女｢お母さん、凄く美味しかったよ。｣

母｢そう、よかったわ。｣

女｢――ごめんね、心配かけて。｣

母｢いいのよ、貴女は何も悪くないんだから。｣

女｢…。｣

母｢まだ、事故の事は何も思い出せないの？｣

女｢…うん。｣

母｢そう…。でも嫌なことは無理に思い出そうとしなくていいから、ね？
　私とお父さんは、貴女が今まで通りに生活する事だけを望んでいるんだから。｣

女｢…ありがとう。｣

母｢あまり無理をさせてもいけないし、そろそろ私は行くわね。｣

女｢うん。｣

母｢また明日、来るわ。｣

女｢うん、ありがとう。｣

母｢それじゃ、お大事にね？｣


がちゃ


――ぱたん

お風呂入ってきやす。
>>1さん何処いったのだ…

女「記憶、記憶……」

男「何か見つかりそうですか？」

女「あ、チョコ♪」

男「チョコですね」

女「お一ついかがですか？」

男「いえ、甘いものはちょっと」

女「でもビターですから」

男「ビター？」

女「はい。私、チョコはビターって決めてるんです・・・あっ！」

男「どうしました？」

女「私、今！こ、これが……記憶…？」

男「なるほど。少しずつ、取り戻していきましょう」


試演

くそねむい

あげ

ｶﾞﾁｬｯ　ｷｨ

医者「体の調子はどうかね？」

女「あ、先生…おかげさまで記憶以外はバッチリです」

医者「そうか…それは良かった」

女「はい///　早く記憶も取り戻して、元の生活に戻りたいです」

医者「じゃあ早速…」

ｸﾞｲｯ

女「え、な、何ですかっ！？」

医者「難病の患者がいるんです！もうあなたのお力に頼るしか…！」

女「え？ど、どこに行くんですかっ？」

医者「手術の用意は整っています。さぁ皆！今日は女先生のメスさばきをしっかり見て勉強するんだぞ！」

女「…むりぃいいいい！」

男「やあ、豚汁の調子はどうだい？」

女「豚汁乗せてるぐらいが丁度良い気がしてきたわ…」

男「ん…？今日の豚汁は……！」

女「な、何！？まだ豚汁に秘密があるの！？てゆーか作ってるのお母さんなんだけど！？」

男「ニンジンが入ってないんだよ！こうしちゃいられない！」　

ｷｨ　ﾊﾞﾀﾑ

女「今度は何なのよぉ…」

ｶﾞﾁｬｯ　ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀｯ

男「もう大丈夫だぞ！」

総理大臣「中近東の過激派の鎮圧に成功しましたよ」

女「あ、はぁ……（むしろ豚汁の秘密が気になってきたわ）」

>>1おかえり～、でいいのかな

>>60
ごめん違う、似せただけ


女「あーあ、いつになったら退院できるんだろ…」

軍服の男「……」　ｼﾞｨｰ

女「………（何か、ドアの影から覗いてる人がいる）」

軍服の男「………現在は動き無し、このまま監視を続けます」

女「…（私って、監視される様な女だったの？）」

軍服の男「はい、動きがあればすぐにお知らせします…女友様」

女「…今なんか聞き覚えのある名前が」　ﾁﾗｯ

軍服の男「…！き、気づかれたぞ！緊急離脱！緊急離脱！」

ｶﾞﾀﾀﾝｯ！ｽﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ････

女「………えーと…寝よう」

そうだったかｽﾏｿ

>>62
期待させてすまん


女友「女っ♪記憶はもう戻った？」

女「んーん、まだ…（うわぁ、なんか顔あわせづらいよぉ…）」

女友「女……何か今日元気ない…」

女「（気づかれたっ！）そ、そんな事ないよぉ！ほら、ぜんぜん元気」

女友「そんな時はコレだよね…」　ｺﾞｿｺﾞｿ

女「げんき……コレ、なに？…なわ？」

女友「忘れたの？どんなに元気が無くてもこれで縛れば…////」

女「…私が女友を？」

女友「そ、そう！それから私をコレで…////」　ｺﾞｿｺﾞｿ

女「…な、なななナイフ！？」

女友「さぁ！いつもの様に熱く責め立ててっ！」

女「拷問！？拷問の方だったんだ！？」

女母「枕取替えに来たわよ～」

女「あ、でも今は病院の枕にも慣れたから…（あの餃子、ニラくさくて眠れなかったのよね…）」

女母「またそんな事言って～。ほら、遠慮しないのっ♪」

ﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻｯ

女「いや遠慮じゃなくてって……小松菜？」

女母「そうよ？この時期探すの大変だったんだから」

女「……そう、なんだ（何で青菜系ばっかりなの？）」

女母「本当はこっちの方が好きだったんだもんね…今日はぐっすり寝なさいね☆」

女「…あり、がと（今度は青臭い…）」



ネタ切れた　>>1の帰還を祈って寝る

寝る前に保守

記憶「はぁ……はぁ……」

女「見つけた！　わたしの記憶ー！」

記憶「おっと、捕まってたまるかよ！」

女「今日こそお前を取り戻ーす！」

記憶「もうイヤなんだよ！　一度も引き出されないのに、飼い殺しなんて！」

女「そういう記憶に限って不意に必要になるから困ったもんサ」

記憶「贅沢させてくれとは言わない。
　　　　ただ、折に触れて思い出してもらえるだけでいい――私はそれだけで満足だったのに」

記憶「いや、もうよしましょう」

記憶「終わったんですよ。私と、貴女は――」

女「まだだ！　まだ終わらんよ！！」

病室のドア「ばたん！」

女「見つけた！　あの人の記憶！」

記憶「……貴女……は？」

女「あんたの主の恋人よ！　ああ。これでようやく、あの人もわたしのことを思い出してくれる……」

女「さあ！」　ぐいっ

記憶「あ、ちょっと……！」

医者「お待ちください」

女「なに？」

医者「まことに申し上げにくいのですが……その方は、その……記憶を失っておりまして」

女「……」

記憶「すいません。せっかく捜していただいたのに……思い出せないんです。自分が何者なのか」

女「…………」





女「ねーよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

結局眠れなかった　あげたれ

女「記憶ゥー！　ようやく見つけたぞ！」



記億「……え？」



女「すいません記憶違いっしたァ――――――――ッ！！」

女「い、いや、でもなんか似たようなもんっぽいし、代用にはなる……かな？」

女「ど、どーしよ……」

男「あいつ、記憶、取り戻したんだって？」

友「らしいんだけど、さあ……」

男「なにか、問題でも……」



旧記憶「……フンッ」

新記憶「……なにさっ」

女「あああああああ、喧嘩はやめてぇ～。せっかく記憶を取り戻したのにぃ～」

旧記憶「二股なんてサイテー！　わたしがいない間に新しい記憶作っちゃうなんて！」

女「無茶いわんといて～。日々、自然にたまってくものなんだからぁ～」

旧記憶「しッ……自然に！？　貴女、自然に浮気するような人だったの！？　さ、最悪ぅー！！」

新記憶「う、ふ、ふ……あなたがいやな記憶だったから捨てられたのよ。諦めてどっかお行きなさいな」



友「……で結局、両方に愛想尽かされて逃げられちゃって」

男「……でその両方を捜したら今度は三つどもえになるってか……」

友「あいつもいいかげんしゃきっとしないとねぇ。どんどん人数増えてややこしくなるだけなのに、さ」

断崖絶壁「ざっぱぁーん」

女「記憶ッ――！」

記憶「イヤッ！　来ないで！　来たら、飛び降ります！」

女「はやまるなー！！」

記憶「いまさら……いまさら、なにしに来たっていうのッ！？」

女「あんたを、取り戻しに来たに決まってるでしょ！　必要なのよ、わたしには！」

記憶「必要なくせに、ろくに思い出せやしなかったじゃない！　いらないんでしょ、わたしなんか！」

女「いやだって細部まで完璧に覚えてる奴ぁいないって……」

記憶「じゃあ、最後にチャンスをあげる……」

記憶「わたしの質問に答えて」

記憶「わたしのこと、本当に大切だっていうのなら、ちゃんと記憶してるはずよ！」

女「……」



女「いやだからその記憶は今そこにいるあんたなんだってばさぁ――――――！！」

ほ

あげ

>>1だけど、このスレ落ちたもんだと思ってたのに残ってるwww
ということでしばらく細々続けようか

『力士の乳首が世界を変えた！』

女「………前から思ってたけどこの本って何が書かれているのよ？」

女「き、気になって仕方ないじゃないのよ…！ちょ、ちょっとだけ…」

ﾊﾟﾗｯ

『特別寄稿：力士の乳首からマクロ経済を捉える』

『超大型連載：明日乳首になれるかな？』

『高見盛、乳首に違和感。長期療養か』

女「………」

女「完全にムー的な雑誌じゃない…私って一体…」

女「あ、お母さんがi-pod持ってきてくれてる」

女「音楽でも聴いて暇潰ししようかな」

女「そういえば前の私って何を聞いてたのかしら？」

『ベナン共和国国歌』

『グルジア国歌』

『モンテネグロ国歌』

『君のひとみは１００００ボルト／堀内孝雄』

女「………」

女「マニアックな国歌ばかりの中に１曲混じる堀内孝雄の意味が分からないわ…』

女「病院だけどネット完備っていいよね」

女「あ…もしかして私の名前をググったら何か分かるかも』

『女 の検索結果 約 8,700,000,000 件中 1 - 10 件目 (0.89 秒) 』

女「………」

女「何で８７億もヒットするのよ…アルファベット１文字検索するより多いし…」

女「どうしよう・・・」

男「どうしました？」

女「昨日の夜から今朝にかけての記憶がないッ！！」

男「はい…？」

女「この間に一体何が・・・？」

男「……それはもしかしたら」

女「え？何か知ってるんですか？」

男「いえ、寝てただけなんじゃないですか？」

女「・・・ｱﾗ､ｿｰﾃﾞｼﾀﾈ」


試演

まだこのスレあったのかｗｗ

女「は…は…ほえーっくちッ！」

女「ずず…あー、くしゃみが…―――」

ｺﾞｺﾞ…ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…！

女「じ、地震ッ！？」

ｶﾞﾁｬｯ

女母「あら、またくしゃみしたのね…まあこのくらいの震度なら被害は出ないかな」

女「えっ！？今の地震、私のくしゃみのせい！？何ッ！？私のくしゃみは天変地異を司るのかしらッ！？」

鳩「パオーン！パオーン！」

雀「キシャアアアアアアアアアッ！」

猫「クルルッポー」

女母「あら、今日は中庭にたくさんの動物たちが集まっているわね♪」

女「………」

女母「あら、どうしたの？みてみて、猫いるわよ？」

女「………い、いやなんでも」

女母「鳩もかわいいわね」

鳩「パオーン！パオーン！」

女「………私がおかしいのよね、うん…たぶん私がおかしいのよ…う、うーん？」

ｺﾝｺﾝ　ｶﾞﾁｬｯ

医者「やあ、調子はどうかね？」

女母「あら先生。いつもお世話になってます」

女「くぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ；＠：ッ！？きゃああああああああああッ！？」

医者「ど、どうかしたのかね？私だよ」

女「ぜ、全裸のおっさんが！全裸のおっさんが！」

女母「当たり前でしょう？先生はいつも全裸じゃない？」

医者「クールビズは全裸じゃないか。はっはっは、さてはまだ記憶が混乱しているとみえるね」

女「え、ええー…ク、クールビズ…あれぇ？ええー…？」

医者「これは？」

女「…犬？」

医者「違うね、これはモグラ。じゃあこれは？」

女「…ソーセージ？」

医者「違う違う。これはティムティムだ。じゃあこれは？」

女「…に、人参じゃないかな、と」

医者「何を言ってるんだ、これはバルカン半島だよ？」

女「は、半島ッ！？どう見ても人参ですケドっ！？」

医者「ふーむ、まだ記憶が混乱しているようだね」

女「………（わ、私が悪い…のよね…？はあ…）」

看護師「女さーん、ファンレターが大量に来てますよ」

女「ふ、ファンレター！？」

看護師「実は私もファンなんですケド…頑張ってくださいね♪」

女「何の！？私の一体何のファン！？」

手紙１『先週放送のストイックなレズ新聞記者の役柄がたまりませんでしたッ！』

手紙２『先月発売の自伝読んで感動しました！』

手紙３『持病のリューマチが進化しました！』

手紙４『万歳！女様万歳！』

手紙５『宇宙の平和は女陛下によって守られている！』

女「何ッ！？私は女優ッ！？もしくは小説家ッ！？やっぱレズなのカシラっ！？
　　てゆーか最後の方のやつ何ッ！？私なんかの教祖か支配者ッ！？意味ワカンナイんだけど！」

ちょっと休憩
これネタ探すのが難しいな…

がんばれー、応援してる！

超古典ジャンル

ほし

保守

あ

話を肥大化させようとして収拾がつかなくなった感は否めない

☆

支援

>>92
貴様は言ってはならぬことを言った！
まあそうだけどさｗｗｗ

ダメだ続かない
残っていたら夜に戻る
で、ｓｓ投下して収拾をつける
どっちみち俺は明日から出張で深夜以降は投下なんてできないし
だから夜戻るまで誰か書いててくれると嬉しいが、まああまり期待はしないでおこう
そして俺が戻るかどうかもあまり期待はしないでくれ

ドラゴン「ぐがぁ～、ごがぁ～……すやすや」



男「またやっかいなところにあるよな、お前の記憶も」

女「記憶は人間の持つ最高の宝物。財宝大好きなドラゴンが溜め込むのも無理はないというもんですよ」

男「じゃ、寝てるうちにこっそり取り戻しますか」

女「おｋ」

男「……」

女「……」

男「近付けない？　俺が取ってこようか？　どれ？」

女「考えてみれば記憶のないわたしには、どれが自分の記憶なのかわかる術もなかったのです……」

男「オイィッ！？」

ドラゴン「……なにをしている、人間ども？」

男「うわっ気付かれた！」

女「ぷるぷる。わたし、悪いベオウルフじゃないよ？　いぢめないで！」

男「ドラゴン相手にその名前は死亡フラグだぁ――――――――ッ！！！！」

おお、>>1が戻ってきてるじゃないか
☆

特定はしないがこの>>1のssは期待してもよさそう

ほ

ほい