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    新ジャンル「コーヒーはブラック女ver.」

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    151 = 122 :

     「ども」
     「いらっしゃい。……どうかした?」
     「え? 何がですか?」
     「なんだか落ち込んで見えるよ。はい、いつもの」
     「そう見えますか。……その通りなんですけどね」
     「悩み相談はやってないよ」
     「酷いなぁ。まぁ相談したり愚痴こぼしに来た訳じゃないですからいいんですけどね」
     「コーヒー飲むとき位嫌な事は忘れたほうが良いよ」
     「……苦いなぁ」
     「苦いのは悪いことばかりじゃないんだよ。コーヒーは苦味もあるから味が引き立つ」
     「悩み相談はやってないんですよね?」
     「私はコーヒーについて語っただけだよ」
     「そうですか」
     「……もう一杯飲む? ゆっくりしていきなさい」
     「……今日はむしろ女さんが甘いですね」
     「そんな辛気臭い顔で店出られたら私のコーヒーが不味かったって思われるじゃない」
     「そんなもんですか。……苦いなぁ」

    152 :

    「コーヒー、何が好き?」
    「モカ?そうなんだ。うれしいなぁ」
    「えっ?どうしてかって?モカ好きな人はね、一途なの。浮気しにくいんだよ」
    「私が入れるコーヒーなら何でもいい?おだてても美味しく入れてあげることくらいしかできないよ」
    「そうそう。もし、なにかあったらとびっきりこゆいこゆいコーヒーいれてあげるね」

    保守がわり。
    寒い夜の一杯は暖まるものです。

    153 = 122 :

     「あぁ、また来たの」
     「入店早々そんな酷い事言わなくても良いじゃないですか」
     「はい、いつもの」
     「ども。……はぁ暖まる。今日は外寒くて」
     「へぇ……」
     「なんだか心ここにあらず、って感じですね。何かあったんですか?」
     「君に心配されるほど落ちぶれてはいないよ」
     「そこまで言いますか」
     「あ、電話。ちょっと出てくるね」
     「なんだか本当に元気ない感じ……あれ、カウンターの中に手紙が開いて置いてある」
     「……覗いたわけじゃなくて見えたんだよな。ちょっとだけ……」
     「……! お見合い? 女さんが、そんな……」
     「いやいや、最近のセールスはしつこいね。ん? どうかした?」
     「いえ、何でも……。すいません、今日はちょっと帰ります。用事思い出したんで」
     「そう。珍しいね」
     「これ、お代です。それじゃ……」

     「(お見合い……。どうするつもりなんだろう。女さん結婚しちゃったら俺は……)」

    154 = 122 :

    【1/2】

     「(なんだか顔合わせ辛くて店来てなかったな。お見合いどうなったんだろう……)」
     「ども、お久しぶりです」
     「あ、いらっしゃい。しばらく来ないからどうしたのかと思ったよ」
     「ちょっと忙しくて。すいません」
     「はい、コーヒー」
     「ども」
     「……今から話すのは私の独り言。コーヒー飲みながら黙って聴いて」
     「……分かりました」
     「つい最近、実家の親から手紙が送られてきてね。前回男君が来た日だね、そういえば。
       それにね、お見合いしないかって書いてあったの」
     「……」
     「写真も入ってた。なんだかもう親はお見合いは決定、みたいな感じだったけどね。
       断ろうって思ってたけど、気が付いたら実家に帰ってた」
     「結局お見合いすることになったんだけどね。今の時代にお見合いも珍しいかもしれないけど……
       相手の男性は良い人だった。相手が居なくて困ってたみたいな話事前に親からされたけど、
       何でこの人が? って感じの」
     「……」
     「でね、二人きりで色々話したんだ。結構楽しかったよ。色々面白い話してくれたし。
       こっちで喫茶店開いてるって言ったけど、結婚した後も続けても良いって言ってくれた」

    156 = 63 :

    「ただいま」
    「おか。もうお前ん家みたいになってるな」
    「眠い…」
    「テストは?」
    「おかげさまでだいじょぶぽい」
    「よしよし。じゃあご褒美のコーヒーだ」

      _、_   ども…
    ( ,_ノ` )
      [ ̄]'E ズズ
    .    ̄       」
    「まあ俺のおかげだな。順位一桁代確実!」
    「……」
    「おい?」
    「スゥ…」
    「コーヒー飲んで寝やがった…」


    マンネリ化してきた…
    誰かお題と愛を下さい

    157 = 122 :

    【2/2】

     「実家に帰って一晩考えた。……結局断っちゃったよ」
     「……なん、で?」
     「なんでだろう? 自分でも分からないよ。でもね、色々考えてたら、君の顔が浮かんできてね」
     「俺……ですか?」
     「そう。なんか捨てられたような、情けない顔の君が。それ見たらなぜか今のまま続けたいって気持ちが
       強くなって。あの人は喫茶店続けてもいいって言ってくれたのに、なんでだろうね」
     「……すいません」
     「何で君が謝るの。私が勝手に思って勝手に断っただけだよ。むしろ君には心配かけちゃったみたいだから」
     「……俺が手紙見たの知ってたんですか?」
     「あの日、君の目に届くところに手紙置きっぱなしにしちゃったからね。その後のあの態度で、しかも来なくなっちゃった。
       いくら何でも気が付くよ」
     「……ごめんなさい」
     「だから、謝らないの。謝るのはこっちの方なんだから。……悪かったね、心配かけて」
     「……いえ。もうここでコーヒー飲めなくなるんじゃないかって思って」
     「お客さんが一人でも居れば続けるよ。君一人でもね」
     「絶対、毎日来ますよ」
     「そうしてもらえるとこっちも辞めなくて済むよ。……この前は君に気が付かれるくらいぼーっとしちゃってたけど」
     「はい」
     「今日からまた、いつも通りだから」
     「そうですか。……今日のコーヒー、甘いですね」
     「そう? 気のせいじゃない?」

    158 = 122 :

    う~ん、なんて甘い……

    ネタ、ネタがなぁ……浮かびにくくなってきた

    159 = 58 :

    >>156
    つ【辛いもの】
     【ホットチョコレート】
     【染み】

    愛をあげるからこの屏風から虎を追い出してください!

    161 = 122 :

     「まいど。冷えますね今日は」
     「そう? 店からあんまり出ないから分からないよ」
     「引きこもr」
     「何か言ったかい?」
     「いーえ何も。あ、今日は違うの頼みますよ」
     「なんでそういう我がままを言うかな君は。もう淹れはじめちゃったよ」
     「我がままって。最初に言わない俺も悪かったですけど」
     「しょうがない、これは私が飲むよ。で、何がいいの? 水?」
     「なんで更にランクダウンするんですか。ネルドリップで淹れたコーヒーが飲みたくて」
     「……何で見た?」
     「……昨日テレビで」
     「はぁ」
     「ため息つかなくても。メニューにありましたっけ?」
     「メニューにはないけどね。道具はあるから作ってあげるよ」
     「やった。どんな味になるんだろ」
     「(やっぱりあれ見てたんだ。練習しておいて良かったよ。ネルドリップなんてしばらくやってなかったから……)」

    162 = 63 :

    【辛いもの】
    「飯作るぞ」
    「やたー」
    「食ってくのかよ」
    「何作るの?」
    「カレー」
    「一人暮らしの定番」
    「まあな」
    「カレールゥの代わりに味噌を入れれば豚汁に」
    「…材料を使い回せるからどうしてもな」

    163 = 63 :

    「できた」
    「わーい」
    「やっぱカレーはジャワ」
    「辛い…」
    「そうでもないだろ」
    「辛い…」
    「…」
    「飲み物…」

    「ほら、コーヒー」
    「ども…」
    「味覚がお子ちゃま」
    「んなこたーない…」
    「牛乳もいるか?」

      _、_    コーヒーはブラック…
    ( ,_ノ` )
         ζ
        [ ̄]'E
    .      ̄        」
    「無理すんな」

    164 :

    友 「な、ここのコーヒー美味くね?」
     「うん……(なんかただ濃く淹れてあるだけみたいな感じだな)」
    友 「しかも、砂糖とミルクだけじゃなくて、シナモンとかキャラメルシロップとか無料で入れ放題」
     「へぇ……(そんなに入れたらコーヒーの味分からなくなっちゃうだろ)」
    友 「結構人気あるからいつも人いっぱいいてにぎやかだし。あんまり静かだと息が詰まるんだよなぁ」
     「(にぎやかじゃなくてうるさいって言うだろこういうのは)」


     「ここに来るようになって考え方変わりましたよ。通う前ならああいう店の方が好きだったのに」
     「つまり、ここはコーヒー薄く出してトッピングサービスもなく、人気がないから人も居ないと言いたい訳だ」
     「なんでそうなるんですか。あ、ちょっと、まだ飲んでますってそれ。え? 何始めるんですか?」
     「濃く入れたのが飲みたいようだから、エスプレッソ淹れてあげるよ。もちろんブラックで飲むように」
     「いや、待ってくださいよ。無理ですってそれ。凄い苦いやつでしょそれ」
     「全部飲むまで帰さないよ」
     「(それはちょっと嬉しいかもしれない)」

    165 = 164 :

    なんか俺のIDが投下は終わりだと言っておるw

    166 :

    「ただいま」
    「応」
    「あったかいのちょうだい」
    「たまには自分でやれよ…」

    「ほらよ」
    「ども…ん?」
    「ん、どした」
    「いや、香りが…」
    「いいから飲んでみ」

      _、_ 
    ( ,_ノ` )
      [ ̄]'E ズズ
    .    ̄       」
    「…」
    「…」
    「うまいか」
    「コーヒーは…」
    「うん、「ホットチョコレート」なんだ。済まない。
    仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

    でも、このホットチョコレートをのんだとき、君は、きっと言葉では言い表せない
    「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
    殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
    そう思って、このチョコレートを出したんだ。」
    「…」

    167 = 166 :

    >>165
    いやいやいやww書いて下さい

    168 = 166 :

    【染み】
    「あ」
    「ん」
    「コーヒーこぼした…」
    「mjkちょっと待って」

    「濡れ布巾で…」
    「…」
    「o(´□`o)ぽんぽん!」
    「( ゚Д゚)!!!1」
    「染みになるといけないからな」
    「( ゚Д゚)」
    「o(´□`o)ぽんぽん!」
    「( ゚Д゚)」




    ん~ひねりが足りないか…

    169 :

    >>168
    そのAAをそう使うか…コロンブスの卵だな。

    170 = 164 :

     「そろそろクリスマスですね」
     「そうだねぇ。あの時期にやるイルミネーション止めたらどれくらいCO2削減に繋がるんだろうねぇ」
     「思考までブラックですよ。いいじゃないですか、お祭りみたいなもんですよ」
     「ああいう流行ものに乗るのって嫌いでね」
     「……クリスマスって流行ものですかね……?」
     「まぁ何にせよクリスマスだろうがイヴだろうがいつも通り店は開くよ」
     「らしいなぁ」
     「今ちょっとカチンと来たね」
     「何でですか! あ、また飲んでる途中なのに取上げられた」
     「最近、一番苦いコーヒーの入れ方を思いついてね」
     「なんかえらいたくさんコーヒー入れてないですか? ちょ、そんなに使ったら絶対苦くて飲めn」
     「これにお湯じゃなくて、既に別に淹れてあったコーヒーを注ぐと」
     「ちょっと本当に待ってくださいよ、それ本当に飲み物ですか? てか俺それのお金は払いませんからね」
     「払わなくてもいいよ。飲んでくれれば。ほらで来た。はい、どうぞ」
     「く、黒すぎる……。飲めるのかこれ? ……!!!!!!」
     「あははは、喜んでくれて何よりだよ。しょうがないから水はサービスであげよう」
     「(し、死ぬかと思った……)」

    171 = 169 :

    >>170
    なんとなく試してみたくなったじゃないか…
    さて目の前にドリップ式のコーヒーがあるんだが…

    172 = 164 :

     「あー、寒い寒い。早くあの店でコーヒー飲んで……あれ?」
     「……店が、無い。……そんな」
     「女さん、先週何も言ってなかったじゃないですか……」
     「あれ? 男君何してんの?」
     「……女さん、あれ? でもお店が」
     「君は先週帰り際に何を聞いてたんだい? 引越しするって言ったでしょ」
     「だって先週は何も……そういえば途中から店に居た記憶がない」
     「途中って、あの苦いコーヒー飲んだ後から?」
     「……そうだ! そうですよ、その後から朝起きるまで記憶が無かったんですよ!」
     「いやぁ、あれ飲んだあと君なんか様子がおかしくなっちゃってさ。目の焦点が合ってないっていうか」
     「そりゃあんなの飲まされたら……」
     「まさか記憶なくすなんて思わなかったから、ごめんごめん。でも一応家までは送り届けたよ」
     「俺は一人暮らしでよかったですよ」
     「全くだね。ベッドまで運んであげた私の上に覆いかぶさって寝ちゃった所見られる事になるからね」
     「……俺、そんなことしました?」
     「したというか、ベッドに寝せる前に倒れこんできちゃって、支え切れなくて」
     「えーと、覚えてないけどごめんなさい」
     「原因は私だからね。その後私を抱き枕にして1時間も離さなかった事も許してあげるよ」
     「(そ、そんなおいしい体験をしたのか俺の体は……///)」

    173 = 164 :

    >>171
    適当に思いついただけだから、期待はするなw

    174 = 164 :

    自分の見直してみると、最初の方の男の口調が違うww
    いつから年下設定にしてしまったんだ俺は
    なぜか男は脳内イメージがウッソだし

    175 = 164 :

    誰もいない、眠るなら今のうち……
    読んでくれた人サンクス

    177 :

    終わってる?
    乙!ログ保存してゆっくり読むわ

    178 = 164 :

    あえて終わりっぽい話は書かないから、
    気に入ってくれた人いたら設定つかって書いちゃってくださいよ

    179 = 166 :

    「どうしても雑味が…」
    「ん~これはこれでいいけれどな」
    「そうかな…」
    「お前らしいというか」
    「…私は余分なものが出過ぎていると」
    「まあ背伸びすんなー」
    「どうせ子供ですよーだ…」

    180 = 166 :

    落ちそうだ…需要無いか

    「そういえばお前なんでいつもここにいるんだ?」
    「だめ?」
    「いやいいけれど、なんでかなって」
    「ん~…匂いが落ち着く、とか」
    「コーヒーの?」
    「うん。あと…(男の匂いとか…)」
    「あと?」
    「ううん、なんでも」

    181 :

    いないわけじゃないんだぜ

    182 = 169 :

    見てないわけじゃないんだが…
    お詫びに二重ドリップブラックを飲んでくるべきか?

    183 = 181 :

    生きて帰ってこいよ・・・

    184 = 169 :

    二重ドリップ試そうと思って、一つのドリッパーを半量で二度漉ししたんだが…
    正直ネタにしづらい味なのよ、コレ。写真まで撮ったのに。
    ちゃんと新品2つ使わないと意味ないのかな?
    たしかに渋みと苦味強いけど、むしろこの方がよくね?というか。
    コーヒー専門店でキツイのに慣れてたからドリップ程度じゃなんともないのかな?

    185 = 169 :

    うはー、今になって酸味で口内から胃にかけて痛くなってきたw
    やっぱ罰ゲームには向いてるわこれw

    186 :

    VIPPERにも珈琲好きがいるもんなんだな

    189 = 166 :

    おお、こんなにいたなんて。読んでくれる人がいるのは書き手にとって何よりの励みです。

    190 = 166 :

    「…」
    「…」

      _、_ 
    ( ,_ノ` )
      [ ̄]'E ズズ
    .    ̄       」
    「…」
    「何読んでるの?」
    「ん、『少女コレクション序説』」
    「何それ…」
    「お前は?」
    「『おいしいコーヒーのいれ方』」
    「村山由佳かよ。また甘ったるいものを…」
    「いいじゃん…」



    コーヒーに合う本って何があるかな…?

    191 = 169 :

    森博嗣なんかはコーヒーの硬質な感じに合いそうな気がする。
    あと、デカダンな小説もいいと思う。酒より、紅茶より、緑茶より、珈琲って感じだ。

    192 = 166 :

    森博嗣か…読んだこと無いな。今度読んでみます。

    デカダンか~安吾とかだとむしろ酒って気が。太宰とかだとコーヒーでもよさそう

    193 = 169 :

    梶井基次郎なんかは特にお奨め。
    酒で酔うより、珈琲で醒めた頭で読むほうがなんとなく似合う気がする。

    194 :

    カーバ-も悪くないと言ってみる

    195 = 166 :

    基次郎か。なるほど。確かに合う。


    「…」
    「…」
    「今度は何読んでるの?」
    「マリみて」
    「紅茶でものんでろ」

    196 = 169 :

    >>195
    白き花びらだけはコーヒーのほうが似合うと言わせて頂こう。

    197 = 166 :

    聞いたことがないからぐぐってみたけれど、レイモンド・カーヴァーって人?今度読んでみよう。

    「コーヒーに合うスイーツを模索してみようと思う」
    「スイーツ(笑)」
    「なによ…」
    「いや、それで?」
    「フィナンシェ」
    「お~、いいんじゃない」

    198 = 166 :

    >>196
    おお、そういえば聖さまはブルマン好きだった

    200 :

    アシモフなんてどうだ?
    ・・・俺の本棚確認したらほとんどSFだったorz


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