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    元スレキョン「ここがけいおん部か……」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 鶴屋さん + - けいおん! + - キョン + - クロスオーバー + - 古泉 + - 唯キョン + - 安価 + - 岡島 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 :

    誰か至急榎本の画像たのむ

    152 = 1 :

    >>151

    153 = 1 :


    榎本「うん。この曲のリフぐらいならちょっと練習すれば
       弾けるんじゃないかな?」

    キョン「あ、でも榎本さん文化祭の練習もあるし……
        悪いですよ」

    榎本「あたしはそんなに難しいパートじゃないし、
       ずっと歌ってると喉も痛めちゃうから、いいよいいよ
       あたしって喉弱いんだよね……ボーカルなのに」

    キョン「え、でもいいんですか?」

    岡島「教わっておきなよーキョンくーん」

    財前「個人レッスン……素敵」

    中西「美夕紀のアプローチを断っちゃダメだよ!」

    キョン「え、いや、あっ、えっと」

    しどろもどろになってしまう。
    純情な少年をからかわないでください。

    154 :

    榎本さんかわいいじゃないか支援

    156 = 1 :


    榎本「もう!そんなんじゃないってば!
       新人教育は大事なんだから!」

    中西「はいはい。あはは!」

    その後榎本さんにギターの弾き方を教えてもらうが、
    なんだか妙に意識してしまう。くそう、俺は
    ひやかされるのに耐性がないんだ。

    榎本「ここは……そう、指はそんな感じ。
       それで弾いてみて。……うん、いいよいいよ」

    キョン「このコード、指がつりそうになりますね……」

    榎本「最初のうちはね。でも慣れたら簡単になるよ。
       でもキョンくんって飲み込み早いよね、才能あるかも?」

    キョン「え、そうですか?」

    どちらかと言えば要領は悪いほうだが俺は。

    157 :

    158 = 1 :


    榎本「あたしがギター始めた頃より全然上手だよ!
       あ、ここはこんな感じで……」

    キョン「え、榎本さんの教え方が上手いだけですよ!」

    うわ、近い。榎本さんの顔が……。
    あー髪の毛が良い匂いだ……クンカクンカ……って変態か俺は!

    岡島「わ、キョンくん赤いよー!ラブラブだねえ」

    榎本「え、え、え、えっ」

    キョン「え、え、え、えっ」

    中西「あははは!」

    財前「うふふ」

    恥ずかしい……うう……
    でも、なんか、青春してるよな、俺……
    普通の高校生っぽくさ……。

    159 = 1 :


    帰宅後、TVや漫画には目もくれず、
    榎本さんに教わったコード進行を
    必死に練習している俺。

    キョン「あーくそっ。ここが難しいんだよなあ……」

    しかしなんでこんなに熱心なんだ、俺。
    深夜まで指の皮が剥けるぐらい練習したりさ。




    翌日、学校。
    朝比奈さんに呼び出された。
    ハルヒの事であろうが、まあ朝比奈さんを無視するのは
    良心が痛むので行ってみたわけだが……

    みくる「あの……キョンくん。軽音部はどうですか?」

    キョン「……どうですかってまあ……それなりです」

    みくる「ええと、SOS団に戻る気はないんですか……?」

    キョン「ええ、無いです」

    160 = 1 :


    みくる「キョンくんが戻ってきてくれないと~……涼宮さんがー……ぐすっ」

    キョン「あ、朝比奈さん……」

    みくる「あたしが、あたしがいけないんです~うう~……」

    キョン「泣かないでくださいよ。……本当に、戻る気はないです、すいません」

    みくる「うっ……ぐすっ……涼宮さん、映画撮る気もなくして……
        部室は会話も無くて……ふぇ、ふぇえええええん!」

    まあ、ハルヒが暗くて俺が居ないSOS団は、そうなるだろうな……。

    みくる「ぐすっ戻ってきて……お願い……」

    朝比奈さんに泣いてお願いされて断るような馬鹿は
    男として最低だ。

    ……だが、今の俺は最低でもいい。
    朝比奈さんも、ハルヒも、考えを変えてくれないと
    また同じ事の繰り返しだ!

    161 = 111 :

    しえーん

    162 = 1 :


    キョン「すいません、朝比奈さん……。
        今は、できません。時間を下さい……」

    朝比奈「キョンくん……。
        ……わかりました……あたし、待ってますから」

    朝比奈さんは涙目でとぼとぼと帰っていく。
    くそっ!胸が痛い。眩暈がする……ごめん、朝比奈さん!

    後ろの席で突っ伏すハルヒと一言も会話する事もなく
    一日の授業を終え、放課後。
    軽音部の部室に向かおうとすると、女子生徒に声を掛けられた。

    164 = 1 :


    「ねえねえ、軽音部の人?」

    キョン「ああ、そうだけど」

    「軽音部室ってどこかな~?」

    キョン「この階段上がって、突き当たりを一つ手前の
        第二音楽室だけど……」

    「どうもご丁寧に~ありがとうございます」

    「あ、ありがとうございます!」

    「ども。サンキュー!またあとでっ!」

    「またねえ~」

    キョン「あ、はい、また……」

    166 = 137 :

    え?

    167 :

    がっかりだ、がっかりしたぞ。

    168 = 1 :


    なんだったんだ今の?妙に可愛い子たちだったが……。
    そういやギターだかベースか持ってたな……。
    軽音部員じゃないし、誰だろう。



    キョン「ちわーっす」

    榎本「あ、いらっしゃーい」

    キョン「今、ギターとか持った女の子4人組に
        軽音部室の場所を聞かれたんですが、
        軽音部と何か関係あるんですか?」


    財前「さあ~?うちはキョンくん含め5人しか
       いないですしねえ」

    岡島「あ、もしかして入部希望じゃない?」

    170 = 1 :


    中西「そうかもね!うわー、嬉しいなあ」

    榎本「ねえねえ、どんな子だった?」

    キョン「どんな子……まあ、可愛い感じの、ですかね……」

    岡島「可愛い子だってさ!どうするよ?美夕紀!」

    榎本「あ、あたしは別にっ!でも、部員が増えるのは嬉しいなあ」


    まだ決まったわけじゃ……と思ったが、あの様子じゃあ確かに
    入部希望かもな。

    171 = 1 :

    「ここの軽音部、人数少ないけどレベル高いらしいよ!
      こりゃあ入るっきゃないって!」

    「うんうん!入ろうよ~」

    「私も賛成です~」

    「私も興味あるし……。ね、律。部室に行ってみる?」

    「おー、行ってみよう!」



    「ここかあ、ちょっと緊張するなあ」

    「り、律、開けてっ!」

    「へいへい」

    173 = 1 :


    ハルヒ「……ちょっとあんたたち」

    「あ、はい?」

    「ん、なあに?」

    ハルヒ「ここに何の用?」

    「えーと、軽音部にはいりたいな~って思ってぇ」

    ハルヒ「許さない……」

    「え、あの……?」

    ハルヒ「あんたたち!キョンを誑かそうったってそうは
        いかないわよ!!この淫売!!」

    174 = 163 :

    しえん

    175 = 167 :

    事情がかわった、続けてください。

    176 = 1 :


    「え、えーと……こ、怖い……」


    「(ちょっと、この人って……あの涼宮ハルヒじゃ?)」

    「(え、そ、そういえば……ひいい……)」

    「(ちょ、まずいよ、めっちゃ怖いって!)」

    「(え、なに?やばい人?ねえ?)」



    ハルヒ「消えなさい……さもないと……殺すわよ」

    177 = 92 :

    空気読めよ糞が

    178 = 1 :


    「はっははははははい!!」

    「し、失礼しました!!」

    「ほ、ほら、いきましょう!」

    「なに?なに?逃げたほーがいい?」

    ハルヒ「消えろおおおーーーーーっ!!」

    「ひゃああああああ!すいませんでしたーーーー!!」

    179 :

    元鞘だったら死ぬる

    180 = 1 :


    キョン「なにやら外が騒がしいな」

    岡島「あ、もしかして入部希望の子かもよ?」

    財前「ちょっと見てきますね」



    榎本「どうー?いたら連れてきて!」

    中西「可愛い子いたっ?」

    財前「うーん、誰もいないみたい」


    その日、さっきの子たちは部室に現れなかった。
    なんだったんだろうね、結局。

    181 = 39 :

    ハルヒなんも反省してねぇwww

    183 = 163 :

    ハルヒのばかあ

    支援

    184 :

    やはりハルヒはキチガイだった

    185 = 1 :


    さて、それから一週間が過ぎ、文化祭前日。
    校内は文化祭の準備で慌しく、軽音部も例外ではなかった。


    岡島「仕上がりは完璧ね!もう一回だけ合わせて終わろうっか」

    榎本「そうね、凄く良い感じ」

    キョン「いやあ、明日の本番が楽しみですね」

    中西「キョンくんには準備とか裏方仕事、任せたよ!」

    財前「期待してますね」


    キョン「はは、できるだけ頑張りますよ」



    186 = 163 :

    しえん

    188 = 1 :


    キョン「それにしても榎本さん、練習で忙しいのに
        いっぱい教えてもらっちゃって……ありがとうございました」

    榎本「ううん、気分転換にもなったし、キョンくんすぐ上手になるから教えてて楽しかったよっ」

    キョン「榎本さんの教え方が良いからですよ」

    榎本「キョンくんなら、あたしのギターパート弾けるかもよ?なんなら
        本番で弾いてみる?」

    キョン「え、む、無理ですよ!しょっちゅう音外しますし!無茶苦茶になります!」

    中西「あはは、そだね。でもギター初めて間もないのにその上達は凄いよ!
        来年にはきっと凄く上手くなってるよ」

    岡島「愛の力でがんばんだよ!」

    榎本「こ、こらっ!なに言う……んっ……ゲホッ……」

    財前「美夕紀、大丈夫?」

    190 :

    キョンボーカルフラグ

    191 :

    俺は>>1の美少女って時点で律じゃないってわかった

    192 = 1 :


    榎本「だいじょぶだいじょ……ん……」

    ふらっ、とへたり込む榎本さん。
    どうした!?慌てて駆け寄る。

    中西「え……ちょっと、凄い熱じゃない!」

    岡島「美夕紀!あんた……もしかして喉が……」

    榎本「ん……ゲホッ……ここ2、3日、変だなって思ってたけど……
       でも、大丈夫……明日には、これぐらいケロって……」

    財前「と、とりあえず病院に!」

    キョン「は、はい!」


    榎本さんを背負って慎重に運ぶ……
    榎本さん……しっかりしてくれ……!

    194 :

    釣られた、がこれはこれで。榎本さん可愛い。

    195 :

    あーあ これでガバマンがしゃしゃり出る→略→認める(笑)
    →復帰の流れか……

    196 = 1 :


    医師「扁桃炎ですな。お若いですし、三日も入院すれば良くなりますよ」

    岡島「そ、そんな……」

    中西「三日……も……」

    財前「美夕紀……」

    文化祭は明日だ……くそっ!
    なんなんだよ、こんな……!


    榎本「ごめん……ね……みんな……」

    財前「今はしっかり治しましょう、ね?」

    岡島「美夕紀……明日はかならず成功させるから!」

    中西「そうだよ!あんたの分まで……やりとげるから!
       だから今は、心配しなくていいよ」

    キョン「榎本さん……」

    197 = 1 :


    岡島「(ねえ、キョンくん)」

    キョン「(あ、はい……)」

    中西「(あたしたち、帰るから、美夕紀と一緒にいてあげて)」

    キョン「(え、でも……?)」

    財前「(先輩のいう事ですよ、ね?)」

    キョン「(は、はい……)」

    皆が帰っていった。
    病室で二人きりの俺と榎本さん。
    でも、なんて声を掛けたらいいか……。

    198 = 163 :

    キョン頑張れ!

    199 = 1 :


    榎本「ね、キョンくん……」

    キョン「はい……痛みますか?」

    榎本「ううん。あのね、明日、キョンくんが……
       演奏してくれないかな……?」

    キョン「俺が、ですか……?でも……」

    榎本「キョンくんなら、大丈夫。あたしの……教え子だもん」

    キョン「でも……俺じゃ……」

    榎本「みんな……一生懸命練習したのに、文化祭、目標にしてたのに……
       できなくなっちゃうなんて……あんまりだよ……あたしの、
       せいなんだけどね……ぐすっ……」

    キョン「そんな!榎本さんに責任なんて!」


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