元スレカイジ「アカギの墓参りにでもいくか・・・」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
201 :
ほあ
202 :
アカギは見た目でクズとは判断しない人だと思っていたが思い違いか
204 = 193 :
しかし書きたいんだがまったく別の設定でいいのかな?
赤木よりはアカギのほうが書きやすいんだが
205 = 123 :
出来れば赤木が見たいな
206 = 193 :
>>205
が・・・駄目・・・!
俺に襲いかかる、圧倒的情報量不足っ・・・・・・!!
ごめんなさいアカギで行かせてください
俺みたいな社会の屑にはそれが限界です
赤木はまた今度という事で……
207 :
はやくかいて~はやくかいて~
208 = 123 :
>>206
ふざけるなぁ!!!
支援
209 = 193 :
カイジ「パーティ、とはいっていたが・・・」
――遠藤との二度目の邂逅を終えたカイジはゲーム前日、とある場所に来ていた
カイジ「あいつらの事・・・どうせまた、命を張る事になる・・・・・・」
カイジ「らしくないが・・・神頼み・・・・・・」
カイジ「というよりも・・・・・・気合の入れなおし・・・・・・」
カイジ「もう誰も信用できない・・・たとえそれが佐原だろうと・・・」
――そこは、墓地
――カイジにとって見ず知らずの男が眠っている
カイジ「ここだ・・・『赤木』・・・・・・きっとここがあの『赤木しげる』の墓・・・」
カイジ「昭和の怪物を討った男・・・俺と同じく抗い、そして勝利を掴んだ者・・・・・・・・・」
カイジ「墓石の欠片でも、気休めくらいにはなるだろう・・・」 ガリガリ
カイジ「できるなら、その豪運を俺に・・・・・・!!」
アカギ「・・・・・・面白い・・・・・・」
カイジ「!?」
210 :
ところでカイジのころアカギってしんでるの?
212 = 193 :
カイジ「誰だ・・・!?」
アカギ「ククク・・・・・・」
カイジ(こいつ、いつからここに・・・・・・?さっきまではこんな奴・・・・・・いなかった筈だ・・・・・・!)
アカギ「俺が誰か・・・・・・?」
アカギ「いま重要なのはそこじゃない・・・」
アカギ「お前は命を張ったギャンブルをする・・・・・・俺にとってもお前にとっても、重要なのはそこ・・・・・・!!」
カイジ「な・・・」
アカギ「チリチリと身を焦がすようなギャンブル・・・・・・それに挑むため、ここまで来た・・・・・・」
アカギ「ククク・・・・・・違うかい?」
ざわ・・
ざわ・・
カイジ(コイツ、何故そんな事を・・・!?)
カイジ「それがどうした・・・・・・お前には関係ないっ・・・・・・!」
アカギ「・・・・・・本当にそうか・・・?」
カイジ「何・・・!?」
アカギ「・・・ちがう・・・・・・俺はもう関係者・・・・・・お前がここに来た時点で・・・」
213 = 123 :
>>210
カイジは時系列的には天と同じかその後くらいじゃね?
少なくともアカギと同じではないだろ。
ま、世界が違うからなんとも言えないが・・・
214 = 105 :
アカギの厨二っぽさが良い
215 = 210 :
ぐぐったらアカギがしんだのが1999年で
カイジの船乗ったときが1995年か
216 :
アカギの厨ニっぽさも好きだが
赤木のかっこいいおっさんな感じも好きだわ
217 = 123 :
>>215
まじか。カイジそんなに早いのか。
じゃあパラレルってことにしようぜ。
218 = 193 :
カイジ「なにわけの分からない事を言ってやがる・・・・・・これは俺自身の問題・・・!!アンタには・・・・・・」
アカギ「赤木しげる・・・」
カイジ「えっ・・・・・・」
アカギ「それが俺の名・・・・・・そしてここは俺の墓・・・・・・」
アカギ「わかるか・・・?」
カイジ「・・・・・・ふざけろっ・・・!」
カイジ「死んでるんだ・・・赤木しげるは・・・・・・!この墓が何よりの証拠・・・・・・」
アカギ「そうさ、間違ってない・・・・・・俺は死んでいる・・・」
カイジ「何・・・・・・」
アカギ「だが俺が幽霊なら、何の問題もないだろう・・・?」
カイジ「幽霊・・・・・・!?」
カイジ(コイツ・・・狂ってやがる・・・・・・自分を、赤木しげるだと思い込んでる・・・・・・)
アカギ「信じられないか・・・・・・それもいい・・・・・・」
アカギ「重要な事は変わらない・・・・・・」
アカギ「俺も連れていけ・・・そのギャンブル・・・・・・」
219 = 141 :
>>216
生霊…だと…!?
221 = 207 :
もうね、すごいwktk
222 = 193 :
カイジ(どうする・・・きっとこいつは諦めない・・・・・・)
カイジ(しかも俺がこの墓を傷つけているのを見ている・・・・・・警察にでも通報されると面倒だ・・・・・・)
カイジ(ここは・・・・・・一応言う事を聞いておくか・・・・・・?)
アカギ「心配するな・・・・・・お前に迷惑はかけない・・・・・・」
アカギ「俺はお前の隣でやりたいようにやらせてもらうだけだ・・・・・・」
カイジ「・・・・・・」
カイジ(こいつとの話し合いは無意味・・・・・・ならば・・・)
カイジ「・・・・・・・・・・・・・わかった」
カイジ(どうせ連れて行っても門前払い・・・・・・俺にリスクは無い・・・・・・)
カイジ(ならば話だけ合わせていればいい・・・・・・)
アカギ「ククク・・・・・・そうか・・・・・・」
カイジ(しかし・・・・・・何だ、この男・・・)
カイジ(異様・・・異形・・・溢れ出ている・・・・・・何かが・・・体の内から・・・・・・・・・・・・)
アカギ「そういえば、聞いていなかったな・・・」
カイジ「・・・何をだ・・・?」
アカギ「名だ・・・お前の名・・・・・・俺は名乗った・・・・・・」
カイジ「・・・カイジ・・・・・・伊藤開示だ・・・」
223 = 141 :
…ちょっと鉄骨渡りに参加して来るわ
224 = 207 :
>>223
や無茶しやがって…
225 = 193 :
―スターサイドホテル地下
ホテルマン「名前は・・・?」
カイジ「伊藤開示・・・・・・そしてこっちは赤木しげる・・・・・・」
アカギ「・・・・・・ククク」
ホテルマン「・・・・・・?失礼ですが、そちらには誰もいませんが・・・」
カイジ「何・・・?」
カイジ「見えないのか、お前・・・・・・こいつが・・・赤木しげるが・・・・・・?」
ホテルマン「・・・・・・誰もいませんが・・・?」
ざわ・・
ざわ・・
カイジ「な・・・・・・見えないわけがない・・・!ここにいるだろう・・・!白髪の青年・・・・・・赤木しげるっ・・・・・・!!」
ホテルマン「・・・・・・言っている意味がよく分かりませんが・・・・・・?」
カイジ「ふ、ふざけろっ・・・・・・!そんなわけが・・・」
アカギ「言ったろう、カイジ・・・・・」
カイジ「・・・!?」
アカギ「俺は幽霊・・・・・・邪魔などしない・・・・・・」
226 :
>>223
じゃあお前に賭けるわ
走れよ?
227 = 123 :
>>223
・・・・せっ!
・・・・せっ!
228 = 226 :
>>223
押せっ!
229 = 193 :
カイジ「・・・ゆ・・・・・・」
アカギ「ゆ・・・?」
カイジ「幽霊がなんで俺に声をかけやがった・・・!?連れていく気か・・・俺を・・・地獄へ・・・・・・!!」
アカギ「・・・・・・ククク」
アカギ「違うな、まったく・・・的外れもいいとこ・・・・・・」
カイジ「・・・じゃあ・・・・・・」
アカギ「・・・・・・狂気の沙汰ほど面白いものさ・・・」
アカギ「俺は命のやり取りをこの身で感じたいだけ・・・・・・」
カイジ(まさか、コイツ・・・・・・本当に赤木しげる、なのか・・・・・・?)
アカギ「それよりも・・・・・・カイジ・・・」
アカギ「そろそろ並んでおいた方がいい・・・・・・エレベーターから男が降りてきた・・・・・・・」
アカギ「きっとあいつが、ゲームマスター・・・・・・この参加者の山を切り崩す者・・・」
カイジ「・・・・・・」
アカギ「ルールによっては順番が重要・・・移動して置いて損は無いはず・・・・・・」
カイジ「・・・そうだな・・・・・・」
カイジ「行こう、アカギ・・・・・・」
アカギ「ああ・・・」
230 = 141 :
>>227-228
押さないっ! オレは押さないっ……!
232 = 207 :
激しく期待
233 :
さっきまでボーボボ読んでたせいか
押せ!
ボーボボ「俺は…押さない…
ドーン!」
首領パッチ「ギャー!!」
ボーボボ「首領パッチー!」
なんてことを考えてた
234 = 193 :
――男が行ったのはのはただの振り分けのみ。説明、その他、一切無し
――カイジ、この振り分けで最初の組でゲームに臨む事を決意
アカギ「・・・ほう・・・・・・ただの男かと思ったが・・・意外と頭も回る・・・・・・」
カイジ「当たり前だ・・・修羅場を潜れば見えてくる・・・・・・このくらいの理・・・・・・!」
アカギ「フフ・・・・・・その自負・・・どこまで持つかな・・・・・・?」
カイジ「言ってろ・・・俺は勝つ・・・・・・一人勝ち残ってみせる・・・・・・」
――石田、佐原もカイジらと同じ組を選択
――そして、第一陣の参加者たちは……まるで棺のような物の中に入れられ、決戦の地へと向かった
――そして、棺が空いた時。二人の目の前に広がっていたのは
――数本の鉄骨、モニター、そして歓声を上げる観衆の姿だった
カイジ「な・・・・・・なんだよこれっ・・・・・・!」
アカギ「ほう・・・」
――説明はいたって簡素なものだった
――鉄骨の上を駆け抜け、向こう側に辿り着いたものの勝利という、子供でも理解できる内容
235 = 188 :
>>233
クソっ…
ワロタじゃないかw
236 = 193 :
カイジ「間違ってる・・・・・・!こんなの・・・落ちたら終わりじゃねーかっ・・・・・・!!」
アカギ「ククク・・・・・・」
カイジ「笑い事じゃねぇっ・・・・・・!死・・・!!失敗すれば死・・・・・・!!」
アカギ「・・・さっきまでの気合はどうした・・・?勝ってみせるんじゃなかったのか・・・・・・・?」
カイジ「で、でも・・・これは・・・・・・!鉄骨一本、一歩踏み間違えばそこで・・・」
アカギ「そこで、アウツ・・・か・・・?・・・ククク・・・・・・なるほど、凡夫だ・・・・・・まったく状況が見えていない・・・」
カイジ「何だとっ・・・!」
アカギ「よく見ろ、カイジ・・・・・周りを・・・・・・」
――アカギが言うや否や、一人の男が鉄骨の上に乗り出す
――しかし、勇気ある男は物の数秒でバランスを崩し、下の床へと落ちていった
アカギ「・・・・・・どうだ・・・?」
カイジ「『どうだ』・・・だと・・・?なに言ってやがる・・・!」
カイジ「あの男は落ちて血反吐を吐いてるんだぞっ・・・!!終わり、滅亡、終了、再起不能・・・!」
アカギ「違うな・・・・・・」
アカギ「今のは『生存』・・・・・・!あいつは、生き残った・・・・・・!!」
カイジ「何・・・!?」
ざわ・・
ざわ・・
238 = 193 :
カイジ「馬鹿が・・・・・・節穴か、その眼は・・・・・・!どう見ても・・・・・・!!」
アカギ「どう見ても生きてる・・・・・・足は折れてるだろうが・・・」
アカギ「つまり、落ちても死なない・・・・・・死ぬ事は無い・・・・・・」
カイジ「・・・」
アカギ「つまりこれは落ちたら復帰できないだけの平均台・・・・・・」
アカギ「痛手は負うさ・・・・・・リスクも無しに金を得ようとするなんて都合がよすぎる・・・・・・」
アカギ「・・・・・・どうする、逃げるか・・・?」
カイジ(・・・言われてみればそうだ・・・・・・死にはしない・・・)
アカギ「ククク・・・・・・」
カイジ(だからって、はいそうですかと進めるわけがない・・・・・・!)
アカギ「・・・それもいいさ・・・・・・」
カイジ「・・・・・・くそっ・・・!」
――カイジ、踏み出せない!
239 = 188 :
ふむ…
だが 鉄骨よりEカードに期待
240 :
カイジが凄い凡夫っぽいな
241 :
神がかってないカイジは凡夫だろう
242 = 193 :
――苦悶するカイジをよそに、他の参加者たちが次々に鉄骨へと足を踏み出し始める
アカギ「・・・・・・他にも賢い奴はいるらしい・・・」
カイジ「・・・・・・なっ・・・」
――これを見てカイジ、焦りから彼らと同じく鉄骨に足をかける
カイジ(勇気を出せ、掴むんだ・・・・・・勝利を・・・・・・!!)
カイジ(しかし、これじゃあ俺は良くても二着・・・・・・!やはりアカギの言うように、踏み出していれば・・・・・・!!)
アカギ「・・・・・・ククク・・・」
カイジ「・・・・・・何を笑っていやがる・・・」
アカギ「考えが少し足りないんじゃないか・・・?・・・カイジ・・・」
アカギ「ここは一本道・・・・・・歩き出せば条件は自ずと同じになる・・・・・・・・・」
アカギ「二つの点を除いては・・・・・・」
カイジ「・・・・・・二つ・・・だと・・・・・・」
アカギ「そうさ・・・」
アカギ「障害物の有無・・・・・・それが一点・・・」
アカギ「そして安全度・・・・・・これがもう一点・・・・・・」
カイジ「・・・それは・・・・・・どういう・・・・・・」
アカギ「・・・今のお前は最悪って事さ・・・・・・カイジ・・・」
243 = 193 :
ざわ・・
ざわ・・
カイジ「そ、それは・・・・・・どういう・・・」
アカギ「・・・聞こえないのか、カイジ・・・・・・奴らの声が・・・・・・」
カイジ「・・・・・・声・・・」
・・・せっ! ・・・せっ!
・・・せっ! ・・・せっ!
『 押 せ っ ! 』
――カイジに、電流走る!
カイジ「まさかっ・・・!」
アカギ「そうさ・・・・・・このゲームに違法は無い・・・勝つためなら、目の前の敵を落としても何ら問題ない・・・・・・」
アカギ「そんな中、お前が選んだのは一番手に逃げ場を塞がれ三番手に常に狙われる側・・・・・・最悪の二番手・・・・・・」
カイジ「・・・そんな、まさか・・・・・・!」
――振り返れば、先ほどまで頭を抱えていた12番がカイジらの鉄骨に足をかけようとしていた
――カイジ、絶句
アカギ「さて、どうする・・・?」
カイジ「どうするも、こうするも・・・・・・!」
244 = 193 :
飯食ってくるよ
245 :
アカギなら押しまくって無双しそうだ
246 = 226 :
アカギなら走る
247 :
まだやってたのかw
248 = 164 :
アカギならむしろ飛ぶだろうな
みんなの評価 : ★★★
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