元スレ【地学】火山版レントゲン「ミューオグラフィー」 宇宙線使い内部の様子撮影に成功 東大
宇宙天文news覧 / PC版 /みんなの評価 :
51 = 49 :
2月2日の浅間山噴火に関するミュオン解析結果について
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/koho/press/asama2009/index.html
(前略)
従来、火山体内部の密度構造(密度の空間分布)の視覚化には写真乾板が用いられてきた。写真乾板は
観測現場での取り扱いが容易で、電力も必要としないため、対象に近づけることが容易である。しかし、
写真乾板を用いた観測では市販のフィルムカメラと同様、設置、回収、現像、解析の一連の作業が必須で
ある。もし何らかの方法でオンライン観測を行うことが出来れば、火山体内部の密度構造の実時間変動を
捉えることができ、火山体内部でマグマなどの大きな質量の動きを捉えることが可能になる。
消費電力を極力抑え、機動性を確保したオンライン観測可能なミュオン測定装置を目指して開発された
のが省電力・可搬型宇宙線ミュオンテレスコープモジュールシステムである。検出器をモジュールとして
分割可搬型にすることで、観測点へ小型トラックあるいは複数の人力で搬入することが可能となった可搬型
宇宙線ミュオンテレスコープモジュールシステムは48個のミュオンセンサーモジュール、1つの高エネルギー
電圧印加装置モジュールそして、後述するミュオンリードアウトモジュールの合計50モジュールから成る。
ミュオンセンサーモジュールは長さ1.5m、幅8cm、奥行き8cm、重量3.5kg程度、高エネルギー電圧印加
装置モジュールは長さ50cm、幅3cm、奥行き50cm、重量5kg程度、そしてミュオンリードアウトモジュールは
長さ15cm、幅3cm、奥行き15cmで電源部をあわせても重量1kg以下である。これらのモジュールを観測点で
組み上げることで有感面積1?の宇宙線ミュオンテレスコープが組みあがる(図1)。
図1.省電力・可搬型宇宙線ミュオンテレスコープモジュールシステムの概念図とミュオン測定の原理
図2.省電力・可搬型宇宙線ミュオンテレスコープモジュールシステムの設置位置(赤丸)(上)、
浅間山における観測装置、及び観測点の写真(下)
52 :
何で今頃この記事が出たんだろうな。
53 :
何回もニュースにすることで知名度アップを狙ってるんだろう。
54 :
こんなに小さく出来るんだったら、人工衛星にくみ込むのも簡単そうだよな
55 :
>>52
ひょっとすると科研費の申請時期なのかも知れんね。
学会発表も近いし
56 :
浅間山の噴火の時、記者会見して毎日以外の全紙に載った
毎日だけ何故か記事を出さなかった
記者が上司から怒られて今頃出したんじゃないか
57 :
これってレンズは何使うんだ?
58 :
粒子一個が通過した経路を、2枚の二次元センサーによって判別するものだから、
レンズと言っていいのかどうか。ものすごく拡大解釈した「レンズ」ではあるのかもしれないが
少なくともプラナーやゾナーのようなレンズを使って撮るわけじゃない。
59 = 56 :
>>57
電磁波じゃないから
レンズも鏡も使わない
電界か磁界をかければ曲げることはできるけど
曲げる理由がない
60 :
なるほど
入射角度で座標計算してくのね
61 :
>>51
思ってたより複雑なんだね
某サイエンスライターはプラスチック板でいいとか言ってたはずなんだが
さすがにそこまで単純ではなかったかw
62 :
とりあえず、ピラミッドの中をのぞいて見たいw
63 :
ミュー粒子て寿命が短いのに、どうやって利用してるの?
64 :
これはwktkするなぁ
65 = 58 :
ほどほどエネルギーが高ければ、相対論的効果によって寿命が延びる。
66 :
>>65
ありがと
ミュオンのファンだったからなんだかウレシイ
67 :
ピラミッドの内部に岩を運び上げた時のらせん状の回廊が
あるはずだ、とNHKでやってたがこれで調べられるな。
68 :
これは凄い天才。
70 :
意味はわからんが何かすげーな
71 :
パターン青!
使徒です!!
エバオタク発進!!
72 :
ピラミッドに同意。吉村センセー
73 :
岩石はどのくらいの厚さまで透過するんだ?
地球のもっと深いところまで見えれば神
74 :
キロ単位の岩石を透過、と >>1 に書いてある
75 :
>>67
>>72
これは元々ピラミッドのために開発された技術
>宇宙線を透視に使う研究は1960年代、米国の物理学者がピラミッド内部の隠し部屋を探る目的で始めたとされる。
http://aspara.asahi.com/blog/science/entry/wzDRSUlFTo
76 :
富士山やれよ
あとは一応活火山認定されてところ
77 :
>>75
多分60年代には開発されてないと思うよ。
実験しただけで。
ミュー粒子を使ったかどうかもわからない。
78 :
ウランの密輸の探知にミュオンを使おうとしてる人ならいる
79 :
>>77
ミューは使ってるが当時は原子核乾板だろうね
半導体の能力低すぎるから
80 :
81 :
潜水艦探知に使えそうだ
82 :
この技術は炭鉱や石切り場などの空洞調査にも使えそうだ。
たぶん、山やピラミッドなどの突起物じゃないと測定が難しいが、
平地でも地下の適当な深さにセンサーを埋設して目標に向ければ
空洞の撮影とか出来るんじゃないだろうか。
全然記録の残ってない江戸時代の石切り場とか、古い炭鉱とか
最近地盤沈下や陥没事故が多発してるから、需要あると思う。
83 :
>>8
地球は丸い
84 :
>>81
動くものは無理だろ。スーパーカミオカンデとか写したらどうなるのかな。
みんなの評価 :
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