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元スレモバP「まゆVS凛」
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「これから始まるのは、夢を現実にするためのファーストステージ……まゆとPさんを結ぶ赤い糸を断ち切ろうとする悪い子に、お仕置きする時間なの。つまり、凛ちゃんはぁ────」
口角を吊り上げ、妖艶に嗤うまゆの身体から紅色のオーラが溢れ出す。
「一方的に躾けられる立場ってこと!」
お互いが戦闘態勢に入ったことを理解した凛は、正面からまゆに突っ込んだ。
自身の力量を過信していた節もあったのだろう。敵の武器がカッターナイフ一本という貧弱な装備であることも、彼女を強気にさせた。
「できるものならっ──!」
凛の踏み込みは完璧だった。
人間離れした速度で駆け、敵を剣の間合いに入れるまでおよそ一秒弱。そこから剣の腹でカッターナイフに一閃を繰り出すまで、瞬きほどの時間もない。
刹那の攻防に凛は勝利した。
蒼穹の剣は容易くまゆの武器を弾き飛ばし、この決闘に終止符を打つ。
はずだった。
口角を吊り上げ、妖艶に嗤うまゆの身体から紅色のオーラが溢れ出す。
「一方的に躾けられる立場ってこと!」
お互いが戦闘態勢に入ったことを理解した凛は、正面からまゆに突っ込んだ。
自身の力量を過信していた節もあったのだろう。敵の武器がカッターナイフ一本という貧弱な装備であることも、彼女を強気にさせた。
「できるものならっ──!」
凛の踏み込みは完璧だった。
人間離れした速度で駆け、敵を剣の間合いに入れるまでおよそ一秒弱。そこから剣の腹でカッターナイフに一閃を繰り出すまで、瞬きほどの時間もない。
刹那の攻防に凛は勝利した。
蒼穹の剣は容易くまゆの武器を弾き飛ばし、この決闘に終止符を打つ。
はずだった。
「────っ!?」
獲ったと確信した瞬間、まゆがくすりと笑った。
悪寒に襲われ、凛は防御態勢に移行する。振るおうとした剣を胴体の防御に回したのと同時に、彼女の身体は遥か後方に突き飛ばされた。
屋上入口の壁に叩き付けられた凛は、衝撃で身動きが取れない。コンクリートの壁にめり込んだ身体を必死で引き剥がそうとするも、想像以上のダメージを受けた影響からか、自由が利かなかった。
「さっきのは……一体……」
不敵な笑みを崩さず、ゆっくりと歩み寄って来る眼前の敵を視界に入れ、凛は思考した。
何故、自分は攻撃を受けたのか。どうして相手の攻撃が見えなかったのか。先ほどの攻撃を見る限りまゆは念動力系の能力者だが、どうして遠距離からの攻撃ではなく、至近距離からの攻撃を試みたのか。
相手との距離が近い方が威力も増すということなら、こちらも距離を取って戦えばいい。
しかし、まゆの能力がそんな単純なものでないことは察しがついていた。
「念力で吹き飛ばされたというより、あれはむしろ────」
透明な壁に突き飛ばされた、の方が近い。
先ほどの攻撃を、凛はそう解釈した。
獲ったと確信した瞬間、まゆがくすりと笑った。
悪寒に襲われ、凛は防御態勢に移行する。振るおうとした剣を胴体の防御に回したのと同時に、彼女の身体は遥か後方に突き飛ばされた。
屋上入口の壁に叩き付けられた凛は、衝撃で身動きが取れない。コンクリートの壁にめり込んだ身体を必死で引き剥がそうとするも、想像以上のダメージを受けた影響からか、自由が利かなかった。
「さっきのは……一体……」
不敵な笑みを崩さず、ゆっくりと歩み寄って来る眼前の敵を視界に入れ、凛は思考した。
何故、自分は攻撃を受けたのか。どうして相手の攻撃が見えなかったのか。先ほどの攻撃を見る限りまゆは念動力系の能力者だが、どうして遠距離からの攻撃ではなく、至近距離からの攻撃を試みたのか。
相手との距離が近い方が威力も増すということなら、こちらも距離を取って戦えばいい。
しかし、まゆの能力がそんな単純なものでないことは察しがついていた。
「念力で吹き飛ばされたというより、あれはむしろ────」
透明な壁に突き飛ばされた、の方が近い。
先ほどの攻撃を、凛はそう解釈した。
「まさかこの程度でギブアップなんてしませんよねぇ。ちょっと押したぐらいで鳴かなくなるなんて、しつけ甲斐がありませんよぉ」
優雅な足取りで近づいて来るまゆに負けないよう、強気な姿勢を崩さない凛。
力づくで壁から抜け出すと、蒼の少女は剣に蒼炎を纏わせる。
「当然……本番はこれからだよ」
「そうこなくっちゃ」
夜が深くなり、闇は濃くなっていく。
二人の少女はまだ知らない。
シンデレラを決める夜の舞踏会は、まだ始まったばかりだということを。
優雅な足取りで近づいて来るまゆに負けないよう、強気な姿勢を崩さない凛。
力づくで壁から抜け出すと、蒼の少女は剣に蒼炎を纏わせる。
「当然……本番はこれからだよ」
「そうこなくっちゃ」
夜が深くなり、闇は濃くなっていく。
二人の少女はまだ知らない。
シンデレラを決める夜の舞踏会は、まだ始まったばかりだということを。
え?大体予想できる展開だろう……
85度も曲がってもないと思うんですけど……
85度も曲がってもないと思うんですけど……
乙、能力者バトルになってて草
しぶりんの中の人Diesでヒロインするんだよな
まゆから溢れる大幹部のオーラ…アイドルが能力者なのは基本だよな
しぶりんの中の人Diesでヒロインするんだよな
まゆから溢れる大幹部のオーラ…アイドルが能力者なのは基本だよな
765でも普通のことだしこの世界でも常識だべ
凛はシンデレラガールの力があるし互角以上は戦えるな
凛はシンデレラガールの力があるし互角以上は戦えるな
シンデレラガールズでこれだけの能力者がいるんだから、少数の765勢は一騎当千なんだろうな
765はなぁ・・・
空から青いレーザーが大量に降ってくる歌姫とか
目を合わせた相手をなんでも思い通りに出来る赤いリボンとか
覇王翔煌拳とか
A級ジャンパーとか
・・・おかしいな、格ゲーに居ても不思議じゃないんだがwww
空から青いレーザーが大量に降ってくる歌姫とか
目を合わせた相手をなんでも思い通りに出来る赤いリボンとか
覇王翔煌拳とか
A級ジャンパーとか
・・・おかしいな、格ゲーに居ても不思議じゃないんだがwww
PCS、TP、ポシパ、ラブデス、Lipps、ヴァルキリア、蘭子&飛鳥、みく辺りは能力者だろうな
まゆは愛が重いので一方通行的な能力なのが似合ってるな
まゆは愛が重いので一方通行的な能力なのが似合ってるな
>>59
あれはヒロインでいいのか?
あれはヒロインでいいのか?
765には動物(妖怪なども含む)を使役するのもいるしな
あとはカビゴンもびっくりの瞬時睡眠でhpを回復するのもいるし
穴をどこまでも掘れるのもいたり…あれ?346アイドルがどれだけいても勝てる気がしないぞ…
あとはカビゴンもびっくりの瞬時睡眠でhpを回復するのもいるし
穴をどこまでも掘れるのもいたり…あれ?346アイドルがどれだけいても勝てる気がしないぞ…
茄子さんがどんだけ運が良かろうがよしのんがすごかろうがどうにもならない場合はいくらでもあるし346勢じゃ勝ち目ないな
6
鉄の城を登る二人の足取りは重い。
まゆと凛がエレベーターで屋上に向かったことを察したちひろとPは、非常階段から屋上を目指すことにした。彼女達と同じようにエレベーターを利用して屋上まで行くと、入口で鉢合わせする可能性があったので、仕方がないと割り切るしかなかったのだ。
「Pさん、もう少しで屋上ですから頑張ってください」
「はあ……はあ……どうしてそんなに元気なんだよ。あんた、普段は運動なんてしてないじゃないか」
「こう見えて、身体の使い方には心得があるんです。良ければ今度、ご指導しますけど」
「いや、いい。遠慮しとく」
「それは残念。でもこの階段ぐらいは気合で踏破してくださいね」
「わかってるよ。身から出た錆だからな」
346プロのオフィスビルは、近隣にあるアイドルプロダクションの中でも群を抜いた高層となっている。途中の階まではエレベーターを使用したとはいえ、屋上まで行くとなればそれなりの階数を重ねなければならない。
Pは運動を蔑ろにしていた日頃の自分を呪うしかなかった。
鉄の城を登る二人の足取りは重い。
まゆと凛がエレベーターで屋上に向かったことを察したちひろとPは、非常階段から屋上を目指すことにした。彼女達と同じようにエレベーターを利用して屋上まで行くと、入口で鉢合わせする可能性があったので、仕方がないと割り切るしかなかったのだ。
「Pさん、もう少しで屋上ですから頑張ってください」
「はあ……はあ……どうしてそんなに元気なんだよ。あんた、普段は運動なんてしてないじゃないか」
「こう見えて、身体の使い方には心得があるんです。良ければ今度、ご指導しますけど」
「いや、いい。遠慮しとく」
「それは残念。でもこの階段ぐらいは気合で踏破してくださいね」
「わかってるよ。身から出た錆だからな」
346プロのオフィスビルは、近隣にあるアイドルプロダクションの中でも群を抜いた高層となっている。途中の階まではエレベーターを使用したとはいえ、屋上まで行くとなればそれなりの階数を重ねなければならない。
Pは運動を蔑ろにしていた日頃の自分を呪うしかなかった。
「……Pさんは」
「何」
「二人をどうするおつもりですか」
「どうするって……それは──」
「このまま屋上に行ったとして、わたしたちにできることは精々説得することぐらいです。
もし失敗したらなにをされるかわかりませんし、最悪の場合、電撃入籍することになるかも」
「ははっ、笑えない冗談だ」
「最悪の場合は……です。わたしも最善を尽くします。彼女達も段階を飛ばして、Pさんを手籠めにするようなことはしないでしょう」
「えらく物騒な言葉が聞こえた気がするんだが……まあいいや。結局のところ、二人をどうするのかってことが知りたいんだろ」
「はい。今後の方針を固めるためにも──是非」
ちひろの声のトーンは重く、低い。
先導する彼女の背に向かって、Pは言う。
「だったら答えは決まってる。僕はあいつらを止める──それだけだ」
淡々とした足取りで進んでいた、ちひろの足が止まる。
「……仮に自分が危険な目にあったとしても?」
「何」
「二人をどうするおつもりですか」
「どうするって……それは──」
「このまま屋上に行ったとして、わたしたちにできることは精々説得することぐらいです。
もし失敗したらなにをされるかわかりませんし、最悪の場合、電撃入籍することになるかも」
「ははっ、笑えない冗談だ」
「最悪の場合は……です。わたしも最善を尽くします。彼女達も段階を飛ばして、Pさんを手籠めにするようなことはしないでしょう」
「えらく物騒な言葉が聞こえた気がするんだが……まあいいや。結局のところ、二人をどうするのかってことが知りたいんだろ」
「はい。今後の方針を固めるためにも──是非」
ちひろの声のトーンは重く、低い。
先導する彼女の背に向かって、Pは言う。
「だったら答えは決まってる。僕はあいつらを止める──それだけだ」
淡々とした足取りで進んでいた、ちひろの足が止まる。
「……仮に自分が危険な目にあったとしても?」
「そりゃできることなら危険は避けたいし、逃げていいなら迷わず逃げるよ。でも生きてりゃ、一度や二度くらい危険な目に合うことくらいあるだろうさ。それが担当アイドルに関わることだっていうなら──」
一拍置いて、Pは口を開いた。
自身の決意をしっかりと形にするように。
「別に、許せるしさ」
彼の言葉を心の中で反芻したあと、長い沈黙の末、ちひろはリアクションを返した。
「……はあ、相変わらず胸がむかつきますね」
「何故!?今の会話にむかつく要素なんてあったか!?」
「優しくて、優しすぎて、胸がむかつきます。まあ、別にいいですよ。Pさんが自分で決めたことでしたら、わたしがとやかく言うことはありません。ええ、全然構いませんとも。どうぞご自由に──といった感じです。これから屋上に着いて、まゆちゃんと凛ちゃんに乱暴されるのだとしても、大した助力はないと思っていてください。事務員であるところのわたしにしてみれば、今回の件は管轄外ですから。礼もなし、挨拶もなしで帰っていただいて結構です。後片付けだけはしておいてあげますので、遠慮はいりません」
「……世話かけるな」
「いいですよ」
階段を数段上って、彼女は振り返る。
一拍置いて、Pは口を開いた。
自身の決意をしっかりと形にするように。
「別に、許せるしさ」
彼の言葉を心の中で反芻したあと、長い沈黙の末、ちひろはリアクションを返した。
「……はあ、相変わらず胸がむかつきますね」
「何故!?今の会話にむかつく要素なんてあったか!?」
「優しくて、優しすぎて、胸がむかつきます。まあ、別にいいですよ。Pさんが自分で決めたことでしたら、わたしがとやかく言うことはありません。ええ、全然構いませんとも。どうぞご自由に──といった感じです。これから屋上に着いて、まゆちゃんと凛ちゃんに乱暴されるのだとしても、大した助力はないと思っていてください。事務員であるところのわたしにしてみれば、今回の件は管轄外ですから。礼もなし、挨拶もなしで帰っていただいて結構です。後片付けだけはしておいてあげますので、遠慮はいりません」
「……世話かけるな」
「いいですよ」
階段を数段上って、彼女は振り返る。
「でも、これだけは忘れないでください──」
目は口ほどにものを言う。
見つめ合うことで、ちひろはPに自身の想いを伝えようとしていた。
「あなたが自分を犠牲にすることで、傷つく人もいるってこと」
憂いを帯びた瞳は、若干潤んでいる。
それに気がつかない振りができるほど、Pは鈍感でもなければ察しが悪いわけでもなかった。
「ごめん」
「謝らないで。あなたはあの娘たちのプロデューサーなんだから」
「…………っ!だけど僕は!」
「大事なのは優先順位。どちらを優先するべきか──わかりますね」
「……はい」
目は口ほどにものを言う。
見つめ合うことで、ちひろはPに自身の想いを伝えようとしていた。
「あなたが自分を犠牲にすることで、傷つく人もいるってこと」
憂いを帯びた瞳は、若干潤んでいる。
それに気がつかない振りができるほど、Pは鈍感でもなければ察しが悪いわけでもなかった。
「ごめん」
「謝らないで。あなたはあの娘たちのプロデューサーなんだから」
「…………っ!だけど僕は!」
「大事なのは優先順位。どちらを優先するべきか──わかりますね」
「……はい」
そこから屋上に到着するまで、互いに無言のままだった。
非常階段を昇り切り、裏口からオフィスビル屋上に出ると先客がいた。対峙しているまゆと凛は、睨み合ったまま動きを見せない。感ずいてる様子もないので、その隙に二人は屋外ユニットの陰に身を潜めた。
「どうやら間に合ったみたいですね」
「これからなにが始まるんだ?」
「学園異能バトルも真っ青な、人知を超えた死闘です」
「……なっ!?だったら隠れてる暇なんかないだろ!今すぐ止めないと!」
「いえ、まだ動くべきではありません」
「どうして!事が始まってからじゃ、手遅れになる!」
「事はとうの昔に始まっていますよ。あなたが思うよりもずっと前から、導火線に火はついていた──ただ線が長かっただけで、いずれ爆発することはわかっていたんです。手遅れにしたくなかったのなら、ただ”消せば”よかった。しかし、あなたは”消そう”とはしなかった」
「…………そ、それは」
「もう爆発したんですよ、Pさん。悪いことは言いません……事後処理をしたいのなら、今は大人しく彼女たちの様子を見守りましょう。機は必ず訪れます」
「だと良いんだけどな。なんか妙に胸騒ぎがするんだよ」
「至極当然の反応ですよ、それは……あっ、凛ちゃんが動くみたい!」
非常階段を昇り切り、裏口からオフィスビル屋上に出ると先客がいた。対峙しているまゆと凛は、睨み合ったまま動きを見せない。感ずいてる様子もないので、その隙に二人は屋外ユニットの陰に身を潜めた。
「どうやら間に合ったみたいですね」
「これからなにが始まるんだ?」
「学園異能バトルも真っ青な、人知を超えた死闘です」
「……なっ!?だったら隠れてる暇なんかないだろ!今すぐ止めないと!」
「いえ、まだ動くべきではありません」
「どうして!事が始まってからじゃ、手遅れになる!」
「事はとうの昔に始まっていますよ。あなたが思うよりもずっと前から、導火線に火はついていた──ただ線が長かっただけで、いずれ爆発することはわかっていたんです。手遅れにしたくなかったのなら、ただ”消せば”よかった。しかし、あなたは”消そう”とはしなかった」
「…………そ、それは」
「もう爆発したんですよ、Pさん。悪いことは言いません……事後処理をしたいのなら、今は大人しく彼女たちの様子を見守りましょう。機は必ず訪れます」
「だと良いんだけどな。なんか妙に胸騒ぎがするんだよ」
「至極当然の反応ですよ、それは……あっ、凛ちゃんが動くみたい!」
蒼色の剣を構えた凛が、まゆに向かって正面から突っ込んで行く。
対するまゆは片手にカッターナイフ一本だけという、貧弱な装備だ。
「まゆっ!」
「ダメです、Pさん!」
飛び出そうとするPの腕を、強く掴むちひろ。
一瞬の攻防は、その間に決着した。
凛がコンクリートの壁にめり込んだのを見て、Pは驚愕する。何故なら、常人では致命傷になり兼ねないほどの衝撃であるにも関わらず、彼女が平気そうな顔でそこから抜け出そうとしていたからだ。
「嘘だろ、おい……あれじゃまるで──」
「人間じゃないみたいだ、ですか」
「っ!?」
「図星のようですね。でも心配いりません。彼女たちは正真正銘、人間ですよ」
「あんな速度で動ける人間がいてたまるか!仮に存在するのだとしても、凛の身体では不可能な動きじゃないか!」
「でも今、凛ちゃんが動いてるところを見ましたよね」
「い、いや……だけどさ」
「不可能じゃないですよね」
「………………」
対するまゆは片手にカッターナイフ一本だけという、貧弱な装備だ。
「まゆっ!」
「ダメです、Pさん!」
飛び出そうとするPの腕を、強く掴むちひろ。
一瞬の攻防は、その間に決着した。
凛がコンクリートの壁にめり込んだのを見て、Pは驚愕する。何故なら、常人では致命傷になり兼ねないほどの衝撃であるにも関わらず、彼女が平気そうな顔でそこから抜け出そうとしていたからだ。
「嘘だろ、おい……あれじゃまるで──」
「人間じゃないみたいだ、ですか」
「っ!?」
「図星のようですね。でも心配いりません。彼女たちは正真正銘、人間ですよ」
「あんな速度で動ける人間がいてたまるか!仮に存在するのだとしても、凛の身体では不可能な動きじゃないか!」
「でも今、凛ちゃんが動いてるところを見ましたよね」
「い、いや……だけどさ」
「不可能じゃないですよね」
「………………」
言葉に詰まるPにわかるよう、ちひろは先程の攻防を解説することにした。
教え子に指導する教師のように、我が子を諭す母のように、わざとらしく人差し指を立てる仕草も忘れずに。
「これは推測ですが、おそらく凛ちゃんは強化系の能力者です」
「強化系って──車より早く走れるようになったり、岩を砕けるぐらい力強くなったりするアレのこと?」
「概ね、その解釈で間違いありません。先ほどPさんが言った通り、どんな鍛え方をしても人間には限界があります。ですが、筋力とは違うものを出力に上乗せすることで、限界を容易く突破することができる人たちが存在するんです」
「それが強化系の能力者か」
「はい。単純な身体能力強化だけでは今の速度は出せませんし、別次元干渉を行って物体を呼び寄せるなんて不可能……多くの能力者を目にしてきましたが、これほどの使い手には会ったことがない」
「ああ、その点に関してだけは同意する。僕もあんな人間にはあったことがない。でも今の説明は凛についてしか語ってないだろ。まゆはどうなんだ」
「本当に一瞬だったのではっきりと断ずることはできませんが、まゆちゃんも能力を発動させたはず……貧弱な武器しか所持していない余裕振りから察するに、彼女は念動力系の能力。しかし、まゆちゃんは──」
顎に手を当て思案する素振りを見せるちひろ。
彼女が若干俯き、暗い表情となったのをPは見逃さなかった。
教え子に指導する教師のように、我が子を諭す母のように、わざとらしく人差し指を立てる仕草も忘れずに。
「これは推測ですが、おそらく凛ちゃんは強化系の能力者です」
「強化系って──車より早く走れるようになったり、岩を砕けるぐらい力強くなったりするアレのこと?」
「概ね、その解釈で間違いありません。先ほどPさんが言った通り、どんな鍛え方をしても人間には限界があります。ですが、筋力とは違うものを出力に上乗せすることで、限界を容易く突破することができる人たちが存在するんです」
「それが強化系の能力者か」
「はい。単純な身体能力強化だけでは今の速度は出せませんし、別次元干渉を行って物体を呼び寄せるなんて不可能……多くの能力者を目にしてきましたが、これほどの使い手には会ったことがない」
「ああ、その点に関してだけは同意する。僕もあんな人間にはあったことがない。でも今の説明は凛についてしか語ってないだろ。まゆはどうなんだ」
「本当に一瞬だったのではっきりと断ずることはできませんが、まゆちゃんも能力を発動させたはず……貧弱な武器しか所持していない余裕振りから察するに、彼女は念動力系の能力。しかし、まゆちゃんは──」
顎に手を当て思案する素振りを見せるちひろ。
彼女が若干俯き、暗い表情となったのをPは見逃さなかった。
「勿体ぶらずに教えてくれ。今は少しでも情報が欲しい」
「いえ、確証のないことはあまり口にしたくないので……それよりPさん、気がついてますか」
「え……えっと、なんのことだ」
「Pさん、敬語禁止──ちゃんとできるようになったんですね」
両手を合わせて目を輝かせるちひろは、ここではないどこか別の場所を見ているよう。大胆に顔を近づかせてくる彼女から離れるため、Pは大きく仰け反ることになった。
「本当なら年上にため口なんて柄じゃないんだけど、まあ非常時だし、気を遣ってばかりだと逆に迷惑かと思ってさ」
「またまたぁ、クールぶっちゃって。本当は恥ずかしかっただけでしょう」
「口は災いの元って言葉知ってるか」
「災い転じて福と為すともいいます」
「………………」
にやつくちひろから無言で視線を外し、Pは戦闘を続ける二人に目を向ける。超人的な身体能力を誇る凛を、いとも簡単に吹き飛ばしてしまえるほどの力。それがどのようなものにしても、まゆが一筋縄ではいかないことは容易に想像がついた。
彼にできることは、あまりにも少ない。
「いえ、確証のないことはあまり口にしたくないので……それよりPさん、気がついてますか」
「え……えっと、なんのことだ」
「Pさん、敬語禁止──ちゃんとできるようになったんですね」
両手を合わせて目を輝かせるちひろは、ここではないどこか別の場所を見ているよう。大胆に顔を近づかせてくる彼女から離れるため、Pは大きく仰け反ることになった。
「本当なら年上にため口なんて柄じゃないんだけど、まあ非常時だし、気を遣ってばかりだと逆に迷惑かと思ってさ」
「またまたぁ、クールぶっちゃって。本当は恥ずかしかっただけでしょう」
「口は災いの元って言葉知ってるか」
「災い転じて福と為すともいいます」
「………………」
にやつくちひろから無言で視線を外し、Pは戦闘を続ける二人に目を向ける。超人的な身体能力を誇る凛を、いとも簡単に吹き飛ばしてしまえるほどの力。それがどのようなものにしても、まゆが一筋縄ではいかないことは容易に想像がついた。
彼にできることは、あまりにも少ない。
7
蒼炎がうねり、剣が煌めく。
凛は剣に炎を纏わせると、眼前の敵を見据え構える。
中段の構えから大きく剣を振り被ると、そのまま一閃。横薙ぎに振るわれた剣から、鉄をも切り裂く衝撃波が放たれた。蒼炎が加わった空気の刃は、まゆ目掛けて一直線に飛んでいく。
凛の攻撃は至ってシンプル。
対抗策を講じなければ、致命傷は間違いない強力な一撃。
しかし、まゆは前進を止めなかった。
それどころか、腕を上げようともしない。
ノーモーションで自身への攻撃を掻き消し、確実に歩を進めて行く。
「なんですか、それはぁ。ごっこ遊びなら余所でやってください」
「……遠距離でもダメ、か。厄介な能力だね」
余裕と慢心ばかりのまゆとは対照的に、凛は冷静だった。
自分の攻撃が通用していないことを悟ると、すぐ別の攻撃方法を模索して、実行に移そうとする。蒼の力だけに頼らず、自らの頭脳とセンスで活路を見出そうとするのが彼女の戦闘スタイル。
蒼炎がうねり、剣が煌めく。
凛は剣に炎を纏わせると、眼前の敵を見据え構える。
中段の構えから大きく剣を振り被ると、そのまま一閃。横薙ぎに振るわれた剣から、鉄をも切り裂く衝撃波が放たれた。蒼炎が加わった空気の刃は、まゆ目掛けて一直線に飛んでいく。
凛の攻撃は至ってシンプル。
対抗策を講じなければ、致命傷は間違いない強力な一撃。
しかし、まゆは前進を止めなかった。
それどころか、腕を上げようともしない。
ノーモーションで自身への攻撃を掻き消し、確実に歩を進めて行く。
「なんですか、それはぁ。ごっこ遊びなら余所でやってください」
「……遠距離でもダメ、か。厄介な能力だね」
余裕と慢心ばかりのまゆとは対照的に、凛は冷静だった。
自分の攻撃が通用していないことを悟ると、すぐ別の攻撃方法を模索して、実行に移そうとする。蒼の力だけに頼らず、自らの頭脳とセンスで活路を見出そうとするのが彼女の戦闘スタイル。
「なら、次は出力を上げて──」
足に力を集中させると、地面を踏み抜いて駆け出す。
「叩くっ!!」
正面が駄目なら側面からの攻撃を試せばいい。
まゆの左側に回り込み、手心のない全力の一撃を打ち込む。
が、剣はまたしても見えない壁に阻まれた。
「くっ────!」
「無駄ですよぉ。薄汚い雌犬の牙なんて届きません」
「どうかな。そんなこと言って、あとで吠え面かいても知らないよ」
「あら、鳴くのは凛ちゃんの役目だと思ってましたけど、違うんですかぁ?」
「……上等っ!!」
凛は見えない壁に向かって、連撃を繰り出す。
ただ闇雲に剣を振るっているのではなく、見えない壁の耐久力を確認する意味も込めて、ひたすら攻撃を続ける。
一撃が必殺の威力を持つ斬撃。
それが数十も襲い掛かってくるのだ。如何な手練れであっても、全てを完璧に捌き切るのは不可能に近い。
足に力を集中させると、地面を踏み抜いて駆け出す。
「叩くっ!!」
正面が駄目なら側面からの攻撃を試せばいい。
まゆの左側に回り込み、手心のない全力の一撃を打ち込む。
が、剣はまたしても見えない壁に阻まれた。
「くっ────!」
「無駄ですよぉ。薄汚い雌犬の牙なんて届きません」
「どうかな。そんなこと言って、あとで吠え面かいても知らないよ」
「あら、鳴くのは凛ちゃんの役目だと思ってましたけど、違うんですかぁ?」
「……上等っ!!」
凛は見えない壁に向かって、連撃を繰り出す。
ただ闇雲に剣を振るっているのではなく、見えない壁の耐久力を確認する意味も込めて、ひたすら攻撃を続ける。
一撃が必殺の威力を持つ斬撃。
それが数十も襲い掛かってくるのだ。如何な手練れであっても、全てを完璧に捌き切るのは不可能に近い。
「気が済みました?」
だが、まゆは全ての攻撃を防ぎ切った。
指一本動かさず、じっと凛を見つめるだけで成し遂げてしまった。
「────っ!?」
「うふ……今度はこっちの番」
まゆの気が爆発的に高まったのを感じ取り、凛は全力で跳躍。十メートルほどの距離を空け、先ほどと同じ轍は踏まないよう警戒する。
次の攻撃に対応するため、空から下界を見下ろしていると顔を上げたまゆと視線が合った。
「お空まで飛べるなんて、過ぎた力。けど、まゆには通じない」
まゆは片手を上げ、滞空している凛に向かって伸ばす。
手の平を彼女に向けると、強く願った。
堕ちろ、堕ちろ、堕ちろ、堕ちろ──と。
それはまるで、星を掴むような動作だった。
それはまるで、人を蝕むような呪詛だった。
「アレを落としなさい──”エヴリデイドリーム”」
来るという確信があった。
だからこそ、ここが上空十メートルの高さであろうとも、油断が生まれることはない。
凛の持つ蒼の力は、彼女に未来予知に近い直感を与えている。
己の身に迫る危機に対する構えは万全であり、盤石。
だが、まゆは全ての攻撃を防ぎ切った。
指一本動かさず、じっと凛を見つめるだけで成し遂げてしまった。
「────っ!?」
「うふ……今度はこっちの番」
まゆの気が爆発的に高まったのを感じ取り、凛は全力で跳躍。十メートルほどの距離を空け、先ほどと同じ轍は踏まないよう警戒する。
次の攻撃に対応するため、空から下界を見下ろしていると顔を上げたまゆと視線が合った。
「お空まで飛べるなんて、過ぎた力。けど、まゆには通じない」
まゆは片手を上げ、滞空している凛に向かって伸ばす。
手の平を彼女に向けると、強く願った。
堕ちろ、堕ちろ、堕ちろ、堕ちろ──と。
それはまるで、星を掴むような動作だった。
それはまるで、人を蝕むような呪詛だった。
「アレを落としなさい──”エヴリデイドリーム”」
来るという確信があった。
だからこそ、ここが上空十メートルの高さであろうとも、油断が生まれることはない。
凛の持つ蒼の力は、彼女に未来予知に近い直感を与えている。
己の身に迫る危機に対する構えは万全であり、盤石。
「来るとわかっていれば、弾き返すぐらい──!」
しかし、彼女は知らなかった。
この世には、常に想像を凌駕する”夢”が存在するのだということを。
「えっ…………」
念動力にばかり集中していた凛は、正面に突然現れた人型の物体に呆気を取られてしまった。
マネキン人形に酷似した造形をした人型は、全長二メートルほどの大きさがあり、目と口がない。人と全く変わらないのに、どこか不気味な雰囲気を感じるのは、本来なら在るはずの部分がないからだろう。
まゆが呼び出した人形は両手を組み、拳を大きく振り上げると凛に向かって振り下ろした。いわゆるダブルスレッジハンマーである。
剣で防ぐことには成功したので、頭部への直撃は避けられた。だが予想外の攻撃を完全に受け止め切れたわけではない。凄まじい強度を持つ一撃を喰らったことで、凛は地上に叩き落とされた。
上空十メートルの高さから受け身も取らずに落下したことにより、常人には耐え難い激痛が彼女を襲う。
しかし、彼女は知らなかった。
この世には、常に想像を凌駕する”夢”が存在するのだということを。
「えっ…………」
念動力にばかり集中していた凛は、正面に突然現れた人型の物体に呆気を取られてしまった。
マネキン人形に酷似した造形をした人型は、全長二メートルほどの大きさがあり、目と口がない。人と全く変わらないのに、どこか不気味な雰囲気を感じるのは、本来なら在るはずの部分がないからだろう。
まゆが呼び出した人形は両手を組み、拳を大きく振り上げると凛に向かって振り下ろした。いわゆるダブルスレッジハンマーである。
剣で防ぐことには成功したので、頭部への直撃は避けられた。だが予想外の攻撃を完全に受け止め切れたわけではない。凄まじい強度を持つ一撃を喰らったことで、凛は地上に叩き落とされた。
上空十メートルの高さから受け身も取らずに落下したことにより、常人には耐え難い激痛が彼女を襲う。
「がはっ…………」
このまま意識を失ってしまった方が、楽になれる。
目を閉じて、明日のことを考えればいい。それだけで全て片が付く。朝食は何にしよう。ああ、ハナコの散歩も忘れちゃダメだ。学校ではそれなりに勉強しないと体裁保てないし、シンデレラプロジェクトのみんなといつも通りスケジュールこなさないと、あいつが無駄に心配するかな──あれ、あいつって誰だっけ。
瞬間、世話焼きのバカ面が脳裏に浮かんだ。
「あいつの、仕事量に比べれば……これしき、大したこと……ない……」
痛む身体に鞭打って、剣を杖にしながら立ち上がる。
ダメージは蓄積されていたが、余力はまだ十分に残っていた。
「決まりだと思ったんですけど、意外とタフですねぇ。強化系だということはわかっていましたが、まさかここまでとは──益々放置できなくなりました」
「頑丈なのは誰かさん似でさ……いつから似てきたのか、見当もつかないんだ」
必死に立ち上がる蒼の少女に、まゆは無慈悲な視線を送る。
「……今後Pさんに近づかないと固く誓えるのなら、この場は見逃してあげてもいいですよぉ。まゆも弱い者いじめしたいわけじゃありませんので」
紅の少女の提案を無視して、凛は再び剣を構えた。
まゆの傍には、マネキンに似た人形が主を守るように佇んでいる。剣を構えるということは即ち、戦う意志があるのだと示すことに他ならない。
戦闘を続けるということは、彼女の傍らで意志もなく存在する人型と再戦することを意味していた。
このまま意識を失ってしまった方が、楽になれる。
目を閉じて、明日のことを考えればいい。それだけで全て片が付く。朝食は何にしよう。ああ、ハナコの散歩も忘れちゃダメだ。学校ではそれなりに勉強しないと体裁保てないし、シンデレラプロジェクトのみんなといつも通りスケジュールこなさないと、あいつが無駄に心配するかな──あれ、あいつって誰だっけ。
瞬間、世話焼きのバカ面が脳裏に浮かんだ。
「あいつの、仕事量に比べれば……これしき、大したこと……ない……」
痛む身体に鞭打って、剣を杖にしながら立ち上がる。
ダメージは蓄積されていたが、余力はまだ十分に残っていた。
「決まりだと思ったんですけど、意外とタフですねぇ。強化系だということはわかっていましたが、まさかここまでとは──益々放置できなくなりました」
「頑丈なのは誰かさん似でさ……いつから似てきたのか、見当もつかないんだ」
必死に立ち上がる蒼の少女に、まゆは無慈悲な視線を送る。
「……今後Pさんに近づかないと固く誓えるのなら、この場は見逃してあげてもいいですよぉ。まゆも弱い者いじめしたいわけじゃありませんので」
紅の少女の提案を無視して、凛は再び剣を構えた。
まゆの傍には、マネキンに似た人形が主を守るように佇んでいる。剣を構えるということは即ち、戦う意志があるのだと示すことに他ならない。
戦闘を続けるということは、彼女の傍らで意志もなく存在する人型と再戦することを意味していた。
「ホント、無理させてくれるよね。全部終わったら、愚痴の一つは言わせてもらわないと割に合わないな」
「……まだ答えを聞いていませんけど」
中段に構えた剣に左手を添え、蒼の少女は大きく深呼吸。
倒すべき宿敵を瞳に映し、己の枷としていた拘束制御術式を解放する。
すると先程とは比べ物にならないほどの気が溢れ出し、彼女を覆っていく。蒼の力はもはや目視できる濃度にまで達しようとしていた。
「…………どうやらまだ躾が足りないみたいですね」
空気中に広がっていく蒼色の気の濃さに、顔をしかめるまゆ。
艶やかな長髪をなびかせ、凛はセカンドステージの幕上げを高らかに告げた。
「来なよ、夢見がち。あんたとPを繋ぐ妄想の糸は、ここで断ち切る!」
「……まだ答えを聞いていませんけど」
中段に構えた剣に左手を添え、蒼の少女は大きく深呼吸。
倒すべき宿敵を瞳に映し、己の枷としていた拘束制御術式を解放する。
すると先程とは比べ物にならないほどの気が溢れ出し、彼女を覆っていく。蒼の力はもはや目視できる濃度にまで達しようとしていた。
「…………どうやらまだ躾が足りないみたいですね」
空気中に広がっていく蒼色の気の濃さに、顔をしかめるまゆ。
艶やかな長髪をなびかせ、凛はセカンドステージの幕上げを高らかに告げた。
「来なよ、夢見がち。あんたとPを繋ぐ妄想の糸は、ここで断ち切る!」
具現化系や複合タイプの能力者かまゆ
Masque:Radeのセンター争奪が能力者バトルなら死人が出そう
Masque:Radeのセンター争奪が能力者バトルなら死人が出そう
某強欲の人造人間もありえないなんことはない言ってたしアリエールなんだよきっと(白目)
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