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元スレ妹「お帰り、お兄ちゃん」

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みんなの評価 : ★★★×5
タグ : - 神スレ + - おもらし + - けいおん! + - とあるまじゅつの禁書目録 + - とある魔術の禁書目録 + - よつばと + - キモウト + - キャーリサ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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151 :

支援します

152 = 45 :

OL「はーすっきりした…」

「えっと、あのう…、すっきりしたところで悪いんですが…」

OL「え?あ、あれ?今の…声…ま…まさか…」

「俺…いや、僕はいまあなたの目の前のソファに座っています」

死神「僕だってさ…」

OL「声が!声がまた!???そ…ソファ????!すぐそこの??!!」ファサ…

「あ…バスタオルが落ちて全部丸出しになっちゃっ…じゃなくて…落ち着いてください!僕はあなたに危害を加えるつもりはありません!!!!!」

OL「…………………………………危害は…加えない?…誰もいない?よね?」キョロキョロ

「勝手にお邪魔してすみませんでした。あなたがお風呂に入ってたみたいだったので、ここで待たせてもらいました」

OL「出てってよ!今すぐ出てってよ!!」

153 = 91 :

 

154 = 45 :

「お願いです!僕の話を聞いてください」

OL「出てけー―――――!!!!!!」

「人の話を聞け―――――――――――!!!!!!!!」

OL「ひぃい!??」ビクッ

へなへなへな…ペタン。

「あ…その…大声出して、ご、ごめんなさい…その…今から言う番号を警察に連絡して欲しいんです!
 それだけなんです!それが済んだら僕たちは、ここからすぐに退散します」

OL「そ…それだけ?ホントにホントにそれだけ?」

「はい、ホントにそれだけなんです。僕の声が聞こえるのは今あなただけなんです!どうか!」

155 = 45 :

OL「…………………わかったわ」

「それじゃあ…あり、ありがとうございます!ありがとうございます!!!」

OL「で、でも…その…ちょ…ちょっとまって?」

「はい、何でしょう?」

OL「あの…その…また…漏らしちゃったみたい…だから…そ、その…片付けるまで待って?」

「あ…」

死神「あーあ」

156 = 91 :

僕たちっても死神の声が聞こえてないんだよな

160 :

>>157
黄金水マニアか…

161 :

おいついた支援
ようじょ

162 = 45 :

OL「…彼が仕事でデートはおじゃんだし、お…おもらししちゃうし…、しかも2回…なんて日よ…」

「すみません…」

OL「ひぃ!?あ…あなた今どこにいるの?」

「は、はい、あなたのすぐ目の前にいます」

OL「目…目の前…?」

「はい…手が届くくらい目の前です」

OL「は…ははは」

死神「馬鹿ねー、ようやく話がまとまりそうになってるのに、今更驚かしてどうすんのよ?」

「でも嘘はいかんだろ?嘘は…」

OL「…そう言えば、あなた…さっき"僕たち"って、…あ…あなたの他にも誰か…い、いるの?」

死神「やば…」

「はい、もう一人死神がいますよ」

OL「死神…?」

死神「あんた馬鹿?」

163 :


164 :

一歩間違えると幽白になるよーなww

165 = 60 :

死神は金髪ツイン

166 = 45 :

OL「死神って…」

「僕を連れに来た死神です、あなたじゃありません。僕はこの用事が終わったら、この死神に連れられてこの世から消えるんです」

OL「そ…そう」

死神「あんたって、馬鹿なの?」

「やっぱり嘘はいかんだろ?嘘は…」

OL「ふう…じゃあ、連絡してあげるから、番号教えて?」

「ありがとうございます!」

OL「なんでも良いから、早くあんたに消えてもらわないと、こっちの気が変になりそうだし」

167 = 91 :

 

168 = 160 :

オレ元警官だけど指導してくれた先輩が言ってた、被害者の幽霊が出るって泣きながら自首してきたひき逃げ犯の話を思い出した

170 :

明日の朝見るからほす任せた

171 = 45 :

OL「…はい、今言った番号が今朝、3丁目の交差点で起こった、ひき逃げ犯の車のナンバーです。早急に調べてください。よろしくお願いします」

OL「え?私の名前?事故をどこから見てたか?…あの、そんなことよりすぐに調べてください」

OL「え?もっと詳しい事情が聞きたいから今からでもいいから署に来て欲しいっですって?今何時だと思ってるんですか?」

OL「はい、伝えたいことは伝えましたら後はよろしくお願いいたします」ピッ

OL「はい!これでいいんでしょ?」

「ありがとうございます!ありがとうございます!」

OL「非通知でかけたけど…。この携帯…もう解約しよっと」

172 = 91 :

 

173 = 45 :

死神「本当に伝わってるのかな?」

「え?」

死神「警察の調査って腰がすっごい重いからねえ」

「…」

死神「ドラマじゃあるまいし、身元不明者からのタレこみ情報なんてどこまで信じる事やら…」

「あの…」

OL「もう約束は終わったんだから帰ってよね」

「その…もうひとつお願いが…すみませんが署まで…」

OL「いーーーやーーー!もう無理!絶対無理!そもそもなんで私が…」

「友達の!!!友達の命がかかってるんです!!!!!」

OL「あー…」

「お願いします!お願いします!」

OL「……ふん、わかったわよ」

174 = 91 :

175 = 45 :

―― 警察署 前

OL「…で、私が、その車を見たって証言すればいいのね?」

「はい!」

OL「ったく、なんで私がこんな目に…」

「女さん、もうすぐだから!もうすぐだから早まらないで!君のせいなんかじゃないんだ…」

OL「…女さん?あんたの友達って女の子なの?」

「はい、女の子です」

OL「…あんたってさあ、何歳?」

「えと、その…、15歳です」

OL「15歳?…ぷーーーーっ?!私って15歳のお子様相手にびびってたの?」

「すみません」

177 = 45 :

OL「で、その女さんってコさ、あんたの彼女か何かなの?」

「いえ、ただのクラスメートです。…でも、あの…、俺のこと好きだって言ってくれて…、だから助けたいんです」

OL「…いやー。青い…青いわー。ははは」

「なんとでも言って下さい…」

OL「…なんかさあ、私ったら誰もいないのに会話なんかしちゃったりしてさ、あたまおかしくなりそうなんだけど?もう涙出そう…ううっ」

「すみません」

死神「良い人で助かったね?」

「うん」

OL「ぐすっ…明日…会社休んでお祓い行こ…」

「…」

178 = 161 :

>>176
かわいいじゃねーかこの野郎。前向かせやがれ

181 = 159 :

>>176
お前のとこには近所のおじちゃんが・・・いや何でもない

182 = 160 :

>>181
近所のおじちゃんって、専門学校の先生ナンジャネ?

183 = 45 :

>>176GJ!

―― 警察署 応接室

OL「すみません、こんな時間に…」

私服「良いんですよ。助かります。ところであなたから連絡のあった車のナンバーについてなんですが…」

OL「はい」

私服「照合した結果、…そのなんとも言えない結論に至りまして」

OL「と、言われますと?」

私服「確認しますが、…あなたは警察関係者にどなたか知り合いはいらっしゃいますか?」

OL「は?」

私服「とても重要なことなんです」

184 = 45 :

OL「…さあ?いませんけど?そう言えば、大学時代の知り合いのBさんが警察の交通課に入ったって言ってたけど、
 …警察でも…寿退社って言うのかな?すぐに結婚して警察やめちゃったみたいですけどね。知り合いと言えばそれくらいかな?」

私服「その方は、警察の関係者とご結婚されたのでしょうか?」

OL「さあ、違うって言ってましたよ?それが何か?」

私服「いえ、細かいところをすみません。調べればすぐに裏は取れることですが、今の話は一応これはオフレコってことにしてください。絶対に他言無用ですよ?」

OL「は…はあ」

私服「あなたの言われた車のナンバーですがね、どうも"本店"のお偉いさんのものなんですよ…」

OL「…………………………………………はい?」

185 = 158 :

なんだなんだ?

186 = 45 :

私服「先ほど"本店"にいる公安の知り合いに連絡しました」

OL「あ…あの?」

私服「実は事故現場には物的証拠はあったのですが、なかったことにされてるんですよ」

OL「話が…その、見えてこないんですが?」

私服「あなたの証言で裏が取れました。いや、本当にありがとうございました」

OL「あのう…これって、普通のひき逃げ事件じゃないんですか?」

私服「はい、ごく普通のひき逃げ事件ですよ。ふふふふふ」

OL「????????」

187 :

私怨

189 = 45 :

私服「あなたにはしばらくうちのものが護衛につきます。いえ、ただの用心ですから気にしないでください。
 唯一の確実性のある目撃証言ですからねえ。ふふふふふふ」

OL「あの?その?…あれ?私の役目って、もうこれで終わりじゃないの?」

私服「もう少し、ほんのしばらく辛抱してください。あなたのためにもすぐに決着をつけますからねえ。ふふふふふ」

OL「なにこれ?ね?いったいなんなの?」

190 = 45 :

死神「ねえ?」

「なんだ?」

死神「…なにこれ?」

「…俺に聞くな」

死神「普通に犯人を捕まえるだけで終わりじゃないの?」

「…どうなんだろ?」

OL「…」(あの声野郎!私をこんな妙ちくりんなことに巻き込みやがって!!!)プルプルプル

191 = 91 :

 

192 = 45 :

―― OL宅

OL「もう!なんなのよ?!」

死神「さあ?」

「なんなんでしょう?」

OL「こっちが聞いてんのよ?」

「俺にも何が何だか?」

OL「聞けば聞くほどヤバい話じゃない!どうすんのよ!どうすんのよ!もう!」

「そうなんですか?」

OL「あー…、なんかもう人助けって言葉にすっかり騙されたわ」

「すいません」

193 = 45 :

OL「あやまらないでよ?どうするか考えるのよ」

「そう言えばあの私服の人、物的証拠はあったとか言ってなかったっけ?」

OL「そうなのよ、だいたい最初っからちょっと変だなあとは思ったのよ。
 人が死ぬほどの衝撃で車がぶつかったら、当然車のほうだって無事じゃ済まないのよ」

死神「そういえば、報道された手掛かりって、あんたの着てた服に付着した車の塗料だけって話だったよね」

「そうなの?」

死神「そうなのです」

194 :

なんだか「むぅむぅ!」に近い感じになってきたな

195 = 161 :

寝るけど楽しみにしてま

196 = 116 :

大作の予感!

197 = 85 :

池田か?

198 = 45 :

死神「ってことは…つまり」

「死人に口なし?…なんちって」

OL「ぎゃーーーーーーーーーいやーーーーーーーーーっ!!!??」

死神「…ねえ、この人って…ホントは今日のお昼に死ぬはずだったのにね」

「そう言えばそうだったね、もうすぐ日は変わっちゃって昨日のことになるんだろうけど…すっかり忘れていたよ」

OL「何よ?「何がすっかり忘れていたよ」なのよ?わかりやすく説明しなさいよ」

死神「説明したほうがいいのかな?」

「う~ん、俺、うまく説明する自信ないや」

OL「ぐすん、私…誰もいない部屋で一人で会話して…怒って…泣いて…叫んで…お漏らしして…いったいなにがどうなってんの?ねえ?」

199 = 60 :


「死人に口なし?…なんちって」
 OL「ぎゃーーーーーーーーーいやーーーーーーーーーっ!!!??」

まさに死人と話してる件についてw

200 = 91 :

 


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