元スレ佐天「上条さん、か……別に格好良いって訳じゃないのになぁ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×8
852 :
まかんこうさっぽうがダサいって言ってる奴らはOPのあの御坂ん馬鹿にしてるって言ってるのと同じことなんだよ?
ねぇ聞いてるのとーまぁ!?
855 = 845 :
とーまーとーまとーまとーまーねーきーてるのとーまーねーねーとーまねーねー
857 :
Lvアッパーのせいで佐天さんの顔に青筋がはしり、白髪になって仮面をつけることになるのか・・・
858 :
第四波動
はぁ、いつまでPC規制されんだ
859 :
一度に二つのフラグだと!!
能力を吸収した!?
…これで一度に三つのフラグを持っていることになるぞ!!
860 = 859 :
眠くて日本語がおかしくなった…
861 = 850 :
>>704の続き
…ピッ
パタンッ
御坂「…ふぅ」
御坂「ごめんね…初春さん」
御坂「あなたは何も悪くないのに」
御坂「…はぁ…まったく、それにしても」
御坂「…とんだ憎まれ役だなぁ…私」
まぁ、しょうがないか…
…これでいいんだよね
私は…私は…間違ってない
私は間違ってなんかない
862 = 850 :
私は悪くない
私は悪くないのよ
悪いのはあいつ
あいつが悪い
あいつが
『―…俺に……?…―』
『―…何言って……―』
『―……の時に…これを…?…―』
『―…わかったよ…―』
あいつが…
悪いのよ
863 = 850 :
私は…信じてたのに
あいつは、裏切った
そうよ、裏切られたのよ
素直になれない性格だって
自分でもわかってたから
だから
素直になろうと思って頑張ったのに
あいつは
私を
選ぼうとしなかった
選ばなかった
864 :
再開か……支援
866 = 850 :
どうして?
どうしてなの?
あいつと話した時間も
あいつのことを考えてる時間も
あいつと過ごす時間も
一番大事にしてきたのは
私なのに…
私以外に誰がいるの?
私以外に何があるの?
私以外にあんたをこれ以上に思ってる人なんて
居るの?
あいつには
私しかいないはずなのに…
選ぶ選択肢は
私しかないはずなのに…
867 = 864 :
確実に、黒くなってる……
868 = 850 :
…
…いや
選べなかった、のよね?
無駄な選択肢が増えちゃったんだもんね
ふふっ
それは仕方ないわ
仕方ない…
仕方ないから私が潰してあげる
その、邪魔な選択肢を
869 = 845 :
第四☆波動
870 = 850 :
元通りにしなきゃ、ね
私しか選べない選択肢に
御坂「…さて、」
御坂「佐天さんの帰りでも待ちますか…」
ふふっ、はははっ
気分が良い
なんでだろう
…ああ、そうか
ザー…
こんなにいい天気なんだもんね
871 :
遅くまで勉強するのも悪くないな
wktk
872 = 850 :
~放課後~
黒子「…ふぅ、今日も終わらせなきゃいけない仕事が結構ありますわね」
初春「そう、ですね…」
黒子「さ、今日もさっさと片付けちゃいましょうねっ」
初春「……」
黒子「…初春?」
初春「えっ、あ、はい!」
黒子「…何をぼーっとしていますの?」
初春「うぇ?…あ、いえ…すみません。大丈夫です…」
黒子「…そう」
初春「……」
873 = 850 :
…
数十分前
『初春、今日も仕事?』
『あ、はい。すみません』
『もう、しょうがないなぁ。…また一緒に帰ろうね?』
『は、はい!もちろんですっ!』
『へへっ、それじゃ…仕事頑張りなよ?』
『あ、はい…』
『じゃあ、また…』
『…っ、あ!佐天さん!』
『…ん?』
『…あっ、えっと…』
874 = 850 :
『何?なんかコンビニで買ってきて欲しいとか?』
『ち、違います…。あの、その…』
『ははっ、どうしたのよ初春。』
『いえっ、あの…その……』
『……』
『……初春』
『えっ、は、はい?』
『…大丈夫』
『…!』
『私は、大丈夫だから』
『佐天…さん…?』
『いやぁ正直、私バカだからさ。あんたが何を悩んでるかわかんないだけどさぁ…』
『…でも、私にとって初春は』
『最高の友達だから…』
876 = 850 :
『…あっ…』
『だからさ、せめて、いつものように』
『笑顔で居て欲しいな』
『……』
『…例え何があっても、初春は初春のままで居て欲しいの』
『だから、もっと自分を大事に…してね』
『…佐天…さんっ…』
『…そんじゃ、またね!』
『…あっ!』
タタタタッ…
初春「……」
877 :
支援ですの
878 = 847 :
アニメ見てくる
879 :
アニメ見てると複雑だ
880 :
今日の美琴はかわいかった
881 :
上条さん削るとかスタッフ何考えてんの?
しょぼいオリキャラとのしょぼい戦闘なんて誰も期待してねーんだよ
あんな駄キャラ出す暇あったらもっと上条さんと美琴をいちゃつかせろや!
と美琴さんが申しております
882 = 850 :
規制苦しい
初春「(…結局、引き止められなかった)」
初春「(…今日一人で帰ったら…)」
初春「(…でも、御坂さんは…約束は守るって…)」
初春「(私が下手に佐天さんを助けようとしたら…)」
初春「(…御坂さんを怒らせるかもしれない…)」
初春「(…でも…)」
初春「(…どっちが、良かったんだろう…)」
初春「(…私は…)」
黒子「……」
初春「……」
黒子「…はぁ」
初春「……」
883 :
外伝的位置づけなのに本編の主人公出すぎだと思うんだけどどうなのよ
884 :
>>883
しょうがない
885 = 850 :
黒子「ねぇ、初春」
初春「……」
黒子「うーいーはーるっ!」
初春「うぇ!?あっ、は、はい!?」
黒子「…はぁ、初春。…最近、こんな事件が起こっていること、知っていますか?」
初春「えっ…?」
黒子「…二日前から起こっている」
黒子「連続停電被害」
初春「…っ!」
黒子「本来なら、『事件』なんて呼び方はおかしいんですけどね」
初春「……」
黒子「停電なんて、どこにでも起こりうるものですから」
初春「…はい」
黒子「では、なぜ『事件』と、我々が呼んでいるかわかりますか?」
初春「それは…」
886 = 850 :
黒子「…怪我人が出ているんですよ」
初春「!?そ、そんな…!」
黒子「普通、停電なんかで何か特別な人的被害が出るケースは稀です」
黒子「それに今回の停電被害は所詮、小規模な範囲のもの…」
初春「…じゃあ、どうして…」
黒子「…そうですね。では、初春」
黒子「この小規模な停電が、ある地点から離れたまた別の地点で、何故かその範囲だけ停電を起こしているとしたら?」
初春「…!」
887 :
がんばって!
佐天さんにげてー
888 = 850 :
初春「…!」
黒子「停電なんてものは、大体一ヶ所で起これば、その辺一体の地域が影響を被るものです」
初春「…確かに」
黒子「…しかし、今回のは…これを見てください」
黒子「…昨日、最初に停電を起こしたのは、この地点。」
黒子「そして10分後にそこから300メートル離れたこの地点…」
黒子「…そして次はここ…その次はここ…」
初春「…あっ…ああ」
黒子「…その間隔もバラバラ、範囲も一定のものではない…」
黒子「ずいぶんと、気分屋な停電だと思いません?」
889 = 881 :
こりゃもう上条さんが観念して美琴のモノになるしか佐天さんが助かる道は無いな
890 = 845 :
>>883
外伝的位置づけだから本編の主人公は出てこないという幻想がぶち殺された結果ですの
891 = 850 :
初春「…っ」
黒子「…そして問題は…」
黒子「…その停電が起こっていた範囲を歩いていた数名の人が…」
黒子「体に、軽い火傷を負っているということです」
初春「…!」
黒子「このことは公には公開されていません。」
黒子「…大体、原因不明の停電で負傷者が出たなんて、説明がつきませんものね」
初春「…」
黒子「そもそも、たかが停電している範囲にいた人間が」
黒子「まるで、『電気』によって火傷を負うことなんて」
黒子「ありえない話なんですよ」
893 = 850 :
初春「……じゃあ…これ、は…」
黒子「…私とて、認めたくありませんが…」
黒子「あなたの想像通り」
初春「…!」
黒子「…お姉さまですわ」
894 = 850 :
………
…
~公園~
ザー
佐天「…」
佐天「…雨」
止まないなぁ
こんなに寒いのに
雪にもならないなんて
佐天「…寒い」
…誰もいない
あの日もそうだった
895 :
御琴は中学生で垢抜けない感じだからともかく
他のレベル5は人格崩壊してる感じがする
896 = 850 :
誰もいない公園で
寒い寒い公園で
ベンチに腰掛けて
ずっと、ぼーっとしてて…
そしたら
優しい声がして
私の首にマフラーをかけてくれて
私の冷たい手を、暖かい手で包んでくれて…
898 = 850 :
佐天「…上条…さん…」
名前を呟いても
その人は今はいない
いない
寂しい…
寂しい…
けど…
でも
佐天「…いつまでも、頼ってばっかじゃダメだよね」
899 :
やっと追いついた……御坂さん怖すぎ
やっぱり美琴は上条さんの嫁だな
900 = 850 :
そうだよね、初春?
初春は苦しんでたんだもんね
ずっと、私のために苦しんでたんだもんね
ごめんね…初春
気付いてあげられなくて…
ごめんね…初春
あんたがあの時…
昼休みに教室を出ていったあと
私、こっそり付いていってたんだ
初春が電話してる声、聞こえてきたよ
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