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    元スレ蒼星石「変態を卒業しようと思うんだ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - ローゼンメイデン + - 水銀燈 + - 百合 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    JUM「いきなり何を言い出すんだ」

    蒼星石「僕は本気だよ」

    JUM「無理だね。出来っこない」

    蒼星石「やってみなくちゃわからないよ」

    JUM「やらなくてもわかるさ」

    3 = 1 :

    JUM「いいか、変態っていうのはなりたくてなるものじゃない」

    蒼星石「そうだね。気付いたらなってるもの……」

    JUM「そうさ。お前はなるべくして変態になったんだ」

    蒼星石「それは、ジュンくんにも言えることかな?」

    JUM「僕だけじゃない。全ての変態に言えることだ」

    5 :

    これは期待しておこう。

    6 :

    【京都】 巫女さん、きゅうりを胸にはさむ指導受ける…比売宮神社(画像あり)
    http://2chplus.2ch.net/test/read.cgi/superfree/1149943633/9
     ※画像:研修前におはらいを受ける巫女さん
     

    7 = 1 :

    蒼星石「だけど、変態はやめることが出来る」

    JUM「……本気でそう思ってるのか?」

    蒼星石「勿論さ」

    JUM「正気とは思えないな」

    蒼星石「正直ね、変態という狂気はもうこりごりなんだよ」

    JUM「こりごり? はっ! 心にもないことを」

    蒼星石「……そうさ、僕は変態さ。でも、本気でやめたいと思ってるのは事実だよ」

    JUM「……なんてこった」

    8 :

    期待しすぎ
    期待は地雷を呼ぶとエロゲで学ばなかったのか

    9 = 1 :

    JUM「お前は、僕を置いて元の世界に帰る気なのか?」

    蒼星石「ごめんよ、ジュンくん……」

    JUM「……」

    蒼星石「僕はね、思うんだよ。いつまでもおちんちんおちんちん言ってられない、ってね」

    JUM「その割には、“おちんちん”と言った時の顔は嬉しそうだったぞ」

    蒼星石「……これから直していくさ」

    JUM「変態は病気。これほど痛感させられたことはない」

    10 = 1 :

    JUM「とりあえず、理由を聞いておこうか」

    蒼星石「ジュンくんがそれを知りたいと思うのは最もだよ」

    JUM「ああ、何せ突然だったからな」

    蒼星石「……ジュンくん。僕を一言で表わすと何だい?」

    JUM「変態、だな」

    蒼星石「なら、ジュンくんは?」

    JUM「そりゃ、勿論変態さ」

    蒼星石「そこが問題なんだよ。キャラが――カブってる」

    11 = 2 :

    ばっか変態僕っ娘と変態メガネじゃ天と地の差だろ!!!

    12 = 1 :

    JUM「いいじゃないか別に」

    蒼星石「ジュンくん。変態は一人だけで良い……そう思わないかい?」

    JUM「まあ、確かに二人もいたら胃が持たれ――はっ!?」

    蒼星石「……」

    JUM「お前、まさか……僕のために!?」

    蒼星石「どちらかが変態でなくならなければいけないのなら、レベルの低い僕の方が消えるのは道理さ」

    JUM「蒼星石……」

    蒼星石「やだなぁ、そんな顔しないでよ!……これは、僕自身で決めたことなんだから、さ」

    13 :

    やめるんだ蒼星石!お前から変態キャラをとってしまえばただの半ズボンだ!

    14 :

    JUMより蒼星石のほうがインパクトで勝ってる!レベルとかじゃない!

    15 :

    でも原作では空気読めない空気キャラだし・・・

    16 = 1 :

    JUM「男の変態と、女の変態がいる。それじゃあ駄目なのか?」

    蒼星石「それは、僕が“僕っ娘”じゃなかったらの話さ」

    JUM「……確かに、一人称が“僕”の変態二人は定員オーバーだ」

    蒼星石「だよね」

    JUM「考え直す気はないのか?」

    蒼星石「僕が……変態の僕がそれを自分で許すと思う?」

    JUM「悪い、お前の決心に水を差す所だった」

    蒼星石「僕は水っぽい――っと、いけないいけない。こういうのもやめないとね」

    17 = 1 :

    JUM「だけど、変態をやめてこれからどうするんだ?」

    蒼星石「それを一緒に考えて貰いたいんだよ」

    JUM「変態で引きこもりの僕にか?」

    蒼星石「そう。ジュンくんなら、変態でないキャラもわかると思ってね」

    JUM「お前だってそれはわかるだろ?」

    蒼星石「だけど、主観的な変態と客観的な変態の違いはわからないよ」

    JUM「なる程。僕に変態のラインを超えているかの判定も頼む、ってことか」

    蒼星石「話が早くて助かるよ」

    JUM「僕とお前の仲だしな」

    18 = 5 :

    真紅におちんちんはやした人だよね?

    19 :

    変態変態うっせwwww

    20 = 1 :

    蒼星石「……それと、これは凄く個人的なお願いなんだけど」

    JUM「今さら何だ。言ってみろよ」

    蒼星石「僕が変態じゃなくなっても……今みたいに仲良くして欲しいんだ」

    JUM「おいおい、そりゃ無理に決まってるだろ」

    蒼星石「……あ、あはは、そうだよね。……ごめん、虫の良い事を言って」

    JUM「僕は、変態じゃなくなったお前と仲良くする。今とは違う付き合い方で、な」

    蒼星石「ジュンくん……!」

    JUM「ほら、感動してる暇があったらお前の新しいキャラを考えるぞ」

    蒼星石「……うんっ!」

    21 = 14 :

    え、なにこの空気? 腹立たしいんですけど

    22 = 1 :

    JUM「とりあえず、お前はこれからどういうキャラでいきたいとか考えはあるのか?」

    蒼星石「それが、全然」

    JUM「困ったもんだな」

    蒼星石「長い間変態をやっているとそうだよ。ジュンくんだってそうなると思うな」

    JUM「僕は変態をやめようとは思わない。いや、思わない」

    蒼星石「言い切ったね」

    JUM「当たり前だろ? キャラが変わったお前を楽しむために、僕は変態をやめないさ」

    蒼星石「そこまで期待されると困っちゃうなぁ」

    JUM「まず、変態の標的にされる事を困るようにならないとな」

    23 :

    続けて

    24 = 1 :

    JUM「よし、ここは姉妹を参考にするってのはどうだ?」

    蒼星石「彼女達を参考に?」

    JUM「ああ、そうさ。見本がある方が手っ取り早い」

    蒼星石「だけど、それじゃ彼女達とキャラがカブることになるよ」

    JUM「そこがお前の腕の見せ所だろ」

    蒼星石「魅せるキャラか……難しいね」

    JUM「とりあえず、一人称は“僕”だろ?」

    蒼星石「そこは譲れないね。“ボク”でも良いけどさ」

    25 = 1 :

    JUM「参考になるのは、水銀燈、真紅、雛苺あたりか」

    蒼星石「だね。翠星石と似たようなキャラになっても意味が無いし」

    JUM「金糸雀を参考にしても意味が無い、か」

    蒼星石「言うねぇ」

    JUM「それだけ真剣、ってことさ」

    蒼星石「金糸雀には悪いけど、ありがたいよ」

    JUM「お前も言うよな」

    26 :

    お前か

    27 = 1 :

    JUM「水銀燈だけど、お前には難しいんじゃないか?」

    蒼星石「そうかな」

    JUM「アイツは第一ドールだからな。それだけで意味がある」

    蒼星石「? どういうことだい?」

    JUM「これから言うことは創り手側の意見だ。その事を念頭に置いてくれ」

    蒼星石「わかったよ」

    28 = 1 :

    JUM「まず、ローゼンはお前達ローゼンメイデンを複数体作ると最初から思っていたのか?」

    蒼星石「それは僕にはわからないな」

    JUM「いいさ、家庭の話だから」

    蒼星石「ごm」

    JUM「蒼星石」

    蒼星石「ごめんよ。続けて」

    JUM「先が思いやられるな」

    29 = 1 :

    JUM「僕は、そうは思わない」

    蒼星石「それはどうしてだい?」

    JUM「変態視点で考えてみれば、答えは明白だ」

    蒼星石「……なる程、それは考えてもみなかったよ」

    JUM「究極の少女を得るのに、わざわざ回りくどい方法を取るか?」

    蒼星石「変態なら、すぐにでもゲットしたい所だよね」

    JUM「ある程度なら我慢も出来るけど、一定ラインを超えると、な」

    蒼星石「ジュンくん。僕が乗りたくなる話のふり方は……」

    JUM「悪い、つい」

    30 = 1 :

    JUM「究極の少女を得るために、それを創り出す。とんでもないド変態だ」

    蒼星石「お父様がそうだから、僕もそれに似たのかな」

    JUM「かもしれないな」

    蒼星石「だけど、お父様だけのせいには出来ないよ」

    JUM「まあな。原因の一つだっていうだけだ」

    蒼星石「因果なものだね」

    JUM「本当は大したことじゃないけどな」

    32 = 1 :

    JUM「ローゼンは変態、これは決定事項でいいな?」

    蒼星石「うん。議論をするまでもないよ」

    JUM「ある日、ローゼンは考えた……」

    蒼星石「究極の少女がいないのなら、自ら創り出してしまえば良いと、だね」

    JUM「時代を考えると、二次元が充実してなかったのも要因の一つだな」

    蒼星石「だから二次元半の人形でそれを創り出そうとした、か」

    JUM「恐らくな。僕だったらそう考える」

    蒼星石「二次元が充実してて良かったね、ジュンくんは」

    JUM「ああ。おかげで引きこもっていても平気さ」

    33 = 1 :

    JUM「妄想だけで止まれなかったローゼンはドール制作に取り掛かった」

    蒼星石「そこから考えられることは……お父様の変態レベルは高くなかった、ってことかな?」

    JUM「妄想で満足出来ない、っていうのは変態評価値を下げる理由にはならないさ」

    蒼星石「ドールを制作する技術があった故に、ってことかい?」

    JUM「触感を楽しみたかったんだろうな」

    蒼星石「一気に低俗になったなぁ」

    JUM「そんなもんだ。変態ってのは高尚なものじゃあない」

    蒼星石「だね」

    34 = 2 :

    何この悟りを開いた変態たちwwwwwwwwwww

    35 = 1 :

    JUM「注目すべきは、水銀燈は他のドールよりも年齢が高めに創られてる、ってことだ」

    蒼星石「どうしてそこが注目されるんだい?」

    JUM「お前、まさか長女だから年齢が高めに創られたなんて思ってたのか」

    蒼星石「違うの?」

    JUM「違うね、断言できる」

    蒼星石「凄い自信だね」

    JUM「変態で考えてみろ。ローゼンは、究極の少女の年齢を“長女だから”という理由で決めると思うか?」

    蒼星石「なる程。それは変態でいったら妥協だよね」

    JUM「その通り。ローゼンほどの変態が妥協をするとは……」

    蒼星石「思えない」

    36 = 1 :

    JUM「僕が思うに、ローゼンは迷ってたのさ」

    蒼星石「二次元か、三次元かをだね」

    JUM「ああ。まさに次元が違うことが問題だったんだ」

    蒼星石「妄想の中ではロリだったのに、形にしてみたらそうじゃなかった、って所かな」

    JUM「二次元と三次元は、かみ合う事はない。これは覆す事の出来ない事実だ」

    蒼星石「説得力があるね」

    JUM「まあな。その事に気付くまで、かなりの時間を要したけど」

    37 :

    俺このスレで変態を学ぶんだ

    38 = 14 :

    変態の哲学を学ぶスレになっとるwww

    39 :

    あれれぇの人じゃないかw

    40 = 2 :

    >>39
    俺もそう思った

    41 = 1 :

    JUM「ローゼンの妄想の中の水銀燈は、形にしてみるまで最高のロリキャラだった」

    蒼星石「だけど、実際に創ってみて――ドールにしてみたら意外な程大人に見えんだね」

    JUM「ああ、多分そうだろうな」

    蒼星石「焦ったお父様は……」

    JUM「次のローゼンメイデンの制作に取りかかった」

    蒼星石「原作とアニメの違う所は、水銀燈を最後まで作り上げたか否かだよね」

    JUM「変態的衝動を取るか、クリエイターとしての誇りを選ぶかの違いだな」

    蒼星石「原作のお父様の方が変態度数が低い、ってこと?」

    JUM「ああ。泣きながら続きを作ったかもしれないけど」

    42 = 39 :

    いざ動いてみたら最高の萌えキャラでした

    43 :

    原作とアニメとかメタ発言すんなよw

    44 = 1 :

    JUM「つまり、水銀燈はローゼンの変態的衝動がはじめて形になったドールって事だ」

    蒼星石「それは……」

    JUM「模倣しにくいだろう?」

    蒼星石「うん、残念ながらね」

    JUM「確かに、口調や性格を真似ることは出来る」

    蒼星石「けれど、ジュンくんから見たらそれはとても滑稽っていうことだね」

    JUM「ああ。だけど、変態じゃない人間が見ても違いはわからないと思うぞ」

    蒼星石「ジュンくんは滑稽だと思うんでしょ」

    JUM「勿論」

    蒼星石「なら、水銀燈を参考にすることはないよ」

    JUM「僕に気を使わなくてもいいんだぞ」

    蒼星石「変態であったから、変態にも気を使いたいのさ」

    45 = 39 :

    変態変態とw

    46 = 1 :

    JUM「次に真紅だけど……」

    蒼星石「とりあえず、だわだわ言ってれば問題ないかな?」

    JUM「まあ、間違っちゃいないさ」

    蒼星石「う~ん……」

    JUM「どうしたんだ?」

    蒼星石「一人称が“僕”で、真紅のキャラっていうのはどうなんだろう?」

    JUM「個人的には有りだな」

    蒼星石「この点ではジュンくんの嗜好は参考にならないよ。ゾーンが広すぎるもん」

    JUM「……役に立てなくて悪い」

    蒼星石「気にしないで。それは、とても良い事だと思うから」

    47 = 1 :

    蒼星石「一応、試してみようか」

    JUM「そうだな。考えていても始まらないなら、動いてみた方が効率が良い」

    蒼星石「それじゃあ――」

    JUM「……」

    蒼星石「――ジュンくん、紅茶を煎れてきて」

    JUM「悪い、ちょっとイラッとした。まあ、煎れてくるけど」

    48 = 39 :

    たしかにイラっとくるわw

    49 :

    ついに実践かw
    つか、淹れてくるのかよwww

    50 :

    真紅は本当にイラっとくるなぁ
    だから不人気なんだよな


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