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    元スレ新ジャンル「居すわり続ける長門」

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    1 :

    「すまないが俺は、みくる派だ」
    長門「…ユニーク」


    うん、後は任せた

    3 :

    それだけじゃわからねえよ馬鹿

    5 :

    新ジャンルスレと聞いて。

    6 :

    立て逃げ死ね

    7 = 1 :

    長門「…」
    「…」
    長門「…」
    「あのさ」
    長門「…何?」
    「ラノベとか興味ないんだ」
    長門「…ユニーク」

    うん、後は任せた

    8 :

    長門「…」
    「…」
    長門「おい」
    「…」
    長門「何の本読んでるんだ?」
    「ユニーク」チラッ
    長門「そうかそうか」

    9 :

    長門「座りたければこの私をイカせてからだ。フフフ……」

    10 :

    「長門……さん、だっけ?」
    長門「そう」
    「どなたか存じませんか、お帰り頂く訳にはいきませんかね」
    長門「それはできない」
    「そうかぁ……じゃあせめて家賃を」
    長門「私は金銭や紙幣を持ち合わせていない」
    「……行くあてとかは?」
    長門「ない」
    「……そう。じゃあ俺はちょっと行ってくるから」
    長門「……」
    「晩飯は頼んだ」
    長門「わかった」

    11 :

    長門「…」
    長門「………おなかがすいた。」
    「…何もでないぞ」
    長門「…」
    「…」
    長門「…」
    「…でないぞ」
    長門「……私は待つ。」

    12 = 11 :

    長門「…ごはん」
    「…でないぞ」
    長門「…」
    「…」
    長門「…」
    「…なんだよ」
    長門「…おなかがすいた」
    「…」
    「いや、帰れよ」

    13 :

    長門が居座り続けてくれるなら死んでもいい!!

    …と思うのは俺だけか?

    14 = 10 :

    「ただいま、長門さんや」
    長門「……」
    「おかえりなさい」
    長門「……」
    「おかえりなさい」
    長門「……?」
    「ただいまと言ったらおかえりなさいと返すもんなの。わかった?」
    長門「そう」
    「こほん……ただいま」
    長門「……」
    「はー……で、晩飯は?」
    長門「カレー」
    「カレー……? あ、なんか良い匂いがする」
    長門「夕食を作るのは構わない……だけど──全て平らげてしまっても、良い?」
    「よし、良いと思う理由を二万文字で述べよ」

    15 = 11 :

    長門「…好きな食べ物はカレー。」
    「…」
    長門「…辛い方が好き」男「…」
    長門「…」
    「…いや、聞いてない」
    長門「…つくって」
    「………」

    16 = 10 :

    長門「──となり、私の体は一有機生命体の必要とするエネルギーの……」
    「ごめんなさい、俺が悪かったです……一杯分だけ残してお召し上がりください……」
    長門「そう」

    「……大鍋が軽い……あ、大盛り一杯分だけ残してくれてる……」

    17 = 10 :

    「はー……もう寝るか」
    長門「そう」
    「んじゃ、ベッド使えよ」
    長門「わかった」
    「…………まあ、家出娘に不埒を働いたとあっちゃ、お天道様に顔向けできねぇよな。遠赤外線暖房器具+毛布最高!」

    18 = 10 :

    「よし、俺は風邪を引かない!」
    長門「…………」
    「あー、長門さんや、何時に起きられたので?」
    長門「六時」
    「なるほど、12時間前か」
    長門「カレー」
    「また作ってくれたのかね?」
    長門「食べた」
    「報告かよ、知らねぇよ。うわ、鍋空だ!?」

    19 = 10 :

    「んー、夜か。どうするかね」
    長門「就寝する」
    「まだ起きて五時間しか経ってねぇよー」
    長門「床につく」
    「眠くないー」
    長門「本を読む」
    「家には置いてねぇな……本、好きなの?」
    長門「……」コク
    「そっかぁ……ん、明日は図書館にでも行こうか」
    長門「……」コク
    「お話が好きなら俺がしてやろうではないか。どら、俺のひい婆ちゃんの話だ。ジョ……」
    長門「…………」
    「……寝るのはえぇ」

    20 = 10 :

    「……図書館なんて何年ぶりかね」
    長門「……」
    「……置いてっても、良いかな」
    長門「……」
    「ふぁ……」
    長門「……」

    「ん、んー……」
    長門「……」
    「おう、おはよう。本十冊詰めたみたいだが、貸出は一人五冊までだぜ」
    長門「あなたの図書カードも作った」
    「……そうか」
    長門「そう」パタン
    「もういいのか?」
    長門「……」コク
    「帰るか」

    21 = 10 :

    「よし居候の長門さんや、出ていくのはいつよ?」
    長門「……」
    「べ、別に今すぐ出て行けって訳じゃなくて……そう! 働かざるもの食うべからずなんだから、なにか家の事やってよね!?」
    長門「なら、今日の食事は私一人で取る」
    「掃除も洗濯も俺一人でやってるよね……そういやお前の服洗った事ないな……でも不潔な感じはしないし、まさか!」
    長門「……」
    (人並みに女の子してんだな、こいつ……)

    22 :

    がんばってますね

    23 :

    長門可愛い愛してる

    24 = 10 :

    「いやはや、一ヵ月経ったよ長門さん。髪全然伸びないね」
    長門「……」
    「もしや自分の髪切るの得意?」
    長門「……」
    「最近長門さんの冷たさが2月の気候よりも堪えるよ……」
    長門「……これ」
    「こ、これは!? まさか!?」
    長門「……」コク
    「カレー粉だな。わかるぜ。出合って一ヵ月を記念して最初の日とは逆に俺にカレーを作って欲しいんだな?」
    長門「…………」
    「あ、ちょ、どこ行くの~」

    「……」カジ
    (……ちょいとビターだな、このチョコ)

    25 :

    こういうの嫌いじゃない

    26 = 10 :

    「そろそろアイツが居着いて二ヵ月目か……時々図書館一緒に行く以外で外でねぇなぁ」
    「……まさか、アイツ超能力者か!? 持って生まれた超能力のせいで色々な組織に狙われて、仕方なく俺の家に転がり込んだ……と」
    「有り得るな……あ、ホワイトデー近いのか。何かあげないとな。喜びそうなもの……本か?」

    「ほい、ただいまー」
    長門「……」
    「今日はプレゼントに本を買って来たぜー」
    長門「……」ピク
    「これはおとぎ話なんだけどな、長門さんを青くしたような女の子が読んでた、イーヴァ……なんだったかな。とにかく、あげる」
    長門「そう」
    「んじゃ、俺はこれで」
    長門「……」クィ
    「んー?」
    長門「本とは情報媒体であると同時にコミュニケーションツールでもある。得た情報を相手に伝える方法もあるが、同じ情報を共有する方法を試してみたい」
    「あー、つまり一緒に読むと?」
    長門「……」

    27 = 10 :

    「おとぎ話もなかなか面白いな……」
    長門「……」
    「いやあ、まさか勇者が不意打ちしまくるとは思わなかった」
    長門「……」
    「でもまあ、不意打ちだろうと大きな何かに挑むってのは凄いよなぁ」
    長門「……」
    (……楽しそうに見えなくもないな)

    28 = 10 :

    「今日は四月一日か……言葉少ななアイツの事だ、嘘を吐くとは思えんが、イベント事に詳しい以上、無視はできんな」
    長門「情報の伝達に齟齬が発生するかもしれない。でも、聞いて。私は(ry)インターフェイス」
    「……なかなか面白い冗談だな。ニュースでやられたらたまげそうだ……カレー食う?」
    長門「食う」

    30 = 10 :

    >>29
    チョン『日本天皇は韓国起源ニダ、日本にいてもおかしくないニダ!』
    「ほえー……」
    長門「……この家がある場所は、昔私がかよっ」
    「いやいや、この家築60年だから」

    31 = 10 :

    「なんかさ、やりたい事とかないの?」
    長門「……」
    「ないか……やれやれ、ゴールデンウィークも近いし、どっか行こうかと思ったんだけど」
    長門「また、図書館に」
    「……そうね。連休は毎日行こうか」

    32 = 10 :

    「……本当に図書館行ってるだけで終わりそうだな。前はどんな事してたよ?」
    長門「……野球」
    「へぇ、白球を追いかけたりしてたようには見えねぇけどな。そういや、俺のひい婆ちゃんも……」
    長門「……」クィ
    「はいはい、図書館な。わかったって」

    33 = 10 :

    長門「……雨」
    「もうそんな季節か……走るぞ!」
    長門「……」
    「走れよ……やれやれ」ヒョイ
    長門「……」
    「文句があるなら後で聞くさ。にしても軽いな。飯はちゃんと……食ってんだよなぁ……」

    長門「……」
    「あ~、そのまま行こうとすんなって。ほれ、拭くぞ」ガシガシ

    34 :

    がんばれ、オレは応援してるぞ。

    35 = 10 :

    「さーさーのーはー……らーらららー……メロディも違うか?」
    長門「……」
    「七夕だ……って知ってるよな。短冊になんか書く?」
    長門「書く」
    「ん、明日海に流すから、それまでに書いとけ」

    長門「……」カキカキ

    36 = 10 :

    sage

    37 = 10 :

    「キャァァァアア!!」

    長門「……」
    「な、なんか、気持ち悪いのが……」
    長門「カマドウマ。バッタ目・カマドウマ科に分類される昆虫の一種。俗称は便所コオロギ」
    「そ、それはどうでも良いから、なんとかしてくれ……」
    長門「信長……おいで」ポイ
    「ふぁ~助かったよ長門さぁん……ってか信長って誰?」
    長門「今付けた」
    「なんで?」
    長門「昔の知り合いの、名前」ベチャ
    「信長ぁぁぁぁ!」

    38 = 10 :

    「世間一般では夏休みです」
    長門「……」コク
    「ひい婆ちゃんは昔ひい爺ちゃんと友達の屋敷に行った事があるとか」
    長門「……」
    「つまりそう、俺も屋敷いきたい~!」
    長門「これを」
    「ミステリー小説?」
    長門「読んで」
    「……なるほど。これで屋敷にいったつもりになろうと……思えるかぁぁぁぁ!」バチーン!
    長門「……!」
    「あ、いや……ごめん……本に当たるつもりはなくて……」
    長門「……」
    「もしもし、長門さんやー?」
    長門「……」クィ
    「なに、外? 外に出るの? 図書館?」
    長門「……」バタン! ガチャ
    「あけて~………………」

    39 :

    曾爺ちゃんはジョ・・・、曾婆ちゃんは野球をしたことがある。
    この二つから導き出される答えは!













    やっぱ長門は年取らないんだね。

    40 = 10 :

    「八月と言えばプールだな。海に行きたいとか無茶は言わんぞ」
    長門「水着がない」
    「こんな事もあろうかと買っといた! 市民プール行こうぜ市民プール!」
    長門「……」コク

    「あー……市民プールは相変わらず無駄に人が多いなぁ。こう人が多いとさ」
    長門「……」
    「世界が広いって感じて面白いよな?」
    長門「……そう」
    「時に長門さんや、泳げる?」
    長門「得意」
    「んじゃ勝負だ。俺が負けたら言う事なんでも聞く。勝ったら聞いて貰う。良いな?」
    長門「……」コク

    「負けた……俺が……負けた……」
    長門「パソコン、買って。最新の」

    41 :

    >>39
    キョン「やーい年増ー!」

    長門「…そう」

    キョン「落ち着け、な?」

    長門「私は冷静。怒ったりしていない」

    キョン「うん、それ嘘。キャラ被るからナイフしまおう、な?」


    みたいな?

    42 = 10 :

    「夏休みも終わりか……ずっと夏休みが終わんなきゃ良いのに」
    長門「そうとは限らない。もしかしたらあなたの知らない所で、誰かが何回も繰返してる可能性もある」
    「……本の話かなんか?」
    長門「……それに、明日が来ない事を知っている今日は、とても辛い」
    「そんなもんなのかねー」
    長門「……本の話」
    「そっか」

    43 = 10 :

    「秋か……体育祭は五月だったし、受験ねぇし、どうするか」
    長門「読書の秋」
    「……ま、いっか。図書館行くか」

    「……ん、やべ、図書館来る度寝てんな。俺。カーディガン……?
      かけてくれたのか。ありがとう、長門さん」
    長門「…………」コクン
    「俺にかけてたから寒いでしょ? 返すよ」
    長門「寒くはない」
    「やれやれ、手がこんなに冷たいのに、よく言うよ」

    44 = 10 :

    「映画一本50円でさ、買ってきたよー」
    長門「……」
    「おや、映画とかは興味ない?」
    長門「作った事なら」
    「おぉ……どんなの、ねぇどんなの?」
    長門「……」
    「まさか……言えないような……」
    長門「違う」
    「なら何を作ったのか言ってよ」
    長門「…………猫」
    「猫?」
    長門「……猫が、出てた」

    45 = 10 :

    長門「……」カタカタカタ
    「なに、ゲーム?」
    長門「サジタリウス」カタカタカタ
    「射手座?」
    長門「21」カタカタカタ
    「そんな出てんの!?」
    長門「開発者の顔写真」カタカタカタ
    「無駄にイケメンだなこいつ……」

    46 = 10 :

    「お、雪だ。もう冬か……」
    長門「あの、お呼びでしょうか?」
    「ん? いや別に」
    長門「そうですか……」
    「俺、雪好きなんだよね」
    長門「ふぇあ!?」
    「どうしたの?」
    長門「あの、も、もう一度、言ってください!」
    「どうしたの? ……こう?」
    長門「あの、そこじゃなくてですねぇ……」
    「雪、好きだけど」
    長門「えへへー」
    「いや、ほんと、どうしたの?」
    朝倉「それはね、長門さんの下の名前がユキだからよ」
    長門「あ、朝倉さん!」

    「……夢? にしては妙に現実味があるってかなんて言うか」
    長門「それは、ただの夢」
    「そっか……まあ、長門さんがあんなのは想像つかんしね」

    長門「……急がないと」

    48 = 10 :

    「ひい婆ちゃんが昔雪山行って変なの見た事があるって言ってたな、そういや」
    長門「そう」
    「いやそれよりクリスマスだよもうそろそろ。サンタさんと長門さんにプレゼント用意しないと」
    長門「サンタは……親がやってると聞いた。それにプレゼントもサンタから貰うと」
    「そう、俺の親ってサンタなんだよ!? で、今まで毎年誕生日やらクリスマスやらお年玉やら貰ってんだから、お返ししたいな、と」
    長門「……」
    「変、かな。やっぱ」
    長門「別に」
    「そっか。長門さんは何が欲しい?」
    長門「私は……」

    49 = 10 :

    「年末か……掃除しなきゃね」
    長門「目立った汚れは見当たらない」
    「そりゃ目立たない汚れを落とすのが大掃除だからねぇ」
    長門「そう……」
    「んじゃ、手伝ってね。終わったら今日は寿司と蕎麦取るから」
    長門「……」コク


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