―――

姉「あれじゃ駄目だね。もっと球を見ないと」

友「へいへーい、ピッチャーびびってるよー」

ひゅっ

友「うぉぉぉりゃぁぁぁ」ｶｷｰﾝ

姉「お」

友「ホームラン！！」

姉「って80kmか」

―――

逆「えーっと……5番、さーど、逆、背番号3」

男「ちょ、3番て」

ﾋﾟｼｭｯ

逆「わっ」ｺﾃﾝ

男「ぷぷぷ、こけてやんの」

逆「うるさい、黙れ」

ﾋﾟｼｭｯ

逆「ってゃ」ｺｷﾝ

男「おっ、ファールか」

逆「んー……」

ﾋﾟｼｭｯ

逆「ってゐ！」

ｶｷｰﾝ

男「………」

逆「………」

男「な、何を言ってるのかわからねぇと思うが、おれも何が起きたのかわからなかった。
頭がどうにかなりそうだった。
超フルスイングだとか手品だとか、そんなチャチなもんじゃ断じてねぇ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ」

逆「それは私を馬鹿にしてるのか？」

今来

ふぅ・・・ただの新庄運切か・・・

―――

姉「うん、いい当たり。センター前ヒットってところかな？」

友「なんということでしょう！9回裏、2死満塁、1点差、ここで出てくるバッターは4番ファースト、花形満！！」

姉「それで、あんたは何やってるの？」

ひゅっ　ぽすん

友「あぁっと、あっという間にフルカウントだ！次の1球で全てが決まります！！」

ひゅっ

友「とりゃぁぁぁぁぁ」ｽｶｯ

姉「バッターアウッ」

友「強すぎてニューゲーム」

―――

男「うわっ、もうこんな時間か」

逆「楽しい時間が過ぎるのはあっという間だな」ﾎﾞｿ

男「え？」

逆「い、いや、何でもない！！」

男「そっか、逆も楽しかったなら良かったよ」

逆「誰もそんなこと言ってない」

男「じゃあ楽しくなかったのか？」

逆「………まぁ、楽しくないわけではないが」

男「回りくどいな」

逆「伝わればいいだろ？」

男「伝わらないかもしれないぜ？」

逆「私は君なら分かってくれるって信じてるよ」

男「え…」

逆「なんて、冗談だよ。伝わらないなら伝わらなくていい」

男「………」

逆「今日はありがとう、付き合ってくれて」

男「お、おう」

逆「また今度」

男「あぁ、じゃあな」

―――

ｶﾞﾁｬ

逆「ただいま……って姉さんは留守か」

逆（帰り際のあのセリフ………勝手に口から出てきた）

逆（……私は男…なんだよな？）

―――

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ　ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ　ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

男（もう朝か……っても10時だけど）

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

男「はぁい、いま行きます」

ｶﾞﾁｬ

逆「…寝てたか？」

男「寝てたが、別に逆に起こされたわけじゃないぜ？」

逆「そうか……」

男「あがるか？」

逆「あぁ」

―――

男「まぁ適当にくつろいでくれ、親もいないしな」

男（あれ……親も…いな………ちょっと、頭冷やそうか）

逆「あぁ」

男「それにしてもなぁ、逆」

逆「ん？」

男「朝っぱらから女子を見るのは健全な男子には毒だな」

逆「……かもな。けど、あんまりソウイウコト、女の子に言う話じゃないと思うぞ？」

男「む………」

―――

逆「さて、と」ｽﾀｽﾀｽﾀ

男「ん？」

逆「朝ごはん食べてないだろ？作ってやる」

男「なななななんだってー」

逆「いや、別に嫌なら作らないが」

男「むしろその逆だ」

逆「……味には期待するなよ」

―――

逆「まぁ適当に作っただけだが」

男「……白米、味噌汁、納豆、玉子焼き、焼き鮭、お新香、海苔…完全に和食だな」

逆「楽だからな」

男「とりあえずいただきます」

逆「あぁ」

男「ずずっ……うむ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

逆「………」

男「うむ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

逆「………」

男「普通に美味いぜ？」

逆「褒めても何も出さないぞ？」

男「たまには人の褒め言葉も素直に受け取ろうぜ？」

逆「私がどう受け取ろうが男には関係ないだろ」

男「素直だったらもっと可愛いのにな」

逆「知るか」

―――

男「ふぅ、ごちそうさま。おいしかったぞ」

逆「……お粗末様でした」

男「そういやロス疑惑の三浦って人いただろ？自殺したらしい」

逆「ふーん。………なぁ、男、なんで人は自殺するんだろうな？」

男「随分と難しいそうなことを聞いてくるな。…やっぱり逃げるためじゃないか？」

逆「逃げる？」

男「あぁ。自分がいままでの言動とか背負ってきたものとかそういうの全てから逃げるためだと俺は思う」

逆「じゃあいじめで自殺するのは現実逃避ってことか」

男「そうなるな」

逆「三浦容疑者もそういうものから逃げたのか？」

男「なきにしもあらずってとこだろ」

逆「そうか」

―――

男「そういや逆はどうして俺の家に来たんだ？」

逆「ん………」

男「？」

逆「忘れた」

男「おいおい」

逆「何かをしにきたはずなんだが…」

男「ま、思い出すまでゆっくりしていってね！」

―――

男「オンドゥルルラギッタンディスカー!!」

逆「……？」

男「シンセラレナイ」

逆「お前は何をしてるんだ？」

男「何って……オンドゥル語の練習」

逆「オンドゥル語？」

男「オンドゥル語」

逆「？」

男「コンナトコロデ、コドモタチニイワナイ!」

逆「………」

しえーん

逆「とりあえず、さっきまでのは何て言ってたんだ？」

男「本当に裏切ったんですかー!　と
信じられない　と
こんな所で、もたもたしている暇はない!　だな」

逆「それで、オンドゥル語とやらに勉強する価値はあるのか？」

男「あるぞ、オンドゥル星の公用語だからな」

逆「………」

男「他にもだな」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

男「ちょっと行ってくる」

男「はいはい、どちら様でしょーか」ｶﾞﾁｬ

人「えぇ、私、この素晴らしいイエス様のお作りなさった宗教を広めている者ですが…」

男「ワーチョマーチョマチョナチョノーン?」

人「は？」

男「ウニナンダヨ」

人「うに…？」

男「ウシロニハラガタッテイル!」

人「えっ…あ……失礼しました」

ｶﾞﾁｬ

男「って感じにvs宗教勧誘にも役立つぞ」

逆「………」

男「クウガトイターズラ！」

会話のテンションがちょっと古いなｗｗ
それがいいがｗ

―――

男「オンドゥル語飽きた」

逆「早いな」

男「だって面倒じゃん」

逆「………」

男「やっぱいまの時代古語だろ古語」

逆「どこでそんな毒電波受信してきたんだ、お前は？」

男「いとおかしきことなり」

逆「………」

男「やっぱやめた」

逆「その場のノリとテンションだけで行動すると後で痛い目に合うぞ」

男「ご利用は計画的にってことだな」

逆「そう…だな」

―――

男「さて―――」

逆「そういやなんで探偵が謎解きをするときって『さて』から始めるんだ？」

男「あぁ、それなら某小学生向けの記憶力と常識が皆無な名探偵K.Yが出てくる小説で解説されてたぞ」

逆「それで？」

男「そういう名探偵の鉄則ってものがあるらしい。
それによると、謎解きは必ず『さて』から始めること　と
徘徊しながら喋ること　が鉄則だそうだ」

逆「なるほど。それで、お前はなんで『さて』から話し始めることが多いんだ？」

男「…それは俺が賢いからじゃないか？」

逆「いいこと教えてやる」

男「ん？」

逆「寝言は寝て言うものだぞ」

男「………」

テンションがおかしい　かつ　ネタが浮かばないから

3時間くらい寝てくる

残ってたら俺歓喜

ほ

単発で済まないが誰かが後に続いてくれることを願うよ

ほ

ほ

し

ゅ

ガイとか懐かしいｗ

支援

懐かしいネタ多い

☆

追いついた途端終わってたｗｗ

後５０分は待たなきゃ

女「ラナルータ！

スレタイでこんなのだと思った。

ほ

>>1まだ～

ほ

★

し

ほ

保守

ほ

夢水ネタをvipで見る事になろうとは思わなかった

まだ寝てるのか

ほす

ん

保守

しえん

携帯からすまん。

>>1だが、昨日の件でいま病院にいる｡

帰宅しだい続きを書くようにする