367 = 340 :
左天「あいつとおいらのピラミッド どちらがデカいかさあ勝負~♪」
368 = 345 :
とうとう佐天フラグも立てちゃったか、上条さんは。
370 = 319 :
イ神姫美ミ五「またかこの野郎」
371 = 364 :
上条さんが初春の頭をガシガシ撫でたらどうなりますか?
これってトリビアになりませんか
372 = 276 :
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「う・い・は~るっ!」 ピランッ
「わあっ!?」
「あはははは! なになに、ニューカラーじゃないの!
気分一新? なにか面白いことでもあった?」
「もうっ! 佐天さん!」
「あははっ! ごめんごめん」
373 :
>>367
訳ありあいつにゃ負けられないな
374 = 276 :
「あれ? 髪形変えたんですか?」
「ん? うん、ちょっとねー。似合う?」
「なんだか新鮮ですねー。佐天さんといえばロングでしたし。
あ、でもすっごく似合ってますよ」
「でしょでしょ。あたしにはどんな髪型でも似合うのだ。なんせ元がいいからっ」
375 = 276 :
「あははっ。
でも結構大胆なイメチェンですねー」
「イメチェンっていうか、ちょっと実用性にこだわっただけなんだけどね」
「実用性ですか?」
「ほら、髪長いと走るとき邪魔じゃない」
「そうみたいですねー。あれ、ということは佐天さん、スポーツとか始めたんですか?」
「ん。体鍛えよっかなーと思ってさ。
それに、踏み切るのに邪魔なものは少しでもどかしとこうかな、ってのもあったり」
「踏み切る??」
「あとはまあ……誓いみたいなものかな」
376 = 319 :
しえん
377 = 276 :
「……佐天さん?」
「ん?」
「何かあったんですか?」
「あったよ」
「……なんか、よかったです」
「ん? なにが?」
「佐天さんが、楽しそうで」
「あははっ! あたしはいつだって楽しんでるよ」
379 = 357 :
ババアの魅力に打ちのめされかけたがやっぱり佐天さんが一番です(^q^)
380 = 276 :
「ね、初春」
「はい?」
「あたしさ、自分が普通だと思ってたんだ」
「え?」
「でもさ、全然だった。全然普通になんか届いてなかった」
「そう、なんですか?」
「そう。だからあたしは、これからちゃんと、普通になる」
「普通になる、ですか」
「あたしってやっぱり、超能力の才能とかないわけよ」
「え、そ、それは」
「でもさ、」
「でも?」
「普通にぐらい、なれると思うのよ」
382 = 276 :
「超能力者になんかなれなくていい。
スーパーマンにだって、なる必要なんかない。
あたしはただ、普通になるの」
「当たり前のことを、当たり前にやれるように。
できるできないじゃなくて、やれることをやれるように。
バカみたいにまっすぐに。バカみたいに前を見て」
「簡単じゃない普通になって。ヒーローみたいな普通になって」
広く広い、青く青い、空を見て。
佐天涙子は、楽しげに、宣言する。
「――― あたしはいつか、あの人に届いてやる 」
~ fin ~
383 :
乙!
良作だった……
384 :
いやあ、ええ話やで
385 :
よかった、乙
386 :
乙ー
妙にすっきりおわたw
387 = 381 :
お疲れ様なんだよ?
388 :
乙っつってんだろうが、ド素人が!!
389 :
乙
リアルタイムで読めてよかった
391 = 276 :
これにてこの物語は完結とさせていただきます。
長い中断時間失礼しました。
この拙筆を最後まで読んでいただいた方々、ありがとう。
佐天さん。
前を向いたこの子はかわいい。
ではまた、機会があれば、お願いします。
394 = 310 :
>>391
他にもSS書いたことあったら教えて
395 = 331 :
超乙です
396 = 276 :
>>394
ローゼンが主です。パー速に水銀燈のやつ残ってるね
ハルヒもいくつか。
たぶん俺の酉でぐぐれば何個かは出てくるとおも
397 :
激しく乙
398 :
超乙
起きててよかった
399 :
実は寝てなかったよ!乙
400 :
ナイス第四波動
みんなの評価 : ★★★×5
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