男（今日は……学ランか。まあ基本は学ランだからな）

男「番長、おはよう」
女「ん？……ああ、君か。おはよう」
男「今日もその恰好なのか」
女「当然だ。番長といえばサラシに学ランだろう」
男「そうじゃなくて……まあいいか。ボタンをちゃんとしろ。周りの目があるから」
女「それは駄目だ」
男「だって胸が……いや、何で駄目なんだよ」
女「学ランの前を留めるのは番長っぽくない」
男「……………」

女「そもそも番長というのは――」

「きゃー！猫が河にー！！」

女「……君、ちょっとこの学ランを預かってくれ」
男「へ？……って、おい！番長！！」

女「ふー……なんとか間に合ったな」
男「それはいいんだけどさ、番長」
女「うん？」
男「サラシがはだけてるし……その、透けてるぞ」
女「え？――わっ、わあぁ！！見るな、見るな馬鹿ぁぁっ！！」
男（サラシのみと学ランは大差無し……と）

男「と、とりあえずほら。学ラン着ろよ」
女「前を留めるのは……嫌だ」
男「じゃあどうすんだよ？」
女「きっ、君の家まで行けば服くらいあるだろう？」
男「あ、あるけど……そこまでどうすんだよ！？」
女「学ラン羽織って、君におんぶしてもらう」
男「え？」
女「番長命令だ」
男「……………」

（ふにゅっ）
男「あのー……やっぱり…」
女「黙って歩け。本当はおんぶされるのも嫌なんだ」
男「はあ……そうか」
女「き、君だから特別にだな……んっ、ば、馬鹿、そんなに早く動いたら擦れるっ！」
男「知らんがな」
女「ゆ、ゆっくり歩け、たわけっ！！」
男（たわけってお前……）

こち亀スレだと思ったのに

続けたまえ

女「シャワー借りるぞ」
男（何かもう誘われてる気しかしない）
男（というか、意外に大きかったというか）
男（ちょっと、こう、固いのがあたって）
男（ふひひ……）

女「おい」
男「うぉあっ！？上半身サラシで来るなよ！」
女「だって……学ランはびしょ濡れだ」
男「そりゃまあ、びしょ濡れのお前が着たから……というか服貸す為に来たんだろ」
女「あ、ああ……そうだった」
男「姉貴の部屋から見繕うか。私服校だし」

子供っぽいパンツを穿いたら精神年齢が下がるわけですね

なんかのRPGにそんなキャラ居たな

女「ば、馬鹿なのか！？こんなみ、ミニスカート着られるか！！」
男「じゃあサラシとパンツだけで学校行くのか？」
女「な、い、いや……それは、流石に…」
男「じゃあほら、早く着ろ」
女「他にも服はあるだろうが！！ほら、沢山！！」
男「他は全部姉貴の商売道具なんだよ」
女「え……あ、それって…み、みず……」
男「いいから早く着ろ」
女「……ごめん……ってそれとこれとは話が別じゃないか！？」
男「ちっ」

男（今日は……裸か。……ってマッパかよ！？）

男「露出狂、おはよう」
女「見てっ！もっとあたしを見てぇぇっ！！」
男「どうでもいいけど通報されないようにな」
女「そのスリルがまた　カ・イ・カ・ン！」
男「ここで学ランを着せると」ﾊﾞｻ
女「はっ！？サラシがない！？キサマァ！私のサラシをどこにやったァ！？」
男「ここで学ランを脱がすと」ｻｯ
女「脱がしてぇ！もっと脱がしてぇぇぇー！」
男「再び着せる」ﾊﾞｻ
女「サラシがないと前を開けられないじゃないかァ！」
男「脱がす」ｻｯ
女「アアン！乳首こすれるぅっ！！」
男「着せる」ﾊﾞｻ
女「さっきから何をバサバサやってるんだアアンッ」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
男「混ざってやがる」

女「じゃ、じゃあほら……君の服を」
男「番長が身につけた服で俺が変なことしない保証は無いぞ？」
女「く、くぅ……わ、わかった、わかったよ！！着るよ！！」
男「そうしろ」

女「み、見えてないかな？」
男「見えない見えない」
女「もう……こんなの恥ずかしい……」
男「あんまりもじもじしてると怪しいぞ」
女「し、失礼だなぁっ！恥ずかしいんだから仕方無いじゃない！！」
男（相変わらず着る服によって性格変わるなぁ……）
女「あ、早く行かなきゃ！男君、急ごう！」
男「あー、へいへい。走るとパンツ丸見えだぞ」
女「！！や、やだっ、もぉ……」
男（ミニスカで正統派とは意外だ……）

http://m.mixi.jp/show_friend.pl?guid=ON&id=16923795

女「………」

男「おい？なにぼーっとしてんだ？」

女「…めんどくさい…」

男「…どうした？」

女「テレビは？パソコンは？…なんで私学校なんかにいるの？」

男「………」

女「はぁ…めんどくさい…早く帰りたい…ってか帰らせて」

男「…しらねーよ」

女「…はぁー…だるい…」

男「ジャージは引きこもり…か？」

女「…もう誰か私を家に連れて帰ってよ…」

男「…ダメダメだ…」

女「男君はね、もっと女の子に優しくしないと駄目だよ」
男「そんなこと言われてもな…」
女「だって、本当は、その……凄く優しいでしょ？」
男「いや、それは無いと思うがな」
女「うーん……素直じゃないなあ、もう」
男（このキャラ苦手だな……）

女「土下座しろ」
男「はあ？」
女「学ランが乾いた今！！私とお前の形勢は逆転だ！！」
男（うるせえなコイツ……）
女「さあ！番長の私に服従するがい――」
男「ほれ、ネコミミ」
女「うっ……にゃ、にゃにをする！は、外すにゃ！早く外せ、馬鹿もにゃっ！！」
男（番長＋ネコミミは相変わらず面白いな）
女「ふ、ふざけるにゃあっ！！く、くぅ……っ」

女「次は体育か……サボろうかな」
男「ちゃんと出ろよ。……今日は確か水泳だったか」
女「うー……わ、わかったよ。出ればいいんだろう」

女「あ、あの……一緒に泳ぎませんか？　な、なんてー……えへへ」
男「そうするか」
女「え、ほ、本当ですかっ！？……あ、スイマセン。つい、大きな声を……」
男（スク水は……健気？）

そろそろ着せる服の種類が意外と思いつかないことに気付く頃か

女「気持ちいいですねー」
男「今日は暑いしな……」
女「あれ、何かある……えいっ！！」
男「ん？」

女「何故、プールにバ○ﾞが……」
男「それは塩素の錠剤だろう……」
男（スク水は「天然」らしいな……）

女「くそ……だからプールは嫌いなんだ……」
男「まあ、自覚があるってのは辛いかもな」
女「私は基本的にこれが素だからな」
男「学ランが？」
女「学ランを着てもあまり変化が無かったからこれを愛用しているんだ」
男「番長に固執する程度なら……マシかもな」
女「当然ながら、本来の私が現れるのは全裸の時――あ、ち、違うぞ！深い意味は無い！！」
男「深い意味？」
女「あ、いや、その……むぅ……」

ゴスロリ待ち支援

女「…………ぐー……」
男「また授業中寝てるのか……」

委員長「それでは、学園祭は……」


女「こ、コスプレ喫茶？」
男「だってさ」
女「ふ、ふざけるな！わ、私がそんなの出たら……」
男「ああ、クラス全員コスプレだからな」
女「…………迷彩服とか持ってないか？」
男「文化祭の日に何する気だよ」

女「お帰りなさいませ、ご主人様！」
客「え、あ、はあ……」
女「こちらの御席にどうぞー」
客「…………」
女「あら、ご主人様、ネクタイが……失礼します」
客「え、あ、そのっ」
女「ふふっ、これで大丈夫ですよ。ご注文が決まりましたらお呼びください♪」

委員長「完璧ね……」
男「どうでもいいが、何故俺はネズミ男なんだ」
委員長「貴方も完璧ね……」
男「……………」

女「いらっしゃいアル、ご注文はー？」
客「えーっと、メロンソーダで」
女「ラーメン一杯アルネ！」
客「あ、いや、メロンソー」
女「アイヤー！食いしん坊アルネ！餃子も追加アル！」
客「……………」

女「ふ、ふふ……死んでやる……」
男「落ち着けよ」
女「あんな恥ずかしいことを……うぁぁぁあああ……」
男「ネコミミメイドとかじゃなかっただけいいじゃないか」
女「そうかな……うん、確かにそうかもしれないな……」
男（ボンテージとかだったら退学は免れなかったな……）

男（ゴスロリ……？）

女「……貴方……生きてる価値あるの……？」
男「…………」
女「私はね……ないよ……」
男「…………」
女「くすくす……くすくすくすくすくすくすくすくすくすくす……」
男（この服は着せない方がいいな……）
女「ふふ……私のお友達……ウサギさんのぬいぐるみ……くすくすくすくす……」

しましま曜日を知る方はおらんのか・・・

女「君は下がっていろ……」
男「女……」
女「安心しろ。私は騎士だ。……命掛けで、君を守る」
男（どっから甲冑手に入れたんだよ……）
女「行くぞ、魔獣めぇぇえ！！！」
男（野良犬相手にテンション高えよ……）

女「キェェェェェエッッッ！！」
男（剣道着着るだけであの変わり様……）
女「リャァァァァァァアー！！」

委員長「めーん」ﾊﾟｼｯ
女「……無念……ぐふっ」

男（実力は変わらないけどな）

女「パジャマパジャマ……あった」

女「………ふぁ……眠ーい……」
女「おやすみなさーい……」
女「あー……歯を磨いてない……」
女「ふにゅー……ごしごしごしごし……」

人居ないし、そろそろ終わりにするか……ﾉｼ

かわいそう

俺、参上
を思い浮かべた

え、見てたのに

まだ落ちてなかったのかｗｗｗ

じゃあちょっとだけ再開しますー。

男「むぅ……」
女「具合が悪いのか？」
男「ん……ちょっと怠いだけだから、気にするなよ」
女「……………」

女「診察を始めます！！」
男「…………」
女「はい、服をまくって」
男（……イメージプレイ…？）
女「……ちょっと熱がありますね。お薬出しておきましょう」
男「へ？」
女「……んっ……」
男「……………」
女「し、診察は終わりです！それじゃあ！！」

女「……き……キス……してしまった……」
女「馬鹿か！？私は馬鹿か！？」
女「だって……ナース服を着たらつい……そう、服のせいだ……」
女「…………服の……」

女（せいだけじゃないってことは、わかってるけど……）

女「言えるか、そんなこと……」

男「夏祭りだ」
女「待ちましたか？男さん」
男「清楚な感じ・・・」
女「ふふふ、口元にソースがついていますよ」
男「っ、悪い」
女「いえ、それよりも花火が綺麗ですね」

女「……おはよう」
男「お、おはよう」
女「………………」
男「…………？」
女「………怒って…ないのか。あんなことしたのに」
男「い、いや。驚いたけどさ……仕方ないだろ、服のせいなんだから」
女（……………）
女「ああ……そうだな。ありがとう」
男「……………」

ちょっくらご飯食べてくるﾉｼ

メシってことで、エプロンと割烹着と料理人のあれ追加ね

男「急に女の家に呼ばれるなんてなあ」

男「えーっと、勝手に入っていいんだったな」
ｶﾞﾁｬｯ
女「おかえりなさい、あなた。ご飯にする？お風呂にする？」
男「……………」
女「それとも、わ・た……駄目ぇ、恥ずかしくて言えないよぅ、きゃはー☆」
男「……帰ろう…」

男「もう腹一杯だ……残すか」
女「お残しは許しまへんでー！！」
男「……………いや、もう」
女「おーのーこーしーは許しまへんでー！！！」
男「いや、だってこれどう見ても三人前はあるし」
女「若いんだから大丈夫大丈夫！！」
女（私が作った料理を残すなど許すものか……！！！）

スクミズ猫耳ニーソとかどうなんだろうね……ククク

女「ひゃ、ひゃああ！こんなの……こんなの恥ずかしいですよぉ……」
男「……これ可愛いな」
女「ふぇっ！？か、かわ……は、はぅう……止めてくださいよぉ……」
男「ちょっとこのニーソとスク水の絶対領域を……」
女「ひゃ、あんっ！！さ、触っちゃ、触っちゃやですぅ……」

女「殺すぞ？」
男「調子にのってすいませんでした」

僕は裸ワイシャツっ！