じゃあお化け屋敷に行く話

ぴぴっ…ぴぴっ…

「……ん…ふあ…っ……んぅ、目覚まし…ふぇ！？」

どたばたごっすん

「ち、遅刻！？な、ななななんで誰も起こしてくれないのは私が一人暮らしだからだよね、うん。よし」

「確か…学校まで20分……走ってぎりぎり……ん、急ごう」

ガチャピーン

「……行ってきます！」



「ふぁあああああ……んぁ？………あ、やば」

がばっと

「うっわー。遅刻確定しかけなんだけと……ま、いっか」

「……あ、駄目だわ。一限目、鬼の家庭科だよ。……はぁ、面倒臭い」

ちゃっちゃっちゃ

「よし、準備よーし。行ってくるか……」

「え、と…確かこの曲がり角を右…？あれ、左？」

「ショートカァット！」

「へぁ！？」

「な！？」

どっすん。どっと、じぇーぴー

女「痛～っ。おい、私の進路を妨害すんな……？おい？」

男「きゅ～」

女「……し、食パンくわえながら走ってたのか？……絶滅危惧すべき存在だな」

男「うきゅ～」

女「……おい。……おい、こら。……く、チッ……仕方ないな」

おんぶっ

女「……ムカつく位軽いな……はぁ」

男「………」

女「……言い訳に使わせてもらうかな」

支援

男「……ん……ぁ、あれ？」

保健「やぁ」

男「あ、はい……へ、ぁ！わ、にゃ゛！？」

保健「……今時驚いてベットから落ちる人間は珍しいんじゃないか？」

男「……痛たた……あ、あの」

保健「ここ、保健室。君、運ばれてきた。おっけ？」

男「は、はぁ」

保健「というか、朝っぱらからお姫様抱っこで保健室に搬入…げふん、運ばれてきた生徒見たおかげで、優雅なコーヒータイムが台なしだよ。牛乳返せ」

男「あ、あの」

保健「あー、君を運んで来た生徒は君と同じクラスだからお礼言っときなよ？職員室はアレ。じゃ、一服したいから。バイビー」

ピシャ

男「……………何なのさ。今の」

担任「あ」

男「え？」

遊園地にて
男「あっ、お化け屋敷だ。女ちゃん入ろっ」
女「おっ、おう」
お化け屋敷
落ち武者「うぼあぁ！」
女「ひゃぁん！？」
男「大丈夫？もしかして苦手だった？」
女「ソンナコトナイヨ　ダイジョーブダヨ　アハハ」
フランケン「コブン！　アチーブ！　ワカンネェ！」
女「もう嫌ぁ！」ヒック
男「女ちゃん、落ち着いて。僕が隣にいるから、なにがあってもすぐ駆けつけるから」
女「ふえ、男ぉ。絶対？」
男「うん絶対！指切りしよ」
ゆーびきりげんまんうーそついたらはりせんぼん
男「のーっます」
女「のーますっ！約束だかんね」
男「うん、はい手をつなご？」
女（男かっこいいよぉ）
男（女ちゃんお化け苦手だったんだ。でもすごいかわいい）

我ながら臭いせりふですた
ギップリャ

担任「目覚めたか。男よ」

男「は、はぁ……えと……」

担任「む？あぁ、君のクラスの担任だ。転入初日から有名人だぞ、君は」

男「あー、その…どなたかに運んで頂いたとか……」

担任「ぶふっ！？」

男「笑う所！？」

担任「……げふん、失礼。ま、まぁ…仲良くしてやって…ぶふっ！！」

男「あ、あの……その生徒の名前は」

担任「すぐに分かるよ。じゃ、少し待っててくれ」

男「あ……はい」

がらっ

担任「お前ら！席に着け………くくっ」

「な、人の顔見て笑ってんじゃねぇ！！ちくしょー！！」

友「いやぁ……まさかこのクラスに王子様がいらっしゃ…くくっ」

女「嫌味ならせめて最後まで言え！！」

女友「い、いや！だって！あ、あれ…あはははは！！！」

女「……っ！！」

女友「痛い痛い！アイアンクローは痛い！」

女「私の心はもっと痛いわぁ！！！！」

友「っ…だって、お前…靴箱から気絶した生徒お姫様抱っこしながら…お前…っ！ぶはっ」

女「～～～っ！？」

友「ひでぶ！？」

がらっ

担任「お前ら！席に着け………くくっ」

女「な、人の顔見て笑ってんじゃねぇ！！ちくしょー！！」

友「あ！！噂のお姫様転校生少年！！！」

女「………」キラーン

担任「それじゃ、噂の転校生だ。入っ」
女「お前！！こんのっ」

男「え…！？」

担任「あ、ちょ！？」

コケッ

女「！？」
男「！？」
友「！！？」
女友「ちょ、あははははははは！！！！！」

♪夢でキスキスキス、キスキースキス。いつもいつまでも～

女「…チッ！こらお前のせいで私がどんだけ……？」

男「ふ、ファーストキス…だったのに……」

女「私もだ！！だからどうした！！」

男「うぅ……もぅ、お婿に行けない…ぐす」

女「な、なな、なぁっ！？な、なんなんだこいつは！？姉さん！！」

担任「いやぁ、お前のお姫さ…ぶふっ」

女「うがーっ！！！！！」

うちより文がうまいです
頑張ってくださいやっぱり頑張らず自由にかいてください

担任「ぶふ…あ、改めて…っ…転入生の紹介っ…あはははははは！」

女「………」むっすー

男「………泣」

担任「ふぅ……転入生の男くんです。ご両親が何となく世界何周かの旅に出られたとかで急遽転校してきました。仲良くしろよー」

男「あ、あの…男、です。これからよろしくお願いします」

担任「じゃ、詳しい自己紹介は勝手にやってくれ。後、今日の家庭科は裁縫室らしいから…女、男くんの案内よろしく」

女「な！？ちょ」

担任「聞く耳持たな～い。ばいばいき～ん」

男「………」

女「………」

担任「あ、男の席は女の隣、窓側ね。あでゅ～」

女「………」

男「………」

>>62
別にいいじゃん
面白いし

男「……あ、あの」

女「なぁ」

男「はい？」

女「……はぁ、そう構えないでくれ。女だ。よろしく」

男「お、男…です」

女「………」

男「………」

女友「あははははははははは！！！いやぁ…あははははは…っ！！！」

男「！？」

女友「ご、ごめんごめん。驚かせたー。私、女友。女のセ・フ・レ♪」

女「な、おま！？」

男「せふ…れ？」

女友「………うわぁお」

女「……なんだ…その目は」

ただの寝るまでの支援

じきに落ち…る……

え　落ちないで！

早く書くんだ

女友「うわぁ！ねっ、ねっ。さっきのファーストキスだったんでしょ？」

男「あ、う……ぐす」

女「うおぃ！！男のくせにキスの一つや二つで泣くな！！」

男「で、でも…初めては大事な人にあげるのが……」

女「五月蝿い、黙れ」

友「おーい、お前らー、はやくー、遅れるぞー」

女「……？なんだ、さっきのブローが頭でも腐らせたか？」

女友「いやぁ、失恋君は大変だねぇ」

友「だ、誰が！？あ、いや、なんでもないぞ！？本当に！！」

女「な、ま、まさかお前……」

友「！！」

女「よくわからん奴だとは思ってたけど、男に一目惚れか？いや、他人の趣味はどうこう言わないさ。うん」

男「………」

友「違う！！勘違いしてるぞ、女！！ってか転校生！！さりげなく女の後ろに隠れるな！！！」

家庭科「で？遅刻の理由を聞こうか」

女友「あははは」

友「だから言ったのによ」

男「………」

女「はぁ……コレを案内しながら行けと言われたからです。詳しくは担任にどうぞ」

家庭科「ほぅ、噂の転入生か。よし、転入生！！裁縫、編み物、調理！どれが得意だ」

女「普通どれも出来ないって、先生」

男「え？」

女「は？」

家庭科「ん？言ってみろ」

男「あ、はい。一応得意なのは……編み物、です。どれも好きですけど」

女「な、はぁ！？」

女友「くっ、ぷくくくく……くっくっくっ……ぶはっ」

友「いや、お前…なんで笑ってんだよ」

家庭か男の先生？

家庭科「ちょうどいい。今日は編み物の中間評価をしようと思っていてな。なんでもいい。30分で途中まで作ってみろ」

男「あ、はい」

女「30分！？そんなの何も出来ないぞ？」

男「え、大丈夫だよ」

女「……ふん。む、絡まった」

女友「毛糸だるま～」

友「？あれ？……お？」


家庭科「よし、出席番号順に持ってこい」

友「どうよ」鍋敷き

女友「怒られた～」毛糸だるま

女「………」マフラー
友「女？どうし……」
女友「うわぁおぅ」

男「え？」セーター

家庭科「ほう、多少粗いな。無理に形まで持ってこなくてもよかったんだぞ？」

女「ありえねー」

ぎう゛

ノシ

女らしい男とかマジ大好物ですけど…

支援

>>73
落ちるのか？明日また気が向いたら書いてください

保守する

級長「学園祭では劇をすることになりました。それでなにをするか決めないといけません。意見がある人は？」
友「ロミオとジュリエットがいいとおもいます」
級長「ほかに意見はーーなそうですね。ではロミオとジュリエットで決定です。配役はどうしますか？」
友２「ロミオは女、ジュリエットは男がいいとおもいます」
男アンド女「！？」

ほ

ほ

>>1
とりかえばや物語
でググれ。勉強しろゆとり

ニヤニヤしながら見ております