元スレカイジ「アカギの墓参りにでもいくか・・・」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
251 :
>>248
意味ねぇだろ
252 = 231 :
フワッ…
253 = 241 :
押される前に・・・飛ぶっっ!
隣の橋にのるっっ!
人ならざる胆力・・・!度胸・・・!そして死を厭わぬアカギだからこそなせるわざっっ・・・!
254 = 250 :
原作なみの遅さ
255 :
原作舐めるな!!!
256 = 193 :
>>248
鷲巣「ククク・・・コココ・・・キホー・・・キホー・・・!!かかったな赤木しげる・・・儂の作戦・・・・・・!!」
鷲巣「押してやる、落としてやる・・・・・・!!キキキ・・・コココ・・・」
アカギ「ククク・・・まるで白痴だな・・・・・・鷲頭巌・・・・・・」
鷲巣「何・・・!?」
――アカギ、まさかの跳躍
――その上、まさかの飛行
――アカギ、ここにきて羽を生やす事に成功。鷲巣を大きく引き離す
鷲巣「くぅ~~~~~~・・・!」 バニッバニッ!!
257 :
落ちろ
258 = 237 :
ナレ脳再ゆゆうでした
259 = 193 :
アカギ「そうだ・・・どうするもこうするもない・・・・・・押すだけだ・・・」
カイジ「・・・・・・」
――顔をあげれば、背中は手を伸ばせば届く距離まで来ていた
――カイジ、構える
――が……
カイジ(・・・・・・押せないっ・・・!) ボロボロ
――カイジの真意を表すように流れ落ちる涙
アカギ「・・・どうした、カイジ・・・・・・押せばいい・・・押せば勝利へは一本道だ・・・・・・」
――カイジの頭の中を巡る、多くの考え
――どれもが一つの結論を導き出す
カイジ「俺は・・・・・・・・・・・・・」
カイジ「俺は・・・っ押さない・・・!!」
アカギ「・・・何・・・?」
カイジ「・・・俺は押さない、押すもんか・・・・・・!お前とは違う・・・・・・押せない、押さない・・・俺はっ・・・!!」
アカギ「・・・ククク・・・救えない甘っタレだな・・・・・・・・・押せば助かるのに・・・・・・」
カイジ「違う・・・!俺だって死にたくないっ・・・!でも、押しちまったら・・・・・・そこで終わりだ・・・!!」
260 = 237 :
カイジのみりきですなぁ
261 = 193 :
アカギ「じゃあどうする・・・・・・」
アカギ「押したくない・・・落ちたくない・・・・・・これじゃあまるでガキの戯れ・・・」
カイジ「あるはずだ・・・方法がっ・・・・・・!!」
アカギ「・・・・・・ククク・・・」
カイジ「ああ、おかしいだろうさ・・・!あれだけ意気込んで置いてこれだもんな・・・!!」
カイジ「でも、俺にはできない・・・・・・!!身体がいう事を聞かない・・・・・・!」
アカギ「だったら押さなきゃいいさ・・・」
カイジ「な・・・」
アカギ「押さずに生き残る道もある・・・・・・それを選べばいい・・・・・・」
カイジ「あ・・・あるのか・・・・・・?」
アカギ「・・・・・・覚えていないか・・・カイジ・・・・・・俺の言った事・・・」
カイジ「・・・・・・」
アカギ「『お前はまったく状況が見えていない』・・・・・・」
カイジ「どういう・・・事だ・・・?」
アカギ「さあな・・・それくらい自分で考えてみろ・・・・・・・・・」
263 = 193 :
カイジ(どういう事だ・・・・・・アカギが嘘をつくとは思えない・・・・・・)
カイジ(しかしこの状況・・・端に渡るのは挟まれている俺では不可能・・・・・・)
カイジ(飛び降りる・・・駄目だ・・・・・・別の道があるはず・・・・・・)
カイジ(ならいっそ、別の鉄骨に飛び移って・・・・・・・・・・・・)
カイジ(馬鹿か俺は・・・・・・無理に決まってる・・・・・・)
カイジ(じゃあどうする・・・・・・八方塞・・・・・・逃げ場無し・・・・・・!)
カイジ(後は、押されないように逃げる・・・・・・は無理だから・・・押されても倒れないように体を固定するか・・・・・・?)
カイジ(これも無理・・・どうやって固定する・・・・・・・こんな不安定な足場の上で・・・・・・)
カイジ(せめて足場が安定していれば・・・・・・)
カイジ(!!)
カイジ(足場・・・?そうだ、歩くから落ちる・・・・・・)
カイジ(待てよ、これなら・・・・・・)
264 = 233 :
なるほど
走るわけだな
265 = 251 :
なるほど
スキップか
266 :
なるほど、飛行か・・・
267 = 237 :
なるほど、なるほど
(思いつかないなんて言えない…)
268 = 193 :
――カイジおもむろに鉄骨の上に腰を下ろす
――座り込んだカイジ。作ったのは太ももで鉄骨を挟み、手も支柱として使う、落とされる事のない体勢
後ろ「な、何やってやがる・・・!それじゃあ、俺が進めないじゃねぇか・・・・・・!!」
カイジ「五月蠅いっ・・・・・・押す勇気もないくせに、進もうとばかりするのか・・・・・・!」
後ろ「なんだとぉ・・・!?」
カイジ「押せばよかった・・・・・俺は今、無防備だった・・・赤子・・・そう、ライオンの群れに放置された生まれたての鹿同然・・・・・・」
カイジ「なのにお前は見逃した・・・・・・お前も押したくないんだ・・・・・・!」
後ろ「ウルセェ・・・!押そうとしてたんだ・・・・・・!」
後ろ「俺には、俺には金が必要なんだ・・・・・・!!押そうとしてたんだ・・・・・・!!」 ボロボロ
カイジ「だったら・・・!!」
カイジ「だったら押せばよかっただろ・・・!!」 ボロボロ
カイジ「押せば助かってたじゃないか・・・・・・押せばよかったじゃねぇか・・・!!!!」 ボロボロ
後ろ「う、うう・・・・・・」
カイジ「押せねぇんだ・・・俺もお前も、誰かを落として前に進めないボンクラなんだよ・・・・・・!!!!」 ボロボロ
カイジ「押せる奴とは違うっ・・・!でも俺は、押せなくても生き延びて見せる・・・・・・!!」
アカギ「・・・ククク・・・醜いな・・・カイジ・・・・・・まるで太りすぎた芋虫・・・」
カイジ「うるせぇっ・・・!これが、これが俺の答えなんだよ・・・・・・!!」 ボロボロ
269 = 193 :
スレ読んでたけど俺これEカードまで書くの?
そろそろ寝てもいい?
270 = 141 :
ざわ・・・
271 = 251 :
>>269
書くか、鉄骨からジャンプするかだ!
272 = 193 :
――カイジ、見事生存
――しかし当然配当は入らない。残ったのは大きな敗北感だけ・・・・・・!
カイジ「・・・・・・」
アカギ「・・・・・・」
――無言
――沈黙がカイジの心を傷つける
カイジ「・・・・・・俺は」
カイジ「俺は間違っちゃいない・・・・・・」
アカギ「・・・どうかな・・・」
カイジ「1位はどうせ取れなかった・・・なのに誰かを突き落とすなんて馬鹿げてるんだよ・・・・・・!」
アカギ「道はあったさ・・・・・・色々と・・・・・・」
カイジ「ああ、そうさ・・・!!最初にアンタのいう事を聞いてれば1位だっただろう!突き落としてれば1位だったかもしれない!!諦めて無ければ前の奴が勝手に落ちた可能性もあった!!」
カイジ「でも・・・・・・俺は・・・・・・やっぱり俺なんだ・・・・・・!いくら覚悟したって、根っこは曲げられないんだ・・・・・・・!!」
アカギ「・・・・・・ククク・・・」
カイジ「・・・笑いたきゃ笑え・・・俺は今、アンタの目には最高のピエロにでも映ってるんだろうな・・・・・・」
アカギ「違う・・・・・・その逆・・・・・・」
アカギ「『俺は俺』・・・・・・負けた人間がこんな状況でいえる言葉じゃない・・・」
アカギ「負けた時にずるずると負けを引っ張るのが弱者だ・・・・・・お前が引っ張るようなら手を切ろうとも考えたさ・・・・・・」
アカギ「だがお前は開き直れた・・・・・・そこは・・・・・・そこについては・・・評価する・・・・・・カイジ、お前を・・・・・・」
273 :
・・・けっ
・・・けっ!
・・・書けっ
書けっ!!書けッ!
275 = 193 :
カイジ「・・・・・・アカギ・・・」
アカギ「それに・・・気を抜くにはまだ早い・・・・・・本当の勝負はきっとここから・・・・・・」
カイジ「・・・?・・・それはどういう・・・」
アカギ「すぐに分かるさ・・・・・・」
――順に部屋に通される勝者、しかし一向に賞金の払い出しは無い
――そして最後の組の生還者一名が通された直後、カイジはアカギの言葉の意味を知る
――勝者に手渡されたのは、チケット
佐原「ふざけんなっ・・・!賞金っつーのはすぐに渡すものだろうがっ・・・!!!!」
アカギ「・・・思った通りだ・・・・・・」
カイジ「・・・どういうことだ・・・?」
アカギ「こういう連中が勝者にすぐに金を渡すとは思えない・・・金持ちって言うのは卑怯な人間だ・・・・・・絞り取れる奴からは限界まで搾り取る・・・」
アカギ「たとえそれが・・・・・・命でも・・・」
カイジ「・・・・・・つまり」
アカギ「さっきの鉄骨渡り、まだ終わったわけじゃない・・・・・・むしろここからが本番だと思っていい・・・・・・」
カイジ「そ・・・そんな・・・・・・」
276 :
ざわ・・・
ざわ・・・
277 = 193 :
――黒服に導かれ、通された場所
――それは屋上
利根川「ここからが、真の『ブレイブメン・ロード』・・・・・・」
カイジ「・・・っ!」
カイジ「なんだよっ・・・これっ・・・!!」
カイジ「無茶苦茶・・・何もかも・・・・・・!落ちたら即死の高さ・・・鉄骨を流れる高圧電流・・・どれも無茶苦茶っ・・・・・・!!」
アカギ「・・・・・・なるほど・・・ククク・・・」
カイジ「これが、渡れるわけ・・・・・・」
アカギ「渡れるさ・・・さっきと何ら変わりない橋・・・・・・」
アカギ「長さが変わったわけでも、幅が変わったわけでもない・・・違うのは落ちてはいけないという一点だけ・・・・・・」
カイジ「その一点が狂ってるんだよっ・・・!!助かるのと助からないのじゃ違いは歴然・・・・・・!!」
アカギ「・・・でも・・・」
アカギ「こちらに有利な点もある・・・・・・」
カイジ「何・・・?」
アカギ「この鉄骨・・・先に待っているのは換金だけ・・・急いで渡る必要がない・・・・・・」
カイジ「つまり・・・落とし合いにはならないって事か・・・?」
アカギ「・・・・・・そうだ・・・」
278 :
私怨
279 = 193 :
アカギ「さっきのゲーム・・・・・・落ちた奴の半数以上は『落とそうとして自滅』か『落とされた』だった・・・・・・」
アカギ「つまりそれだけ、こちらの生存率が上がるというもの・・・・・・」
アカギ「・・・事実、お前も押される恐怖さえなければ渡り切れていた筈・・・・・・」
カイジ「・・・それじゃあ・・・・・・」
アカギ「これは・・・リスキーだが、勝ち目のない勝負じゃない・・・・・・」
アカギ「むしろさっきよりも勝ちやすい・・・勝てる勝負だ・・・・・・・・」
アカギ「死と隣り合わせという事を覗けば・・・・・・・・・・・・」
カイジ「・・・・・・」ゴクリ
ざわ・・
ざわ・・
アカギ「・・・ククク・・・狂気の沙汰だな・・・」
アカギ「大金を得るために先の見えない勝負に挑む・・・対価は自分の命・・・・・・もし俺が生きていれば・・・楽しめたんだが・・・・・・」
カイジ「問題ねぇっ・・・・・俺が代わりにやってやる・・・・・・」
アカギ「・・・やめておいたほうがいい・・・・・・今度は芋虫戦法でも許してもらえないぞ・・・・・・ククク・・・」
カイジ「ほざけっ・・・あれは押されないようにしていただけ・・・・・・」
カイジ「それに・・・・・・手にしなきゃならないのは俺も一緒・・・・・・金を・・・勝利をっ・・・!!」
カイジ「挑んでやる・・・・・・アンタの言う『狂気の沙汰』・・・・・・!」
280 = 193 :
いいや、限界だ!寝るねッ!!
おやすみ
283 :
俺に電流走る
284 = 282 :
余談だけどこの二人の関係銀さんと森田に近い気がするのは俺だけ?
285 :
おけ
星だな
任せよ
286 :
さて保守りますか
287 :
何これ面白いんだけど
288 = 286 :
ぐにゃあ~
290 :
きた
292 :
くまの子が見ていたかくれんぼ・・・
お尻を出した子が一等賞になるはずだった・・・が
否・・・!!
何と夕やけ小やけになって勝負はまた明日・・・!!
いい・・・人間って・・・いい・・・
美味しいおやつに・・・
ほかほかご飯・・・!
子供の帰りまで待っていやがるっ・・・!!
俺も帰りたい・・・!
出来る事なら・・・あの家へ・・・
だから・・・GOだ・・・!!!
俺はでんぐり返しをする・・・!!!
ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
293 :
あ・・・? 松虫がないているだとっ・・・!?
ちんちろ・・・!ちんちろ・・・! ちんちろりんっ・・・!
え・・・? 鈴虫まで泣き出しやがった・・・!
りんりん・・・! りんりんりっ! りいんりんっ・・・!
この秋の夜長を鳴き通すっ・・・!
嗚呼面白れぇっ・・・! 虫の声ってやつはよ・・・っ!
294 :
おい、落ちたらどうする
295 :
この時間帯は1、2時間経っても落ちないのでR
296 :
とはいえボス
297 = 287 :
試験勉強の合間に保守してやるよ
298 :
>>297
カイジ「地道に行こう…!」キラン
299 :
偽
300 :
(ドッキ~ン!)
(ドッキ~ン!)
(ドッキ~ン!)
(ドッキ~ン!)
みんなの評価 : ★★★
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