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元スレハルヒ「なんでキョンがあたしの家にいるのよ!!」
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キョン「まさか、黒幕が朝比奈さんって言いたいのか?」
古泉「いえ、必ずしもそうではないでしょうが……なんらかの形で関与しているのではないでしょうか」
古泉「むしろ朝比奈さん個人ではなく、彼女が属する組織の仕業かも……」
長門「そう、断定はできない」
長門「しかし、涼宮ハルヒを除くSOS団のメンバーで朝比奈みくるだけが異常すぎる」
長門「注意するべき」
古泉「いえ、必ずしもそうではないでしょうが……なんらかの形で関与しているのではないでしょうか」
古泉「むしろ朝比奈さん個人ではなく、彼女が属する組織の仕業かも……」
長門「そう、断定はできない」
長門「しかし、涼宮ハルヒを除くSOS団のメンバーで朝比奈みくるだけが異常すぎる」
長門「注意するべき」
朝比奈さんに注意するってのは嫌というほどをわかってるさ。
なんせ国木田を殺しちまうほど狂ってるんだからな。
キョン「ところで、お前たちのバックについている機関や思念体は健在なのか?」
古泉「一応は。涼宮さんの正体について認識していた者はこの世界においても記憶の引継ぎが行われたようです」
古泉「しかし……」
キョン「どうかしたのか」
古泉「……僕らと同様、改変の影響は受けています」
長門「わたしたちインターフェースも同様に」
長門「……なぜか朝倉涼子がわたしの家にいる」
それは驚きだ、俺のクラスには相変わらずいなかったが。
なんせ国木田を殺しちまうほど狂ってるんだからな。
キョン「ところで、お前たちのバックについている機関や思念体は健在なのか?」
古泉「一応は。涼宮さんの正体について認識していた者はこの世界においても記憶の引継ぎが行われたようです」
古泉「しかし……」
キョン「どうかしたのか」
古泉「……僕らと同様、改変の影響は受けています」
長門「わたしたちインターフェースも同様に」
長門「……なぜか朝倉涼子がわたしの家にいる」
それは驚きだ、俺のクラスには相変わらずいなかったが。
キョン「……その朝倉に敵意はないんだろうな」
あいつには殺されるイメージしかない。
長門「平気」
長門「むしろ、敵意を持ってくれていたほうがよかったかも」ぷるぷる
キョン「……」
おい、朝倉は一体どんなキャラに変わってるというんだ。
あいつには殺されるイメージしかない。
長門「平気」
長門「むしろ、敵意を持ってくれていたほうがよかったかも」ぷるぷる
キョン「……」
おい、朝倉は一体どんなキャラに変わってるというんだ。
キョン「まあ、ともかく、朝比奈さんの目的……いや、未来人側の目的か?」
キョン「それを判明させないといけないわけか」
古泉「といっても、それは僕たちの仕事です」
古泉「あなたは安易に涼宮さんと性行為を行わぬよう……慎重に行動してください」
無論だ。
ハルヒにもその旨は伝えた。
一応今は母親なんだ、間違いはおこさないさ。
長門「しかし欲情はしている」
キョン「それを判明させないといけないわけか」
古泉「といっても、それは僕たちの仕事です」
古泉「あなたは安易に涼宮さんと性行為を行わぬよう……慎重に行動してください」
無論だ。
ハルヒにもその旨は伝えた。
一応今は母親なんだ、間違いはおこさないさ。
長門「しかし欲情はしている」
キョン「な、なんだって?」
長門「あなたは母親である涼宮ハルヒに幾度となく欲情している」
長門「危険」
キョン「そりゃあ、元々は血の繋がらないの他人だ」
キョン「そいつの裸を見て、反応しないほうが男としておかしいだろ」
長門「……そもそも一緒に入浴すること自体が異常」
長門「それに、この世界では間違いなく血が繋がっている」
長門「感覚は、本来の母親と接するのと同様のはず」
キョン「そんなこと言われてもな……」
長門「あなたは母親である涼宮ハルヒに幾度となく欲情している」
長門「危険」
キョン「そりゃあ、元々は血の繋がらないの他人だ」
キョン「そいつの裸を見て、反応しないほうが男としておかしいだろ」
長門「……そもそも一緒に入浴すること自体が異常」
長門「それに、この世界では間違いなく血が繋がっている」
長門「感覚は、本来の母親と接するのと同様のはず」
キョン「そんなこと言われてもな……」
日曜日
キョン「ね、寝坊した!!!」
不思議探索に遅れる!!と思ったのも束の間。
今はSOS団団長は存在しないことを思い出す。
キョン「焦ったぜ」
ハルヒ「あ、ようやく起きたのね、キョン」
キョン「母さん、おはよう」
そろそろハルヒを「母さん」と呼ぶのも慣れてきたな。
こりゃ元の世界に戻っても間違って呼びそうだぜ。
キョン「ね、寝坊した!!!」
不思議探索に遅れる!!と思ったのも束の間。
今はSOS団団長は存在しないことを思い出す。
キョン「焦ったぜ」
ハルヒ「あ、ようやく起きたのね、キョン」
キョン「母さん、おはよう」
そろそろハルヒを「母さん」と呼ぶのも慣れてきたな。
こりゃ元の世界に戻っても間違って呼びそうだぜ。
ハルヒ「あのね、お母さん、今から買い物に行くんだけど……」
キョン「うん」
ハルヒ「い、一緒に来ない?」
キョン「なんで?」
こいつ、まだ息子である俺を誘惑する気か?
あれほど言ったのに。
ハルヒ「え、えっと……そう、荷物、一人じゃ運べないだろうし」
キョン「……」
ハルヒ「あ、あの」
キョン「……」
ハルヒ「だ、ダメかな……」ぽろぽろ
キョン「それくらいで泣くなよ……荷物運びくらいやってやるから」
ハルヒ「あ、ありがとう」ぱああ
キョン「うん」
ハルヒ「い、一緒に来ない?」
キョン「なんで?」
こいつ、まだ息子である俺を誘惑する気か?
あれほど言ったのに。
ハルヒ「え、えっと……そう、荷物、一人じゃ運べないだろうし」
キョン「……」
ハルヒ「あ、あの」
キョン「……」
ハルヒ「だ、ダメかな……」ぽろぽろ
キョン「それくらいで泣くなよ……荷物運びくらいやってやるから」
ハルヒ「あ、ありがとう」ぱああ
しかし偉そうにしたり、しおらしくなったり、笑顔になったり、忙しい奴だ。
情緒不安定じゃないのか?
キョン「と、車か」
ハルヒ「うん、ちょっと遠出だからね」
ハルヒが車を運転するという珍しい光景を見ながら、俺とハルヒは目的地のデパートへ。
そういや、妹はどうした?
ハルヒ「あの子なら、ミヨキチと遊びに行ったわよ」
ハルヒ「ほんと、仲がいいわよねあの二人」
ふーん、さいか。
ハルヒ「お夕飯もお呼ばれするって言ってたし……」
ハルヒ「今日はさ、二人で外食にしようっか」
聞いてないぞ、母さんよ。
情緒不安定じゃないのか?
キョン「と、車か」
ハルヒ「うん、ちょっと遠出だからね」
ハルヒが車を運転するという珍しい光景を見ながら、俺とハルヒは目的地のデパートへ。
そういや、妹はどうした?
ハルヒ「あの子なら、ミヨキチと遊びに行ったわよ」
ハルヒ「ほんと、仲がいいわよねあの二人」
ふーん、さいか。
ハルヒ「お夕飯もお呼ばれするって言ってたし……」
ハルヒ「今日はさ、二人で外食にしようっか」
聞いてないぞ、母さんよ。
それに今日は日曜だ。
六時から始まる国民的アニメを二本続けて見ないと日曜日が終わるということを体感できないぜ。
ハルヒ「アニメなんかいいでしょ……」
むくれるハルヒ。
何故だろう、こんな顔、見慣れてるはずなのに、どきどきしてくる。
キョン「はは、息子と食事するのがそんなに楽しみなのか?」
ハルヒ「……そうよ、悪い?」
今度は眉間に皺を寄せる。
可愛いぞ、ハルヒ。
キョン「そういや、忘れてないか。俺、みくると付き合ってるんだぜ?」
ハルヒ「……忘れてないわよ」
ハルヒ「どうして……そんな意地悪言うの?」じわっ
おっと、運転中に泣くのはやめろよ。
六時から始まる国民的アニメを二本続けて見ないと日曜日が終わるということを体感できないぜ。
ハルヒ「アニメなんかいいでしょ……」
むくれるハルヒ。
何故だろう、こんな顔、見慣れてるはずなのに、どきどきしてくる。
キョン「はは、息子と食事するのがそんなに楽しみなのか?」
ハルヒ「……そうよ、悪い?」
今度は眉間に皺を寄せる。
可愛いぞ、ハルヒ。
キョン「そういや、忘れてないか。俺、みくると付き合ってるんだぜ?」
ハルヒ「……忘れてないわよ」
ハルヒ「どうして……そんな意地悪言うの?」じわっ
おっと、運転中に泣くのはやめろよ。
キョン「ごめんよ、でも、母さんがあまりにも俺との約束をないがしろにしてるようでさ」
キョン「この前したばっかりだろ?安易に関係を持つのはやめようって」
ハルヒ「わかってる」
ハルヒ「でも、一緒に外食したり買い物したりすることまでやめるとは言ってない!!」
ごもっともだ。
キョン「じゃあ今日の食事も行ってもいいが、その後で……ってのはなしだぜ?」
ハルヒ「うるさい!初めからそんなつもりないわよ!!」
だったらそんなに怒鳴ることもないだろうに。
密かに期待してたんだろうな。
キョン「この前したばっかりだろ?安易に関係を持つのはやめようって」
ハルヒ「わかってる」
ハルヒ「でも、一緒に外食したり買い物したりすることまでやめるとは言ってない!!」
ごもっともだ。
キョン「じゃあ今日の食事も行ってもいいが、その後で……ってのはなしだぜ?」
ハルヒ「うるさい!初めからそんなつもりないわよ!!」
だったらそんなに怒鳴ることもないだろうに。
密かに期待してたんだろうな。
ハルヒをいじるのは楽しかった。
俺の嫌味にいちいち肩を震わせて涙ぐんでいる姿はどうしようもなく可愛かった。
そして、たまに持ち上げてやると、今までの涙が嘘のような笑顔に早変わりだ。
キョン「泣いたり笑ったり忙しい奴だな」
ハルヒ「泣いてないわよ!!」
キョン「その目の下にある液体はなんだ?」
ハルヒ「うるさいうるさい!!」ぐしぐし
俺の嫌味にいちいち肩を震わせて涙ぐんでいる姿はどうしようもなく可愛かった。
そして、たまに持ち上げてやると、今までの涙が嘘のような笑顔に早変わりだ。
キョン「泣いたり笑ったり忙しい奴だな」
ハルヒ「泣いてないわよ!!」
キョン「その目の下にある液体はなんだ?」
ハルヒ「うるさいうるさい!!」ぐしぐし
みくる「あれぇ?先輩じゃないですか?」
俺とハルヒがデパートでの買い物を楽しんでいると、いまや一番恐ろしいと感じる人物が現れた。
みくる「先生と……いえお母さんとお買い物ですか?」にこ
ありきたりな表現だが、朝比奈さんの顔は笑っていても目が笑っていない。
怒りに満ちたその双眸は、ハルヒではなく俺に向けられている。
俺とハルヒがデパートでの買い物を楽しんでいると、いまや一番恐ろしいと感じる人物が現れた。
みくる「先生と……いえお母さんとお買い物ですか?」にこ
ありきたりな表現だが、朝比奈さんの顔は笑っていても目が笑っていない。
怒りに満ちたその双眸は、ハルヒではなく俺に向けられている。
ハルヒ「み、みくるちゃん、あのね」
みくる「なんですか?」ぎろっ
ハルヒ「ひっ……」びくっ
キョン「おい、なんか用か」
みくる「いえ、今日先輩とデートしたいなぁと思って電話やメールをしたんですけど、なかなか繋がらなかったんで」
みくる「しかたなく一人でぶらぶらしてたら」
みくる「変態親子がいちゃいちゃしてたんですよ」ぼそっ
最後の言葉は俺にだけ聞こえるように、耳元で囁くように言いやがった。
ハルヒ「ど、どうしたの?」
みくる「ああ、あたしたち、これから別行動です」
ハルヒ「あ、あたしたちって?」
みくる「あたしとキョン先輩にきまってるじゃないですかぁ」
みくる「あたしたち、付き合ってるんですから♪」
みくる「なんですか?」ぎろっ
ハルヒ「ひっ……」びくっ
キョン「おい、なんか用か」
みくる「いえ、今日先輩とデートしたいなぁと思って電話やメールをしたんですけど、なかなか繋がらなかったんで」
みくる「しかたなく一人でぶらぶらしてたら」
みくる「変態親子がいちゃいちゃしてたんですよ」ぼそっ
最後の言葉は俺にだけ聞こえるように、耳元で囁くように言いやがった。
ハルヒ「ど、どうしたの?」
みくる「ああ、あたしたち、これから別行動です」
ハルヒ「あ、あたしたちって?」
みくる「あたしとキョン先輩にきまってるじゃないですかぁ」
みくる「あたしたち、付き合ってるんですから♪」
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