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    元スレ新ジャンル「幼女980円(税)」八人目。

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    1 :

    ここは主にSS投稿、イメージ絵、感想、又はそれに関する雑談などするスレです。
    SS師は絵師は常に募集中、書きたい人は好きなだけ書いて。
    基本は馴れ合い。詳細は>>2を参照

    絵師様、SS師、まとめお手伝いしてくれる方はコテ付けて発言するとみんな作業しやすい
    コテ見本(普段は名無しで問題なし、投下時や製作に関わる時に使用)
    絵師@○○ SS@○○ 裏方@○○ まとめ@○○

    前スレ
    新ジャンル「幼女980円(税)」七人目。http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1211287947/
    新ジャンル「幼女980円(税)」六人目。http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1207844843/
    新ジャンル「幼女980円(税)」五人目。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1205504857/
    新ジャンル「幼女980円(税)」四人目。http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1204395243/
    新ジャンル「幼女980円(税)」三人目。http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1203231469/
    新ジャンル「幼女980円(税)」二人目。http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1202356176/
    ゲーム開発(現在開発停止中)[sage]進行http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/gamedev/1202481579/
    まとめサイト(SS・絵・全作品保管)http://www40.atwiki.jp/yo980/
    元スレ(神スレ)@VIP http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1202231180

    SSや絵を転載する場合
     ・【転載希望】 転載先と転載したい作者名・作品名を書く。
     ・作者の許可を待つ。
     ・作者の許可がなかったら転載を諦める。
    許可待ち期間は1週間くらいを目安に。
    作者側は、少々面倒だと思うが
     ・転載許可は作品ごと・転載者ごとに個別に与える。
     ・転載許可の返答は、できるだけ1週間以内に。
      1週間を過ぎた後で返答しても構わない。
     ・転載を断っても、もちろん構わない。
     ・自分の作品は自分で投下して構わない

    2 = 1 :

    ・SS書きたいけどどうすればいいのだ? って人へ
    1レス完結とか話が短くても全然ok
    でもタイトルつけなきゃまとめる人が付けちゃうから注意
    幼女に名前か記号があると読んでる人に覚えてもらいやすい

    1レスばっかりの短編集的なのが書きたい人は
    話のタイトルの他に毎回同じタイトルつけるとか名前やコテ入れてくれたらまとめの人も助かるんだぜ

    投下のタイミングは投下中の人がいなければいつでも投下しちゃおう
    投下かぶっちゃったとしても気にしないんだぜ!
    スルーされても気にしない気にしない!自分が満足できりゃそれでいいのさ!
    ココの住人は多分みんないい奴。

    萌え系、鬱系、感動系、ほのぼの系、シリアス系、お笑い系、エロ系、その他。
    書き手に愛があればエロに拘る必要もないしなんでも書いてしまおう

    幼女の生態設定なんかは俺の幼女はこういうタイプなんだよ!って言い切れば
    「ペット」・「人間ぽい」・「成長する」・「成長しない」・「アンドロイド」
    「小さい」・「デカい」・「宇宙人」など
    とにかくなんでもいいので好き勝手にやっちゃって~

    基本的に人間じゃありません
    どうしても我慢ならないという場合はこちらをどうぞ
    [登場する幼女は全て18歳以上です]

    自分の作品の幼女世界観や定義を明確にしときたい方は
    コテ名をつけて「幼女世界観-定義-」と頭につけてから
    内容を投下してくれればまとめに記載されます。
    作品別に変えたい人は作品名を言えばok

    4 :

    >>1おつー

    おーし、暖め続けた発酵食品投下しちゃうぞ
    シュールストレミングぶつけんぞ覚悟せーや

    5 = 4 :

    ここ最近、一段と冷え込むようになった。
    夜の空は、塵や埃を拭い去ったガラスのように澄み切ってきた。
    街中の木々はぽつりぽつりと色づき始め、時々リスなどの小動物を見かける。
    近所の栗の木からは栗イガが落ち、中から実を覗かせる。
    銀杏並木の近くは、黄色い絨毯が敷かれることだろう。

    「ま、その絨毯には異臭を放つトラップがあってだな」
    「……人が秋の情緒を感じているときに水を差さないでよ」
    『ハハハ……』

    今僕は学校帰りで、夕方でも肌寒い空の下で開かれた、例の青空雀荘にいる。
    友人と雀荘の主、四喜さんと絶賛三人麻雀中だ。
    萬さんは仕事なんだろうか、まだ姿を見せない。

    6 = 4 :

    「あ、それロンです。平和(ぴんふ)に一盃口(いーぺーこー)」
    『む、その待ちだったか』

    点数計算もそつなくこなせるようになってきた。
    相変わらず四喜さんには勝てないけど、だんだん強くなっていく自覚が出てきた。

    「あーくそー、もうちょいで国士無双だったのに」
    「うわ、あと2枚だったのか」
    『フフ、残念だったな』

    相方も僕と同じように上手くなっていく。
    けれど、なんか大きな役を狙い過ぎな気がするんだよなあ。

    『次でオーラスだな』
    「僕が親か」
    「どれ、どうにか逆転してみるかねー、っと」

    こんな流れで、麻雀牌をジャラジャラと混ぜている時だった。

    7 = 4 :

    「兄ちゃんこんな所で何やってんの!?」

    突如、女の子の声が聞こえてきたのだ。
    見ると、空き地の入口に幼男を連れた女の子がいるではないか。

    「うげ………」

    一瞬、何処からかうめき声が漏れた。
    と言うか、うめき声の主は索太で決定なのだけれども。
    第一、あの子は“兄ちゃん”と呼んだが、僕に妹はいない。
    あ、こっちに来る。

    「兄ちゃん何道草食ってるのああ中さんお久しぶりです!!」
    「うるせー高校生が道草食ってわりーかよ」
    「あはは、緑ちゃん久しぶりー」

    忙しく体と口と表情を動かすこの女の子は、一色緑ちゃん。
    緑ちゃんが言ったように、索太の妹だ。

    8 = 4 :

    『あたるー、久しぶりー』
    「やあ、ヤオ君。久しぶりだねえ」

    そして緑ちゃんの連れている幼男はヤオ君。
    のんびり屋さんで可愛らしい。
    カスタマイズで犬耳と尻尾をつけたらより一層可愛くなった、と緑ちゃんは言う。

    『そうたー』
    「ん、何だ、ヤオ」
    『……にへへ』
    「おぶっ、急に抱きつくな!?」

    ヤオ君が索太にハグ、そして尻尾ばたばた。
    クラスの一部女子が見たら、妄想全開なシーンが目の前で作られた。
    まあ何というか、ヤオ君はご主人様ラヴな雰囲気を漂わせている幼男である。
    ていうか尻尾、動くんだ。

    さて一方、幼女の四喜さんは。

    『フフ………』

    あー、索太達を見てニヤニヤしてる。
    ヤオ君の仕草の一つ一つが心をくすぐられるのは分かるよ。
    でも、どうか四喜さんは腐らないで欲しい、と願わざるを得ない。

    9 = 4 :

    「中さん、そちらの幼女は?」
    「ああ、紹介が遅れたね。こちらは四喜さん」
    「四喜ちゃんね! よろしく!」
    『よろしくー、しきー』
    『こちらこそよろしく』

    とまあ、適当に挨拶を交わして、対局再開。
    緑ちゃんとヤオ君は、索太の後ろにまわっている。
    配牌を見ると、何だか微妙。
    二、三枚様子を見ようかな。
    とりあえず、要らない白を出す。

    『ポン』
    「え、ちょ、四喜さん早いよ!」
    『なに、私が逃げ切れば良いだけなんだから』

    四喜さんがそう言うと、あっという間に上がってしまった。
    これも戦術の一つだと、四喜さんと索太は言う。
    ともあれ、四喜さんがトップということで対局は終わった。

    10 = 4 :

    「おや、お待たせしたみたいで済みません」

    と、ちょうど良く萬さん登場。
    何やら仕事カバンの他に抱えてる。
    ほのかな湯気と共に、風に乗って香るは甘い匂い。

    「萬さんや、それは一体何かね」
    「やあ索太君。これは焼き芋ですよ」

    焼き芋。
    もうそんな季節なのか。

    「焼き芋!?」
    「おや、この子は?」
    「あ、これウチの妹の緑と幼男のヤオ」
    「どうも、萬です」
    「こんばんは! ウチの兄ちゃんがお世話になってます!」
    『よろずさんよろしくー』

    萬さんにも挨拶を交わす緑ちゃんとヤオ君。
    はじめに焼き芋に反応したのを突っ込むのは止めておこう。

    11 = 4 :

    「「『『いただきまーす』』」」」

    焼き芋は、萬さんが多めに買ってきたらしく、ちゃんとみんなに行き渡った。
    うん、あっついけど美味しい。
    美味しいものを食べると、頬が緩んじゃうよね。

    「お前は可愛いくらいに緩みすぎだ」
    「……むぅ」
    「あはは、中さん可愛いー」

    緑ちゃんまで……。
    一応僕は高校生のはずだけど、童顔故に可愛いと言われることがしばしば。
    もう少し、いや、もっと男らしくなりたいよ………。

    『おかわりー』
    「あたしもー」
    「おいお前ら、食うの早すぎ!」
    「ハハハ、残念ながらおかわりは無いなぁ」
    『にょろ~ん』」

    少し懐かしいネタが織り交ぜられつつ、暫くは談笑が続いた。

    12 = 4 :

    ごちそうさまでした。

    「さーて、萬さんも来たことだし、打ちますか」
    「お手柔らかに頼みますよ」
    「そう言って、いっつも大差で勝っちゃうんだから」

    という流れで今度は4人で対局。
    緑ちゃんは僕の後ろに立って見学するみたい。
    するとあれ、ヤオ君は?

    「ほら、あそこ」

    僕が緑ちゃんに尋ねると、緑ちゃんが対面指差した。
    対面に座る四喜さんのその背後に、ちょこんとヤオ君がいた。

    「ヤオ君も興味あるのかな?」
    『うん、そうたがやってるのみてるからー』
    「緑ちゃん、索太まさか、家でも?」
    「うん、お父さんとよく打ってる」

    なんと索太は、ほぼ毎日麻雀漬けの生活を送っているようだ。
    ゲーセンで打って家でも打って、そして四喜さん達と打って、麻雀三昧だね。

    13 = 4 :

    「そうだ、そういえば」

    そう言うと、萬さんが鞄から紙を出した。
    何かのチラシみたい。

    『萬さん、これは?』
    「近所で麻雀大会が開かれるようでして、つい貰ってしまったんです」
    「どれどれ……うん?」

    萬さんからチラシを受け取り、凝視する僕ら。
    でも、あれ? 会場って………。

    「なあ、筒井。ここって……」
    「僕らが通うゲーセン、だよね」

    なんと、馴染みのゲーセンで麻雀大会が行われるようだ。
    最近、毎日四喜さんのところに寄っていたから全然知らなかった。

    とりあえず、概要を見てみる。
    大会の期日は2週間後の日曜日、昼頃にスタート。
    優勝したら、お店の景品棚から好きなものを3つ。
    地味に豪華だ。

    14 = 4 :

    参加資格とかをざっと見ても、全てパスしている。
    大会日は特に予定を組んでいないから、出場はできそうだ。

    ただ、問題点が一つ。

    「こりゃ行くしかねーな、筒井」
    「でも索太、テストはどうすんのさ」
    「テス…ト……?」

    そう、その日はテスト明け直後。
    学生として、色々テスト勉強をしなきゃならない。
    ゲーセンに行くのはおろか、四喜さんのところに寄るのも自粛しないと。

    「兄ちゃん、諦めなさい」
    「………………」
    『そうたー?』

    すると相方、何やら思案中みたい。
    うっすら、イヤーな予感がしてくる。

    「そうだ、筒井」
    「………何?」
    「お前、俺んちに泊まれ。麻雀兼テスト合宿だ」
    「はあ!!?」

    15 = 4 :

    突然何を言い出したかと思えば、麻雀合宿。
    しかも、より重要なテストは主目的から外されている。

    「だーいじょうぶ! テスト勉強は優秀なお前のを写させへぶしっ!?」

    ………うん、一発殴らなきゃいけない気がしたんだ。
    そこのところは分かってるはずだよね、索太。

    「お前、最近過激になってないか……?」
    「さ、対局始めましょうか」
    「スルー!?」

    ヒュウと吹く木枯らしの音を割って、ジャラジャラと牌をかき混ぜる。
    世間は学問の秋、食欲の秋と言うけれど、僕らは変わらず麻雀三昧。
    懐寂しくなれど、心は温かく。
    このまま楽しい日々が続けば、と僕は願った。

    16 = 4 :

    とりあえずここまで

    だんだん方向性が

    分かんなくなってきた

    みたいな

    シリアスに持っていけばいいのか

    伏線ぽいの放り出して

    ほのぼのにすればいいのか

    分かんない

    みたいな

    続いて解説コーナーに

    移っちゃう?

    みたいな

    17 = 4 :

    本編&麻雀解説 その1

    緑ちゃん:索太の妹で食いしん坊のJK1年。
    幼男のヤオ君にカスタマイズ(という名のコスプレ)をさせるのを楽しんでる。
    麻雀力はすっからかん。
    由来は【緑一色(りゅーいーそー)】から。
    ツインおさげ。活発。

    ヤオ君:すっげえ可愛い幼男。
    今回は犬耳尻尾ですっげえ可愛く登場。
    すっげえ可愛いので索太loveで緑ちゃんlove。
    麻雀力はすっげえ可愛いから観戦するだけで十分。
    すっげえ可愛い由来は【ヤオ九牌(やおちゅーはい)】から。
    すっげえ可愛い。被コスプレ。すっげえ可愛い。にへへ。

    20 :

    まとめに来ました。
    もう8スレ目か、みんなすげぇww

    テンプレのメインが未更新のままなので
    こここうした方がいいんじゃね?等ありましたら言って下さい。

    【更新内容】
    麻雀幼女
    麻雀幼女解説
    悪魔幼女

    悪魔幼女の最後のアドレスは張っていいのかわからないので下の部分は
    外してます。
    一応卑猥な内容のSSでも書く分にはエログロ有りなスレですよ、書く分にはねww

    そろそろ年末です。
    今年はみなさんお世話になりました。
    また来年よろしくお願いします。

    次回更新は来年かもしれない、年末に顔出せたら出すよ

    21 :

    ニートさんおつー
    こちらもお世話になりますた
    また来年もよろしゅうお願いしますー




    ヤオ君と緑ちゃんのイメージ画描きかけだわさ(´・ω・)φ
    MHP2Gにどっぷりはまっちまったさ………

    22 :

    >>20

    まとめてくださってありがとうございました。
    乙です

    23 :

    >>1乙!

    >>20
    本当にお疲れ様!!
    こちらこそよろしくね♪

    さて…やっと来たよ?あれが来ちゃったよ?
    そう…

    山陀書いたよ!!…え?富男じゃないのかって?

    …ま、まぁ、そのなんだ…スマソ…まだ書けてないよ!

    くっ!ええいままよ!!じゃあ逝くぜ!!!フゥー!!

    24 = 23 :

    ~悲しき狼の為のレクイエム~

    山陀「綺麗だ…とても綺麗だよ…」

    山陀は幼女の右足から勢い良く噴出する鮮やかな血液を眺め、まるで華麗な芸術に心奪われたかのように呆けた顔で微笑んだ。

    幼女は涙と涎を垂れ流して激痛に悶えている。

    幼女の口から弱々しい吐息が漏れる。

    幼女の痛々しい、苦痛に耐える表情。
    眉をひそめ、目を強く閉じ、頬はカタカタと震えていた。
    マトモな人間にとって、それは目を背けたくなるような異常な光景。
    だが、狂人にとっては興奮を高める甘い一時であった。

    山陀は興奮で口をパクつかせながら、床に落ちていた幼女の切断された指を拾った。

    雪の様に白い指。

    山陀はそれをおもむろに口元に運び…そして、美味そうに舐め始めた。
    爪からかつて付け根であった所まで、何度も何度も舌を這わせる。

    幼女は、目の前で起こる余りにもおぞましい光景に目を疑った。
    痛みさえ忘れるほどに幼女の身体を恐怖が支配した。
    それと同時に、幼女の胸の底から何かが込み上げてくる。
    幼女の口から無意識に嗚咽が漏れ始める。

    一瞬、幼女は意識が飛びそうになった。

    25 = 23 :

    幼女「うっっ!!」

    …気付くと幼女の口内は吐瀉物で満たされていた。

    猿轡に空いた僅かな穴から勢い良く吐寫物が噴出す。

    幼女「うっ…おえっ…!」

    呼吸が十分に出来ない。
    幼女の脳裏に鮮烈な死のイメージが浮かび上がる。

    山陀「ふふ、どうしたんだい?口から何か出ているよ?興奮しすぎて戻したんだね?」

    山陀は幼女の口から溢れる吐寫物を眺めると、咥えていた指を取り出して、大事そうに傍らのテーブルに置いた。
    そして、幼女にズイッと近付いて、自らの顔に幼女の吐寫物を浴びた。

    暫く浴びて満足すると、次は幼女の頬をペロリと舐めた。

    山陀「!…おっと…これはこれは、可愛そうに…」

    山陀は幼女の苦しげにビクビクと震える肩に気付き、ニヤリと頬の肉を吊り上げた。

    山陀「息が出来ないんだね…。この猿轡…取って欲しいかい?」

    山陀はペロリと舌なめずりをした。

    そして、幼女を見据える。

    26 = 23 :

    幼女は遠くなりつつある意識の中で、半ば本能的に首を縦に振った。

    山陀「はははっ、そうだよね!こんな所で死んじゃったら一緒に楽しめなくなるもんね?もっと一緒に楽しんで、一つになろうね…。」

    山陀は猿轡に手を掛けて、少しずつ、少しずつ外していく。

    幼女「ん…んーー!!」

    幼女は生存本能を全開にして、ねだる様に身体をくねらせた。

    その様子を見て、山陀は愉快そうに幼女の額にキスすると、一気に猿轡を外した。

    幼女「おえっ!」

    ビシャ!ビシャシャ!!

    幼女の口内に溜まっていた吐寫物は、解放と共に一気にはじけとんだ。

    27 = 23 :

    幼女「うっ!ゴホッ!おえっ!…はっ、はぁーー!はぁー!」

    幼女は少し咽ると、一気に息を吸い込む。

    幼女「!ゴホっ!ゴホゴホっ!ごほ!!おえっ!!」

    吐寫物が気管に詰まったのであろう。
    幼女は激しく咽る。

    強く瞑った瞳からはポロリと涙が零れた。

    山陀「大丈夫かい?何とも無い様でほっとしたよ…。」

    山陀は白々しく胸を撫で下ろして言った。

    幼女「………」

    その山陀の余りにも腹立たしい様子を目の当たりにして幼女は思った。

    何故、自分がこんな人間に命を奪われなければならないのか、と。

    一瞬とはいえ、死の淵から舞い戻った幼女は不思議と冷静さを取り戻していた。

    幼女の脳裏に冷たい怒りが湧き出す。

    幼女の魂が震えた。


    「生きたい!」


    幼女は目の前の狂人の、気持ちの悪い微笑を澄んだ瞳で射抜いた…

    …そして、静かに…生き残る為の戦いを始める…。

    28 = 23 :

    以上、久々の~悲しき狼の為のレクイエム~でした。
    なんだか、あんまり推敲してないのでクオリティーの低さには
    どうか、どうか目を瞑ってくださいにござる…!

    富男に関してですが作業段階としては
    これから怒涛の4pが炸裂する所です。
    ただ、エロばっかりだと、流石に心が折れそうなので
    悲狼を合間に入れつつ推敲を進めております。

    まぁ、まだ暫し時間が掛かりそうですので
    あまり期待しないで待ってくだしあ…。スマソ。

    ということで、みんな!来年もよろしくな!!良い御年を!!

    29 :

    ビッグバンさんおつー
    来年もまたよろしゅー

    今年の内に仕上げられてよかった緑ちゃんとヤオ君イメージ( ・ω・)φ

    30 :

    年末だから忙しいのか…

    31 :

    >>30
    今日はバイト7連勤の3日目ですわよウフフorz

    32 :

    >>31
    頑張れww

    33 :

    書き手の人達、続きまだ~?

    34 :

    >>33
    書き手の方続きマダー?

    35 :

    >>34

    俺が書いてもいいのか?

    36 :

    新年あけまして以下略
    去年は短いながらもお世話になりました
    今年もこのスレにお世話になるつもりで御座います





    だがしかし元日の朝っぱらからバイトとかふざけんな畜生

    37 :

    あぁ…遂に新年が…
    けど、ちっとも楽しくない
    お母さんの実家だからかな?
    めそ


    ごめん、思い付かなかったorz

    38 :

    あけおめ~

    俺は昨日がバイトだったよ…

    39 :

    みんな、明けましてオメガウェポン!
    みんなもバイト大変なんだな…

    この忙しい年始、何とかロリきっ…乗り切っていきましょう!

    40 :

    >>39
    ロリは切っちゃダメだ!

    あ、あけおめ。

    41 :

    >>40

    ……その発想は無かったぜ

    42 :

    昨日このスレの存在を知って、主人公の設定だけしか考えてないのに
    SSを書き始めてみた俺が通りますよ。

    初書きこであけましておめでとうなんだぜ!

    43 :

    >>42
    楽しみに正座して待ってるぜ!

    44 :

    >>43
    でも実は2chでSS書くの初めてだからすっごい緊張してるんだぜ!
    そもそもSS自体あまり書いた事ないんだがな!

    ところで書き方って、ラノベっぽい感じでもいいのかのう?(´・ω・`)
    他の人の作品見てると台詞主体が多いから、ちょっと不安になった。

    45 :

    遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いします。

    >>44
    みんな色んなスタイルで書いてるから
    自分のやりやすいように書いてもらってOKです。

    【まとめ更新内容】
    ~悲しき狼の為のレクイエム~
    画廊9

    一応スレの確認はしてるけどSSとか絵が抜けてたら言うてください。

    46 :

    ニートさんおつー
    自分の描いた絵が並んでいるとこっぱずかしいぜーアタシ赤面しちゃいますわぬはは



    さて、古龍を乱獲する作業に戻ろうか………

    47 :

    >>45
    ニートさんありがとうなんだぜ!
    そして乙!

    というわけで42だが、書き上げたのを少し投下してみる。
    こんな長文書き込むの初めてだから、なんか不手際があったらスマソ。

    48 = 47 :

    (行き倒れ幼女のお屋敷生活・序章)


    もう平行感覚すら失いかけている身体に鞭を打つ。
    ずきずきと痛む身体―その痛みすら、すでに麻痺しつつあるが――を引きずるように、小さな幼女はただ必死に歩く。
    ぼうっとしている頭に響くのは、いつかの声。

    『痛い……痛いよぅ……』
    『やめてっ……なんでもするから、もうやめてぇ!!』

    その悲鳴の主は、自分のものか……それとも、

    『せめてあなただけでも、私達の分まで幸福になってね』
    『ならなかったら、末代まで祟っちゃうんだから!』

    そんな声とともに、自分をあの「地獄」から逃がしてくれた仲間達のものだったか。
    それすらも曖昧になるほどに、自身の思考能力は落ちている。

    「……くぅっ」

    不意に足の力が抜けて倒れそうになった。近くの壁に手をついてなんとか免れる。
    もう、どれだけの距離を歩いたかもわからない。
    途中、あの『地獄』の連中と同じ者から声をかけられそうになったが、その度に走って逃げた。
    またあいつらに捕まる事だけは、どうしても避けないといけない事だ。
    じゃないと、仲間達に会わせる顔がない。

    「……は……ぁ……」

    だが、それもここまでかもしれない。
    むしろ、今こうして立っていられる事が奇跡だと思うくらいだ。
    視界は白く霞み、頭のぼんやりも酷くなってきている。
    気を抜いたら今自分が何をしているかさえ忘れてしまいそうなほどに。

    「…………う」
    ドサリ

    ついに力尽き、倒れた。
    どうにか立ち上がろうとするが、全身に力が全く入らない。
    五感はその機能を失いつつあり、自分の吐きだす呼吸すら遠くに聞こえる。
    ぼやけた視界に映るのは、大きな建物。……家、だろうか?

    (ごめん、ね)

    意識が闇に堕ちていく中、幼女は仲間達に謝った。
    幸せになれなかったこと。そして、
    自分達を「地獄」に陥れた者……『人間』に復讐できなかった事を。

    49 = 47 :

    (行き倒れ幼女のお屋敷生活・1)

    ●一日目・昼

    ――とある屋敷の一室。

    「はぁ……まったく、退屈だね」

    僕はため息をついて、椅子の背もたれにもたれかかった。
    自分の声が響く自室の広さが虚しく思える。
    侍女等がいる時はそうでもないのだが、ちょっとした教室程度の空間がある部屋は一人で過ごすには明らかに広すぎだった。
    もっとも、それは贅沢悩みなのだろう。世の中には、雨風を凌ぐ事もおぼつかない場所で寝泊まりしている者もいるのだから。

    「だから、まあそれは良いとしても……。こう退屈なのはどうにかならないものかな」

    呟き、チリン机の上にと呼び鈴を鳴らす。
    するとそう時間が経たない内に部屋の扉が開かれ、二十代前半ぐらいの侍女が姿を現した。
    彼女の名前は冴風春奈。この屋敷に仕えている侍女だ。

    春奈「お呼びでしょうか、旦那さま」
    「庭で少し散歩する。付き合ってくれ、春奈」
    春奈「はい、かしこまりました」

    春奈は微笑むと、その腰程まである長い髪を揺らして礼をした。

    50 = 47 :

    (行き倒れ幼女のお屋敷生活・2)


    自分で言うのもなんだが、僕の家はかなり広い。
    庭だけでもちょっとした学校のグラウンドぐらいの面積はある、と言えば少しは伝わるだろうか。
    もっともこれらは、少し前に死んだ僕の両親を始めとした、祖先の人達が成功した結果である。自慢にはならないし、したいとも思わない。

    春奈「さすがに外は寒いですね。旦那さまも風邪などには気をつけて」
    「わかってる。……そういえばもうすぐ花粉症の時期だけど、お前は大丈夫なのか?」
    春奈「大丈夫です、今年はお薬も早目にもらいましたから。もうどんなに大量の花粉が来てもばっちりですよ!」
    「そうか」

    ぐっ、と力強く答える春奈にそっけなく頷く。

    春奈「あー、信用してませんね。その反応は」
    「よくわかったな。褒めてやろうか?」
    春奈「嬉しくないですよっ!」

    さらりと頷いた僕に叫ぶ春奈。
    だが去年、「薬を飲み忘れましたー」と言って涙を流しまくりながらくしゃみを連発し、僕の着ていた服に鼻水を付けた実績を持つ彼女である。
    信用できるほうがどうかしているだろう。

    春奈「まったく、旦那さまは皮肉ばかりなんですから……あら?」

    ぶつぶつ呟いていた春奈が、ふと何かに気がついたような声を出した。

    「どうかしたか?」
    春奈「えっと……門の外に、誰かが倒れています」

    春奈の視線と同じ方に目をやると、確かに人がそこに倒れているのが見えた。
    遠くてよく見えないが……子供、だろうか。どちらにしても見過ごせるものではない。

    「ふむ。……行くぞ、春奈」
    春奈「かしこまりました」

    僕たちは門に向かって走り出した。


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