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    元スレ唯「天下とりたい」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - BL + - DTB + - けいおん! + - ガンダム + - ゲス + - ハルヒ + - 帰ってきた憂 + - 恋姫 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    501 = 1 :

    ――ある日
     
    「私に手紙?」
     
    町人「はい。さっき男の人から手紙を渡されますた」
     
    「ありがとう」
     
    「(何だろう…)」ペラッ 
     
    「…!!」
     
    「…あ…あぁ…」
     
    「……も…もうダメだ……」

    502 = 1 :

    ―――夜
     
    「………」
     
    「…う~ん…」ゴロリ
     
    「(生首を思い出してしまったからなかなか寝付けない…)」
     
    「……生首…」
     
    「(…り、律と一緒に寝ようかな……)」ブルブル
     
    ガタッ
     
    「ん?」
     
    「(何だろ…今廊下から変な音が聞こえたけど…)」
     
    安価+3
     
    ①気のせいだ
     
    ②何だろ…

    506 = 1 :

    「(何だろ…)」ソッ
     
    澪は布団を抜け出し襖をそっと開けた
     
    「(……あれは)」
     
    荷物を持って逃げるように廊下を走ってゆく影。猫……泥棒……忍び……色々なものが頭に浮かんだ。だが澪は、角を曲がったところでツインテールがの影が動いたのを確認した
     
    「(梓っ!?)」
     
    「(な、なんで梓がこんな夜更けに…!)」
     
    裏切り。内通。離反
     
    澪は気になって梓を追いかけることにした

    507 :

    なんだこの才能溢れる>>1
    ペンションの時から見てるぜ支援

    509 = 1 :

    「はぁはぁ…」タッタッタッ 
     
    梓は美濃を抜けるための一本道を走っていた。その日は満月が出ていて夜中でも暗くはなかった
     
     
    「……はぁ、はぁ」くるっ
     
    「(ごめんなさい…澪先輩…唯先輩…みんな……)」
     
    「(私…やっぱり織田家に戻らなきゃ…)」
     
    梓はふと立ち止まって沢庵城の方へ向いた。そして心の中で 最後の別れを告げた

    510 = 1 :

    「…」
     
    「…行こう」くるっ
     
     
    梓が振り返ろうとしたその時―――
     
    「あずさーーー!!!!!!!」
     
    澪が大声を出して追ってきたのだ
     
    「なっ…!」
     
    「…はぁ…はぁ…追いついた…」
     
    「何で澪先輩がここに…!」
     
    「……廊下を走る梓が見えたから…つい」
     
    「………」

    512 = 1 :

    「んあ……」ムクリ
     
     
    バタバタ バタバタ
     
    「……ムニャムニャ」
     
    「……(澪のやつ寝相悪いぞ)」
     
    「何してやがんだ一体…」スッ
     
    「……!!」ダダダ…!
     
    「…わっ!」ビクッ
     
    律が自分の部屋の襖を開けようとしたその瞬間、澪が勢いよく廊下に飛び出てきた
     
    「…な、何してんだ澪は……」ポカーン

    513 = 1 :

    「梓!!今何て言った!」
     
    「……」
     
    「…だから…尾張に帰るって言ったんですよ…」
     
    「…くっ!」
     
    「裏切りか梓!見損なったよ!!」
     
    「……何とでも言って下さいよ…私はもう尾張に帰るんです…」
     
    「……」
     
    「帰らせない…って言ったら?」
     
    「その時は、私のツインテールが火を吹きますよ」
     
    「…!」
     
    「例え澪先輩でも…容赦しないです…」
     
    「そんな…!梓、いきなりどうしたんだよぉ!」

    514 :

    笑うとこ・・・だよな?

    515 = 486 :

    ツインテールに火縄銃だと…?!

    516 = 1 :

    「……」
     
    「……嫌なんですよ、もう…」
     
    「!?」
     
    「平沢家にはついていけないんです…何もかも…」
     
    「梓…」
     
    「信長はいま軍備を整えて浅井朝倉を報復しに行くつもりです」
     
    「…!」
     
    「今度こそ…信長に死角はありません…」
     
    「…そしたら次狙われるのは私たち…」
     
    「平沢家です」
     
    「!!」

    517 :

    >>514
    ウイグル獄長って知ってるかい?

    518 :

    >>196とかFateを思い出す

    対ライダー戦でセイバーを令呪使って呼び出すかどうかってシーンと重なる

    519 = 486 :

    >>518
    いや、ダメだ!令呪は使えない!


    グサッ

    なっ…


    サーヴァントに叶うと本気で思ってたのですか?


    ですねわかります

    520 = 1 :

    「で、でも…私たちなら…!」
     
    「無理ですよそんなの」
     
    「…え」
     
    「当主は穀潰し。やる気のない部下」
     
    「更に織田家の兵力は平沢家の3倍…」
     
    「夢を見すぎですよ澪先輩」
     
    「…ぅ」

    521 :

    地味に勢力でけえな

    522 = 1 :

    「あと食事も最悪でした」
     
    「…!」
     
    「毎日毎日沢庵ばっかり。たまには違う漬け物も食べたいのに…」
     
    「……」
     
    「尾張に帰ったら…迷わず福神漬食べますよ」 
     
    「福神漬!?」
     
    「そうですよ。もう沢庵には飽きたんです」
     
     
    「…(福神漬…)」ゴクリ

    523 = 517 :

    「いつでも全力で夢見てー!」

    524 :

    福神漬けに心動かされるか

    525 = 1 :

    「…!」
     
    「そうだ!澪先輩も一緒に尾張来ませんか!?」
     
    「わ、私…?」
     
    「はい♪澪先輩ならすぐに重用されますよ!!」
     
    「私が…織田…」
     
    「福神漬の他にも浅漬けとかもあるし…」
     
    「あさ…づけ…」ゴクリ 
     
    「澪先輩!!」
     
    「……………」

    527 = 1 :

    「(…おいおい澪のやつ心動いてないか?)」コソコソ
     
    「(どうしよう梓が…澪が行ってしまう…!!)」
     
    「(…何とかしてとめないと…)」
     
    「(でも何て言ったら言いんだ…!!)」
     
    「………」
     
    重用安価+5
     
    「いいじゃないっ!沢庵美味しいじゃない!!」
     
    「尾張に行ったらオワリだぞ!澪!」
     
    ③ほっとくか。知らないよあんな裏切り者

    528 = 521 :

    おれもたくあんより浅漬けがいい

    531 :

    澪なんていらないよね

    533 = 487 :

    まともにとめる手段がネェw

    535 :

    おまえ等そんなに吹雪を起こしたいかwww

    536 = 1 :

    「わ……わたし…」ゴクリ
     
    「澪おおぉ!!!」バッ
     
    「!?」
     
    「尾張に行ったらオワリだぞ!!」
     
    「……」
     
    「……」
     
    「……」
     
    「…あ、今のは…尾張と終わりを掛けたダジャレなんだけど……」
     
    「……」
     
    「……」
     
    「……」

    538 = 1 :

    「と、とにかく澪!織田のところに行くなんてバカな真似はよせ!!」 
     
    「りつ…」
     
    「……」
     
    「梓もだ!織田家に戻ろうなんて考えは止めるんだ!!」
     
    「……」
     
    「織田は確かに強い!でもこっちだって策はあるんだ!!」
     
    「え…どんな?」
     
    「う…それは…」
     
    「(ぶっちゃけ何も対策してないが仕方ない!!)」
     
    重用安価+5
     
    ①上杉家と同盟を組むという策だ!
     
    ②武田家と同盟を組むという策だ!

    543 = 487 :

    1 謙信は当然女だよな?

    546 = 1 :

    「う、上杉家と同盟を結ぶという考えだっ!!」
     
    「上杉…?」ピクリ
     
    「…すごい!」
     
    「だ、だろ…?」
     
    「律!私が間違っていたよ…(もう少しで尾張に行くところだった…)」
     
    「澪…」
     
    「福神漬なんかに心が揺れた私が馬鹿だった!!」
     
    「良かった……これで梓も……」チラッ
     
    「うふふふふふふふふふふふふふふ…」
     
    「…あ、梓?」

    547 = 534 :

    あずにゃんは茶器と一緒に爆死

    548 = 1 :

    「いい情報聞いた…いい情報聞いた…」
     
    「おい…梓?」
     
    「信長様に褒められる………」フラフラ
     
    「…まさか梓」
     
    「おい!!行くなよ!!」ガシッ
     
    「触らないで下さい!!」バッ
     
    「わっ…!」
     
    「次触ったら…許しませんよ?」
     
    「……!」
     
    「あ、梓…ウソだろ…?」

    549 :

    気になってねれねぇ

    550 :

    ゴキブリを斬っちゃえよ>律


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