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元スレ煌「里帰りをしましょう」

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みんなの評価 : ★★
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1 :

「いやぁ、相変わらず何もないですねこの辺は」

「福岡と違って空気がすばらですっ」

「どうせなので可愛い後輩に会いに行きましょう」

-清澄 旧校舎への坂道-

「しかしなんでまた清澄高校なのでしょうか、和も優希もてっきり風越に行くものかと思っていましたが」テクテク

「おや?」

京太郎「うおお・・・重い」ヨロヨロ

(リュックサックを背負って両手に買い物袋、運動部の方でしょうか)

みたいな?

2 :

続けたまえ

3 = 1 :

「そこのお方、大丈夫ですか?」

京太郎「え?ああ、慣れてるのでハハハ」

「一つお持ちしましょう」スッ

京太郎「わっとと、なんかすみません初対面なのに」

「なんの、困ったときはお互い様ですよ」

京太郎「ありがとうございます。ところでこっちは旧校舎ですよ?」

「ええ、そこに麻雀部の部室があると聞きましたので」

「後輩に会いに行くところなのです」スバラッ

4 :

すばらっ!

5 = 1 :

京太郎「後輩ですか?」

「ええ、片岡優希と原村和と言うのですが」

京太郎「和と優希ですか!」

「お知り合いですか?というか旧校舎に向かっているところを見るともしや貴方も・・・」

京太郎「ええ、まあ部員というよりマネージャーなんですけどね」タハハ

「?何にせよ旧校舎の何処に部室があるか分からない以上外で会えたのはすばらなことです」

「案内していただきましょう」

6 :

新道寺勝ち上がってくれないかな

7 = 1 :

‐部室‐

「おじゃまします」ガチャッ

京太郎「ただいま戻りましたー」

シーン

「あら?」

京太郎「誰も居ませんね、出かけているのかな」

「うーん、それはすばらくないですね」

京太郎「よければここで待ちますか?」イス

「ではそうさせていただきましょうかねぇ」チョコン

実は夜に書いたけどちんたらしてたら落ちたっていう

8 = 1 :

京太郎「麦茶でよかったですか?」コトン

「わわ、お構いなく」

京太郎「そういえば、ええと・・・」

「!言われてみれば自己紹介がまだでしたね、遅ればせながら私新道寺女子高校麻雀部の花田煌と申します」ペコリ

京太郎「改めまして清澄高校麻雀部の須賀京太郎です」ペコリ

「よろしくおねがいしますねぇ」

9 = 1 :

京太郎「ところで新道寺といえば九州ですよね」

「ええ、折角の連休なので里帰りというわけですよ」

京太郎「なるほど、遠路遥々ご苦労様です」

「すばらですっ」ニコッ

京太郎「ちょっと先に買ってきた物を整理しちゃいますね」

「随分買われましたね、何か入用なので?」

京太郎「はい、今度麻雀部の強化合宿を行うのでそれに必要な備品とかですね」

「凄い量ですねぇ」

10 :

京煌とはすばらですね

11 = 1 :

京太郎「ふいー、後は当日持って行くだけですね」

「お疲れ様です」

京太郎「あとは雀卓を吹いてっと」フキフキ

「では私も牌を吹きましょう」

京太郎「えっ、いやでも折角来ていただいて働いてもらうってのも・・・」

「なんのなんの、ここで暇を持て余すよりもよっぽど楽しいですよ」

京太郎「なんかすみません色々手伝ってもらって」

「いーえ」ニコッ

12 :

京太郎……

ついに部員と名乗ることも出来なくなったか……

13 :

>>1
すばらっ!な発想ですね

15 = 1 :

「ところで須賀君はいつもこれを一人で?」フキフキ

京太郎「ですねー、俺しか男手が居ませんからね」フキフキ

「でもこういった細かい掃除等は女子でも可能な気がしますねぇ」

京太郎「あはは、俺は麻雀始めたてで弱いですからね」

京太郎「せめてこういった雑用で役に立たないと」

「!!」

「すばらですっ!」

16 = 1 :

京太郎「わっ」

「自分に出来ることを自分なりにする、すばらですね」ズイッ

京太郎「は、花田さん」

「?どうかなさいましたか」

京太郎「い、いえ・・・近いなーと・・・」

「!!」バッ

「これは失礼」カァァ

17 = 1 :

京太郎「そ、そういえば新道寺と言ったら北九州最強の高校じゃないですか」(確か部長に言われて調べた資料にあったような)

「おや、ご存知とは恐縮ですね」

京太郎「花田さんも出るんですか?」

「すばらっ、何を隠そう先日のレギュラー発表で先鋒に選ばれましたよ」エッヘン

京太郎「おおっ、エースじゃないですか!」

「すばらっ」フフン

「と、言いたいところですが色々ありまして」

18 = 1 :

京太郎「?」

「実は「花田先輩だじぇ!」バターン

「おっと、お久しぶりです優希」

優希「久しぶりだじぇ!里帰りか?」

「和は一緒ではないのですか?」

優希「のどちゃんは咲ちゃんと一緒にメイドだじぇ!」

「?何にせよ元気そうですばらなことです」

19 = 1 :

優希「ところで京太郎!タコスは買ってきたか?」

京太郎「おお、ここにあるぜ」ガサゴソ

優希「さっすが忠犬だじぇ!」

京太郎「誰が犬だ誰が・・・花田さんも何か食べます?」ガサゴソ

「お構いなく、お昼は食べてきたので」

「ところで優希、お友達に犬などと言ってはいけませんよ」

京太郎「あはは、ありがとうございます。でもまあ慣れていますので構いませんよ」

「なんと、須賀君はそういう趣味でしたか」スススッ

京太郎「違います、そして露骨に距離を置かないでください」

「すばらっ」ニコッ

優希「・・・うー」

20 = 12 :

21 :

見てるよー

22 :

この時間なら終わるまで保守するぜ

23 = 1 :

ガチャッ

「たっだいまー・・・っと、お客さん?」

「お邪魔してます、新道寺女子の花田煌です」スバラッ

優希「中学の時の先輩だじぇ!」

「すばらですっ」

「よろしくねー、それで須賀君」

京太郎「ここに置いてますよー、整理も済ませたのであとは持っていくだけですね」

「あー・・・そのことなんだけど・・・」

京太郎「?」

「実は買い物メモに書き忘れた物があって・・・」タハハ

25 = 1 :

京太郎「ええっ!急ぎの物ですか?」

「ええ・・・まぁ・・・」メモ

京太郎「じゃあ忘れないうちに今から買いに行ってきますね」

「!!」

「悪いわねいつも」

京太郎「行ってきまーす」

優希「京太郎!タコスも頼んだじぇ!」

京太郎「へーいへい、ってお前さっき食っただろ!」

優希「食べちゃったじぇ!」

「・・・」

27 = 22 :

かわいい

28 = 1 :

一時間後

京太郎「ふいい・・・戻りましたー」

「お疲れ様ー」

優希「ご苦労だじぇ!」

「お帰りなさい」スッ

京太郎「あっ、すみません」ニモツワタシ

「なんか夫婦みたいね」

優希「なにー!?」

京煌「!」カァァ

「ちゃ、茶化している場合ですかっ」セキメン

29 = 1 :

「流石にあの坂道を荷物を持って二往復は無茶だと思います」スバラッ

「そお?」

「麻雀部員らしいことを何一つさせてもらってない気がします」ズイッ

「須賀君はそうは思ってないみたいだけどね」

「で、ですが・・・」

京太郎「花田さん」

「?」

京太郎「さっきも言いましたけど、俺は他の部員に比べて麻雀歴も浅いしまだまだ素人です」

京太郎「でもそんな俺でも役に立てることがあるのは嬉しい事だと思っています」

「!!」

京太郎「だからその・・・なんといいますか・・・」

「いい心がけね須賀君」

京太郎「部長・・・」

「その宣言ついでにもう一つお願いしたいことがあるんだけれど・・・暗くなってきたし、ね?」ニコッ

30 :

部長鬼畜じゃねーか!ざわ ざわ

31 = 1 :

テクテク

「何から何まですみませんねぇ、元地元ですし送ってもらわなくてもよかったのですが」

京太郎「いえいえ、それでも夜は物騒ですからね」

京太郎「それよりこちらこそすみません」

「なにがです?」

京太郎「いや、その俺の事とか・・・気を使わせちゃって・・・」

「・・・須賀君」テヲニギル

京太郎「!!な、なんですか?」

「実は私、何故先鋒に選ばれたのかわからないのです」

「校内ランキングでは5位以上に入ったこともありませんし、得意な打ち筋を持っているわけでもありません」

「レギュラーに選ばれたとき、嬉しかったと同時に、何故自分がとも思いました」

32 :

積極的ですね……すばらですっ!

33 :

すばらっ

34 = 1 :

「本当に私が先鋒でいいのか・・・3年生で最後の全国に出られない先輩も居る・・・その中で何故敢えて自分なのか」

「ずっと、喜び切れずにもやもやしていました」

京太郎「花田さん・・・」

「ですが、今日貴方を見て吹っ切れましたよ」ニコッ

「例え直接勝ちに結びつくような物でなくても、理不尽な理由だったとしても」

「私は必要とされている・・・役に立てる」

「それはすばらなことです」

35 = 1 :

「須賀君、本当に有難うございます」

京太郎「・・・花田さん」

「なんですか?」

京太郎「長野には古豪風越や強豪龍門渕がいます」

京太郎「それでも清澄は勝ちます、必ず全国へ行くと信じています」

「・・・」

京太郎「だから新道寺も、花田さんも来てくださいね」

「勿論です、東京でお会いしましょう」

京太郎「約束ですよ・・・ところで」

「?」

京太郎「いつまで握ってるおつもりで・・・?」カァァ

「も、もう少し」カァァ


~~~~~

36 = 22 :

>煌「も、もう少し」カァァ
これは俺もすばらなデートしたい

37 = 1 :

~~~~~

福岡

(んんん、やはりこっちは暑いですねー)

(ヒートアイランド現象って奴でしょうか、帰ってきたばかりなのに長野が恋しいです)

「すばらくないですねぇー・・・」

「~~~」

「---」

「おや?」

「・・・糞らいで、エースば先鋒にもってくる」

「いつでんそこで打ち負ける、去年は私がだめやった・・・故の方針転換。悔しかよ」

(部長・・・と、あの後姿は鶴田さんですね)

「そいけん今年は、後ろから順に強い選手ば並べて、先鋒は捨てるって先生が」

「!!」

38 = 22 :

見覚えあるな

39 = 1 :

姫子「花田が聞いたらマジへこむやろうなー、レギュラーに選ばれてすげぇ喜びよったし」

「・・・」

テクテクテクテク・・・

「聞いてしまった・・・うわぁショックぅー」ガックシ

(でも・・・きっと彼なら・・・)

「なーんってことはないですねぇ!」パァッ

(嬉しいことです、私には誰かに必要とされる力がある)

(それはエースになれる力じゃないけど・・・)

(必要とされる、そんなすばらなことはない)

「部長・・・捨て駒、任されましたよ」




第一部 完

40 = 22 :

乙!!
続くのかいつ書く?

41 = 1 :

眠くなるまで小ネタでも書こうかなと


「すばらっ!遂に私の携帯に男の人のアドレスが!」

「~♪」

「早速送ってみましょう」

「しかしどう送ったものか」

「・・・わかんないっ!おもしろいっ!」

姫子「花田ん奴大丈夫とでしょうかね」

「贔屓目に見ても駄目やね」

「すばらですっ!」

42 = 6 :

すばら先輩って方言で結構苦労してそうなイメージある

43 = 22 :

いいねwww

44 = 1 :

(しっかし捨て駒を命じられた以上私は誇りを持ってやり切るつもりです)

(あがらせない上で点棒を維持する・・・)ウーン

(!!)

「それポン!」ジャッ

姫子「お?」

よしこ スチャッ

「ポン!」ジャッ

よしこ「!」

(鳴きまくって流す!これが捨て駒の役割です!)

「・・・」

(あんなにやる気を出しているのに・・・私が不甲斐無いせいで花田には辛い役割を押し付けてしまうことになってしまった・・・しかも花田はそれを知らない)

「く、悔しかよ・・・」

「?」

45 :

46 = 1 :

起きて残ってたらなんかします お疲れ様ですばら

47 :

全国から帰ってきたら京太郎がアホみたいに強くなってたりしないかなー
男子は女子よりレベル高いんだっけ?

48 = 45 :

すばら受けのなんと甘美な響きか

49 = 45 :

>>47
あの世界女が多すぎて男の方がレベル高いと言われてもピンとこないよね

50 :

女子よりレベルが高いって配牌で聴牌は普通くらいかな


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