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    元スレつかさ「ちくしょうかがみちくしょう」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - かがみ + - ちくしょう + - つかさ + - らき☆すた + - チョロ毛 + - 糸色 + - 色々と未完 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    701 = 617 :

    >>698
    ちくしょう

    702 = 645 :

    怖がってるかがみとつかさを後ろからギュッて抱き締めてあげたい

    703 :

    >>702
    二人は大変だろ?
    つかさは俺が引き受けるよ。

    704 = 679 :

    >>702
    二人は大変だろ?
    かがみは俺が引き受けるよ。

    705 = 644 :

    >>702
    二人は大変だろ?
    お前は俺が引き受けるよ。

    706 :

    ちくしょう完結しないぞちくしょう

    707 :

    1ってハンターの作者だろ

    709 :

    あげ

    711 :

    ちくしょう

    712 = 616 :

    >>665

    つかさ「ね、ねぇお姉ちゃん………」
    かがみ「なぁに?」
    つかさ「その話………この状況で話す必要はあるの………?」

    どう考えても怖がらせようとしているだけにしか見えない。
    意地の悪い奴だとは思うけど、でも本当のかがみはそんな奴じゃ………
    だめだめ、かがみは悪い奴なんだ!!
    この状況に飲まれちゃいけない!!!!

    かがみ「だってつかさが聞きたいって言ってたじゃない」

    残念そうな顔をしている!
    ざまぁ!!!思い通りになんてさせるものか!!!!!

    かがみ「やっぱり、つかさは怖がりなのね」
    つかさ「全然怖くなんかないよ」
    かがみ「そう、じゃあ続けるわ」


    ちくしょう!!!!学べよ私!!!!!!
    バカ!!バカ!!!!バカ!!!!!!!

    714 = 616 :

    この話はね、つかさには絶対に知っておいてほしいことなの。
    とても大事なことなのかもしれないから。
    何が大事かって?
    それはまぁ……おいおい話していくわ。

    とにかく、今は人形の話に戻るからね。

    それでその人形なんだけど……
    あ、私達が小さい頃は同じ部屋で寝てたでしょう?
    頭元にちょっとした床の間があるあの座敷。
    そうそう、そこに置いてあったわけ。
    人形が入っていた木箱をね。

    憶えてないの?
    あーつかさは夜になるとすぐ寝ちゃうからね……
    ま、憶えてなくてもいいわ、それでも話は先に進めるから。

    でね、その日もいつもと同じように寝ようと思ってたんだけど……

    717 = 616 :


    真夜中に目が覚めたの。
    何かが聴こえた気がしたから。
    うるさいなぁ……何の物音だろう……
    そう思いながら頭元を見てみると……

    木箱がね、空いてたの。

    辺りには新聞紙が散らばっててさ、
    きっとそれに人形が包まれていたんだろうけど……
    でも布団の中からじゃ木箱の中が見えないのよ。

    どうしたと思う?
    ……ねぇ、私はどうしたと思う?

    覗いてみたわ。
    木箱の中をね。

    するとね、中にはまだ幾らかの形を保った新聞紙が残っていたわ。
    うん、新聞紙はあったのよ。

    でも肝心のアレが無いの。
    そうよ、木箱にはアレが入っているべきでしょう?

    ……でも無かったのよ。

    人形が。

    718 = 616 :

    でね、その翌日青年が……
    そうなの、昨日人形の入った木箱を持って来ていた青年が……

    翌日ね、その翌日にはね……

    死んでた?
    まさか……生きてたわよ。
    それで『人形を木箱に入れ忘れちゃってたぜ、テヘッ』って言いながら持って来たの。
    そうそれだけ。

    よくよく考えてみるとさ、私は木箱の中を予め調べてなかったのよね。
    つまり本当に中に人形が入っていたかどうかは知らなかったの。
    ちなみに青年の実際の台詞は知らないから私のアドリブよ。
    だってその時、私とつかさは学校へ行ってたからね。

    え、カサコソって音?

    ネズミよネズミ、昔っから屋根裏で煩いし。
    今でもこの時期になると結構うるさいでしょ?
    ああ、つかさはすぐ寝ちゃうからね。
    私なんてしょっちゅう気にしちゃってもうね……
    新聞紙?
    たぶん新聞紙もネズミが齧ってたんじゃないの?

    さてさてここまでは前置きよ。
    そうなの、話はここで終わらなかったのよ。

    719 = 623 :

    よくこんな文章かけるなぁ

    あとは俺だけだ。マッタリかいてくれ

    721 = 616 :

    その夜、またもや目が覚めたの。
    同じような物音を聞いたからね。

    すかさず頭元を向いたわ。
    そこにはやはり散らばった新聞紙と開いている木箱。
    私は前日と同じ様子で中を見たの。

    すると無かったのよ。
    中には前日と同じように新聞紙だけで、人形なんてどこにもね。

    今日は確かに人形を持って来ているのを見ていた筈なのに……
    お父さんがこの箱にそれを入れているのを確認した筈なのに……

    翌日、また青年が来ていたわ。
    今度はしっかりと私の目の前で人形を抱えてね。
    で、その時はじめて人形を近くで目にしたんだけど、正直怖かったわよ。

    日本人形っていうのかな?
    あの典型的な小顔で色白でおかっぱ頭で真っ赤な着物を着こんでいて……
    まるで目を離した隙に歩きだしそうな……

    そんな事を考えていたらさ、青年がお父さんに訴えていたわ。

    「なぜなんですか!? どうしてうちにこの人形があるんですか!?
     これでここへ持ってくるのは3回目なのに、なんでうちに人形が帰ってくるんですか!?」

    その時わかったの。
    あの日、私が人形なんて入っていないって思っていた時から……
    既にその人形は私の頭元にあったということにね。
    そしてそれが……夜のうちに青年の元へと帰っていたということにも……私は気付いたの。

    722 = 709 :

    かがみ「ちくしょうただおちくしょう」

    723 = 616 :

    お父さんも流石に事態を重く受け止めたようだった。

    その人形は不思議なのよ。
    木箱から出して一晩中監視していたらピクリとも動かないの。
    よくよく見てみると可愛らしい顔つきをしているようにも見えた。
    けれどもある日、気を抜いて目を離した晩には忽然と姿を消してしまうのよ。

    まるで青年の元へと帰りたいと言わないばかりにね。

    さらに不思議なのは髪が伸びるのよ。
    背中辺りまでだったのが気付けば腰、そしてこなた並になって……
    注意して測ろうと思った時には地面に付く程にまで伸びていたわ。

    まるで生きているかのように髪が伸びていくの。

    結局、それからも神社まで持って来ても青年の家へと帰りついてしまう。
    どうしようもないと悟ったお父さんは青年に二択を迫ったわ。

    人形を焼くか、或いはそのまま青年の自宅に置くかという二者択一の問い。
    でもお父さんはこう付け加えていた。

    「強い願の掛かった人形を焼くのは気の毒だ。
     それに人形は災を齎してもいる訳でもないし、むしろ貴方を見守ろうとしているようにも感じられる」

    それから青年にその人形の出所を尋ねていったの。
    たぶん、ルーツを辿る事が解決への道だと踏んだのよ。

    724 = 709 :

    先が気になる

    726 = 709 :

    学校で寝れば良いだけ
    職場では寝られんよ

    727 :

    追い付いちゃったよちくしょう

    728 :

    あれ…まだあったんだ…
    なんかうれしい

    729 :

    これはきたい

    730 = 616 :

    言葉を切り、かがみが携帯電話を覗いた。

    かがみ「閉じ込められてから15分か………」
    つかさ「そろそろ心配して助けに来てくれるかも………」
    かがみ「………だといいんだけど」
    つかさ「えっと………それで人形の話は?」

    聞きたくはないけど、途中まで聞いてしまっては先が気になる。
    それに今の流れから行くと悪いほうへは向かわない気がする。
    大丈夫、怖くない。
    この暗さにも大分慣れて来たし。

    かがみ「結局、その人形は青年が引き取ることになったみたい」
    つかさ「どうして?」
    かがみ「どうも先日亡くなった祖母の形見だったんだって。
         だから初めから自分で直接処分出来ずにウチへと持って来てたらしいわ」
    つかさ「今はどうなったの?」
    かがみ「最初に言った通り、この間ウチへと運ばれてきて今は倉庫の中。
         あの時の青年が………じゃない、オッサンが結婚したという報告と共に運んできたからね」
    つかさ「へぇー………」
    かがみ「まるで役目を終えたみたいに人形は動かなくなって、髪も伸びなくなったとか」

    そんな話、初めて聞いた。
    倉庫のどの辺りに人形があるのかな?
    帰ったら探してみたいな………怖いけど………

    かがみ「結局ね、心配だったのよ。おばあちゃんは子供の行く末がさ。ま、これは私の勘だけどね。
         オッサンも暫く様子を見たらまた引き取るらしいし、一件落着じゃないの?」

    731 :

    追い付いたぜたぬき畜生

    732 :

    なんかすげぇ怖くなった
    らきすたなのに怖いSSだわ

    733 :

    おお 上がってる

    って何日目だよちくしょう…

    734 :

    これがけいたいしょうせつというやつか

    735 :

    まだあんのか

    736 = 613 :

    話に引き込まれたwww超おっかねぇよw

    ってかさりげなく>>726が名言を残した

    737 = 616 :

    かがみが静かに微笑んでいた。
    明るい溜息と共に髪をくるりと巻き取る癖を見せながら。
    それから少しだけ黙り込んで………そして意を決したようにこちらを向いた。

    かがみ「ねぇつかさ、私は思うの」

    表情が違う。
    暗がりの中だからとかいうものなんかじゃない。
    雰囲気が違う………まるで真剣そのものなんだ。

    つかさ「………なに、お姉ちゃん?」
    かがみ「私はね、人形にも命が宿るんじゃないかって、そう思うの。
         ほら、私達だって人間という”容れ物”に心だとか意識だとかが宿っている訳でしょ?
         それが例えば犬だったら動物な訳だし、カジキマグロだったら魚な訳で………」

    何を言いたいんだろう。

    かがみ「つまりはその”容れ物”が人間というモノでは無かったとしても、それはそれで何も変わらないことなんだって。
         おかしいかな?………ううん、おかしいよね、ごめん」

    それきり俯いていた。
    何が言いたいのか、何が真意なのかはよく解らない。
    それでもなんとなくここまでペースを握られていただけあって、このまま言い成りになるのは少し悔しい。

    つかさ「お姉ちゃんはおかしいよ、人形はやっぱり人形でしかないんだし。
         髪が伸びる人形が本当の話なのかどうかは別として、やっぱりそれでも人形は造り物だよ」

    だから私はそう返した。

    738 = 616 :

    ようやく前座が終わった
    ちょっと休憩

    739 :

    もう外明るいのに怖くておしっこいけねえよお

    740 :

    ちくしょうこええぞちくしょう背中うずうずしやがるちくしょう・・ちくしょおおおお

    741 :

    ほす

    清々しい朝だ

    742 :

    ほす
    携帯だけど追い付いた

    743 :

    いいよいいよ

    745 :

    追い付いたけど、なんかタカヤ読んでる時と似た気分だ

    747 = 613 :

    なんか空の境界思い出した

    748 = 681 :

    喪主

    750 :

    ほっほ


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