男　内気でひよわな少年　普段は優しいがひよわで内気な少年。ここぞという時には妙に冷静で、意外と頼もしかっ
　　　　　　　　　　　　たりする。恋愛には極めて鈍感。女を美人だと思ってはいるが、その奇抜すぎるアプローチの真意
　　　　　　　　　　　　がわからず怖がっている。　　　　　　　　　　　　　　　　　

女　遊牧民　男に惚れている。初めて惚れた内気でひよわな少年である男を愛おしいと思ってる
　　　　　　一方で、自分を強引に略奪して欲しいと願っている。そのため男に略奪してもらおう
　　　　　　と奇抜なアプローチを繰り返す。
　　　　　　農耕民、定住民を軽蔑しており、ことあるごとに男を遊牧民社会に引きずり込もうとしている。
　　　　　　周囲の人間には怖がられている。

　　　　　　　　　　　前少しかいた再びがんばってみる

女「うおおお！遅刻だぁあああ！！どけどけどけぇえええい！!」

パカラッ、パカラッ

男「あ、女さ」ガシィ
女「掴まれぇぇえええええい！！」
男「いやあああぁぁぁあ！？」

パカラッ、パカラッ

女「男、飯はふまへたか！？」ボリボリボ
男「い、いえ……」
女「ならホイツを食へ！」ボリボリ
男「こ、これは…？」
女「ボルツだ！まあ羊や牛の干し肉みたいなもんだな、うまいぞ！！」ゴクゴク
男「ど、どうも…」（すんごいアルコールくさい…）
女「ぷはぁッ！！どうだ!？お前も飲むか！？」
男（馬乳酒……俺達、たしか高校生だよね）

男「そういえば、女さんってどこに住んでるの？」
女「そうだな、そろそろ夏期にはいるから●●あたりになるな！」
男「え、引っ越し…？」
女「みたいなもんだ」

キーンコーン

女「………」
男「あれ？女さんはお昼食べないの？」
女「シッ！！」
男「へ？」

ジー（雲を睨んでいる）

女「やはり…一雨くるな……男、傘はもってるか？」
男「いや、でも今日の降水確率は１０％未満って天気予報で」
女「もっているのか」ギロリ
男「い、いえ…」
女「そうか！なら今日は降り始める前に一緒に下校してやろう、途中まで一緒だからな…なに、ほんのついでだ！気にするな！！」
男　(女さんと下校…馬じゃないならなぁ…アレ、ケツいてぇんだよなぁ）
男「はあ、えと……お昼は？」
女「飯なら今朝食べたぞ」
男「え、たったあれだけ……？」
女「今週の頭に羊を半頭食べたからな、あと２週間は毎朝干し肉一枚と馬乳酒で充分だ！それに普段だって二食しか食わんしな」
男（そんなんでよくあんなに動き回れるな）「す、すごいね女さん…」
女「なあに、直におまえも慣れるさ…」
男「お、俺もって…？ちょっと女さんソレどういう……」
女「フフフフフ」

誰も…いないのか…

こないだ内蒙古行って開く前の賽馬場見てきたがら期待

支援

キーンコーン

男「ホントだ…雲行きが怪しくなってきた……」
女「すぐに降り始めるぞ、乗れっ！」グイッ
男「ども…」
女「飛ばすぞ！しっかりつかまれえええええええいいいい！！」
男（つかまるったって…腰に手を回すしかないんだが）
男「はい…」
女「いくぞ！ハイヤアアアアアアアァァァァァァ！！」

パカラッ、パカラッ

男「ちょ、女さん！お、落ちる！落ちるってぇええええ！！」
女「しっかりつかまれえええええええ！！」
男「は、はいいいいいいぃぃ！」ギュウウゥ

パカラッ、パカラッ

女「き、今日は調子がいいな///！この分なら雨が降る前に余裕で冬営地に着くぞ！！」
男（い、今冬営地ってきこえたような……気のせいだよな、喋ったら舌かみそうだし…ン？）
ムギュッ
女「ッ！？きッ、貴様ぁぁぁぁあああああ///！！」
男「ヒッ、ヒイイイイイイイ！？」

ごめん冬じゃなくて夏ね

女「……というわけで」
男「…」
女「貴様には罰として今日は我が宿営地で寛…いや働いてもらう、ン……なんだその目は？」
男「いえ…」（いま、絶対寛ぐって…ハァ、最初からつれてくるつもりだったんだな）
女「まあなんだ、その……と、とりあえずもう雨がふるだろうからさっさとゲルの中にはいれ！」
男「おじゃましまーす…」

男「うおっ！！」
女「ど、どうかしたのか？」
男「いや、すんごいご馳走の山だなぁって」
山盛りの肉と酒
女「そ、そうか？いつもこんなもんだぞ」
男「でも女さん、あんまりご飯食べないって今日……」
女「ウッ……い、いやそれは…だな、えーと」
男「……」ニヤニヤ
女「クゥッ……！！」

女「ほら男、馬乳酒は飽きただろ！！シミーン・アルヒだ！！！飲め！！」
男「いっ、いやもうい」
女「遠慮するな！！」グビビビ
女「むっ、どうした？ホルホグは食わないのか？おいしいぞ」
男「いや……だってナイフしかない…」
女「なにほいっふぇんら？これはナイフはへで肉を削ぎふぉってふうもんだ」ムシャムシャ
男「お、女さん…ほっぺに肉が……」
女「ほへがどうかふぃたのか？」ムシャムシャ
男「いえ…」

ＳＳかける人いたら支援よろ

女「むぅ、もう料理がなくなってしまったな」
男「うん…」（殆ど女さんが一人で食べたようなもんだけどね……）
女「よし、男！ちょっと待ってろ」
　　　　スタスタスタ

男「女さん何やってるんだ？おそいなぁ…」バッ
女「おっ、男　いたのかちょっとそっちの足押えててくれ」
男（解体してる…）


人いねぇなあ……

フヒヒ・・・

女「……んっ」ザクザクザク
男（意外と血がでないもんなんだな…というか羊もまったく鳴かないし）
女「……」ペタペタ
男（鮮やかなもんだなぁ…ん、足からチカラが……）
女「よし男、もう足は押えてなくていいぞ　ちょっとこれもっててくれ」
男「ッ！？」（なっ、内臓が…）フラッ
女「おっ、男！？手を羊の上から動かすな！羊の皮の上でもっていてくれ！！」
男「え……な、なんで？」（うぅ…気持ち悪い感触…）
女「血を一滴も大地にたらさないためだ　神聖な大地を血で汚してしまうからな」
男「…そんなもんかねぇ」
女「そんなもんだ」

グツグツ

女「ほら男、さっきお前がもってた心の臓だ　食え」
男「うぷ……」
女「肛門もなふぁなはふまいほ？」ムシャムシャ
男「女さん…肛門まで食べるの……？」
女「当たり前だ……殺したのだからな　一つたりとも無駄にはできん……げふっ」

ワイルドすぎるだろｗ

女「ぷはァー！！よし男、これも飲め」
男「もっ、もうお酒は…」（よくこんだけ飲めんでも平然としてるな女さんは……）
女「なにをいう、これはツァイだ」
男「え…つぁい？」
女「磚茶に乳と塩をいれた飲み物だ、とりあえず飲んでみろ」
男「はぁ…」（色が泥色なんだけど…変な匂いするし…これがお茶…？）
女「ああ、待て待て」ポチャ
男「…」
女「バターをいれた方がさらにおいしいぞ」
男（うぇぇ…滅茶苦茶脂っこい…すっきりしたもんが飲みてぇ……）


>>17遊牧民ですから

ツンデレで頼む。

ザアアアアアァァァァァ

女「さてと腹もいっぱいになったようだし…」
男「…ヒック」
男（もうこんな時間だ……今から働かされるのか…うぅ、酒飲みすぎて気持ち悪ぃ……）
女「仕方ない、今日は泊ってけ！！」
男「……はああああ！？」
女「外はどしゃぶりだ、それに今週は男の家親いな…いっ、いや、なんでもない」
男「……どうしてそれを」
女「な、なんのことだ！？とにかくこんな天候の中帰すのは危険だから泊って行けっていってるんだ！！もう決定事項だからな！」
男「でも女さんのご両親は…？」
女「ああ、それならすでに納、いや私の両親も旅行中なんだ！奇遇だな！！ハハハハハハ！！」
男（もって……やっぱり知ってるんじゃないか）

>>19ツンデレの予定です

女「この線からは絶対入ってきちゃダメだからな！絶対だぞ！」
男「はいはい…」
男（なんか……すっごい…疲れた……もう瞼が…）


男「クカークカー」
女「おい…男」
男「クカー」
女「おいってば……」
女「…もう寝てしまったのか？」
女「……」
男「クカークカー」
女「……くぅぅ」

同時刻、４０キロ離れたゲル

ギシギシ

女父「ハァハァ……しかしわが娘もようやく、理想の男をみつけだしたみたいだな」
女母「ええ、今までまったくそういう事に興味を示さなかったから安心したわ……」
女父「思い出すなぁ、まだ俺たちが若かった頃を……お前を無理やり家族から奪った…俺を恨んでいるか…？」
女母「いいえ……それが草原の掟ですもの…おかげで…今こうやって、こんなにも強く逞しい人と結ばれている……これ以上の幸せはないわ」
女父「……今頃あいつも、うまくやってるんだろうな」
女母「ええ…」

平日の昼二時に人が来るわけないじゃない
まあ、頑張れよ

「……ふぇぇ…えっ…えぐっ…」
男「クカークカー」


チュンチュン

男「うぅ、頭がズキズキする　げっ…もうこんな時間か……」
女「スピー、スピー」
男（起こしたほうがいいよな…でもこの状態（二日酔い）で朝から早駆けは死にかねんな……かといって起こさないわけにも…ウーン）
女「ムニャムニャ、男ぉ……」
男「はっ、はい！？」
女「わはひを…りゃッ、略奪ウゥゥゥ……！！」
男（なんつー寝言だ……にしてもこうやって見てみると）
男「…女さんって、なかなか可愛いよなぁ」ボソッ
女「！？」（うおぉっ……！？お、男が目の前にっ…！てっていうか…今私のことか、かっか…可愛いって…///！？）カアアァァ
男（急に赤くなりだしたな……）
女 （どうしよう、なんだか…すごく起き辛い…でも……うれしい///）
男（なんかニヤニヤしだしたし………）

>>23そりゃそうだな…

公務員「で、君の住所は？」
女「じゅう…しょ…？」

>>22
終始騎乗位ですね

学校
先「ハイッ！我が学年の今年の運動会の競技はぁ～」
　　　　ザワザワ
男「結局遅刻か……」
男（なんか女さんはあれからずっとボーっとしてるし…）
男友「よォ、どうした？クマできてんぞ…それになんか酒くせぇ気が」
男「そっ、そうか…？」（こいつに知られたらやっかいだ……）

先「騎馬戦ッ！！じゃあ各自適当に組あわせを決めな！！」
　　　
男友「んじゃ組もうぜ」
男「…もう一人いるな」チラッ
男友「やばいな、男子奇数だぞ　ぐずぐずしてると…」
女（可愛いっていわれちゃった…男も私のことが……すッすすす好///）ポ～
男（やっぱりあぶれてるなァ女さん…怖がられてるみたいだしなァ、いやでもさすがに……）
男「な、なァ男友？」

>>26だれうまｗｗ

なんか先生が金八風味だ

男友「ン？」
男「男の方はみんな決まっちゃったみたいだしさ…」
男友「はぁ…女さんを誘おうってか？」
男「ッ！？よ、よくわかったな…」
男友「そうか～お前ああいうのがタイ」
男「ちッ、違！！そんなんじゃなくてだな！！」
男友「冗談だよｗｗ　長い付き合いだ、それくらいわかるさ……お前は優しいからなァ、ずっ～と女さんのほう心配そうに見てたし」
男「……無理かなぁ？女の子だしさ」
男友「いやまあいけるはいけるだろ、うちの先生が担任で去年あぶれた生徒性別関係なくいれてたぜ（どうかとは思うが）」
男「んじゃ」ゴトッ
男友「お、おい！？」
男友（やっぱりマジか…相手は女さんだぞ…？あいつこういうときだけ妙に勇気というか行動力あるんだよなァ・・・）

男「…女さん」
女 「…………///」ポ～
男「女さん？」
女「ッ！？ヘっ、おッ男！？」
男「よ、よかったらさ　一緒に騎馬戦くまない？」
女「ハアアァ！？」
男「い、いやさ　男子もういないし組む相手がいなくてさ……女さんがいいんなら」
女「なッ、ななな！？」
女（こッ、これはもしや男から初めてのお誘い！？しかも騎馬戦！？）
男（やっぱり男子と組むのはいやなのかな…）
男「その…上でも下でも女さんが好きな方でいいからさ　い、いやなら別に無理にとは言」
女「…組もう」ボソッ
男「へ？」
女「くうぅううううもォォオオオオォオうううう！！」
男「おッ、女さん！声大きいって！！」
男友（ちょｗｗｗノリノリｗｗｗｗ何この展開ｗｗｗｗｗｗｗ）

女「なに！？騎馬戦は３人一組なのか？」
男「え……知らなかった？ていうか女さん騎馬戦ってどんなのかわる？」
女「い、いや知ってる…と思う」ボソ
男友「お、女さんよ、よろしく」ビクビク
女「ああ……」
男（急にテンション低くなったな…）
男友（女さん…もしや）
男「女さん、大丈夫？やっぱり嫌なら……」
女「！！嫌じゃないッ！！！全ッ然嫌じゃないぞううう！！」
男「そ、そう…」（クラスの視線が痛い……）
男友（これは…）
女（せ、せっかく男が誘ってくれたんだし…にしても困ったな、３人が乗れる馬となると…）

頑張れ

運動会当日


男友「…にしても女さん」
男「…ああ」
男友「結局あの日以来一回も学校にこなくなったな」
男（やっぱり嫌だったのかなぁ……ハァ）
男友「ま、まァ　気にすんな！！２人でやれないこともないって！そろそろ始るし元気だせ！！」
男友（…俺の勘違いだったのか？）

アナ「次の競技は騎馬戦です　１０－４と１０－５はそれぞれ整列して騎馬を組んで下さい」

男友「のったか？」
男「ああ」
男友「軽いからお前なら１人で充分いけるわｗｗ」
男「……」
男友「どうした？」
男「…なんかすげぇ嫌な予感がする」

パカラッ　パカラッ

女「ハイヤアアァァアアア！！」
女（ハァ！！ハァッ！！プ、プログラム見ないとッ！！やばい、もう始まっちゃう！！）

アナ「騎馬戦開始ッ！！」

ワアアアアァァァァ

男友「うおっ来たぞぉ！！」
男「う、うわああああくそッ！！」グイイイイイ
男（だッ、ダメだァ…俺の力じゃ…）

ビシィイイイッ！！

敵生徒「ぐあッ！？」ドサァ
男（ゆッ、弓ィ………！？）

パカラッ　パカラッ

女「男オオォォォォ！！待たせたなアアァァァ！！２人ともつかまれぇぇえ！！」
ガシィッ！！
生徒一同「うッ、馬ぁああああァァ！？」
男「やッ、やっぱりぃいいいいいいい！！」
男友「ちょｗｗｗｗ俺ｗｗｗｗｗｗｗ手ェだされてないしｗｗ飛び移らなかったら轢かれてｗｗｗ死ｗｗｗｗｗバルスｗｗｗ」
女「いやぁ！！待たせたな！！３人が武装して乗れる馬となるとちょっと遠出しないと手にはいらなくてな！！」
男「人オオォオオ！！人殺したよ！！女さんってばぁああああ！！！」
女「ああ、あれは演習用の模擬の弓だから多分大丈夫だ！！さすがに殺すわけないだろう！！ハッハッハ！！」
男（多分かよ……つか馬で突っ込んどいて、さすがにって…）
男友「ｗｗｗｗｗｗｗこｗｗｗｗれｗｗｗｗｗｗｗｗｗはｗｗｗｗ」

支援

女「よおし！！要はこの上のヤツらを全員倒せばいいんだな！！」キリキリ
男（…回りはみえてるんだよな）
ビシュッ！！
女「いっよっしゃアアァァ！！二騎目ぇ！！ホラ、貴様らも弓を使え！！」
男友「うはｗｗｗｗｗ弓とかｗｗｗｗまかせろｗｗ」キリキリ
ビュッ！
男友「ｗｗｗｗムリポｗｗｗ当たんねぇｗｗｗｗ」
男（…もうなんかなんでもいいや）キリキリ
ビシュッ！！
敵生徒「うおッ！！」ドサァ
男（えっ…？当たっ……た？）
女「ッ!!おッおッ男おおおぉおおッ！！すごい、すッごいぞぉ！！近距離とはいえ騎射なんて初めてだろうに！！」
女(やっぱりだ……！！こいつは軟弱な農耕民なんかじゃない！！)
男「…といか弓持つのも初めてだよ」
男（でも、悪い気はしないな……よぉし…）キリキリ

校長「……あれ、お、おかしいですねぇ？私は今までてっきり騎馬戦をみてるつもりだったのですが…先生…これは」プルプル
先「プフッ！！やッだなあもう校長先生ったらぁ！！ボケちゃったんですかァ！？つもりじゃなくて騎馬戦ですよ　騎　馬　戦」
校長「………ですがこれは」ビキビキ

ワー！！ギャー！！助けてくれぇええ！！

女「一人たりともこの場から逃すなああぁああああ！！！殺せッ！！殺しまくれぇぇえええ！！」
友「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
男「………」キリキリ

先「いやぁーみんな元気ですね！！なんつか！！こう…青春ってかんじで！！ハッハッ！！」
校長「…………」

前回見てたよ
こういうタイプの話好きなのにあまり伸びないんだよな

男友「よぉ！男ぉこの前は楽しかったな！！」
男「…そうだね、一か月の謹慎さえなけりゃもっと楽しかったね」
男友「何いってんだ？一か月も遊べたんだからいいんだろ」
男「……そういえば全然女さんの姿見ないな」
男友「どうしたｗｗｗ？そんなに女さんが気になるのか？」
男「いや…そういうわけじゃないけどいつもあんな目立つのに…」
男友「はいはいｗｗ駐輪場に馬がつないであったから今日来てるはずだぞ」
男（とことん迷惑な人だなぁ……）

男（あっ、女さんだ……あんなとこに座って、なにやってるんだろ）　　　　　　　
女「おっ、男じゃないか　ひさ」クルッ
男「ッ！？おっ、女さん！！血が！！！口から血がでてるよ！！大丈夫！？」ダダッ
女「いや…これは別に羊の血を飲」
男「とっ、とにかく保健室！！保健室いこっ！！」グイッ
女「なっ！？」（おっ、男が私の手を///！？）ヘタッ
男「えっ、女さん！？もしかして立てないの！？熱もあるみたいだし…」
女「いや、これは……その」
　　　スッ・・・
男「ほら！！早く背中におぶさって！！」
女「！！」（……これはまさかタナボタというやつか！？）
男「女さんちゃんとのれてる？しっかりつかまっててね」（すごい熱だ……顔も真っ赤だったし…）
女「ああ…」
女（フフ、男の背中温かいなぁ……♪）

>>39色々加えました　やっぱわかりにくいからかなぁ…

男「女さん大丈夫…？もう少しだからね……」ゼェゼェ
女「…男」
女（こんな必死になって私のことを……）
男「ホラ……ついたよ」ゼェゼェ
　　　ガラガラ
男「誰もいないね…俺先生よんでくるから女さんはベットで横に」
女「ま、まってくれ……その…」
男「ん？」
女「じっ、実は…だな」
　　　　

男「………」
女「すっ、すまん　わざわ」
男「ふっ、ふざけんなよ！！」
女「！！」ビクッ
男「こっ、こっちがどんだけ心配したと思ってるんだよ！！」
女「……」（あの男が…怒ってる…それだけ本気で心配してくれたのに…私は……）
男「なんでさっさといってくんないんだよ……！！女さんにもしものことがあったら俺…」
女「ほ、本当に…悪かった…」（私は…男を騙した……）
男「……」
女「ごっ…えぐっ…ごめん…なさい……」グスッ
男（おっ、女さんが泣いてる！？）「…こっ、こっちも…ちょっと……いいすぎた」

キーンコーン

男「授業……始まっちゃったな…」
女「ごめん…私のせいだ……」
男「いやもういいよ…どうせ嫌いな授業だったしさ」
女「……」
男「……」
女「…まっ、まだ……怒ってる…？」
男「ちょっとね…」
女「…こ、これっ」サッ
男「？」
女「わっ、私が大事にしている羊の骨でつくった首飾りだ…これをお詫びに上げるから…その……許してほしい」
男「プッ」
女「なっ、何故笑うんだ…私は真剣なんだ…ぞ……」
男「いやだからというかなんというか…まあいいや……もう怒ってないよ」
女「ほっ、本当か！！？」
男「うん…首飾りありがとうね」


　ワタシ淋しいよッ！！

現代の遊牧民は知らないんだよな
クビライ以前なら少しかじった程度を授業でやったが

女「な、なぁ男……ちょっとその首飾りつけてみてくれないか？」
男「う、うん…」
女「おお！似合ってる！！似合ってるぞ男！！かっこいいぞ男！！」（帰ったらさっそくまた作って男とおそろいにしよう！フフ♪）
男「そ、そうかなぁ……///」
女「～♪」（フフ…男とおそろいかぁ……///）
男（立ち直り早えなぁ…）


>>45 草原が消えて行って若い世代の定住化が進んでいます　トラックとか使うようになりました

見てるから安心しろ

女「おっ、男…」
男「……ん？」
女「この前は…その……すっごく格好良かったぞ」
男「ああ…アレね……」（なんであんなことしちゃったんだろう…）
女「今日も私を長い距離おぶってくれたし……」
男「……」
女「男…お前は強いんだ…だからもっと自分の力に自信をもて……」
男「そんなことないよ…体だって小さいし…力もないし……」
女「ちっ、違う！お前は優しいだけだ！！本当は誰よりも…誰よりも強いハズなんだ…」
男「……」

元の都・大都ってすごいとおもう
海の道でやってきたムスリムもたくさんいたそうな

モンゴル遊牧民族はとんでもない連中だなｗ

男「そういえば女さん、謹慎中全然あわなかったね」
女「ああ……この季節は干し草を作ったり冬越しの準備で忙しいからな」
男「へぇー」
女「だがこの天候のせいでな、いい草が全然育たん……おかげで最近まったくいい肉を食べてないんだ」
男「遊牧民の人達って結構大変なんだね……のどかなイメージがあるのに」
女「フフ…のどか、か……真逆だな…我々の生活は自然に全面的に依存してるからな……」
女「ほんの少しの事故や自然の変化でいともたやすく崩壊する…」
男「……」
女「そうなるとまず家畜から死んでいく……そして」
男「そして…？」
女「殆どあいだをおかずに我々も死ぬ」
男「うわぁ……」
女「まあ、そういう時のために」　　　　
　　　　チャッ

>>47ありがとう…ありがとう…ウゥ…
>>49我々農耕、定住民の常識じゃあ計れません