元スレ新ジャンル「暇」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 :
51 :
女「今日もひまだよー」
女「今日はいい天気だよー」
女「公園に来たよー」
鳩「くるっぽー」
女「パン持ってないよー」
鳩「……バサバサ」
女「捕まえたよー」
鳩「バサバサ……くるっぽー」
女「……ひまだよー」
52 :
男「暇つぶしの王道といえばなんでしょう?」
女「……改めて言われると即答できないわね」
男「本や文明の利器など使わない類の暇つぶしです。例えば何があるでしょう?」
女「う~ん、しりとり以外だと、ウミガメのスープとか」
男「やってみましょうか?」
女「あんたとやっても絶対成り立ちそうにないから却下」
男「よくご存知で」
女「というか、あんたが出題側だと永遠に終わりそうにないわ」
男「二人の時間よ永遠に、ですね」
女「繰り返される戦いの歴史、って表現されるべきね」
男「なるほど、人生は戦いですね」
女「あんた、意味なんて全然考えないで喋ってるでしょ」
53 = 52 :
女「あんまりこういう発言はすべきじゃないんだけどさ」
男「なんです?」
女「こうやって、無意味な会話で場所使って色々消費するのは、アリなの?」
男「ありかなしかと言われれば、そうやって過ごす私たちが居る時点でアリとしか」
女「いや、そうじゃなくてさ。もっと違う、こう……」
男「なるほど、分かりました」
女「分かってくれた? どうなのよ?」
男「ご安心ください!」
女「というと?」
男「枯れ木も山の賑わいと申します」
女「あぁ……そう……」
男「あ、この場合枯れ木とは我々の事でして」
女「いや、分かってる。分かってるから……」
54 :
暇だな
55 = 52 :
女「なんか、ここまで何もしないで時間使ってると焦ってくるなぁ」
男「命短し恋せよ乙女、ですか?」
女「いや、別に恋に費やしたい訳でもないけど」
男「お肌の曲がり角までは、今しばらくの猶予がございますが」
女「スキンケアで暇潰したいわけでもなく」
男「大丈夫です、私とこうやって過ごす以上、有意義な時間を過ごすなど不可能ですから!」
女「うわぁ……何そのすっごい良い笑顔……泣きたくなってきた」
男「女さんに泣き顔は似合いませんよ! 誰も騙されませんから」
女「あんた一回、口の利き方を勉強し直した方が良いと思うわ」
男「私の敬語に間違いが?」
女「敬語なのに相手を全然敬ってないってのが、まず問題なのよ」
56 = 51 :
女「ひまだねー」
鳩「くるーぽー」
女「ぬくぬくだねー」
鳩「くるっぽー」
女「あたまのなかは」
鳩「くるっとー」
女「ばいばーい」
鳩「くるぽー…‥・・・」
女「…ひまだよー」
57 = 51 :
女「迷子だよー」
女「真っ暗だよー」
女「大変だよー」
ゴン
女「いててだよー」
女「大人しく電気付けてトイレ行くよー」
58 = 51 :
女「ジグソーパズルするよー」
女「これでひまとはおさらばだよー」
女「奮発して5000ピースだよー」
女「がんばるよー」
女「あきたよー」
女「ひまだよー」
59 = 52 :
女「もう、ゴールしてもいいかな……」
男「人生とういゲームには、いつでも簡単にクリアできる裏技があると聞きました」
女「いや、そっちのゴールじゃないんだけど」
男「ゴールするも何も、今、この時間を過ごさなければいけないことに変わりはないわけで」
女「まーねー。あー……あんた何か芸ないの?」
男「芸ですか……女さんほど多才ではございませんので……」
女「別に私多才じゃないけど」
男「いえいえ、ご謙遜を。私とここまで長時間会話出来た人間は、あなたが始めてです」
女「うわ、それすっごい分かる」
男「両親ともまともな会話はありませんでしたからね」
女「え……、いや、そんな重い話だなんて思わなかったから……ごめん」
男「両親も私と同じノリですので、まともな会話と呼んで良いものかどうか」
女「謝れ! 心から謝った私に謝れ!」
60 = 51 :
女「トランプタワー作るよー」
女「……完成したよー」
女「……トランプが三枚しか見当たらないよー…」
女「ひまだよー」
61 :
友「猫うるせーな」
男「発情期って奴だな」
友「しかも、ケンカ始めるとか」
男「雌猫巡って死闘って奴だな」
友「あれ、何か鳴き声増えてないか?」
男「別の猫がバトルに加わったって奴だな」
友「ちょっと待て、もしかして俺たち囲まれていない?」
男「お前はもう包囲されているって奴だな」
友「うわっ、しかもだんだん近づいて来てるぞ!」
男「ホラーって奴だな」
友「やばいやばいっ、て来てる来てる、ドアのすぐそこに来てるって!!」
男「大ピンチって奴だな」
友「うわー!」
男「うわー」
友「ま、だからって何かが起こるって訳でもないんだけどな。猫がうるさいだけだし」
男「大山鳴動して鼠一匹って奴だな」
62 = 51 :
女「チャーハン作るよ!」
チン
女「出来たよー」
女「スープも作るよ!」
こぽぽぽぽ…
女「できたよー」
女「いただきますだよー」
女「……ひまだよー」
63 = 52 :
男「先ほど私、人生をゲームに例えました」
女「不謹慎だなんて言うほど頭固くないからね、私」
男「ゲームと言っても色々ございます。ジャンルに例えれば、女さんの人生はなんでしょう?」
女「えー。……なんだろ。一つ一つ予定決めて潰してく感じだから、シミュレーション?」
男「なるほど。えげつない戦略と、半ば力技の戦術でもって、相手を蹂躙する訳ですか」
女「そうねー」
男「……こうやって、ボケが流されたとき、どうすればいいか存じておりませんのですが」
女「死ねばいいと思うわ」
64 = 51 :
女「千羽鶴作るよー」
女「折り紙だよー」
女「何色があるかなー」
女「………あ」
女「前に作った九百九十八羽鶴が出て来たよー」
女「千羽鶴完成だよー」
女「………」
女「ひまだよー…」
65 = 51 :
女「そう言えば今日は子供の日だよー」
女「だからなんなんだよー」
女「うーん」
女「こいのぼり上げるよー」
女「鯉が空に舞い上がるよー」
女「……鯉空…すいーつ、だよー」
女「……でも苦そうだよー…」
66 = 52 :
男「……」
女「……」
男「……」
女「なんで黙るのよ」
男「なんだか先ほどから喋り通しでしたので、休息を」
女「なんだか違和感があるなー」
男「なるほど、お淑やかな女さんという訳ですね」
女「どーいう意味か説明してもらいましょうか」
67 = 52 :
女「……うー……あー……」
男「そんなに気を病まれずともよろしいではありませんか」
女「でもさぁ。ここまで見事に何にもないとさぁ」
男「では、考え方を変えてみてはどうです?」
女「例えば?」
男「今はじっと耐える時です。臥薪嘗胆です」
女「なんかもうオチが分かってるんだけどさ、それでどうなるの?」
男「苦悩の表情も、意味のあるものに」
女「……その後は?」
男「素晴らしい明日が!」
女「……とりあえず、紅茶淹れて来なさいね」
男「……『そこには、元気に走り回る女さんの姿が!』の方が宜しかったでしょうか?」
女「どんぐりの背比べね」
68 = 51 :
女「流石GWだよー」
女「やることないよー」
女「ひまだよー」
女「暑いよー」
女「冷房入れるよー」
ぶおー
女「ひやだよー」
69 = 52 :
男「残るやることと言えば一つしかありませんね」
女「後は寝るしかないわね」
男「最初の方で私が提案した事ですが、やっと受理して頂けますか」
女「てか、本気でそれしかやることないからね」
男「他の物語の男女でしたら、ここが一番盛り上がるところなのですが」
女「私たちに限って言えば、そんな盛り上がりとは無縁だしね~」
男「私とて命は惜しいですし」
女「何か言った?」
男「人間ですから、欲望は理性でコントロールしないと、と申しました」
女「コントロールしないほうが良かったかもよ?」
男「えーと、真意が量りかねるのですが」
女「なんでもない。じゃね。おやすみ」
男「はい、お休みなさいませ」
70 :
女「暇だなぁ早く夜にならないかな…ん?」
prrrrrr…ガチャ
女「はぃ?」
男「女?今度の日曜映画見に行かない?」
女「ぁ…うん どうせ暇だし…うん…
…それじゃ」ガチャ
女「暇だなぁ …♪」
71 = 52 :
やっぱり「萌え」要素無視して立てちゃ駄目だよな
72 :
あ
73 = 72 :
ほ
74 :
女「……」
男「……」
女「ねえ」
男「何だ」
女「何で家に居るの?」
男「暇だから」
女「女が男を家に上げるのってさ、勇気が――」
男「お前も暇なんだろ?」
女「え――まあ、うん」
男「ならいいじゃん」
女「いや、いいけどさ……」
75 = 74 :
女「……」
男「……」
女「……まきますか、まきませんか」
男「まきません。なんだ突然」
女「いや、今読んでる漫画で出たから」
男「あっそう」
女「……漫画の内容知ってるの?」
男「ん? 読んだことあるけど」
女「……じゃあなんで巻いてくれないの?」
男「適当。そもそもお前ネジないし」
女「そりゃ……そうだけど」
男「それより、砂ぼうずの11巻とってくれ」
女「はいはい。ったく、なんで私が……」
男「さんきゅな」
女「うん……」
76 = 74 :
女「……」パチン
男「……」
女「……」パチン
男「……」
女「ちょっと、爪切ってるんだから見ないでよね」
男「ああ、すまん」
女「……私の足、綺麗でしょう?」
男「爪切る所ばっか見てたから良く分からん」
女「え……」
男「なんだ、見て欲しいのか?」
女「う、うるさい。こっち見るな。来るな。半径五メートル以内から出てしまえ」
男「俺に帰れというのか」
女「……帰れとまでは、言わないけど」
男「なら万事解決だな」
女「……うん」
77 = 74 :
~♪
女「あー、癒される」
男「バリバリのロックじゃんか」
女「これがいいのよこれが」
男「そんなもんかね」
女「そうよ。男にも一枚貸してあげようか? 私のオススメ」
男「いや、いいわ。相性が悪い」
女「……」ピッ
男「何で止めた」
女「男がテンション下げたから」
男「別にお前の家なんだから好きにかけろよ」
女「いいよ、嫌がってるのに」
男「じゃあ、あれだ。もっとゆったりした曲でお勧めがあったらかけてみてくれ。気に入ったら借りる」
女「そんな気を使わなくても」
男「趣味は共有したほうが楽しいぞ」
女「ッ……! わかったわよ、なんか合いそうなのを選ばせてもらうわ」
男「よろしく」
78 = 74 :
男「おっす」
女「ホント暇なんだね」
男「人のこと言えるかよ」
女「お互いにね」
男「ああ、この前借りたCD、良かったわ」
女「ホント!」
男「こういうタイプの曲は初めてだったから新鮮だった」
女「あの辺ははまると深いよ。オススメ」
男「ああ、よかったらまた貸してくれ」
女「あ、うん。……わかった」
79 = 74 :
女「……」
男「……」
女「……なんかさ」
男「おう」
女「たまには外にでもでない?」
男「それは暗に邪魔だと言っているのか」
女「そんなんじゃなくて。……その、二人で部屋の中に居るくらいなら」
男「二人で外に出ればいいじゃないってか?」
女「――! そ、そういう、こと」
男「嫌だよ面倒くさい。お前の家で十分だ」
女「どういう意味よ」
男「漫画もCDもなんでもあるし、何より横になれる」
女「……」
女「――馬鹿」
男「何だよ」
女「知らない」
80 = 74 :
男「このぬいぐるみ可愛いな」
女「それ、男が小学校のときクレーンで取ってくれた――って何してるの」
男「ブレーンバスター」
女「やめてよ。小学生じゃないんだから」
男「いや、暇だと何かをいじりたくなるもので」
女「私の∞プチプチでもいじってれば」
男「そうするわ」
プ「あぁん……」
プ「イェェェェェイ!」
女「やっぱやめて」
男「了解した」
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