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元スレ新ジャンル「居すわり続ける長門」
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男「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
長門「……」コク
男「去年長門さんは良い子にしてたからお年玉をあげよう」
長門「……」
男「貰えるもんは貰っとくもんさ。さてどうしようかね、雑煮に御節、初詣……」
長門「全部」
男「ん、よし来た!」
長門「……」コク
男「去年長門さんは良い子にしてたからお年玉をあげよう」
長門「……」
男「貰えるもんは貰っとくもんさ。さてどうしようかね、雑煮に御節、初詣……」
長門「全部」
男「ん、よし来た!」
男「今日は~♪ カレーの日~♪ 美味しい美味しいカレーの日~♪」
長門「カレー?」
男「そう。長門さんが家に居着いてからもう一年になるからね」
長門「……」
男「それでさ、給料三ヶ月分のカレーを作ってみた訳よ」
長門「そう」
男「む……反応が薄いな……ウチのひい爺ちゃんは昔、好きな女の子に変な名前を名乗って窮地を脱したって言ってたしなぁ……俺もやるか」
長門「カレーは……カレーは金をかければ美味しくなるものじゃない。作り手の情熱や想いを吸って深みを幾層にも積重ねていく」
男「……」
長門「だから、このカレーは……今まで摂取してきた食物の中で、一番好ましい味をしている」
長門「カレー?」
男「そう。長門さんが家に居着いてからもう一年になるからね」
長門「……」
男「それでさ、給料三ヶ月分のカレーを作ってみた訳よ」
長門「そう」
男「む……反応が薄いな……ウチのひい爺ちゃんは昔、好きな女の子に変な名前を名乗って窮地を脱したって言ってたしなぁ……俺もやるか」
長門「カレーは……カレーは金をかければ美味しくなるものじゃない。作り手の情熱や想いを吸って深みを幾層にも積重ねていく」
男「……」
長門「だから、このカレーは……今まで摂取してきた食物の中で、一番好ましい味をしている」
男「節分か……豆をまかない、以上!」
長門「何故」
男「鬼もさ、色々あるんだってきっと。もし悪い鬼だったとしても、やはり食べ物をぶつけるのは俺の道徳観が良しとしない」
長門「そう」
長門「何故」
男「鬼もさ、色々あるんだってきっと。もし悪い鬼だったとしても、やはり食べ物をぶつけるのは俺の道徳観が良しとしない」
長門「そう」
長門「これ……読んで」
男「本? ……紙が挟まってるな。なるほど、推理ゲームをしたい、と。良いだろう」
男「まずドライバーを探して……なんで棚に敷かれてんだ。クソ、棚を動かすスイッチは……9桁の暗号を入力して、ぬいぐるみ?
中から鍵か。確か引き出しに鍵がかかってたな……また暗号か!」
男「ようやく辿着いたぜ……中身は……チョコ?」
長門「……」ジー
男「い、いただきます……美味いな」
長門「本命には、三倍返しする習慣があると聞いた。待ってる」
男「本? ……紙が挟まってるな。なるほど、推理ゲームをしたい、と。良いだろう」
男「まずドライバーを探して……なんで棚に敷かれてんだ。クソ、棚を動かすスイッチは……9桁の暗号を入力して、ぬいぐるみ?
中から鍵か。確か引き出しに鍵がかかってたな……また暗号か!」
男「ようやく辿着いたぜ……中身は……チョコ?」
長門「……」ジー
男「い、いただきます……美味いな」
長門「本命には、三倍返しする習慣があると聞いた。待ってる」
すまんageちまった
男「三倍返しか……本以外に思い付かない俺も俺だな。とりあえず買ってから帰るか」
男「ただいまー、長門さんやー……あれ? 長門さんやー」
「良いんですか、伝えなくて」
長門「構わない。知ってもどうにもならない事」
男「なるほど、だが長門さんの愛は痛いくらい知ってしまってるんだぜ、俺はな!」
「随分青春してるのね、あなた」
男「まあ、アンタよりはね」
長門「……やっぱり、ここに来た」
男「そりゃ、当然ね。一年も一緒にいれば、なんとなくわかる」
長門「そうじゃない。あなたは、何度もこの時間に私に会いにきてくれた」
男「ただいまー、長門さんやー……あれ? 長門さんやー」
「良いんですか、伝えなくて」
長門「構わない。知ってもどうにもならない事」
男「なるほど、だが長門さんの愛は痛いくらい知ってしまってるんだぜ、俺はな!」
「随分青春してるのね、あなた」
男「まあ、アンタよりはね」
長門「……やっぱり、ここに来た」
男「そりゃ、当然ね。一年も一緒にいれば、なんとなくわかる」
長門「そうじゃない。あなたは、何度もこの時間に私に会いにきてくれた」
長門「世界とは、本来無限に増えなくてはならないもの。
最初に一歩を踏み出す時、右足か左足か、どのような表情をするか、どれだけ前に進むか、それが宇宙規模で処理されていなければならない」
男「……待ってくれ、話が見えない」
長門「それが及ぼす影響は無視できる筈だった。だけど、生物は辿着いてはいけない領域に到達してしまった」
男「だから、なんだって聞いてんだ」
「ここから先は私が説明します」
男「……アンタは?」
「朝比奈みくる。そう呼んでください」
最初に一歩を踏み出す時、右足か左足か、どのような表情をするか、どれだけ前に進むか、それが宇宙規模で処理されていなければならない」
男「……待ってくれ、話が見えない」
長門「それが及ぼす影響は無視できる筈だった。だけど、生物は辿着いてはいけない領域に到達してしまった」
男「だから、なんだって聞いてんだ」
「ここから先は私が説明します」
男「……アンタは?」
「朝比奈みくる。そう呼んでください」
みくる「そう……つまり辿着いてしまった領域とは≪禁則事項≫で≪禁則事項≫が≪禁則事項≫してしまい≪禁則事項≫になった結果≪禁則事項≫を及ぼしてしまった。そう言う訳です」
男「おまえは黙れ」
長門「増えすぎた未来から過去に溯る事により、過去と未来の数が無制限に増え、時空間での時空航行間事故が起こってしまった」
男「よくわかんね」
男「おまえは黙れ」
長門「増えすぎた未来から過去に溯る事により、過去と未来の数が無制限に増え、時空間での時空航行間事故が起こってしまった」
男「よくわかんね」
長門「そして私が、今からおよそ70年程前に戻り、再び70年間、世界の可能性を繰返し整備する。可能性がそれぞれの世界から溢れないように」
男「なんでおまえが?」
長門「最初に彼女に接触したのが私だから。私以外がそれを行おうとすると、目的が達成されない。予定調和を私が繰返す必要がある」
男「明日は、来ないのかよ」
長門「私の明日は70年前、あなたの明日は今から一時間後。明日はくる」
男「そんなのって……」
長門「70年経てば、また私はあなたに会える。15499回。これが私とあなたが出合った回数」
男「なんでおまえが?」
長門「最初に彼女に接触したのが私だから。私以外がそれを行おうとすると、目的が達成されない。予定調和を私が繰返す必要がある」
男「明日は、来ないのかよ」
長門「私の明日は70年前、あなたの明日は今から一時間後。明日はくる」
男「そんなのって……」
長門「70年経てば、また私はあなたに会える。15499回。これが私とあなたが出合った回数」
長門「あなたは15499回私を家に置いてくれて、私は15498回あなたに恋をした。あなたは私に12336回恋をした。 あなたは31094回私の作ったチョコレートを食べてくれた。15499回、全て違う本を私に送ってくれた」
長門「だから、きっと私は、15500回以上、あなたの家にいくに決まっている」
長門「そして……また、図書館に」
70年間を延々と 世界に 居座り続ける長門
長門「だから、きっと私は、15500回以上、あなたの家にいくに決まっている」
長門「そして……また、図書館に」
70年間を延々と 世界に 居座り続ける長門
長門「そう、予定調和を繰返す必要があった。これが、15500回目の出会い。あなたにとっては一時間ぶり」
俺「説明して貰おうか」
長門「私は対有機生命体ヒューマノイド・インターフェイス。記憶のバックアップを取って同じ構成の別の体に同じ情報を入れるのは造作もない」
男「……まあ、いいや。細かい事考えてもしょうがないか……とりあえず、なにがしたい?」
長門「あなたと、同じ明日をいきたい」
男「ん、よし来た!」
俺の隣りに居座り続ける長門 完
俺「説明して貰おうか」
長門「私は対有機生命体ヒューマノイド・インターフェイス。記憶のバックアップを取って同じ構成の別の体に同じ情報を入れるのは造作もない」
男「……まあ、いいや。細かい事考えてもしょうがないか……とりあえず、なにがしたい?」
長門「あなたと、同じ明日をいきたい」
男「ん、よし来た!」
俺の隣りに居座り続ける長門 完
>>1自殺してくれ
GJ
1から読んだが
感動したよ
まあ所々ややこしくて
わかりにくかったが
1から読んだが
感動したよ
まあ所々ややこしくて
わかりにくかったが
>>1のちんちんはうまい
いまさらだが>>1乙!
おもしろかったぜ
おもしろかったぜ
男「今日もまた一人寂しく発泡酒ですよっと」
男「ただいま」
朝倉「あ、お帰りなさい。台所借りてるわよ」
これなんてエロゲ?
まったく見覚えのない美少女がそこにいた。
居座る朝倉さん
なんて妄想
男「ただいま」
朝倉「あ、お帰りなさい。台所借りてるわよ」
これなんてエロゲ?
まったく見覚えのない美少女がそこにいた。
居座る朝倉さん
なんて妄想
いや、面白かったよ。
2,3個別の未来が余計に増えてる気がしないでもないが。
2,3個別の未来が余計に増えてる気がしないでもないが。
●<世界が増えるよう錯覚しただけです。
長門さんは1回目から15499回その全てで彼と同じ未来をいきたんですよ。
とにかく、だからこその予定調和です。
はたまた、あるいはそう、彼女がハッピー以外のエンディングを望まなかった。
みた所この物語の主人公たる彼は…・
んふ、これは野暮というものですね。
なんて事のない、どこでもある恋愛SF
ノリの良いジョークも胸の空くような爽快さはありませんが
嫁ぎにきたのが長門さんだったというだけで、僕としては十分楽しめますね
長門さんは1回目から15499回その全てで彼と同じ未来をいきたんですよ。
とにかく、だからこその予定調和です。
はたまた、あるいはそう、彼女がハッピー以外のエンディングを望まなかった。
みた所この物語の主人公たる彼は…・
んふ、これは野暮というものですね。
なんて事のない、どこでもある恋愛SF
ノリの良いジョークも胸の空くような爽快さはありませんが
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