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    元スレ新ジャンル「転校生はアメリカ人」

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    1 :

    先生「えーと、私たちのクラスに転校生がやって来ましたぁ。アメリカから来た子だから、いろいろ教えてあげてねぇ」

    「My name is Anderson. Nice to meet you.」

    クラスのみんな「ないすちゅーみーちゅーとぅー!あんだーそん!」

    先生「ハイ。それじゃアンダーソン君は…、女さんの隣に座ってくださいねぇ」

    3 = 1 :

    「…女。女。おんな!」

    「う…。むにゃむにゃ」

    「起きろ。一限始まるぞ」

    「…何の授業だっけ?」

    「英語だよ英語。しっかりしろよな」

    「あ、うん」

    4 = 1 :

    「ねぇ男くん。隣の机に荷物が置いてあるよ?」

    「ああ、転校生が来たんだ」

    「て、ててて、テンコウセイ!?どこ?どこにいるの?」

    「あそこに人が固まってるだろ。あの中心だよ」

    「……見えないや」

    7 :

    来たまえ、アンダーソン君

    8 = 1 :

    キーン コーン カーン コーン…

    「ほら、戻って来た」

    「…あの人?金髪の」

    「ああ。アンダーソンって言うんだと」

    「あんだあそん?安田亜孫?変わった名前だね…」

    「お前何か勘違いしてないか…?」

    先生「はいはいっ!座って座って!」

    「やべっ」

    「………」

    10 = 1 :

    「………」ガタッ

    「亜孫くんって言うの?」

    「………?」

    「わたしは女。よろしくね」

    「………」ペコッ

    「…緊張してるの?」

    「………」ペコッ

    「…?」

    11 = 1 :

    先生「いいかぁ?ここは過去完了形の完了だ。完了だぞ?いいな?」

    「過去完了形の完了、と」

    「………」ウトウト

    先生「くぉら!女ぁ!起きろ!三行目を読め!」

    「…へっ?」

    (また寝てたのか…)

    「えっ?えっ?どこ?」

    「………」スッ

    「…ここ?でも何て読むのか分からないや」

    「~~~~~」ボソッ

    「…って読むの?ありがとう!」ガタッ

    「~~~~~」

    先生「ふむ…。読めたじゃないか。ちゃんと起きて聞いてろよ」

    「亜孫くん、英語上手なんだね」

    「………」ニコッ

    12 = 1 :

    ~放課~

    「亜孫くん、さっきはありがとね!」

    「………」コクン

    「まだ緊張してるの?」

    「………?」

    「おい、女、お前やっぱ勘違いしてるぞ」

    「何が?」

    「こいつは亜孫くんじゃなくて、アンダーソンだ」

    「オシャレな名前だね。日本人じゃないみたい」

    「だから、日本人じゃないんだよ」

    「……えっ?」

    「………」ニコッ

    14 = 1 :

    「に、日本人じゃないの?」

    「見れば分かるだろ。金髪だし、顔の造りが違う」

    「た、確かにカッコいいとは思ったけど…。金髪は染めたんじゃないの?」

    「ったく…。アンダーソンはアメリカから来たんだ」

    「………ハイ」

    15 = 1 :

    「そっかぁ…。アンダーソンくんはアメリカ人だったんだ」

    「分かるだろそのくらい…」

    「なんか先入観に邪魔されちゃって…」

    「はいはい」

    「………」

    「じゃあ改めて、よろしくね、アンダーソンくん!」

    16 :

    スミス「この舞台は気に入ったかね?」

    18 = 1 :

    ~昼休み~

    クラスの女子たち「アンダーソンくん!一緒にご飯食べない?学校案内もしてあげるからさぁ」

    クラスの男子たち「俺らと食おうぜ!アンダーソン!」

    「………」

    「わたしたちは屋上で食べよ?」

    「またか…。まぁいいけど」

    「………あの」

    「?」

    「一緒に、お昼、いいですか?」

    「いいのか?みんなが誘ってるぞ」

    「…ボクは、あなたたちと、食べたいです」

    「いいよ。一緒に食べよ?」

    19 :

    フォーカス使いか

    20 = 1 :

    >>17
    元ネタはそいつです
    さっそくバレたか…

    ~屋上~

    「今日もいい天気だね」

    「そうだな…。おーい。アンダーソン。こっちだ。ここ昇るんだよ」

    「ここ、ですか?」

    「高いから、気を付けてね」

    「………ハイ」ガシャガシャ

    「うっしょ」ガシャガシャ

    「高い…ですね」

    21 :

    思ったよりかたことじゃなかった

    22 :

    ま~た新ジャンルなのに>>1以外は書かないスレか

    24 = 1 :

    「ほら、ここからだと、この町がぐるっと見渡せるんだよ」

    「すげぇだろ」

    「ハイ…。すげぇ、です」

    「さ、やっと落ち着いたし、自己紹介でもするか」

    「そうだね。じゃまず、わたしから」

    「ハイ」

    25 = 1 :

    「わたしは女って言います。えっと、趣味はお昼寝で、好きな食べものは魚でーす」

    「昼寝と魚が好きって…。猫かよお前」

    「ボクも、好きです」

    「どっちが?」

    「どっちも、です」

    「そっか。仲間だねぇ」

    「何の仲間なんだ?」

    26 = 1 :

    「じゃ、次は男くんだよ」

    「ん…、俺は男って言って、こいつの幼なじみ。いいか、恋人じゃあないぞ?」

    「ただの、幼なじみですか」

    「そう、ただの幼なじみだ」

    「男くんひどい」

    「お前はな、俺にくっつきすぎなんだよ。みんなから変な目で見られんぞ?」

    「変な目?」

    「カップル扱いされるんだよ!」

    「困ってるの?」

    「……まぁ、それなりに」

    27 :

    >>22
    そう思うならてめぇも書きやがれwwwwwwwwww

    28 = 1 :

    「次は、ボク、ですね」

    「おう」

    「ボクは、アンダーソンと言います。父はアメリカ人で、母は日本人です」

    「だから英語も日本語も上手なんだね」

    「日本語は、分からないことが多いので、教えてください。よろしくお願いします」

    「この親善大使が、何でも教えてやるよ」

    「わたしは、英語について知りたいんだけどなぁ」

    29 :

    アンダーソンの家が燃える展開マダー?

    30 = 1 :

    >>29
    お前ら馬鹿?

    「………む」

    「どうしたの?男くん」

    「いやな、アンダーソンは日本語が知りたくて、女は英語が知りたいんだろ?ならさ、お互いに教えあえばいいんじゃないか?」

    「へ?」

    「よし、アンダーソン。女にばんばん英語使ってやれ!」

    「え?え?」

    「いいんですか?」

    「お前が分からん日本語があったら、女から教えてもらえばいい。さっきまでの授業から察するに、なかなか頭良さそうだしな」

    「…ハイ。やってみます」

    「えっ?英語なの?」

    31 = 27 :

    アンダーソンが女をNTRか……

    32 = 1 :

    ここからは新ジャンルっぽく、淡々と日常的な雰囲気にします

    あと、魔王のアンダーソンからは、名前とイメージを拝借しただけです

    父親は一流企業の経営者じゃないし、クラスメイトにはボコボコにされないし、家も燃やされないし、じゃんけんもしません

    33 :

    要はみんな自由に書けってことだな

    35 = 1 :

    「ねぇ男くん男くん、ホラ」

    「なんだそれ。単語帳?」

    「アンダーソンくんがね、新しい単語を覚えたら、そこに書いておこう、って」

    「ほう。なるほどね」

    「男さんも、いりますか?」

    「いやぁ、俺は…」

    (前回のテストは62点…)

    「も、もらう。英語は大事だよな…」

    「?」

    36 = 1 :

    「~♪」シャカシャキチキチキ

    「男くん、また音楽聴いてる…」

    「彼は、何聴いてるんですか?」

    「TMレボリューションって歌手」

    「Revolution?」

    「は、発音すごいね…」

    「意味は、日本語で何ですか?」

    「えっ?何だろう。男くんに聴いてみよう…」

    37 = 1 :

    「男くんっ」ポンポン

    「何?」

    「レボリューションってどういう意味?」

    「Revolutiouですよ、女さん」

    「えぇっと…、革命だったかな?」

    「革命?」

    「カクメイ?」

    「…何て説明すりゃいいんだ?」

    38 = 17 :

    アンダーソン綴り間違えんなよ

    39 :

    転校生イメージ画像

    40 :

    >>32
    寅さんは好きだろ?

    41 = 1 :

    「えっと、まぁ、なんだ。とにかく、単語帳に書いとけ」

    「レボリューション、と」

    「英語で書かなきゃ意味ないだろ」

    「綴りは?」

    「R、e、v、o、l、u、t、i、o、n」

    「ふむふむ」カキカキ

    「ボクは日本語、書けないです」

    「そっか。まぁ少しずつ覚えてこうか」

    「ハイ」

    (それにしても、革命、って説明できないな…)

    42 = 1 :

    >>38
    な、なぜ気付いた…
    >>39
    あはは
    >>40
    寅さんは日本の心です!

    43 = 1 :

    「アンダーソンくんは、なんか聴くの?演歌とか!」

    「演歌は、好きです。でも、あまり聴きません」

    「そっか。じゃあ、ロック?ロックンロール?」

    「Rock'n'rollですよ」

    「ろ、ろっけんろーう?」

    「Rock'n'roll」

    「ぅろっけんろーう」

    「Yes!! Rock'n'roll!!」

    「ぅろっけんろーう!」

    「Rock'n'」

    「ぅろぉーう!」

    「落ち着けよ…」

    44 = 1 :

    「アンダーソンくんの今日の弁当は何かな?」

    「おいおい、つまみ食いする気か?」

    「いいですよ。男さんも、女さんも、食べてください。母の、テツクリです」

    「わーい。ありがとー」パクッ

    「じゃあ、一口もらうぞ?あと、テツクリじゃなくて、手作り、な」パクッ

    「手作り、ですね」

    「…うっ」

    「こ、この卵焼き…」

    「わ、わしゃびが入ってる」

    「ワシャビ?わさびなら、母が、よく使いますよ」

    「だからって卵焼きに入れるか?普通…」

    45 :

    カクメイの意味説明できなくても、レボリューションの意味知ってれば問題ないだろ
    カクメイ=レボリューションなんだから

    46 = 1 :

    誰もいないのか?

    「次は実験室か…。アンダーソン、案内してやるから来いよ」

    「アンダーソンくんならいないよ?」

    「どこ行ったんだ?」

    「委員長のお手伝いしてたよ。ノート運んでた」

    「何だそうか。なら、先に行ってよう」

    (そういえばアンダーソンが俺たち以外のやつと話してるところ、ちゃんと見たことないな…)

    (大丈夫なのか?)

    47 :

    いるよ

    48 :

    ここにもいるぞ

    49 = 1 :

    >>45
    確かにそうだけど、実際に説明するとしたら、どうなんだろうなって…

    <<職員室前廊下>>

    委員長「ありがとね、アンダーソンくん。手伝ってもらっちゃって」

    「いえ、どうぞお構い無く」

    委員長「お構い無く、なんて、私たちでも使わないわよ?堅苦しいわ」

    「カタクルシイ?」

    委員長「…なんて説明すればいいの?とにかく、ありがと」

    「どういたしまして」

    委員長「うむ。それでよし!」

    50 :

    SS多いな
    パワプロ+エヴァの追い付いてないのにまた見つけちまったよ


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