蛇「最近休んでたけど大丈夫なの？体」

男「うん、もう全然平気」

蛇「よかったー。この間ちょっと変だったもん。話しかけても無視するしさー」

男「ごめんごめん。その分今日は一杯かまってやるからさ」

蛇「も～、調子のっちゃってぇ」

男「あはは」

蛇「あ、もう学校ついちゃった」

男「あー、そういや今日朝飯食ってないや………」

蛇「だめだよー。朝食は元気の素なんだから」



男「腹………減ったなぁ」

誰も言わないから言うが期待してる

父「最近お腹がすいて仕方がない？」

男「そう」

妹「そういえばお兄ちゃん最近家でご飯たくさん食べるもんね」

男「何でかなー、他のヤツらがあんなのばっかだからかなー」

母「何いってんの、昔からでしょそんなの」

男「まぁそうだけど何故か最近になってあいつらみてると食欲が……」

父「ブフｗｗ」

男「昼飯抜いてるのもあるんだろうけど」

妹「何でぬくわけ？ｗ」

男「学食も購買のパンも何かゴミみたいな味で…」

妹「えー、変なとこだね」

男「妹、うちの高校には受験するなよー。ゴミ食わされるから」

妹「えーやだーあはは」

俺が立てたスレは何故か必ずと言って良いほど乗っ取られてしまう
しかも良スレになる事が多い
従って俺は後は任せたを優先的に使う事が許されるはず

キーンコーンカーンコーン……

男「さーて帰るか」

蛇「男ー、一緒に」

男「はいはい、帰ろうな」

スタスタ

グー…

蛇「ん？」

男「あ、ごめん。腹が鳴った」

蛇「またお昼食べてないの？」

男「うん…何か食うもんないかなぁ」

蛇「もー、家まで我慢しなさい……で、でも！男がどうしてもっていうならうちで……」

男「なぁ、幼馴染」

蛇「な、何よもう！」


男「ちょっとかじっていい？」

蛇って食えたっけな…

蛇「はい？」

男「あー…ん」

ガジガジ

蛇「いたたたたたたたたたたたたたた！！」

蛇「あんた何やってんのよおおおおおおおお」　ゴスッ

男「いたっ！…いいじゃんちょっとくらい」

蛇「いきなり何すんのよ！人の耳かじっといて……」

男「だって…幼馴染がちょっとおいしそうに見えたんだ…」

蛇「え……ふ、ふん！男なんかもうしらない！」


男「あ……行っちゃった」

ふむ

蛇「おいしそうに見えたって……」

蛇「やっぱりあれって……こ、こ、こ、告白……だよね？」

蛇「耳をかじったのは……あれは、男なりの愛情表現…？ちょっと変だったけど」

蛇「え、ちょ……どうしよ……いきなり告白なんて…」

蛇「いやでもこれは！…幼馴染って関係を終わらせるいい機会かも」

蛇「う、こ、こういうときどうすればいいのかわからないわ……」

蛇「わ、私は男に何て答えればいいんだろう」

蛇「……そうよ！気を張らずに素直に…そう、素直に自分の気持ちを伝えればいいのよ」

蛇「全ては明日……」

蛇「……」

ちくしょう、笑ってしまった

キーンコーンカーンコーン……

蛇「お、お、お、男！い、一緒に」

男「はいはい帰ろうな」

スタスタ　グー…

男「あ、ごめんまた鳴った」

蛇（く……デリカシーないわね）

蛇「ま、またお昼ぬいたの？」

蛇（落ち着け…！落ち着くのよ私！）

男「……」

蛇（よしっ！いくわよー！！）

蛇「お、男？き、昨日の話だけど…」

男「……なぁ、幼馴染」

蛇「ッ！な、何？」

男「今日俺の家にこないか？」

蛇「───っ！！」

支援

男「まぁ座って座って」

蛇「う、うん…」カチコチ

蛇（い、いきなり家に呼ぶとは……男！やるわね！）

蛇（ま、まぁいいわ！そっちがその気ならこ、こっちもその気よ！！）

男「あ、何か飲み物でもいるか？」

蛇「っ！い、いえ！結構です！！」

男「そ、そう？」

蛇（落ち着け！落ち着くのよ……ひっひっふーひっひっふー）

男「まぁじゃぁ、昨日も言ったけどさ…」

蛇「う、うん」

蛇（き、き、ｷﾀｰｰｰｰ）


男「幼馴染……君を…食べたいんだ」

ハッピーエンドは期待できなさそうだ

蛇「う……」

蛇（い、いきなりセ、セ、セセセセッ○ス！？ま、まだ早いんじゃ……）

蛇「そ、そういうのはもっとお互いの気持ちを…とかさ……」

男「幼馴染…」

蛇「わ、私達はまだ学生で……その……」


男「君が……」


蛇「まだ…つきあっても……ない…の……に……」


男「欲しいんだ」


蛇（あぁ…そんな真剣な表情で見つめられたら───）



蛇「す、好きにして……………ください」

蛇逃げてー！！

らめえ！

男「幼馴染……ありがとう」

蛇「ん……」

男「じゃぁ……まずちょっと触るね…」

蛇「う…うん」


蛇「ん……」

蛇「ぁん……」

蛇「…ん……ぃやぁ……」

蛇「……んぁ…」


…………

抜いた

何でホラーはいってるのーーー！

ぎゃぁぁぁぁぁあ

男「うん、これなら大丈夫だね」

蛇「はぁ……はぁ……」クタッ

男「準備はよさそうだし…そろそろ」

蛇「う…うん…」


蛇（あぁ、ついに私達は結ばれるのね…）

蛇（生まれたときからずっと一緒で……）

蛇（あなたに恋したのはいつからか分からない程昔…）

蛇（今までお互い恋人の一人もいなかったけど……ついに……）

蛇（ついに私達はひとつに─────………）



ゾブッ

うわああ

確かにひとつになるって言えなくもないけどさ……

…蛇の踊り食い…か………

蛇「……え？」

アカい

みぞおちのトコろにナニかガササッテいル

蛇「……あれ？」

ナんダロう

蛇「…………男？」

おトコ──ワラッてる

男「大丈夫？痛い？」

イタい

いたイ──

痛い痛い痛い痛い包丁痛い痛い痛い痛いいたいいタイいたい！！！！！！！！！

ふむ

かまわん続けろ

蛇「ああああああああああああああああ！！！！！！！！」

男「あー、やっぱり痛いよね。でももう少しで痛くもなくなるよ」

ゾブリ

蛇「　　あ　　　　あああ　　ああ　　　　　あ　　　！！！　！　」

男「……まぁ多分だけどね」

ザクリ

蛇「　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　」


…………

蛇「　　　」

男「幼馴染…？」


ヌルッ


男「もう死んじゃったか…」

蛇「　　」

男「さーて、お味のほうはっと…」

男「ゲームとか漫画で蛇食べてるからなぁ、おいしいとは思うけど」

ぐちゃぐちゃ

男「ふむ…」

ぐちゃぐちゃ

男「…んまいっ！！」

ぐちゃぐちゃ

男「蛇ってこんなにうまいのか！！！知らなかったなー。人生損してたかも」

ぐちゃぐちゃ

男「……でもこれ、後片付けがめんどうだなぁ」

ぐちゃぐちゃ

男「そもそもこんなに食べられないし……」


男「ふぅ、お腹一杯だ。後は捨てよ」

さあどう転がるか　支援

ほら、ホラーな展開になったでしょ？しえん

続けたまえ

父「クソワロタｗｗｗｗｗｗｗｗさすが我が息子ｗｗｗｗｗｗｗｗ」

妹「アイゴーアイゴーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

母「マジキチｗｗｗｗｗｗｗｗｗうはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

男「あれ？皆見てたの？」

母妹「気づけよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

父「おまいらｗｗｗｗｗｗｗｗ時にもちつけｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

妹「ｗｗｗｗｗぬるぽｗｗｗｗｗｗｗ」

母「>>妹ｗｗｗｗｗガッｗｗｗｗｗｗｗｗ」

男「蛇っておいしかったんだね、知らなかったよ」

父「そうだぞｗｗｗｗｗｗｗｗ世の中にはうまいものがたくさんあるｗｗｗｗｗｗｗ」

母「外を見なさいｗｗｗｗｗｗｗ餌ならたくさんいるでしょｗｗｗｗｗｗｗ」

妹「そうだよｗｗｗｗｗｗｗｗお兄ちゃんｗｗｗｗｗｗｗｗｗはいこれｗｗｗ」




男「これは……チェーンソー？」

家族の正体がわからん

見てるから早くね

父「そうｗｗｗｗお前もこんなうまいものを食べたらｗｗｗｗｗ」

母「他のものは食べれないでしょｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

男「そうだね、たしかにそうだ」

妹「だったらｗｗｗｗｗｗｗいつでも食べれるようにｗｗｗｗｗ」

父「たくさんｗｗｗｗｗｗｗｗ確保しなきゃだろ？ｗｗｗｗｗ」

男「そうだ…たくさんいる……たくさん……」

母「じゃぁｗｗｗｗｗｗｗｗもうわかるでしょｗｗｗｗｗ」

妹「外にいるものをｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」


父母妹「とりあえず皆殺しにしてもってこいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」


男「そうだ……その通りだ………」フラフラ


バタンッ

ギュイーーーーーーーーン

ガリガリガリガリガリガリ

ぐちゃぐちゃ

ゾブゾブ

ピチャッ

ズルリ

ギ

ゴ

……………

ええのう

吐いた

父「さて息子よｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

男「ハァ……ハァ……何？」

母「お前をあるトコロに招待しようｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

男「…ハァ……？」

妹「前言ってたよねｗｗｗｗｗｗｗ地下室に行ってみたいってｗｗｗｗｗｗ」

男「…あぁ、そんなことも言ってたような……？」

父母妹「さぁ行こうｗｗｗｗｗｗｗｗやれ行こうｗｗｗｗｗｗｗｗ」


…………


男「ここが…地下室？」

父「そうだｗｗｗｗｗｗｗ4人いるとちょっとせまいかなｗｗｗｗｗｗｗ」

母「先客もいるしなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

妹「ほらｗｗｗｗｗあいつら何だと思うｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」


男「ん……？」

ほっしゅほしゅ

もし人間が食べ物に見えるようになったら、食べてしまってもさほど罪悪感無いかもな

「う……ぐ………」

「……ギ……ギギ……」

「…アー………アー………」


男「別に…外にいるのと一緒の食料では…？」

父母妹「そうだろうｗｗｗｗｗｗｗｗｗそうだろうｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

父母妹「そうｗｗｗｗそいつらはただの食料だｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

父母妹「さぁｗｗｗｗｗｗそのチェーンソーでｗｗｗｗｗ」

父母妹「クビをハネてシマえｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

男「うん……わかったよ……」