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    元スレしんのすけ「バイオハザードが発生 したゾ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - しんちゃん + - しんのすけ + - クレヨンしんちゃん + - バイオハザード + - マン毛 + - + - 野原みさえ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    502 :

    507 = 498 :

    もう・・・やめてくれ・・・

    509 = 502 :

    途中で切れてヨカッタ
    最後まで聞いてしまったら発狂するところだった

    510 :

    おにぎりはもうアウトなのか?

    511 = 504 :

    かゆ…ほしゅ…

    512 = 504 :

    516 :

    >>512-514
    ゾロリに出て来る猪かとオモタ

    517 :

    >>510
    十中八九アウト
    傷つけられてウィルス感染

    518 :

    追い付いただと・・・

    ケベン死守VHメアやってくる。

    519 = 516 :

    さて、最後に>>1が現れて25時間になるわけだが

    まあ、保守はするんだけども

    520 = 504 :

    おにぎり「かゆうま」

    523 :

    クリスマスは去った

    524 = 499 :

    おにぎりはあれだろ。
    10人に一人の逸材だろきっと。

    525 :

    むしろおにぎりがラスボス

    527 :

    ×彼女
    ○大学のレポート

    前回までのあらすじ

    本来なら『アウトブレイク残りのメンバーと一部の園児は幼稚園に避難してます』
    を伝えるだけのパートに大半を使う癖に、
    デビット+しんのすけ親子が帰路にてクリーチャーに襲われるシーンをカットしたり、
    予定変更して野原家合流を早くしすぎたり、行き当たりばったりいい加減な展開をしまくってしまった俺!
    果たして、プロット通りにかけるのか!?




    しんのすけ「ねぇねぇ、誰もいなくなっちゃったね」

    しんのすけの言う通り、街は不気味にも静まりかえり、風のうなり声だけがやけに響いている。
    野原家が家を発ってから10分が経過しているものの、人間もアンデッドも、一向にその姿を見せない。

    528 :

    >>527って
    >>1なの?

    530 = 527 :

    >>528
    yes
    ……そしてごめんなさい

    みさえ「……………………」
    ひろし「……………………」
    ケビン「……………………」
    デビット「……………………」
    ひまわり「たー?」

    しんのすけ「ねぇねぇ、おじさん! お じ さ ん!!」
    ケビン「え? ああ。……そうだな」
    デビット「…………」
    しんのすけ「何で急にみんないなくなっちゃったの? 倉橋ヨエコのライブ??」
    ケビン「多分な」
    デビット「…………」

    車内の後部座席の真ん中で、ケビンは銃をしんのすけに見せないように気を配りながら主に背後を
    助手席のデビットは正面に目を光らせながら無骨なナイフを堂々と見せびらかしている。

    531 = 508 :

    カットしたのか…

    532 = 527 :

    ケビンはしんのすけの問いに明らかに適当に返事をしている。
    子供ながら、しんのすけは自分がどんな質問をしても『多分』『かもな』の一言しか返ってこないのが理解できた。
    デビットにいたっては、声をかけられても一瞬視線をよこすだけだ。

    しんのすけ「も~もっとちゃんと返事してよ!」
    ケビン「ああ、悪ぃ……」
    しんのすけ「お?」

    太い眉毛をゆらしながら、しんのすけは気付いた。
    見ると、様子がおかしいのは二人だけでは無い。
    ハンドルを握るひろしの顔は見たことが無いほど強張って、時々唾を飲み込む音が聞こえる。
    さっきからずっと自分の手を握って話さないみさえは、反対の手でひまわりを抱えながら震えている。
    シロにいたっては、ワタアメを指示した覚えは無いのに足元で丸くなっていた。

    さっきの説明を、しんのすけは『幸いな事に』半分も理解していないのだろう。
    ケビンにはその事が救いに思えた。

    534 :

    今から寝ようと思ったのに・・・再開したww

    支援

    535 = 527 :

    まぁ、お隣の『平和』な主婦と目の前のサラリーマンは、理解こそすれ信じてはいないのだろう、とも思い、
    「多分信じてくれないだろうな」と付け加えたらありがたい話に自分達のナイト・オブ・ザ・リビングデッドを信じてくれたのだ。
    それも「自分達も『オカマ』の宇宙人と戦ったりシロの尻が爆弾になったり、西部時代で決闘をしたりした」という事も教えてくれた。
    信じてないならストレートにそう言ってくれや、全く。

    キィィッ!

    デビット「バカが……」
    ケビン「おいおい、音を立てすぎると奴らが寄ってきちまうって言ったろ?
        人の話聞かねーと出世できねーぜ」
    しんのすけ「分かりますか。いや~オラの父ちゃんったら足臭い上に万年係長で」
    ケビン「ブッwwwwwwwww」

    ちなみにそんな会話をしている最中にも、ひろしが車を止めた理由が前にあった。

    536 = 527 :

    「ゥ……ゥ…………」

    アンデッドが一体、彼らの進路を塞いでいた。

    しんのすけ「おお、ほっほームググ」
    ケビン「ひろし、ヤツをヒくのは最後にとっておけよ」ボソボソ
    ひろし「ヒかねえよ」ボソボソ
    デビット「おい、そのガキ達の目ぇ塞げ」

    538 :

    今日は書き貯めか
    支援

    539 = 527 :

    デビット「もっと近づけろ」
    ひろし「近づけてって……」
    デビット「早くしな」

    言う通り、アンデッドに車を少しずつ近づける。

    デビット「その辺でいい」

    しんのすけ「む~~~むぬ~~~」(見えないゾ~~~)
    ひまわり「///」(い、いきなり口と目を塞ぐなんて……まったく大胆なオ・ト・コね)

    アンデッドは近くで見ると、意外と若い顔立ちだった。
    おそらく、こんな事が無ければ受験やら、色々と人生があったのだろう。

    デビット「…………」スワン
    ひろし「ウッ」

    デビットは無言で、さも当たり前のように、全く無駄の無い動きで、ナイフをアンデットの額に突き刺した。

    540 = 527 :

    すぐに身体を車内に戻した。
    もう視線は正面に向いている。

    デビット「出せ」
    ひろし「…………はい」

    よく考えたら、しんのすけやひまわりの目を閉ざしたって何の意味も無かった。
    何でしんのすけがこんなノー天気な態度でいられるかは理解しかねるが、
    公園では似たような物を散々見せ付けてしまったし、いずれは生を見る事になるだろう……。


    …………………

    ひろし「……あっヤバ!」
    ケビン「どうした」
    ひろし「ガソリンが……」

    541 = 527 :

    ケビン「マジかよ……」

    見ると、ガソリンメーターが警告マークを光らせている。
    どこに逃げるかはまだ決めてないが、おそらくこれでは安全な場所までは逃げ切れないだろう。

    ケビン(この辺りにガメれそうな車は無ぇな……)「何でちゃんと満タンにしとかねーんだ?」
    みさえ「どうせ当分使う予定無いし、いいかなーって……てへ」
    ケビン「あんた、俺の母ちゃんといい友達になれんぜ……」
    しんのすけ「お、おじさんの母ちゃんも胸無しオババ?」
    ケビン「そんだけじゃねーよ、その上見栄っ張りでデブデブで、母ちゃんの上で二回寝返りしてもまだ母ちゃんの上なんだぜ」
    しんのすけ「いや~おケチのウチの母ちゃんには負けますな~」
    ケビン「お、そうかそうか、こりゃ参ったぜw」

    しんのすけ・ケビン「アッハッハッハッハッハッハ」

    げん  ゴケン! ゴケン!
    こつ  ゴケン! ゴケン!

    みさえ「 あ ん た は 、しっかりと後ろ見張ってなさい!」
    ケビン「イエス、サー……」

    542 = 505 :

    おお再開したのか
    支援

    543 = 527 :

    それから数分後、すぐ近くのガソリンスタンドに辿り着いた一行。
    アンデッドは先ほどのだけで、ここにも人っ子一人いない。

    給油機に車を寄せて、早速補給を……。

    デビット「金をホテルに置いてきちまった……ケビン、頼めるか?」
    ケビン「しょうがねーなーディビィ。……あれ? 札がとおんねーぞ? 壊れてやがる」
    デビット「……ひろし、金貸せ」

    ケビンの常識に、『日本でアメリカドルは使えない』が加わった瞬間であった。

    ひろし「あ、ちょっと待って……みさえ、サイフある?」
    みさえ「今出すわよ」



    シロ「!! アン、アン、アン、アン!!」

    544 :

    シロって頭良いよね、オマケに優しいし

    545 = 527 :

    しんのすけ「シロ? どーした」
    シロ「アン! アン! アン! アン!!」
    みさえ「ほらダメよシロ、お願いだからしずかにして。
        ケビン?」
    ケビン「ミサエ、シンノスケ。 いいか、絶対に車から出るなよ」

    ガチャ    バタンッ

    みさえの言葉に返事返さず、車を降りる。
    さっきとは比べ物にならないほどの表情を、ケビンはしていた。

    ケビン・デビット「………………」
    デビット「ひろし、お前が給油しろ」
    ひろし「え"~~~いや、いいけどさ。何で突然」

    ウォォ………………ンン

    546 :

    しんすけ「バイオハザードって素敵やん」

    547 :

    ガチで「しんすけ」に見えた俺は炎上してしまいたい。

    548 :

    シロあえぎ杉だろ

    549 = 527 :

    ひろしの能天気な疑問も、何かの遠吠えにかき消された。

    今の……声は?

    甲高い声は、明らかに聞きなれたアンデッドのソレとは違う。

    ウォォォ………ン……

    何だ?

    ここに居る6人と1匹は、みんなある程度の修羅場を経験はしている。

    その経験が無ければ、あるいは彼らは正気を失い走って逃げていたかもしれない。

    その小さな雄たけびには、それだけの力があった。

    ウォォ…オン

    違う、雄たけびじゃない!

    ウオオォォォンン!

    これは……呼びかけだ!

    ウォオオオ~~~~~~ン!!

    これは、テリトリーに入った獲物を確認して、仲間に合図を送っているのだ!!

    550 = 527 :

    ケビン「急げ!!」
    ひろし「うわわわわわっ!!」

    言われたとおり給油機に、今度はちゃんと通る札を入れる。

    もう遅かった。

    右から、左から、正面から。
    身体の一部を失いつつもまだ獲物へ向け疾走する事をやめない、野犬の群れ。
    そいつらが野原家の在するライトバンへ向け、走ってくる!

    みさえの悲鳴が横から聞こえたが、抱きしめるのは後だ。

    ケビン「ちきしょうめ!!」


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