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元スレ【宇宙】最も地球に似た太陽系外惑星、第2候補を発見 36光年離れたHD85512bがハビタブルゾーン(生命居住可能領域)と確認
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最も地球に似た惑星、第2候補を発見
Rachel Kaufman for National Geographic News
August 31, 2011
地球から36光年離れた場所で新たに見つかった惑星が、これまで確認された中では最も地球に似た太陽系
外惑星である可能性が出てきた。ただし液体の水が存在するかどうかは、地表を覆う雲の割合が決め手に
なるという。
無味乾燥なHD85512bという名で呼ばれるこの惑星は、ほ(帆)座の方向にあるK型主系列星(KV、橙色
矮星)の周りを回っており、チリにあるヨーロッパ南天天文台(ESO)に設置された観測装置HARPS(High
Accuracy Radial Velocity Planet Searcher、高精度視線速度系外惑星探査装置)により発見された。
HARPSのデータによれば、この惑星の質量は地球の3.6倍で、中心星をめぐるその軌道は、ちょうど表面部に
液体の水が存在するのに適した距離にあるという。液体の水は、われわれの知るような形態の生命が存在する
ための必須条件と考えられている。
ハーバード・スミソニアン天体物理学センターおよびマックス・プランク天文学研究所に所属し、今回の
研究を率いたリサ・カルテネガー(Lisa Kaltenegger)氏は、「この惑星の距離は、液体の水が存在する
条件をまさにぎりぎりで満たしている」と説明する。
「この距離をわれわれの太陽系に当てはめると、ちょうど金星よりも少し遠いくらいの場所になる」という。
ということは今回発見された惑星が中心星から受け取るエネルギー量は、地球が受けている太陽エネルギー
よりも少し多いことになる。
しかしカルテネガー氏が率いる研究チームがはじきだした数字によると、この惑星の地表を覆う雲の量が最低
でも総面積の50%を越えていれば、中心星からのエネルギーを宇宙にはね返し、過熱を防ぐことができるという。
地球の平均雲量は60%であり、HD85512bについて条件とされた50%という数字も「無理な想定ではない」
とカルテネガー氏は述べている。
言うまでもなく、水蒸気でできた雲が生まれるためには、地球と似た大気の存在が必要だ。現在の観測機器
では、この距離にある惑星の大気組成を測定することはできない。
惑星形成モデルに基づくと、質量が地球の10倍を超える惑星の場合、その大気の主成分は水素とヘリウムで
あると推定されると、カルテネガー氏は説明する。HD85512bのようにそれより質量の小さい惑星の場合は、
窒素と酸素が多くを占める、地球に似た大気を持っている可能性が高まるという。
◆生命居住可能な太陽系外惑星の「有力候補」
今のところ、水が液体でいられる温度にあるハビタブルゾーン(生命居住可能領域)の中にあることが
確認された太陽系外惑星は、今回で2つ目だ。もう1つの候補とされる惑星、グリーゼ581d(Gliese 581d)も、
以前にHARPSの計測機器を用いて発見されている。こちらは中心星のハビタブルゾーンの外縁ぎりぎりに
位置している。
さらに別の候補と目される惑星、グリーゼ581gは、発見された2010年当時、最も地球に似た惑星と
称された。しかしこの説をめぐっては常に議論があり、一部の専門家は、この惑星自体が計測異常により生じた
架空の存在ではないかとの見解を表明している。
(>>2以降に続く)
▽記事引用元 ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110831003&expand#title
▽画像 地球型の太陽系外惑星の想像図
Illustration courtesy L. Calcada, ESO
▽arXiv.orgに掲載の論文要旨 "A Habitable Planet around HD 85512?"(全文はPDFでダウンロード可)
http://arxiv.org/abs/1108.3561
Rachel Kaufman for National Geographic News
August 31, 2011
地球から36光年離れた場所で新たに見つかった惑星が、これまで確認された中では最も地球に似た太陽系
外惑星である可能性が出てきた。ただし液体の水が存在するかどうかは、地表を覆う雲の割合が決め手に
なるという。
無味乾燥なHD85512bという名で呼ばれるこの惑星は、ほ(帆)座の方向にあるK型主系列星(KV、橙色
矮星)の周りを回っており、チリにあるヨーロッパ南天天文台(ESO)に設置された観測装置HARPS(High
Accuracy Radial Velocity Planet Searcher、高精度視線速度系外惑星探査装置)により発見された。
HARPSのデータによれば、この惑星の質量は地球の3.6倍で、中心星をめぐるその軌道は、ちょうど表面部に
液体の水が存在するのに適した距離にあるという。液体の水は、われわれの知るような形態の生命が存在する
ための必須条件と考えられている。
ハーバード・スミソニアン天体物理学センターおよびマックス・プランク天文学研究所に所属し、今回の
研究を率いたリサ・カルテネガー(Lisa Kaltenegger)氏は、「この惑星の距離は、液体の水が存在する
条件をまさにぎりぎりで満たしている」と説明する。
「この距離をわれわれの太陽系に当てはめると、ちょうど金星よりも少し遠いくらいの場所になる」という。
ということは今回発見された惑星が中心星から受け取るエネルギー量は、地球が受けている太陽エネルギー
よりも少し多いことになる。
しかしカルテネガー氏が率いる研究チームがはじきだした数字によると、この惑星の地表を覆う雲の量が最低
でも総面積の50%を越えていれば、中心星からのエネルギーを宇宙にはね返し、過熱を防ぐことができるという。
地球の平均雲量は60%であり、HD85512bについて条件とされた50%という数字も「無理な想定ではない」
とカルテネガー氏は述べている。
言うまでもなく、水蒸気でできた雲が生まれるためには、地球と似た大気の存在が必要だ。現在の観測機器
では、この距離にある惑星の大気組成を測定することはできない。
惑星形成モデルに基づくと、質量が地球の10倍を超える惑星の場合、その大気の主成分は水素とヘリウムで
あると推定されると、カルテネガー氏は説明する。HD85512bのようにそれより質量の小さい惑星の場合は、
窒素と酸素が多くを占める、地球に似た大気を持っている可能性が高まるという。
◆生命居住可能な太陽系外惑星の「有力候補」
今のところ、水が液体でいられる温度にあるハビタブルゾーン(生命居住可能領域)の中にあることが
確認された太陽系外惑星は、今回で2つ目だ。もう1つの候補とされる惑星、グリーゼ581d(Gliese 581d)も、
以前にHARPSの計測機器を用いて発見されている。こちらは中心星のハビタブルゾーンの外縁ぎりぎりに
位置している。
さらに別の候補と目される惑星、グリーゼ581gは、発見された2010年当時、最も地球に似た惑星と
称された。しかしこの説をめぐっては常に議論があり、一部の専門家は、この惑星自体が計測異常により生じた
架空の存在ではないかとの見解を表明している。
(>>2以降に続く)
▽記事引用元 ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110831003&expand#title
▽画像 地球型の太陽系外惑星の想像図
Illustration courtesy L. Calcada, ESO
▽arXiv.orgに掲載の論文要旨 "A Habitable Planet around HD 85512?"(全文はPDFでダウンロード可)
http://arxiv.org/abs/1108.3561
(>>1からの続き)
テキサス大学アーリントン校で天文学プログラムのディレクターを務めるマンフレッド・クンツ(Manfred
Cuntz)氏は、新たに発見されたHD85512b上を地球外生命体が闊歩しているといった想像をめぐらせるには
さらなる情報が必要だとしつつ、「原理上は有力候補と言える」と語った。
クンツ氏によれば、その大きさと中心星からの距離に加え、HD85512bは生命を育むために有利な条件を
もう2点備えているという。
その条件とは、この惑星の公転軌道はほぼ円形で、安定した気候が期待できる点、そして中心星のHD85512が
太陽と比較しても年齢が高く、活動が活発でないという点だ。そのため、中心星からもたらされる電磁気の嵐が
惑星の大気に悪影響を与える可能性も低いものとみられる。
それだけでなく、この恒星系は形成から56億年が経っているとみられ、原則的には「生命が発生し、進化する
だけの十分な時間がある」とクンツ氏は述べている。一方、太陽系の年齢は約46億年と推定されている。
現在の有人宇宙飛行の限界を考えると、今のところは人類がHD85512bに足を踏み入れることは難しそうだ。
しかし、仮に到達したとしても、この惑星の様子は地球とはかなり違ったもののようだ。HD85512bの気候は
蒸し暑いとみられ、重力も地球の1.4倍あると、今回の研究を率いたカルテネガー氏は語っている。
HD85512bに関する論文は現在Webサイト「arXiv.org」で公開されており、「Astronomy and Astrophysics」誌
にも掲載が予定されている。
(記事ここまで)
テキサス大学アーリントン校で天文学プログラムのディレクターを務めるマンフレッド・クンツ(Manfred
Cuntz)氏は、新たに発見されたHD85512b上を地球外生命体が闊歩しているといった想像をめぐらせるには
さらなる情報が必要だとしつつ、「原理上は有力候補と言える」と語った。
クンツ氏によれば、その大きさと中心星からの距離に加え、HD85512bは生命を育むために有利な条件を
もう2点備えているという。
その条件とは、この惑星の公転軌道はほぼ円形で、安定した気候が期待できる点、そして中心星のHD85512が
太陽と比較しても年齢が高く、活動が活発でないという点だ。そのため、中心星からもたらされる電磁気の嵐が
惑星の大気に悪影響を与える可能性も低いものとみられる。
それだけでなく、この恒星系は形成から56億年が経っているとみられ、原則的には「生命が発生し、進化する
だけの十分な時間がある」とクンツ氏は述べている。一方、太陽系の年齢は約46億年と推定されている。
現在の有人宇宙飛行の限界を考えると、今のところは人類がHD85512bに足を踏み入れることは難しそうだ。
しかし、仮に到達したとしても、この惑星の様子は地球とはかなり違ったもののようだ。HD85512bの気候は
蒸し暑いとみられ、重力も地球の1.4倍あると、今回の研究を率いたカルテネガー氏は語っている。
HD85512bに関する論文は現在Webサイト「arXiv.org」で公開されており、「Astronomy and Astrophysics」誌
にも掲載が予定されている。
(記事ここまで)
>>7
人力で加速し続けるんだから、もっと短いんじゃね
人力で加速し続けるんだから、もっと短いんじゃね
36と見ると近そうだけど
光の速さで36年かかるってとんでもない時間だよなw
光の速さで36年かかるってとんでもない時間だよなw
往復40億年、帰ってきたら
アンドロメダ大銀河と天の川銀河が衝突寸前だったでござる。
アンドロメダ大銀河と天の川銀河が衝突寸前だったでござる。
イオンエンジンで20年ぐらい加速し続ければ亜光速ぐらいまで
いかんのかな?
いかんのかな?
>>19
そのネタ飽きた
そのネタ飽きた
小学生もしないだろう単純な質問をするんだけど、
望遠鏡って直径100kmぐらいのでかいのを作れば性能がよくなるのか?
なにか数学的とか物理的に制限があるの?
望遠鏡って直径100kmぐらいのでかいのを作れば性能がよくなるのか?
なにか数学的とか物理的に制限があるの?
宇宙は完全な無でもないし蹴りでもすれば気がつかないレベルで加速してんじゃね?
>>21
光学は現存する設備じゃ無理だし、置き場所もない。口径が100㎞なら全長どんだけよ?
宇宙望遠鏡ったって資材は他の星のを流用するとかになると思うし、今よりはるかに航空宇宙技術が発達しないと無理
電波はそんな巨大なものを作らなくても普通に大きいのを沢山作って合成できる
光学は現存する設備じゃ無理だし、置き場所もない。口径が100㎞なら全長どんだけよ?
宇宙望遠鏡ったって資材は他の星のを流用するとかになると思うし、今よりはるかに航空宇宙技術が発達しないと無理
電波はそんな巨大なものを作らなくても普通に大きいのを沢山作って合成できる
その惑星は何万年も前から宇宙人たちに非常に人気があり
すでに先客あり。地球人は今頃になって気づいたがあまりにも遅すぎる。
居住の予約も数百年先まで入っているらしい。
すでに先客あり。地球人は今頃になって気づいたがあまりにも遅すぎる。
居住の予約も数百年先まで入っているらしい。
高速で宇宙を航行すると、わずか0.1ミリのチリと接触しても
大事故になってしまうのでは?
少なくとも太陽系のなか……一光年先の辺縁まで……は、危険ゾーンだし、
他の恒星系やガス星雲の中も危険だろ。
大事故になってしまうのでは?
少なくとも太陽系のなか……一光年先の辺縁まで……は、危険ゾーンだし、
他の恒星系やガス星雲の中も危険だろ。
>>19
20年くらいかけて止まるのか
20年くらいかけて止まるのか
太陽系って、ハビタブルゾーンに、3つも惑星を持っているんだよな。
なんてリッチな恒星系なんだ。
なんてリッチな恒星系なんだ。
今現在の地球人のテクノロジー結集したとして、どれぐらい到着まで時間かかるんだよ?
>>7
向こうに着くころには向こうの年齢が76億年だから爆発してお亡くなりになる寸前じゃないだろうね
向こうに着くころには向こうの年齢が76億年だから爆発してお亡くなりになる寸前じゃないだろうね
>>33
いま存在する最も速い科学ロケットで70万年くらい
いま存在する最も速い科学ロケットで70万年くらい
身も蓋も無いマジレスしていいかな。
今現在の地球人のテクノロジーでは到達できない。だから時間は「無限」
今現在の地球人のテクノロジーでは到達できない。だから時間は「無限」
>>37
たった50年前には、月に到達することさえ夢物語だったけどな。w
たった50年前には、月に到達することさえ夢物語だったけどな。w
重力の関係で地球人が住めるかどうかは疑問があるけど
地球外生命、それも高等な生物(って言い方でいいのかわからんが、地球で言うと哺乳類的な)
が地球以外にいる可能性が高まったね。
地球外生命、それも高等な生物(って言い方でいいのかわからんが、地球で言うと哺乳類的な)
が地球以外にいる可能性が高まったね。
>>39
技術文明を持っていたら、電波で判るな...あ、アナログ放送は停波しているかw。
技術文明を持っていたら、電波で判るな...あ、アナログ放送は停波しているかw。
たとえ1光年先に住めるような惑星が発見されたとしても
そこへ現代のスペースシャトルに乗って行くなら約4万年かかる
ま、その間に地球の文明が終わってしまうだろうがね
36光年かぁ・・
やっぱ南極でスターゲイト探すしかないね
そこへ現代のスペースシャトルに乗って行くなら約4万年かかる
ま、その間に地球の文明が終わってしまうだろうがね
36光年かぁ・・
やっぱ南極でスターゲイト探すしかないね
こういうの積極的に見つけたり観測したりしてる自分達を鑑みると
地球に異性人が来ててもおかしくないって思ったりもするな
地球に異性人が来ててもおかしくないって思ったりもするな
質量は地球の3.6倍あるけど重力は地球の1.4倍、というのがよくわかりません
遠心力との合成の結果?
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