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    元スレ若林「イキ、ガミ・・?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - オードリー + - + - 春日 + - 若林 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    252 :

    追い付いた

    253 :

    若本と勘違いしてたwwwwww
    ずっと若本で脳内再生してたのにwwwwww

    254 = 6 :

    >>253
    若本であってるよ!

    255 = 250 :

    じ…焦らさないでぇ………///

    256 = 1 :

    >>97より続き

    春日「本当にどうしたんだ?今日は何かおかしいぞ」

    若林「情緒不安定なんだよ」

    春日はいまいち納得してない顔で俺を見る。
    これ以上は言えないって。

    若林「本番まであとどんくらい時間ある?」

    春日「んー、あと30分くらいか?」

    若林「ちょっと顔洗ってくるわ。こんな顔じゃ出らんねえし」

    259 = 42 :

    >>1お帰り!
    支援支援!

    260 = 1 :

    トイレへ向かう誰もいない通路で、俺は自分の手を見てみる。
    震えてらあ。
    だっせえ。
    怖いんだ、死ぬのが。

    あと5時間後くらいには死んでんだ、俺。

    何で今生きてんのかもよく分かんなくなってきたわ。

    262 = 1 :

    鏡の向こうには目の周りは泣きすぎて腫れてるわ、鼻は赤いわで、ぶっさいくな自分が映っていた。
    テレビに出るやつの顔じゃねーよこれ。
    思わず噴き出す。

    蛇口を捻って、水を出す。
    冷たい。
    こんな些細なことで生きてるってことを実感する。
    手に水をためて顔を洗う。
    何度も、何度も。

    蛇口を止めて、顔を拭く。
    鏡の向こうの俺はさっきよりましな顔になっていた。

    若林「…よし。」

    263 :

    うわああああ始まったものっそい期待あげ

    265 :

    しえんた

    266 = 1 :




    若林「ただいまー」

    ドアを開けると春日の姿。

    若林「待たせたな」

    春日はこっちを向こうとしない。
    いつもなら律儀に返すくせに。

    若林「春日?どうした?」

    全く反応しない春日に、少し苛立ちを覚える。

    若林「おい春日!返事し

    春日「若林」

    体はまだ向こうを向いたまま、名前を呼ばれる。

    なぜか嫌な予感がした。

    267 = 194 :

    春日のあまり深く聞いたりしつこく心配を表に出したりしない雰囲気が、リアルでいい

    269 :

    ああもう期待期待期待wwwww

    270 = 69 :

    きたいしとる

    271 = 228 :

    まさか春日も・・・

    273 :

    まさかまさか…

    274 = 69 :

    >>271まて。
    先読みして書くのはやめてくれ。

    275 :

    届けにきたんだろ

    276 = 1 :

    若林「なんだ?」

    やっとこっちへ向けられた顔。
    笑顔が一つもなかった。

    春日「これは、何だ?」

    春日の手にあるもの。
    それは俺に届けられたイキガミだった。

    心臓をものすごい力で締め付けられるような感覚が俺を襲う。

    うまく言葉が出ない。

    若林「な、んで、それ」

    春日「お前のカバンの中から見えたんだ。」

    そんな。
    こんな早くバレるなんて。

    280 = 1 :

    若林「お、お前何勝手に見てんだよ」

    春日「そんなことはどうでもいいだろう」

    あ、怒ってる。
    あの温厚な春日が。
    俺に怒ったことが滅多にない、春日が。

    春日「何ですぐに言わなかったんだ?」

    若林「だ、って」

    春日「何でそんな大事なことずっと黙ってた?」

    若林「それは、」

    282 :

    追いついた

    期待

    284 = 1 :

    春日「何で」



    春日「…何でお前なんだ?」

    春日の声が震えている。
    泣いてるのか?

    若林「春日」

    春日「…っくそ!!!!!」

    壁を思い切りなぐる。
    ぜってーいてーよ、それ。

    いてーよ。
    いてーよ春日。

    285 = 263 :

    せつねえええ
    ダメだ泣いちまう!!

    286 = 1 :

    そんな春日を見る俺はびっくりするぐらい冷静だった。

    若林「なあ春日」

    春日はうつむいたままだ。
    俺は続ける。

    若林「次の漫才が最後の漫才になると思うんだ。」

    春日「…最後とか言うんじゃねえよ!!」

    若林「だから!」

    春日はびく、と肩を揺らす。

    若林「だからさ、全力でやりてーんだよ。」

    春日「若林…」

    290 = 1 :

    若林「お前バカだからさ、すぐ態度に出て噛みまくるだろ?だからやだったんだよなー言うの。」

    精一杯いつもの俺っぽく振るまう。
    春日はうつむいたままだ。

    若林「噛むならまだいい方かもな。もっとひどい滑りかたするじゃん。お前って。」

    なあ春日。

    若林「余計なことしたら殺すからな!お前!」

    なあ春日。
    早くいつもみたいに笑ってくれよ。
    お前の笑顔でどれだけ救われてきたか知らないだろ?
    なあ。
    早く笑ってよ春日。

    291 = 17 :

    うまく笑えません…

    292 = 149 :

    うう…涙腺が

    295 = 164 :

    >>294
    若林の声で再生されるwww

    296 = 1 :

    若林「だから」

    若林「やり遂げてほしいんだ。最後まで。」

    春日はやっとこっちを見る。
    わっ、ひっでえ顔してんぞ。お前。

    春日「若ばや…」

    若林「分かったか豚野郎!」

    春日「いてっ」

    俺はいつも叩き慣れてるこめかみを思いっきり叩く。
    痛がってら。そりゃすげー痛くしたもん。

    299 = 1 :

    ちなみに脳内で流れてるのはこの曲
    イキガミの挿入歌
    http://www.youtube.com/watch?v=DKbXlodHT3U

    300 :

    せつねえ


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