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    元スレキョン「ここがけいおん部か……」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 鶴屋さん + - けいおん! + - キョン + - クロスオーバー + - 古泉 + - 唯キョン + - 安価 + - 岡島 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 94 :

    俺もだ、運が向いてきたぜとかしか考えない

    102 = 1 :


    榎本「じゃ、ここで解散だね。そうだ、キョン君これ。 
       ギター買ったお祝い!」

    榎本さんが渡してくれたのは、ギターの教本とピカピカの綺麗なピックだった。

    榎本「まずはコードを覚えないとね。その本読んでファイト!」

    キョン「どうも、ありがとうございます」

    岡島「美夕紀、キョンくんにアタックしちゃってる~」

    中西「ひゅーひゅー」

    財前「あら、素敵ね」

    榎本「ちょ、そんなんじゃないって!新入部員は大事にしないとだし!」

    榎本さんが顔を赤くして、釣られて俺も赤面してしまう。

    103 = 1 :


    榎本「じゃ、じゃああたしはこれでっ!」

    岡島「キョンくん、美夕紀のプレゼント抱いて寝るんだよ?」

    榎本「ちょっ!怒るよっ!」

    財前「ふふふ」

    中西「あはは!」


    なんだかとても恥ずかしかったので逃げるように帰った。
    榎本さんか……美人だし優しいし、ハルヒもあんな感じならな……
    ええい、ハルヒの事なんてどうでもいい!
    さて……不本意ながら良いギターが手に入ったし、
    なんだか期待されてるようだし、少しぐらいは練習しないとな……。

    105 = 1 :


    帰宅後、ギターだギターだとはしゃぐ妹を部屋から追い出し、
    生まれて初めてギターを弾いてみることにした。

    それにしても惚れ惚れするほどカッコイイ。
    思わず鏡にギターを構えた自分の姿を映して見る。


    おお、なんかイケてるぞ俺。


    じゃら~ん


    じゃら~ん


    ……ま、弾けないけどさ。
    この不協和音はどうにかならんのか。

    106 :

    これはいいような気がする支援

    107 :

    どこからけいおん!になるのか期待してるけどならねぇよな

    108 :

    自分前に車買ってやるって言われたけど速攻断ったな

    後が怖い…

    109 = 1 :


    ギターの教本を読んでみる。
    ふむ、コードってのがあるんだな。
    えっと、Cってのは……こんな感じか

    ジャーン

    おお!ギターっぽい!

    ジャーン ジャーン ジャーン
    ジャンジャンジャンジャンジャンジャン!

    楽しいかも。ギター。

    その日の晩は嬉しくて、ずっと練習してたのさ。
    ものぐさの俺らしくねえな、まったく。

    110 = 1 :


    翌日、ギターをかついで登校すると、なんだか
    誇らしい気分だぜ。ギタリストに見えるだろうか。

    谷口「よおキョン、なんでギターなんて持ってんだ?
       まったく似合わねえな~」

    キョン「うっせえ」

    谷口「もしかして、涼宮が異常に暗いのと関係あんのか?」

    キョン「さあ、ハルヒは知らんが軽音部に入ったもんでな」

    谷口「けいおんだぁ?なんだ、あの変な団とかいうの抜けたのか?」

    キョン「まあな」

    112 = 1 :


    谷口「ま、いいけどよ。お前バンドとかすんの?」

    キョン「まだそんなに弾けねえよ。買ったばっかだし」

    谷口「ま、キョンがギターなんて弾けるわけねえか。
       文化祭でバンド演奏するなんてこともな」

    キョン「文化祭?」

    谷口「軽音部つったら文化祭のバンドだろ?確かもうすぐだな、
       晴れ舞台じゃねーか。お前がそこに立ってたら笑っちまうけどな」

    キョン「お前に笑われたら終わりだぜ」



    そうか、文化祭か……

    113 :




















    115 = 113 :




















    117 = 1 :


    榎本「うん。文化祭でバンド演奏するよ。
       そのためにみんなで練習頑張ってるの」

    キョン「そ、そうなんですか。じゃあ昨日付き合ってもらったの
        迷惑じゃなかったでした?」

    榎本「ううん、楽しかったしいいんだよ、それに
       毎日練習ばっかりじゃさすがにね」

    岡島「キョンくんと遊びにいけたもんね~?」

    榎本「ちょっと、瑞樹!」

    中西「わはは!照れちゃってー」

    118 :

    文化祭で榎本とかが負傷して、キョンがギター、ハルヒがボーカル
    っていうエンディングだな

    119 = 113 :




















    120 :

    >>118
    しね

    121 = 113 :




















    122 = 107 :

    気持ち悪いなぁ予想厨
    死なないかな本当に

    123 = 113 :




















    124 :

    じゃあ俺の予想は澪と律と唯が俺とらぶちゅっちゅする展開!!

    125 = 1 :


    榎本「も、もう!ね。ねえ、一曲通しでやって
       キョンくんに聴いて貰おうよ」

    財前「いいですね」

    キョン「え、曲ですか」

    中西「文化祭でやる曲ね。
       うまくいくかわかんないけど」

    皆さん一箇所に集まってセッティングする。
    観客が俺一人だと聴いてるこっちが緊張しそうだぜ。
    なんかみんなちょっと真剣な顔つきになってるし。

    126 = 113 :




















    127 :

    スレタイに釣られて読んだら釣られてまた釣られてた

    128 = 113 :




















    129 = 113 :




















    130 = 113 :




















    131 = 1 :


    岡島「じゃ、いくよ」


    岡島さんがシャンシャンとハイハットを鳴らし、
    スネアとタムを器用に叩く。

    出だしから気持ちの良い軽めのディストーション・サウンドで
    リードギターをかき鳴らすのは中西さんだ。

    財前さんが乱れる事のない正確なベースラインを刻み、
    俺はイントロから早くも背筋がゾクゾクした。


    榎本「乾いた 心で駆け抜ける
       ごめんね 何もできなくて……」



    なんだこれ、凄い。

    132 = 113 :




















    133 = 113 :




















    134 = 113 :




















    136 = 113 :




















    139 = 113 :




















    141 = 113 :




















    142 = 1 :


    榎本さん伸びのある力強いボーカルを聴いて、
    俺は完全に心を奪われていた

    榎本「私 ついていくよ
       どんな辛い 世界の闇の中でさえ……」

    どこか高校生のバンドだからって
    舐めていた気持ちがあったが、そんなものは吹き飛んだ。
    生のバンドって……こんなに凄いのか。




    榎本「いま ふたりにGod bless……」


    演奏が終わる。

    中西「どうだった?」

    キョン「あ……す、凄くかっこよかったですよ!
        なんか感動しました!」

    143 = 137 :

    NEKOZ

    144 = 113 :




















    145 = 113 :




















    146 = 113 :




















    147 = 113 :




















    148 = 113 :




















    150 = 1 :


    岡島「ちょっとだけズレてた気もするけど、
       まあ合格点かな」

    ずれてるとか全然わかりません、マジで。

    財前「もう何度か合わせたら大丈夫そうだね」

    榎本「うん。キョンくんも来年は、文化祭出るんだよ?」

    キョン「え、俺ですか。……はは、まだ全然弾けませんし」

    榎本「一年あるんだよ、大丈夫!」

    一年どころか十年やってもこの域には達しない自信があるぜ、俺は。

    榎本「そうだ、私がレッスンしてあげるよ!」

    キョン「え、榎本さんがですか?」


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